モノクロ写真の
世界へようこそ桜井善茂 写真集 (本) 冬の裏磐梯 恩田川
(横浜市)
写真展
鑑賞記録皆の
写真集
(写真集リスト)銀塩用語
(一口メモ)「母百歳の日々」
第1回入江泰吉記念
写真賞 受賞記念「福島潟」
オオヒシクイの越冬地「やすらぎ」
ほっとする日本の景色
・合計 4527項目。。。。。。。。。。。。。。。なんでも写真館長
なお、情報をいただければ追加・訂正・削除します(リスト記載内容の責任は負えません)。
主な調査資料を「参考資料」として、項目中に記載してあります。
なんでも写真館 (モノクロ写真工房 やすらぎ 桜井善茂 〒226-0027 横浜市緑区長津田3-10-20)記載順序
①数字 ,
②A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T, U, V, W, X, Y, Z
③あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行
追加改定 2024.11.4
タイトル (数字、英字、あいうえお順) |
内 容 | |
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0番シャッター(#0 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。主に中・大型カメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径24mm,外形58mm. | |
00番シャッター(#00 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。主に35mmカメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径17.8mm,外形47.5mm. | |
000番シャッター(#000 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。ハーフサイズカメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径12mm,外形14mm. | |
1BスカイライトSuperPRO(W) | 広角レンズ対応の超薄型スカイライトフィルター,紫外線のカット(吸収)とシャドヴ部に生じる青味を補正する(ケンコー)。 | |
1光電池法 | 一光電池法(イチコウデンチホウ)参照。 | |
1脚 | 一脚(イッキャク)参照。 | |
1コマ撮影 | 一コマ撮影(ヒトコマサツエイ)参照。 | |
1絞り | 1絞り(ヒトシボリ)参照。 | |
1番シャッター(#1 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。大型カメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径29mm,外形71mm. | |
1分 | ①暗室でのかぶりテストの露光時間,②定着後の予備水洗時間 | |
1分30秒 | モノクロ現像時間(RCペーパーの場合;1分~1分30秒間) | |
1-フェニル-3-ピラゾリドン (1-Phenyl-3-pyrazolidione) |
「フェニドン」参照。 | |
1,2,3-トリヒドロキシベンゼン | 「ピロガロール」参照。 | |
1,4ジアミノベンゼン (1,4-Diaminobenzene) |
「パラミン」参照。 | |
1,4-ジハイドロキシベンゼン | 「ハイドロキノン」参照。 | |
1.5%酢酸溶液 | モノクロ現像の停止液の酢酸濃度。印画紙,フィルムとも。 | |
2℃ | 暗室内の室温は現像温度より2℃位高い温度が作業しやすい。 | |
2絞り | 「二絞り(フタシボリ)」参照。 | |
二光電池法 | 「二光電池法(ニコウデンチホウ)」参照。 | |
2酢酸セルロース | 「二酢酸セルロース(ニサクサンセルロース)」参照。 | |
2軸式回転ダイヤル | 「二軸式シャッターダイヤル」参照。 | |
2軸式シャッターダイヤル | 「二軸式シャッターダイヤル(ニジクシキシャッターダイアル)」参照。 | |
2次スペクトル | 「二次スペクトル(ニジスペクトル)」参照。 | |
2重散光濃度 | 「二重散光濃度(ニジュウサンコウノウド)」参照。 | |
2重像合致式距離計 | 「二重像合致式距離計(ニジュウゾウガッチシキキョリケイ)」参照。 | |
2重露出 | 「二重露出(ニジュウロシュツ)」参照。 | |
2焦点カメラ | 「二焦点カメラ(ニショウテンカメラ)」参照。 | |
二色式温度計 | 「二光電池法」参照。 | |
2番シャッター(#1 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。大型カメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径35mm,外形80.5mm. | |
2-プロパノール | 「イソプロピルアルコール」参照。 | |
2.5(2・1/2) | モノクロ引伸ばし時の多諧調紙に良いフィルターの号数。 | |
3x6 (サブ・ロク) | 写真用紙のサイズで3尺x6尺。 | |
3Dカメラ | 立体写真を撮影するカメラ。3眼式カメラで撮影し、3枚のネガからレンチキュラーレンズの付いた印画紙にプリントし、ブュアーや専用メガネを使わないで裸眼で立体像を見ることができる。 | |
3ウェイ雲台 | 「スリーウェイ雲台」参照。 | |
3角構図 | 「三角構図」参照。 | |
3角追跡 | 「三角追跡」参照。 | |
3脚 | 「三脚」参照。 | |
3脚座 | 「三脚座」参照。 | |
3脚ねじ穴 | 「三脚ねじ穴」参照。 | |
3脚取付部 | 「三脚取付部」参照。 | |
3脚メーカー | 「三脚メーカー」参照。 | |
3原色 | 「三原色」参照。 | |
3酢酸セルロース | 「三酢酸セルロース」参照。 | |
3酢酸繊維素 | 「三酢酸繊維素」参照。 | |
3刺激値 | 「三刺激値」参照。 | |
3色係数 | 「三色係数」参照。 | |
3色式温度計 | 「三色式温度計」参照。 | |
3色刺激値 | 「三色刺激値」参照。 | |
3色分解フィルター (Color separation filter) |
被写体の色彩を3原色に分解して3枚のネガを作るときに使う赤緑青一組のフィルター。 | |
3番シャッター(#3 shutter) | レンズシャッターの形状の大きさを表す記号。大型カメラに使われるシャッターでシャッター開口部直径40mm,外形88mm. | |
3分 | バライタ印画紙の現像時間(印画紙に寄り異なる)。 | |
4x4判(ヨンヨンバン、フォーバイフォー) 4x4cm format |
127フィルム(画面サイズ4x4cm)。 | |
4x5(よんごう版) | 4x5(しのご)参照。 | |
4x5判(シノゴ) | フルムサイズ。10.2x12.7cm(4x5インチ)。 | |
4x5カメラ (シノゴバンカメラ、ヨンゴウバンカメラ) |
4x5インチのサイズのフィルムを使う大型カメラ。シノゴとも呼ぶ。このサイズのカメラではビューカメラ、プレスカメラ、スタジオカメラ等がある。 | |
4x5フィルム | 10.2x12.7cm(4x5インチ)の大きさのフィルム。 | |
5-ニトロベンズイミダゾール硝酸塩 | 「有機カブリ防止剤」参照。 | |
5x7判(ゴカケルナナバン) | 大型カメラ用のシートフィルムで画面サイズが5x7インチの大きさのもの。 | |
6x4.5(ロクヨンゴ) | 6cmx4.5cmのフィルム、又はそのフィルムを使うカメラ。使うフィルムはブローニーフィルムと呼ぶ。 | |
6x4.5判(ロクヨンゴバン) | 「6x4.5」参照。 | |
6x4.5判スプリングカメラ | 小西六パールⅢ、セミプリンス~ラック、セミミノルタ、セミレオタックス、ツァイス・イコン・イコンタ520、ツァイス・イコン・イコンタ531、バルダ・バルダックス、フォクトレンダー・ビルタス、フジカGS645プロフェッショナル、プラウベル・ロールOPⅡ、ペトリRF,ロス・エンサイン・オートレンジ16-20等のスプリングカメラがある。 | |
6x6(ロクロク) | 6cmx6cmのフィルム、又はそのフィルムを使うカメラ。使うフィルムはブローニーフィルムと呼ぶ。 | |
6x6判(ロクロクバン) | 「6x6」参照。 | |
6x6判一眼レフカメラ | 6x6判のフィルムを使用する一眼ンレフカメラ、代表的なかめらにハッセルブラードがある。 | |
6x6判スプリングカメラ | アグファ・オートマチック66、アグファ・スーパーイゾルッテ、アンスコ・タイタン、ウエルタ・ウエルトゥア、オリンパスクロームシックスⅡ、カール6、シーガル203、スーパーフジカシックス、ツァイス・イコン・スーパーイコンタ532/16、バルダ・スーパーバルダックス、フォクトレンダー・ベッサ66、フォクトレンダー・ベルケオE、フジカシックスⅡC、プレスバン、マミヤ6ⅣB、ミハマシックスⅢA、メオプタミロナ、ルビナル120等のスプリイングカメラがある。 | |
6x7判(ロクナナ) | 6cmx7cmのフィルム、又はそのフィルムを使うカメラ。使うフィルムはブローニーフィルムと呼ぶ。 | |
6x7判スプリングカメラ | プラウベルマキナ67スプリングカメラ。 | |
6x8判(ロクハチバン、ロクカケルハチバン) (6x8cm format) |
幅が6cmのフィルム画面サイズ、120フィルムで9枚撮影できる。 | |
6x9判(ロクキュウ) | 6cmx9cmのフィルム、又はそのフィルムを使うカメラ。使うフィルムはブローニーフィルムと呼ぶ。 | |
6x9判(ロクキュウバン) | 「6x9」参照。 | |
6x9判スプリングカメラ | アグファ・レコードⅢ、イーハーゲー・ウルトリックス、エブナー、エンサイン・セルフィックス820スペシャル、ゲルツ・ロール・テナックス、コダック・リーゼント、コンテンサ・ネッテル・コカレッテ、スーパー・ポンチュラ、ツァイス・イコン・イコンネッター515/2、ヂュマリアーラピエル・テルカⅢ、バイヤー・リファックス、フォクトレンダー・イノスⅡ、フォクトレンダー・スーパー・ベッサ、フォクトレンダー・ベッサ、フォクトレンダー・ベッサⅡ、フランカ・ロールフィックスⅡ、モスクワ5、ローデンストック・クラロビット、ロワイエA等のスプリングカメラがある。 | |
8x10判(エイトバイテン) | エイトバイテンと読む。 フィルムのサイズ(8インチX10インチ)。大型フィルムであるので特に美術工芸品の模写等に有効。 |
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13x18 | 13x18cm(5x7インチ)。 | |
16ミリカメラ | 16ミリの映画撮影用フィルムと同じ寸法のフィルムを使うカメラ。画面サイズが10x14mm12x17mmになった。ミノルタ16やマミヤ16がある。 |
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16ミリ判 (16mm format) | 16mmフィルムを使うカメラ用の幅16mmサイズのフィルム。 | |
18℃ | モノクロフィルム及び印画紙の現像温度としての最低温度。一般的には現像は20℃~24℃までの間がよい。 | |
18%灰色 | 光の反射率が18%である灰白色のもの。 | |
24℃ | 一般には現像温度は24℃までだが,モノクロ印画紙の推奨温度が20℃ではなく,24℃のものもある。例:サイバーグラフィックの純黒調現像液スーパーオリトーンPB,冷黒調現像液スーパーオリトーンCB。 | |
35ミリカメラ 35ミリ判カメラ |
35mmフィルム(135タイプ)を使うカメラ。フィルム画面サイズは24幅x36mm。ライカ判又はフルサイズとも呼ばれる。 | |
35mmカメラのフィルムサイズについての疑問 | 135タイプのカメラは24x36mmサイズばかりである、何故黄金分割である24x mmサイズの撮影ができるようにならないのか。縦横比の異なる6x7サイズの中判カメラもあるのに。 | |
35mm判スプリングカメラ | アグファ・カラートⅣ、アルコ35、ウェルタ・ウエルチニ、コダック・レチナⅡ、コダック・レチナⅢc、コダック・レチナ118、チノンベラミ、ツァイス・イコン・スパーネッテル、ツァイス・イコン・コンテッサ、ツァイス・イコン・イコンタ35、ツエルト・スーパードリナーⅡ、フォクトレンダー・ビトーⅡa、フォクトレンダー・ビトーⅢ、フォクトレンダー・ビテッサ等の35mmスプリングカメラがある。 | |
35mmフィルム | 画面サイズ24x36mmの画像を撮影できるフィルム。JISでは135フィルム。 | |
50mmレンズ | ①遠近感フレームが人間の眼に近い。 ②表現を増やすため50mmレンズを使って練習すること。 |
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100 DELTAプロ | 「イルフォード100デルタプロ」参照。 | |
100TX | 「コダック TRI- X100フィルム 」参照。 | |
110 | 「ワンテン」参照。 | |
110カメラ (ワンテンカメラ、ヒャクジュウカメラ) |
小型カートリッジ内に16ミリ幅のフィルムを持つカメラ、画面サイズは13x17ミリ。 | |
110サイズ (ワンテンサイズ、ヒャクジュウサイズ) |
「ワンテン」参照。 | |
120フィルム | ブローニーフィルムともいわれフィルム幅61.5mm。JIS表記J120。 | |
120フィルムと220フィルムの違い | ①120フィルムと220フィルムの撮影枚数(120フィルム撮影枚数/220フィルム撮影枚数)は次による。6×4.5cm判(16/32), 6×6cm判(12/24), 6×7cm判 (10/20),6×8cm判(9/18), 6×9cm判(8/16), 6×12cm判 6×17cm判 (4/8) ②220フィルムは一般のカメラ店で入手し難い。 ③220フィルムは前後端のみに紙がついているが゙120フィルムは全長さに裏紙がついている。 |
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125PX | 「プラスX125」参照。 | |
126カメラ | 126フィルムを使うカメラ。画面サイズは公称26x26ミリ。 | |
126フィルム(イチニイロクフィルム 126 film ) | コダックが1906年に発表したロールフィルムの規格(early roll film)。 4¼" × 6½"サイズで後に発売する同名のカートリッジタイプのフィルムとは別物。 | |
126フィルム(イチニイロクフィルム 126 film ) | コダックが1963年発売のスチル写真用フルム規格、インスタマチックについてのロールフィルム番号。インスタマチックフィルム(Instamatic film )とも呼ばれる。小型カートリッジ内におさめられた35ミリィルム。 | |
127フィルム | フィルム幅46.2mmでベストフィルムとも言う。 | |
135タイプフィルム/135フィルム | 「35mmフィルム」参照。 | |
220フィルム | ブローニーフィルムともいわれフィルム幅61.5mm。JIS表記J220。 | |
400TX | 「TRI- X400フィルム」参照。 | |
400TMAX | 「コダックT-MAX400(TMY)」参照。 | |
550Nmの波長 | 黄緑色;肉眼で非常に感じやすい色。 | |
1839年 | 写真ができた日(誕生日)フランスでダゲレオタイプが発明された日。英国ではコロタイプが発明された。 | |
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A | 絞り優先モード、撮影目的(被写界深度を考えるときなど)に応じて絞りを決めると露出に合ったシャッター速度にセットされる。 | |
A |
フラウンホーファー線のAで波長7630Å、黒赤色、酸素元素に寄り吸収されたもの。 | |
A-1/A-2/A-3 | モノクロ印画紙サイズ。A-1;594x841mm,A-2;420x594mm,A-3;297x420mm。 | |
ADOX HR-50 | アドックス社のISO50感度の粒状性の良いモノクロ35mmネガフィルム。 | |
ADOX SILVERMAX 100 | アドックス社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
AE(エーイー) Automatic Exposure |
オートエクスポージャの略。「自動露出機能」参照。 | |
AE,AFよりもマニュアルが良い撮影条件 | ピント:明暗差のない1色の被写体。暗闇。花の接写。 | |
AEB | 自動段階露光。「オートブラケッティング」参照。 | |
AEBずらし量表示 | 基準±値等3点の量を表す表示。 | |
AEBマーク | ファンクションのAEB機能の設定状態を示す。 | |
AEカメラ automatic exposure camera |
自動露出機構が内蔵されているカメラ。絞り、シャッター速度を組み合わせて自動で適正露出を設定できるものが多い。 | |
AE機構 | 「AE」参照。 | |
AEベース (automatic exposure base) |
露光時間の測定機構が組込まれている引伸機の台。 |
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AEモード | 「AE」参照。 | |
AEロック | 一眼レフで一部分の露出を合わせるとき半押しにして、その状態をロック(固定)すること。ロックしておけばファインダー内の被写体の写る範囲を移動しても前の部分の露出状態が維持できる。 | |
AEロック表示 | AEロック撮影時にランプが点灯する。 | |
Aero Technika (エアロテクニカ) |
リンホフ(Linhof Präzisions-Systemtechnik GmbH)の4x5インチ判航空撮影用カメラ(1972)。 | |
AF(エーエフ、オートフォーカス) | オートフォーカスの略号,「オートフォーカス」参照。 | |
AF一眼レフ AF一眼レフカメラ |
オートフォーカス(AF)機能を有する一眼レフカメラ。 | |
AFイルミネーター | 「AF補助光」参照 | |
AF,AEよりもマニュアルが良い撮影条件 | 「AE,AFよりもマニュアルが良い撮影条件」参照。 | |
AFエリア切り替えレバー | 被写体にピントをあわせる時の合わせ方には通常3種類あり、目的のものにあわせられる。 | |
AFカメラ auto focus camera |
自動で焦点を合わせることのできるカメラ。被写体のコントラストの差を読み取る方式(受動的)、赤外線や超音波ソナーを使って距離を測る方式(能動式)などがある。 | |
AFコンパクトカメラ | オートフォーカス(AF)機能を有するコンパクトカメラ。 | |
AFスポットビーム | 「AF補助光」参照 | |
AFフレーム | 「フォーカスフレーム」参照。AF使用時に基準となる3つの測距点。 | |
AFフレームマーク | 測距点の状態を表す。例;自動AF時はカメラがピントを合わせた位置を点で点灯する。 | |
AF補助光 (AF auxiliary illumination) |
TTL方式の35mm一眼レフカメラの被写体までの距離を自動で測定する場合、被写体が暗いと測定ができない場合があり、カメラから補助光を照射して距離を測定するための光。 |
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AFモード | ピントを自動であわすモード。このモードの中にシングルモード,コンチニュアスモード等がある。 | |
AFロック | 一眼レフで焦点を自動で合わせるとき半押しにして、その状態をロック(固定)すること。ロックしておけばファインダー内の被写体の写る範囲を移動しても前の部分の焦点合わせ位置が維持できる。 | |
AGFAクラッシック | 少しクリームがかった白地に豊富な階調。光沢も少し強い方だが あまり現像液を選ばないないので使いやすい印画紙。 | |
AGFAPHOTO APX 100 | アグファフォト・ホールディング社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
AGFAPHOTO APX 400 | アグファフォト・ホールディング社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
AGFA Pan 25 | アグファの超微粒子モノクロネガフィルム、感度はISO25。 | |
AG型 | 超小型閃光電球の一種(米国GE社開発)。 | |
AGガード液 | 写真印画使用画像安定液。水洗終了後に使う。 | |
ARISTA EDU ULTRA 100 | アリスタのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 製造はFOMA社か? | |
ARISTA EDU ULTRA 200 | アリスタのISO200感度のモノクロ35mmネガフィルム。 製造はFOMA社か? | |
ARISTA EDU ULTRA 400 | アリスタのISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 製造はFOMA社か? | |
ALQ 101 | Alburgerの高温現像液(無水亜硫酸ソーダ50g,ハイドロキノン15g,苛性ソーダ30g,カリミョウバン40g,臭化カリ7g,水を加えて1000cc)。 |
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APS advanced photo system |
画面サイズは17x30mmのカートリッジ方式の印画紙用フィルム。フィルムが小さいのでカメラも軽量にでき,フィルムに磁気データを残せたり装填ミスの心配がないなどの利点はあったが画面が35mmフィルムの2/3であることからユーザーの精密さを求める力に負け販路は狭かった。 | |
APSカメラ | APSを採用したカメラの総称。 | |
APSサイズ (APS size) | 「APS」参照。 | |
ASA感度(日本ではアサと呼ぶ) | 露出を測る単位。アメリカの規格、ISOが制定される前まで日本でも使われていた。ASA=ISOと思って良い。 | |
av apature value |
「AV」は絞り優先を意味する。 | |
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B blue |
ブルー(青色)の略。青は光の三原色の一つ。国際照明委員会 (CIE) は435.8nm の波長をRGB表色系において青(B)と規定。 | |
B(bulb) | 「バルブ」参照。 | |
B |
フラウンホーファー線のBで波長6870Å、黒赤色、酸素元素に寄り吸収されたもの。 |
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B-1/B-2/B-3 | 印画紙サイズ。B-1;728x1030mmB-2;515x728mm,B-3;364x515mm。 | |
Babylon Kino B&W ISO 13 | ロモグラフィーのISO13感度のモノクロ35mmフィルム。 | |
Balda Frontbox | Balda社の120ブローニーフィルム使用の6×9㎝判ボックスカメラ(1930)。 | |
Balda Poka | Balda Poka社の120フィルム使用のボックスカメラ(1931)。 | |
Balda SIX | Balda社の120ブローニーフィルム使用の6×6㎝判蛇腹カメラ(1935?)。 | |
Balda Super Baldina | Balda社の35mm沈胴式距離連動レンズシャッター式カメラ(1956)。 | |
BALDAX | Balda社の120ブローニーフィルム使用の6×6㎝判蛇腹カメラ(1930?)。 | |
BCPS beam candle power seconds |
一定方向に出るある時間内の明るさの単位を示す光の強さでストロボの光出力を示す単位。ビーム燭光1秒のことでECPSと同じ。 | |
BERGGER(ベルゲール) | フランスのモノクロ写真等印画紙販売会社。 | |
BERGGER CB ART 2 | ベルゲール社のモノクロ印画紙(バライタ紙) | |
BERGGER FINE ART G3 | ベルゲール社のモノクロ印画紙(バライタ紙) | |
Bergger |
ベルゲール社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
B,G,Rフィルター | 色光の三原色である青、緑、赤の3枚のフィルター。この3枚のフィルターを使用して、波の反射等のカラー多重撮影(3回撮影)をすると波が色の三原色である赤や黄やシアン(青味)の色が着く。1回の撮影時の露出はフィルターを付けないで露出計で測定した値の半分が適当。 | |
Baryta | 「バライタ紙」参照。 | |
BRITAIN FROM THE AIR | Photograhs by JASON HAWKES. Text by JANE STRUCTURES.TED SMART 空から見たイギリスの景色。 |
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BW400CN | 「コダックプロフェッショナルBW400CN」参照。 | |
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C |
フラウンホーファー線のCで波長6563Å、赤色、水素元素に寄り吸収されたもの。 |
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C cyan |
cyan(シアン)の略。シアンは青緑に近い鮮やかな水色。 | |
(C)AF | 「コンチニュアスAF」参照。 | |
「CAPA」 | 写真月刊誌,1981創刊。 | |
CatLABS X FILM 320 | キャットラボのISO320感度のモノクロ35mmネガフィルム。 ブローニーフィルムもあり。 | |
CBアート2号 | BERGER社のモノクロ写真印画紙,バライタ紙。FB,温黒調,特厚手,グロッシー。 | |
CBプリント | ポジ・ポジ法のうち,銀色素漂白法のフィルム又はペーパーにプリントする方法。 | |
Cフィルター(C2,C4) | 朝夕の赤みの色調を押さえ昼間の自然な色に写すためのフィルター。 | |
Cフィルター(C8,C12) | デーライトタイプのカラーフィルムを室内電灯光源下で自然な色に写すためのフィルター。 | |
CCフィルター(オレンジ色) Color Compensating Filter |
色補正のためのフィルター。同一系の色を明るく、補色を暗く表現する。モノクロでは白く写る青色が濃いグレーに写る。 | |
CCI | 「カラー・コントリビュー・インデックス」参照。 | |
CCフィルター | カラーコンペセィティングフィルターの略。色味を調節するためのフィルターでYMCRGBの6種類がある。例:蛍光灯下で緑色の色補正をしたいときに補色のマゼンタを使う。 | |
CHERRY HAND CAMERA | 小西本店、57x83mm名刺判の乾板、蛇腹式カメラ(1903)。 | |
Cine Still BWXX | シネスティルのISO250感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
CNフィルム | コダックのフィルムでモノクロのフィルムだがフィルム現像は一般のカラー用の現像方法による。 | |
CNK-4 | コニカのカラーネガフィルムの現像処理方式。コダックのC-41現像処理に相当。 | |
CONTAX | ZEISS IKON 社のカメラブランド。1971年に事業縮小した後、提携した日本のヤシカ、更にヤシカを吸収した京セラに引き継いだ。 | |
CONTAX I | ZEISS IKON 社の一眼式レンジファインダー式カメラ(1932)。135フィルム24x36mm。 | |
CONTAX Ⅱ | ZEISS IKON 社のセルフタイマー装備の一眼式レンジファインダー式カメラ(1936)。135フィルム24x36mm。 | |
COSMO FOTO MONO 100 | コスモフォトのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 ブローニーサイズもあり。 | |
C プリント | 「タイプCプリント」参照。 | |
CPLフィルター | 「円偏光フィルター」参照。 | |
CPLフィルター(ピント合わせ) | 近距離撮影ではフィルターを入れる前にピント合せをした方が良いとの意見もある。 | |
CPLフィルター(露出) | 「偏光フィルターの露出」参照。 | |
CYANOTYPE PROCESS | 「サイアノタイププリント」参照。 | |
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D | Development(現像)の略。 | |
D |
フラウンホーファー線のDで波長5893Å、オレンジ色、ナトリウム元素に寄り吸収されたもの。 |
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d |
フラウンホーファー線のdで波長5876Å、黄色、ヘリウム元素に寄り吸収されたもの。 |
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D-7 | コダック社の一般モノクロネガフィルム用メトール・パイロ現像液。プロフェッショナルフィルム・乾板用。タンク現像はA1+B1+C1+水13 20℃、約10分。 |
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D-8 | コダック社のモノクロフィルム用極硬調現像液。10分間沸騰後30℃に冷ました水750ccに,、無水亜硫酸ナトリウム90g、,ハイドロキノン45g,水酸化ナトリウム(カセイソーダ)37.5g、臭化カリウム30g,に水を加えて1000ccにする。 | |
D-11 | コダック社のモノクロフィルム用硬調MQ現像液(プロセスフィルム、マイクロフィルム用)。10分間沸騰後50℃に冷ました水750ccにメトール1g,、無水亜硫酸ナトリウム75g、,ハイドロキノン9g,炭酸ナトリウム1水塩30g、臭化カリウム5g,に水を加えて1000ccにする。 | |
D-19 | コダック社の一般モノクロネガフィルム用中硬調迅速現像液。10分間沸騰後50℃に冷ました水500ccにメトール2g,、無水亜硫酸ナトリウム90g、,ハイドロキノン8g,炭酸ナトリウム1水塩52.5g、臭化カリウム5g,に水を加えて1000ccにする。 | |
D-19R | コダック社の一般モノクロネガフィルム用中硬調迅速現像液D-19用補充液。10分間沸騰後50℃に冷ました水500ccにメトール4.5g,、無水亜硫酸ナトリウム90g、,ハイドロキノン17.5g,炭酸ナトリウム1水塩52.5g、水酸化ナトリウム7.5g,に水を加えて1000ccにする。D-19で現像した面積500cm2に対して25mlの割合で補充し、補充量が最初の原液の量にならないうちに新液に切り替える。 | |
D-23 | コダック社のモノクロフィルム一般常用微粒子現像液。メトール単独。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール7.5g、無水亜硫酸ナトリウム100g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。補充液はDX-25R。 | |
D-25 | コダック社のモノクロフィルム一般用超微粒子現像液。メトール単独。弱いアルカリ性で、現像時間がかかる。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール7.5g、無水亜硫酸ナトリウム100g、重亜硫酸ナトリウム(酸性亜硫酸ナトリウム)15g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。補充液はDX-25R。 | |
D-72 | コダック社の印画紙用MQ現像液(フィルム・乾板・印画紙用他)。10分間沸騰後50℃に冷ました水750ccにメトール3g,無水亜硫酸ナトリウム45g,ハイドロキノン12g,炭酸ナトリウム1水塩80g(又は無水炭酸ナトリウム67.5g)、臭化カリウム2g,に水を加えて1000ccにする。 | |
D-76 | ①コダック社のモノクロフィルム一般用微粒子現像液。MQタイプ。補充使用可能。 ②処方 1リットルの例;10分間沸騰後50℃に冷ました0.75リットルの水にメトール(モノール);2g、無水亜硫酸ナトリウム(無水亜硫酸ソーダ);100g、ハイドロキノン;5g、 ホウ砂;2g の順で各々が良くかき混ざってから投入した後、更に冷ましておいた水を加えて全量を1リットルにする。現像作業の前日に上記の作業を済ませておくこと。 ③使用方法 使用温度は20℃±0.5℃推奨。 TRI-X(400TX)ISO400の35mmフィルム1本現像後30ml捨てその代わりD-76Rを30ml補充して使用する。 |
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D-76b | コダック社のモノクロフィルム D-76変形軟調現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール2.75g、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン2.75g、ホウ砂2g。それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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D-76c | コダック社のモノクロフィルム D-76変形現像液(特別軟調処方)。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール2g、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン5g、ホウ砂2g、ヨウ化カリウム1%溶液1ml、臭化カリウム0.25g。それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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D-76BB | コダック社のモノクロフィルム D-76変形現像液(緩衝型)。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール2g、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン5g、ホウ砂2g、ホウ酸14g。それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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D-76d | コダック社のモノクロフィルム D-76変形現像液((緩衝型)。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール2g、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン5g、ホウ砂8g、ホウ酸8g。それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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D-76F | コダック社のモノクロフィルム D-76変形現像液(迅速現像)。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール2g、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン5g、ホウ砂20g。それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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D-76R | ①コダック社のモノクロフィルム一般用現像液(TRI-X)の補充液 ②補充液処方 1リットルの例;10分間沸騰後50℃に冷ました0.75リットルの水にメトール(モノール);3g、無水亜硫酸ナトリウム(無水亜硫酸ソーダ);100g、ハイドロキノン;7.5g、ホウ砂;20g の順で各々が良くかき混ざってから投入した後、更に冷ましておいた水を加えて全量を1リットルにする。現像作業の前日に上記の作業を済ませておくこと。 TRI-X(400TX)ISO400の35mmフィルム1本現像後30ml捨てその代わりD-76Rを30ml補充して使用する。 |
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D-76タイプ | 森本化成のフィルム用微粒子現像液。 | |
D-82 | コダックの強力現像液(水1000cc,メチルアルコール48cc,メトール14g,無水亜硫酸ソーダ52.5g,ハイドロキノン14g,苛性ソーダ9g,臭化カリ9g)。 | |
DGSM Print Digital Gelatin Silver Monochrome Print |
永嶋勝美氏が開発した方法で、デジタル画像情報をフィルム(A4サイズ以上の大きさのものもある)に焼き付け、そのフィルムを暗室内で銀塩印画紙に密着焼き付けする方法。プリンターでの印刷では薬液が紙の表面にのり紙の内部に薬液が染み込み難いが、この方法では印画紙内に現像液が染み込むので保存性と画像の深みが優れていると言われている。 | |
DGフィルター (Davis Gibson filter) | 液体フィルターの一種。標準的な昼光を得るためのフィルターでタングステンランプの前に置いて使用する。 | |
DIN感度 | ドイツの規格、フィルム感度等にも使用、国際単位のISOに統合された。 | |
DK-14 | コダック社の高温現像液(メトール5.5g,無水亜硫酸ソーダ90.0g,コダルク22.5g,臭化カリ2.0g,無水硫酸ソーダ45.0g,水を加えて1000cc)。 | |
DK-20 | コダック社のモノクロフィルム一般用超微粒子現像液。メトール単独。ハロゲン化銀を溶解しながら微粒子に現像。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール5g、無水亜硫酸ナトリウム100g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)2g、チオシアン酸カリウム1g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
DK-20R | コダック社のモノクロフィルムの現像液DK-20用補充液(メトール7.5g、無水亜硫酸ナトリウム100g、コダルク20g、硫酸ソーダ5g,臭化カリ1gに水を加えて1000mlとする)。補充液はロールフィルム1本現像する毎に次の量の現像液を捨てた後大型タンクで20cc,小型タンクで25ccの補充液を追加する。 |
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DK-50 | コダック社のモノクロフィルム一般ネガ用、DPおよび人像微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)500mlにメトール2.5g、無水亜硫酸ナトリウム30g、ハイドロキノン2.5g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)10g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
DK-50R | コダック社のモノクロフィルム一般ネガ用、DPおよび人像微粒子現像液用補充液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール5g、無水亜硫酸ナトリウム30g、ハイドロキノン10g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)40g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。DK-50の補充液で35mm36枚撮り1本現像したとき30mlの割合で補充する。 | |
DP DPE |
Development(現像)、Printing(焼付)、Enlargement(引伸ばし)の意味。簡単にDPとも略することがある。 | |
DR655フィルター | 近赤外線をカットして本来の色を再現するフィルター(ケンコー)。 | |
DXコード | 35mmフィルムのパトロネに付けられた電子読み取り記号。カメラがこのコードを自動的に読み取りフィルム感度,撮影枚数,ラチチュード等をきめてくれる。 | |
DX(DXコード) | カメラがISO感度を自動で設定できる表示。昔のカメラはフィルムのISO感度を人間が設定したが今のものはフィルム(DX表示)をカメラに入れれば自動的にカメラがISO感度を読取り設定する。 | |
DX-25R | コダック社のモノクロフィルム一般用微粒子・極微粒子現像液用補充液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール10g、無水亜硫酸ナトリウム100g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)20g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。D-23の補充は35mmフィルム(36枚撮り)1本当たり25ml、D-25では35ml補充(原液を該当分捨てた後に)する。 | |
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E | Enlargement(引伸ばし)の略。 | |
E |
フラウンホーファー線のEで波長5270Å、緑色、鉄元素に寄り吸収されたもの。 |
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e |
フラウンホーファー線のeで波長5461Å、緑色、水銀元素に寄り吸収されたもの。 |
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E-6方式 | コダックのエクタクロームフィルムの現像処理方法。 | |
ECPS effective candle power seconds |
有効燭光1秒のことでBCPSと同じ。 | |
EDTA ethylene diamine tetra acetic acid |
エチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウム塩。漂白や現像時の水質調整剤として使われる。 | |
EEカメラ electric-eye camera |
「AEカメラ」参照。 | |
E I | 露光指数。 | |
Ektachrome 100 PLUS | コダック社のリバーサルカラーフィルム、ISO感度100. | |
ELニッコール | ニコンの写真引伸機用レンズ。 | |
Ermanox | ドイツのErnemann 社の乾板式(45x60mm)カメラ (1924)。 | |
Ermanox Reflex | Ermanoxカメラを一眼レフ化したもの(1926)。 | |
EV Exposure Value |
絞り値とシャッター速度との関係を表わすもの。EV(露出値)=AV(絞り値)+TV(シャッター速度)。EV0はISO100のフィルムでシャッター速度1秒で絞りがF=1の明るさ状態。EVが1違うと絞り又はシャッター速度が1段異なること。 | |
EV値 | 「EV」参照。 | |
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f |
フラウンホーファー線のfで波長4861Å、青色、水素元素に寄り吸収されたもの。 |
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f64グループ | 1932年にアンセル・アダムス、イモジェン・カニンガムなどが「写真は芸術として独立した存在である。」とストレートな写真を提唱して結成したグループ。f64は大型カメラの最小絞り値から命名。 | |
F-5 | コダックの酸性硬膜定着液(水600cc,ハイポ240g,無水亜硫酸ソーダ15g,28%酢酸48cc,硼酸7.5g,ミョウバン末15g,水を加えて1000cc)。 | |
F-6 | コダックの酸性硬膜定着液(水600cc,ハイポ240g,無水亜硫酸ソーダ15g,コダルク15g,28%酢酸48cc,ミョウバン末15g,水を加えて1000cc)。 | |
F-16 | コダックの酸性硬膜定着液(A液;ハイポ960g,無水亜硫酸ソーダ60g,水を加えて2000cc,B液;水1000cc,クロムミョウバン60g,硼酸(純)8cc. A液を撹拌しながらB液を加える)。 | |
FB(FBペーパー) | ファイバーベ^スの意味で「バライタ紙」参照。 | |
FBペーパーとRCペーパーの耐久性 | メーカーは整備された環境(18℃,相対湿度30~50%)では両者とも長期保存が可能との結果を出している。米国の議会図書館はRCペーパーは受け付けない。 | |
FEロック | 外付ストロボを使い部分的な適正調光をする機構。 | |
FEロックボタン | FEロックするためのボタン(道具)。 | |
FED | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ(1932)。 | |
FED-S | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ(1940?)。 | |
FED-V | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ(1940?)。 | |
FED-Siberia | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ(1940?)。 | |
FED-2 | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ(1941以降?)。 | |
FED-3 | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ。 | |
FED-4 | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ。 | |
FED-5 | ソ連のフェド(フェト)社のレンズ交換式、135フィルム使用のレンジファインダー式カメラ。 | |
FERRANIA P30 | フェラーニア フィルム社のISO80感度のモノクロ35mmネカフィルム。 青色に感光?。 | |
FILM NEVER DIE |
フィルムネバーダイのISO200感度のネガカラー35mmネカフィルム。 | |
FILM NEVER DIE |
フィルムネバーダイのISO400感度のネガカラー35mmネカフィルム。 | |
FL-Wフィルター | 白色蛍光灯光源下で緑がかるのを防ぐためのフィルター(ケンコー)。 | |
Foma(フォーマ) | フォーマ社、ボヘミアの写真機材メーカー。印画紙販売。 | |
FOMA FOMAPAN 100 classic | フォマ・ボヘミア |
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FOMA FOMAPAN 200 creative | フォマ・ボヘミア |
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FOMA FOMAPAN 400 action | フォマ・ボヘミア |
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FOMA RETROPAN 320 soft | フォマ・ボヘミア |
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FOMATONE MG | フォーマ社のバライタ、多階調印画紙。 | |
FOQUS A125 | ロシア製、フォーカスのISO125感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
FOQUS TASMA Type-42L 400 | ロシア製、フォーカスのISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
FOQUS Type-D 200 | ロシア製、フォーカスのISO200感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
FORTE(フォルテ) | ハンガリーの写真機材メーカー。 | |
FORTEポリグレード | 少し青味があって冷黒調。黒がよく締まり立体感は素晴らしい。ただし現像液は選びたい。 | |
FP4 PLUS | 「イルフォードFP4プラス125」参照。 | |
FP-100C | 「フジカラーFP-100C」参照。 | |
FP-100C SILK | 富士フィルムの感度ISO100のビールアパートタイプ(剥離方式)デイライトのカラーフィルム(絹目)。 | |
FP-3000B SUPER SPEEDY | 「フジカラーFP-3000B45スーパースピーディ」参照。 | |
FP接点(FP sync) | フォーカルプレーンシャッター専用のFP発光させるための接点。「F接点」参照。 | |
FP発光 | E-TTL。カメラの持っているシャッター速度に同調する。一眼レフでは1/2000秒まで撮影できるものもある。 | |
「FRONT」 | 1942年東方社発行の写真グラフ誌。 | |
FUJI VGミュージアム | 特に黒の濃度に気をつける必要があるが、大変素直でコントロールしやすい印画紙。 光沢も控えめ。 |
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FX-1 クローレイ氏メトール高鮮鋭度現像液 |
水(3分間沸騰後35℃に冷ます)750mlにメトール0.5g、無水亜硫酸ナトリウム5g、無水炭酸ナトリウム2.5g、ヨウ化カリウム0.001%液2.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。1回使用後廃棄。 |
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FX-1 濃厚2液貯蔵液 クローレイ氏メトール高鮮鋭度現像液 |
A:B:水は1:1:8を混合し使用。 |
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FX-1b(旧FX-13) クローレイ氏メトール高鮮鋭度現像液 |
水750mlにメトール0.5g、無水亜硫酸ナトリウム45g、無水炭酸ナトリウム2.5g、ヨウ化カリウム0.001%液5ml、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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FX-2 クローレイ氏メトール・グリシン高鮮鋭度現像液 |
水(3分間沸騰後35℃に冷ます)750mlにメトール0.25g、無水亜硫酸ナトリウム3.5g、写真用グリシン0.75g、炭酸カリウム結晶7.5g、ピナクリプトールイエロー0.05%溶液3.5ml、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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FX-5 | モノクロフィルム一般ネガ用極微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール5g、無水亜硫酸ナトリウム125g、ホウ砂3g、ホウ酸1.5g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
|
FX-5b | モノクロフィルム一般ネガ用極微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlに、メトール4.4g、無水亜硫酸ナトリウム125g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)2.2g、亜硫酸水素ナトリウム(重亜硫酸ナトリウム)又は二亜硫酸ナトリウム(メタ重亜硫酸ナトリウム)1g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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FX-9 | モノクロフィルム一般ネガ用ヂエチルパラミン極微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlに、無水亜硫酸ナトリウム100g、クロルハイドロキノン7.5g、ヂエチルパラミン硫酸塩7.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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FX-10 | モノクロフィルム一般ネガ用ヂエチルパラミン極微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlに、無水亜硫酸ナトリウム100g、ハイドロキノン6g、ヂエチルパラミン硫酸塩6g、ホウ砂4g、ホウ酸4g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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FX-16 | 高感度フィルム用粗粒子効果高鮮鋭度現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)500mlに、メトール0.5g、無水亜硫酸ナトリウム4g、写真用グリシン0.5g、無水炭酸ナトリウム50g、ピナクリプトールイエロー0.05%溶液250ml、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
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Fグラフィー(F Graphy) | 市販の印画紙ではなく、使用者が和紙などに乳剤を塗布した印画紙を利用するもの。Fは乳剤をコニカへ依頼した写真家藤井秀樹のFからとったと言われている。 | |
F値 | 絞り値(f)のこと。レンズの絞り状態を表す値で f=レンズの焦点距離/絞りの直径 で表示される。 | |
F接点 | Fクラス球に用いるためのシンクロ接点。1/25秒よりも低速の場合はどの球を用いても良い。 | |
Fナンバー | 「F値」参照。 | |
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G |
グリーン(緑色)の略。緑は、寒色の一つで黄色と青の中間色。光の三原色の一つ。1931年、国際照明委員会は546.1nmの波長を緑 (G) と規定。 | |
G |
フラウンホーファー線のGで波長4340Å、菫色、水素元素に寄り吸収されたもの。 |
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g |
フラウンホーファー線のgで波長4359Å、青色、水銀元素に寄り吸収されたもの。 |
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g グラム(gram) |
質量の単位(単位記号;g)で国際単位系(SI)でkgの1000分の1の質量。「最大密度にある蒸留水1ミリリットル(1cc)の質量」と定義されたがフランスの原器は1kgだったのでグラムはその1000分の1ということになった。 | |
GEKKO MULTI MD-F/MD-N |
三菱製紙の多階調印画紙。 | |
GEKKKOエキストラ | コントラストがやや強めに仕上がる。現像液を選ぶ事でたいぶ階調が変わる。 | |
George Eastman (ジョージ・イーストマン) | イーストマン・コダック社の創立者。 | |
GF670Professional | 富士フィルムの6x7cm判距離計連動式蛇腹折りたたみ式カメラ、電子制御式レンズシャッター(6x6サイズ切り替え可)、EBCフジノンレンズf=80mm。 蓋(レンズカバー)の開閉時はレンズ位置を∞に、撮影位置移動時はレンズカバーを閉じないと開閉不可能になる可能性がある。 | |
GN | 「ガイドナンバー」参照。 | |
Görz-Anschutz ANGO | ドイツのGörz社の画像サイズが13x18,9x12,8x10.5cm判のフォールディングプレスカメラ(1905)。 | |
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H |
フラウンホーファー線のHで波長3968Å、暗菫色、カルシウム元素に寄り吸収されたもの。 |
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h |
フラウンホーファー線のhで波長4047Å、菫色、水銀元素に寄り吸収されたもの。 |
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Hasselblad 500C | ハッセルブラッドの6x6判レンズ交換式一眼レフカメラ(1957)。 | |
Hasselblad 500C/M | ハッセルブラッドの6x6判レンズ交換式一眼レフカメラ(1970)。 | |
HC-110 | コダックのモノクロフィルム高鮮鋭現像剤。 | |
HD-76 | 近江屋写真のフィルム用微粒子現像剤。 | |
H・D曲線 | 現像したフィルムや印画紙のの性質をあらわすために縦軸に写真濃度D、横軸に露出量Eをとった特性曲線。D-log E曲線は Hurter と Driffield が1890年に考えたものからH・D曲線又はH&D曲線と呼ばれている。 |
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heriogravure | 「フォトグラビア」参照。 | |
HMCシリーズ | ハイグレードマルチコートに撥水コートを施したフィルター(ケンコー)。 | |
HMI | 水銀ランプにハロゲン化合物を封入したメタルハイライドランプの一種。デーライト光が高効率で得られる。スポットライト系が主流で直射日光のようなシャープな影をつくることができる。 | |
HOLGA 400 | ホルガのISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
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ID-11 | ILFORDのモノクロフィルム一般用微粒子現像液。コダック社のD-76に匹敵。 | |
ID-68 | ILFORDのモノクロフィルム増感微粒子現像液。PQタイプ。 | |
ILFORD MG | 深みのある豊富な中間調と乾燥後の品のある光沢。現像液にはだいぶ左右される。バライタ多階調印画紙。 | |
ILFORD DELTA 100 | イルフォード社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 ブローニーフィルム用も。 | |
ILFORD DELTA 400 | イルフォード社のISO400感度のモノクロ35mmネカフィルム。 | |
ILFORD DELTA 3200 | イルフォード社のISO3200感度のモノクロ35mmネカフィルム。 | |
ILFORD FP4 PLUS | イルフォード社のISO125感度のモノクロ35mmネカフィルム。 ブローニーフィルム用も。 | |
ILFORD HP5 PLUS | イルフォード社のISO400感度のモノクロ35mmネカフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
ILFORD PAN F PLUS | イルフォード社のISO50感度のモノクロ35mmネカフィルム。 超微粒子,解像度,シャープネス良。ブローニーフィルム用も。 | |
ILFORD SFX 200 | イルフォード社のISO200感度のモノクロ35mmネカフィルム。 | |
ILFORD XP2 super 400 | イルフォード社のISO400感度のネガカラー現像でISO50-800で使えるモノクロ35mmネカフィルム。 | |
IN-1 | イルフォードから発売の停止剤。 | |
INSTANT HOLDER PA-145 | 富士フィルムのFP-UL対応インスタントカメラ用フィルムのシンスタントホルダー。 | |
ISO |
ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)のことで国際規格である。「イソ」(ISO)参照。日本では「イソ」と呼ぶがISO委員会などではアイソ又はアイエスオーと呼ばないと通じない。 | |
ISO25モノクロネガフィルム | アグファパンAX25プロフェッショナル | |
ISO32モノクロネガフィルム | ネオパンF | |
ISO50モノクロネガフィルム | イルフォードパンF | |
ISO100モノクロネガフィルム | T-MAXプロフェッショナル(TMX)、アグファパンAX100プロフェッショナル、コニカパン100、ネオパンSS | |
ISO125モノクロネガフィルム | イルフォードパンFP4プラス、プラスXパン(PX)、プラスXパンプロフェッショナル(PXP)、ベルクロームパン(VP) | |
ISO200モノクロネガフィルム | コニカパン200 | |
ISO320モノクロネガフィルム | トライXパンプフェッショナル(TXP) | |
ISO400モノクロネガフィルム | T-MAX400プロフェッショナル(TMY)、アグファパンAP400、イルフォード400デルタ、イルフォードHP5プラス、コニカパン400、トライXパン(TX)、ネオパン400プレスト | |
ISO1600モノクロネガフィルム | ネオパン1600スーパープレスト | |
ISO3200モノクロネガフィルム | T-MAXP3200プロフェッショナル(TMZ) | |
ISO感度 | 写真のフィルムの感度で従来のASA感度をISO感度とした。ISO感度のきめ方としてネガカラーはC-41,ポジカラーはE-6,K-14,モノクロはD-76の変形を基準としている。 | |
ISOとガイドナンバー | GN(ISO400)=GN(ISO100)√(ISO400/ISO100) で表されるのでISO100でGN40で撮影できるときISO400ではGNは80となる。 | |
ISO100 | 100は露出量を表わし、400なら4倍(絞りで2段分)。 | |
IS機能 | 「手ブレ補正」参照。 | |
IX(information exchange) | 「情報入出力機能」参照。 | |
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Japan Camera Hunter |
ジャパンカメラハンターのISO400感度のモノクロ35mmフィルム。 | |
J・B・リード | イギリス「写真術の父」と言われる7人の一人。 | |
JIS感度(JIS speed) | 日本工業規格(JIS)で定めたフィルムの感度表示。なお日本工業規格の名称は法改正に伴い2019年7月1日より日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)と改称になった。 | |
JIS露光指数(JIS exposure index) | 写真用語でJIS感度の1/2.旧ASA露光指数とほぼ同一.。 |
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Joseph Niephore Niepce (ヨセフ・ニセフォール・ニエプス) |
「ニエプス」参照。 | |
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K |
フラウンホーファー線のKで波長3934Å、暗菫色、カルシウム元素に寄り吸収されたもの。 |
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K kelvin |
熱力学温度(絶対温度)の記号。セ氏温度は℃、華氏温度は °F と書くが絶対温度は °K とは書かない、K のみ。 |
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°K kelvin |
色温度の単位。「色温度」参照。 | |
「KEN」 | 季刊写真誌,創刊(写研)1970。 | |
Kentmere(ケントメア) | イングランドの写真機材メーカー。 | |
Kentmere PAN 100 | ケントメア・フォトグラフィック社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
Kentmere PAN 400 | ケントメア・フォトグラフィック社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
Kodak ColorPlus 200 | イーストマン・コダック社のISO200感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak GOLD 200 | イーストマン・コダック社のISO200感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak Ektr 100 | イーストマン・コダック社のISO100感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak PORTRA 160 コダック ポートラ160 |
イーストマン・コダック社のISO160感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak PORTRA 400 コダック ポートラ400 |
イーストマン・コダック社のISO400感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak PORTRA 800 コダック ポートラ800 |
イーストマン・コダック社のISO800感度のネガカラー35mmネガフィルム。 | |
Kodak T-MAX 100 | イーストマン・コダック社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
Kodak T-MAX 400 | イーストマン・コダック社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。使用する現像液はメーカー専用のもの。 | |
Kodak T-MAX P3200 | イーストマン・コダック社の通常ISO800感度(増感で3200またはそれ以上にも可能)のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
Kodak TRI-X 400 | イーストマン・コダック社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。使用する現像液は定番のD-76。 | |
Kodak ULTRAMAX 400 | イーストマン・コダック社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
KONISHI FOLDING CAMERA | 小西本店販売、1900年代の乾板使用カメラ、120x165mm。 | |
Kolibri コリブリ |
ツァイス・イコン社の127フィルム使用の4×3cm(ヴェスト半裁)判小型カメラ(1930)。 | |
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L37Super Pro | 370nm以下の弱紫外線をカットする透過率99%のフィルター。ケンコー。 | |
L37フィルター | 390nm以下の弱紫外線をカットするフィルター。 | |
L41Super Pro(W) | 410nm以下の弱紫外線をカットする広角レンズ対応の超薄枠フィルター。ケンコー。 | |
L41フィルター | 410nm以下の紫外線をカットするフィルター。 | |
LBフィルター Light Balancing Filter |
「ライトバランスフィルター」参照。 | |
LBB-12フィルター | ブルー系のライトバランスフィルターでタングステンランプ下で使用すると色温度5500Kになり、デーライトフィルムの色温度で撮影できる。 | |
LEICA ライカ |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作のカメラ。距離計連動式35mm判カメラ,オスカー・バルナックの考案。 | |
LEICA 0 ライカ 0 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1923)。 | |
LEICA Ⅰ(A) ライカ Ⅰ(A)型 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1925)。 | |
LEICA Ⅰ(B) ライカ Ⅰ(B)型 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1926)。 | |
LEICA Ⅰ(C) ライカ Ⅰ(C)型 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1930)。レンズ交換可能。 | |
LEICAⅡ ライカⅡ |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1932)。 連動距離計内蔵。 | |
LEICAⅢ ライカⅢ |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1933)。 | |
LEICAⅢa ライカⅢa |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1935)。Ⅲ型に高速シャッター付加。 | |
LEICAⅢc ライカⅢc |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1940)。距離計連動式,スローシャッター。 | |
LEICAⅢf ライカⅢf |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の35mm判カメラ(1950)。距離計連動式。IIIcからシンクロ機能を強化。 | |
LEICA M ライカM型 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作のカメラ。 | |
LEICA M3 ライカM3 |
ドイツのエルンスト・ライツ社製作の距離計連動式35mmレンジファインダカメラ(1954)。3種類のフレーム内蔵。 | |
LEICA M6 ライカM6 |
TTL式35mmレンジファインダーカメラ。 | |
LINHOF SUPER TECHNIKA 45V | リンホフ(Linhof Präzisions-Systemtechnik GmbH)の4x5インチ判距離計連動フィールドカメラ(1963)。 | |
Lomography COLOR NEGATIVE 100 | ロモグラフィーのISO100感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
Lomography COLOR NEGATIVE 800 | ロモグラフィーのISO800感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
Lomography EARL GREY 100 | ロモグラフィーのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
Lomography LADY GREY BLACK & WHITE 400 | ロモグラフィーのISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
LV値 (light value) | フィルム感度と被写体の明るさを総合した明るさを示す数値。ISO100の絞り値を1にしてシャッター速度が1秒の露出で最適となる明るさをLV値=0とした。LV値が1増せば明るさは倍増する。明るさが倍増すれば絞りを1段絞るか、シャッター速度を1段早くすればフィルムに到達する光量が同じになる。 |
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Lシルバー | 中外写真のフィルム用濃縮現像剤(定着液とのキット)。 | |
Lブラック | 中外写真の一般印画紙用濃縮現像剤 | |
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M | マニュアルモード(手動);撮影に合った絞りとシャッター速度をセットする。 | |
M magenta |
マゼンタ(マジェンタ)の略。マゼンタは明るい赤紫色。 | |
M3ショック | レバー巻上げ機構付カメラは駄目と思っていた時、レバー巻上げ機構付ライカM3が発表され、出来栄えの良さに写真家等がびっくり驚いた。 | |
M接点 | Mクラス球に用いるためのシンクロ接点。1/500秒くらいまでの高速シンクロ撮影ができる。 | |
MACO PO 100plus | MACOの中庸感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
MACO UP 25plus | MACOの低感度モノクロネガフィルム。感度はISO25。 | |
MACO UP 100plus | MACOの中庸感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
MACO UP 400plus | MACOの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
Masuko color tank pro. | フィルム現像用ステンレス製タンク。 | |
MC | マルチコートの略。 | |
MC1Bスカイライトフィルター | 晴天時の青空下での人物や建物等の紫外線をカット(吸収)しシャドウ部の青味を補正する(ケンコー)。 | |
MCセンターND | 中心部の色が濃く周囲に向かって薄くなっているフィルター。周辺光量が少なくなる古いタイプのレンズ等に使用すると、中心部を暗くするので全画面が同じ明るさの写真になる。 | |
MCプロテクター | レンズ保護用のフィルター。広角レンズ用の薄型(ケンコー)。 | |
ME | マニュアルエクスポージャの略。 | |
MF | マニュアルフォーカスの略,「マニュアルフォーカス」参照。 | |
MGFB MGW.1K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,光沢,滑面,ウォームトーン,厚手。 | |
MGFB MGFBWT24K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,無光沢,滑面,ウォームトーン,厚手。 | |
MGFB MGW.24K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,無光沢,滑面,ウォームトーン,厚手。 | |
MGⅣ MGD.25M | イルフォード社製の写真印画紙,RCデラックス。 多諧調 半光沢 滑面 中厚手 サテン. | |
MGⅣ MGD.44M | イルフォード社製の写真印画紙,RCデラックス。 多諧調,半光沢,微粒面,中厚手,パール。 | |
MGⅣ MGD1M | イルフォード社製の写真印画紙,RC。多諧調,光沢,滑面,中厚手。 | |
MGⅣ MGF.1K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,光沢,滑面。 | |
MGⅣ MGF4FB1K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,光沢,滑面,厚手。 | |
MGⅣ MGF.5K | イルフォード社製の写真印画紙,バライタ紙。多諧調,無光沢,滑面。 | |
MINIMUM IDEA | 小西本店、57x83mm名刺版判、乾板クラップカメラ(1911)。 | |
MQ現像液 | メト-ル(モノール)とハイドロキノンが主成分の現像剤。コダック社のD-76,D-72現像液等。 | |
M接点(M sync) | M級閃光電球である大光量のバルブを使うシャッター側のシンクロ接点。主にレンズシャッター式カメラで利用されていた。 | |
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N | 余白均等で印画紙の現像する方法。 | |
N | ネガフィルム | |
NBアート2号 | BERGER社のモノクロ写真印画紙,バライタ紙。FB,温黒調,特厚手,グロッシー。 | |
NDフィルター Newtral Density Filter |
光の透過率を減少させ明るさだけを落とすための中性灰色(ニュートラルグレー)のフィルター(可視光の各波長に均等に吸収するフィルターで光の質を変えず、光度のみ変化)。明るい被写体のシャッター速度を遅くしたい場合に利用される。明るさを落とす量によりND2、ND4、ND8、ND400等がある。その他部分的に光量を落とすハーフNDフィルターもある。 | |
ND2フィルター | NDフィルターで光の透過率50%,露出倍率2で1絞り分の調整ができる。 | |
ND4フィルター | NDフィルターで光の透過率25%,露出倍率4で2絞り分の調整ができる。 | |
ND-76 | エヌエヌシーのフィルム用微粒子現像液。 | |
ND8フィルター | NDフィルターで光の透過率12.5%,露出倍率8で3絞り分の調整ができる。 | |
ND400フィルター | NDフィルターで露出倍率400,8絞りと2/3の調整ができる。 | |
NEW YORK SEPTEMBER 11(BY MAGNUM PHOTOGRAPHERS) | 写真集2001(新潮社)。2001.9.11運命の日、悲劇の街に、まさに偶然、世界最高の報道写真家集団「マグナム」が結集していた。 | |
「Nikon View」ニッコールレンズの映像世界 | 30人の写真家による参考書(写真集)。第3版1999(㈱ニコン)初版は1996。 | |
「NIPPON」 | 第二次日本工房発行の英,独、仏、西4ヶ国語の海外向け写真グラフ誌。 | |
Nーメチル・P-アミノフェノール硫酸塩 | 「メトール」参照。 | |
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ORIENTALニューシーガルG | 厚み等でも感触は素晴らしい。純白と純黒の間のグレーが自然で良い。 | |
ORIENTAL ニューシーガルVC |
中間調を大事にするなら最適の印画紙。あまり現像液を選ばない。 | |
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P | 「プログラムモード」参照。 | |
P | Printing(焼付)の略。 | |
PAN F PLUS | 「イルフォードパンFプラス50」参照。 | |
PASSEDマーク | 日本写真機検査協会(日本カメラ財団の前身)が輸出カメラの基準を満たすことを証明するマーク。 | |
PCペーパー | 「RCペーパー」参照。 | |
Pearlette→パーレット | ー | |
PENTAX→ペンタックス | ー | |
PICCOLETTE | コンテッサ・ネッテル社の127フィルム 使用のベスト判(画像4x6.5cm)フォールディング蛇腹式カメラ(1920?)。 | |
PLチェッカー | PL効果を確認するための道具。カメラのファインダーを覗かず手元の回転角度で効果を確認する。 | |
PLフィルター |
「偏光フィルター」参照。 | |
PLAUBEL MAKINA Ⅱ | PLAUBEL & co製の連動距離計内蔵蛇腹式カメラ(1936)。乾板、ロールフィルムホルダー(ブローニーフィルム)も使用可、60x90mm。 | |
PLUS-X 125FILM 125PX |
コダック社のモノクロネガフィルム、ISO感度125。 | |
PMA Positionable Mounting Adhesive |
3M社製で写真の貼付けに使える糊。「ブックマット」参照。 | |
POフィルター(PO1,PO2) | モノクロフィルム用フィルター。PO0:晴天時の屋外人物撮影用。PO1:室内照明光下の人物撮影用。 | |
POLYGRADE-V,FB | バライタ印画紙。 | |
POTA超軟調現像液 | モノクロフィルム一般ネガ用超軟調用でラチチュードの大きい現像液。水(10分間沸騰後40℃に冷ます)750mlに、フェニドン1.5g、無水亜硫酸ナトリウム30g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
PPD | 「パラフェニレンジアミン」参照。 | |
PQ現像液 | ハイドロキノンとフェニドンが主薬の現像剤。MQ現像液に比べ単位量当たりの処理量が大きく,耐久力がある。 | |
「provoke」 | 写真同人誌,1968創刊。多木浩二,中平卓馬,高梨豊,岡田隆彦,森山大道等同人。 | |
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QW | 水洗促進剤のフジフィルムの商標。「水洗促進剤」参照。 | |
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R | 余黒均等で印画紙の現像をする意味。 | |
R | リバーサルフィルム | |
R red |
レッド(赤色)の略。赤は国際照明委員会 (CIE) は700 nm の波長をRGB表色系においてR(赤)と規定。 | |
R.B.GRAFLEX SERIES B | EASTMAN KODAK | |
RCペーパー RCタイプの印画紙 |
コダック社が発売した樹脂加工タイプの印画紙。印画紙の層は表面から画像銀、二酸化チタンを含むポリエチレン層、原紙、透明ポリエチレン層、バッキング層の順で5層から構成されている。フジの場合はWP(water proof?)紙と呼ぶ。表面が樹脂加工してあるため現像液が紙の中まで染み込まないため現像時間(停止,定着時間も)が短い。(例,現像時間:バライタ2~3分,RC:1分) | |
RCペーパーの水洗 | バライタ紙に比べ表面がコーティングされているので繊維中に処理液が染み込まないので水洗されやすい。 | |
RCペーパーの保存性 | ポリエチレン層のひび割れの恐れがあるのでバライタ紙に比べ長期保存には向かない。 | |
フジカラー REALA ACE | 富士フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。肌色再現忠実。 | |
RFカメラ | レンジファインダー・カメラのことで、光学視差式距離計が組み込まれ、距離測定に連動して撮影用レンズの焦点を合わせられるカメラ。 |
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RGB | 光の三原色。。レッド、グリーン、ブルー。 | |
RMS粒状度 (root mean square granularity) |
実効粒状度のことで縦軸に濃度、横軸に露光量をとったグルフ。平均濃度からのずれで表示する。 | |
ROLLEI→ローライ(一部参照) | ー | |
ROLLEICORD | FRANKE & HEIDECKE社製、二眼レフカメラ(1933)。120ブローニフィルム使用,60x60mm。 | |
ROLLEIFLEX 4x4 | FRANKE & HEIDECKE社製、二眼レフカメラ(1931)。127ブローニフィルム(ベスト判)使用,40x40mm。通称グレー・ベビーローライフレックス。 | |
ROLLEIFLEX AUTOMAT | FRANKE & HEIDECKE社製、二眼レフカメラ(1937)。120ブローニフィルム使用,60x60mm。 | |
ROLLEIFLEX STANDARD | FRANKE & HEIDECKE社製、二眼レフカメラ(1932)。120ブローニフィルム使用,60x60mm。 | |
ROLLEI INFRARED | ローライ社のISO400感度の近赤外領域までカバーするモノクロ35mmフィルム。 | |
ROLLEI ORTHO 25plus | ローライ社のISO25感度のオルソタイプのモノクロ35mmネガフィルム。 | |
ROLLEI RETRO 80S | ローライ社のISO80感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
ROLLEI RETRO 400S | ローライ社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 近赤外線にも反応。 | |
ROLLEI POCKETLINE 100 | FRANKE & HEIDECKE社向けにゼニックス工業製造(1977)の110フィルム使用。 | |
ROLLEI RETROPAN 320 soft | ローライ社のISO320感度のモノクロ35mmネガフィルム。 粒状性荒い。 | |
ROLLEI RPX 25 | ローライ社のISO25感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
ROLLEI RPX 100 | ローライ社のISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
ROLLEI RPX 400 | ローライ社のISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
R.Rレンズ | 英国のRapid Rectilimear 社が発売したレンズの略号から呼ばれるレンズ。2枚のメニスカスレンズの凹面側を内側にし、その中間部に絞りを置いたもの。左右対象にになっているので対象型レンズとも呼ばれる。 | |
Rフィルター(R1,R64) | R1フィルター:Y1,Y2,YAフィルターよりも更にコントラストを強調したフィルター。夏の入道雲等の強調に便利。R-64フィルター:赤外フィルムにも使用可能なR1フィルムよりも更に赤いフィルター。640nm以下の波長の光をカットする。 | |
R マーク | 撮影用レンズに表示されている赤外写真撮影時に会わせる位置。 | |
RW吸着イーゼル | 「吸着式イーゼル」参照。 | |
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S | シャッター速度優先モード;撮影目的(高速で動いているものを静止した写真に写すなど)に応じたシャッター速度を決めると露出に合った絞り値にセットされる。 | |
(S)AF | 「シングルAF」参照。 | |
SB-3 | コダックの硬膜性停止液(クロムミョウバン30g,水を加えて1000cc)。3~5分間停止液に漬ける。 | |
SB-4 | コダックの硬膜性停止液(クロムミョウバン30g,無水硫酸ソーダ60g,水を加えて1000cc)。3~5分間停止液に漬ける。 | |
SB-5 | コダックの硬膜性停止液(28%酢酸32cc,無水硫酸ソーダ45g,水を加えて1000cc)。3~5分間停止液に漬ける。 | |
SB-5a | コダックの硬膜性停止液(28%酢酸64cc,無水硫酸ソーダ45g,水を加えて1000cc)。3~5分間停止液に漬ける。 | |
SCフィルター Sharp Cut Filter |
紫外線吸収フィルターのことで、日陰では青味が強く写ってしまうので青味がかるのを緩和して、自然な色調にしてくれるのがSCフィルターでUVフィルターとも呼ばれる。 | |
SD-19a | コダック社のモノクロフィルム特別増感現像液。A液とB液を使用直前に混合し使用。 |
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SD-22 | 「コニカSD-22」参照。 | |
SD-22R | 小西六のモノクロフィルムの現像液SD-22用補充液(メトール5g、無水亜硫酸ナトリウム35g、ハイドロキノン5g、コダルク40gに水を加えて1000mlとする)。補充液はロールフィルム1本現像する毎に次の量の現像液を捨てた後大型タンクで20cc,小型タンクで25ccの補充液を追加する。 補充液はロールフィルム1本現像する毎に次の量の現像液を捨てた後大型タンクで20cc,小型タンクで25ccの補充液を追加する。 | |
SD-26 | コダックの迅速現像液(水1000cc,メトール20g,無水亜硫酸ソーダ60g,ハイドロキノン20g,苛性ソーダ20g,臭化カリ10g)。 | |
SD-27 | コダックの迅速現像液(水1000cc,メトール5g,無水亜硫酸ソーダ90g,ハイドロキノン45g,苛性ソーダ40g,臭化カリ10g,ベンゾトリアゾール1cc)。 | |
Seydou Keita(写真集) | モノクロ写真集。Andre Magnin(Ed).Printed by Germany.1997.SCALO.$49.95(Amazon). | |
SINBI 100 | コニカミノルタ社のリバーサルカラーフィルム、ISO感度100. | |
SLR Single-lens reflex camera |
「一眼レフカメラ」参照。 |
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SLフィルター | スカイライトフィルターの略。「スカイライトフィルター」参照。 | |
SMCペンタックス | ペンタックスのカメラ用レンズ。 | |
SOHO REFLEX TROPICAL MODEL | 英国SOHO社製120x165mmキャビネ判、蛇腹式木製大型一眼レフカメラ(1924?)。 | |
SPD | 「スーパープロドール」参照。 | |
S字型曲線 | 「S字型構図」参照。 | |
S字型構図 (S composition) | 英字の「S」の形をした流れるような構図。奥行きが効果的に表現できる。 | |
Street Candy |
ストリートキャンディのISO400感度のモノクロ35mmフィルム。 | |
SUPER IKONTA V スーパーイコンタ V |
ツァイス イコンの120フィルム(画面サイズ45x60mm)使用の蛇腹式カメラ(1953)。 | |
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T(time) | シャッターボタンを押すとシャッターが開き、開いたままで、もう一度押すことに寄ってシャッターが閉まるシャッターの開閉機能。 | |
T400CN | 「コダックプロフェッショナル T-MAX 白黒フィルムT400CN 」参照。 | |
The Blue Day Book | 誰でも落ち込む日がある。動物写真集。竹書房、H13.2、ブラッドリー・トレバー・グリーヴ | |
THORNTON-PICKAED IMPERIAL TRIPLE EXTENSION |
THORNTON-PICKAED,英国製の120x165mm乾板、蛇腹式フィールドカメラ(1910)。 | |
Threshold density | 露光が与えられなくてもわずかに濃度が生じる点である「カブリ」から画像が初めて識別される特性曲線状の点。 | |
T-MAXデベロッパー T-MAX現像液 |
T-MAX用現像液。現像液は1:4で使用して補充しては使用しない。 | |
T-MAXデベロッパーRS | モノクロフィルム迅速微粒子現像液。T-MAX用現像液。濃縮液を希釈して全量作り補充しながら現像する。 | |
TRI-X 400FILM 400TX |
コダック社のモノクロフィルムで「トライエックス」の愛称で長期間モノクロフィルムの標準的存在として販売されている。 | |
TTL Trough the Lens |
露出測定で、直接レンズを通った光で被写体の反射光をカメラで測定する機構。 | |
TTLオートストロボ | 「TTL自動調光ストロボ」参照。 | |
TTLカメラ through-the -camera |
撮影するためのレンズを通ってきた光を直接測光する露出調節機構を持つカメラ。交レンズを使用しても常に正しい露出条件を求めることができる機能をもつカメラ。 | |
TTL自動調光機構 | 「TTL」参照。 | |
TTL自動調光ストロボ | 人の背後に何も無いと反射が多く戻ってこないので光が少ないと判断し露出オーバーになる。 | |
TTLスポット測光 | 直接レンズを通った光を測光するTTL方式で、画面中央の一部だけを測光する方法。他の部分と極端に異なる一部の明るさの露出を正確に測定したい場合に使われる。 | |
TTL測光 | 「TTL」参照。 | |
TTL方式 | 「TTL」参照。 | |
TTL自動調光 | 発光したストロボ光量をレンズを通したカメラ側で測定し必要量だけストロボが働く。 | |
TTL測光 (スルーザレンズ) |
カメラを通した光を反射式露出計で測定するもの。レンズで絞られた状態の光をそのまま測定できるので撮影時の測定精度が上がった。 | |
TTLダイレクト測光 | TTLで自動設定で撮影するストロボ撮影の方法。シャッターを切ったときのフィルム面の反射光を利用してストロボの発光制御をおこなう測光方式。 | |
TTL多分割測光 | レンズを通った光の強さを測光するTTL方式の中の多分割測光は画面を何分割かに分け、それぞれの測光したデータからコンピューターがアルゴリズムにのっとり演算した露出をきめるもので安定した露出が得られる。評価測光、マルチパターン測光、ハニカムパターン測光などメーカーによって呼び方は異なる。 | |
TTL露出計 (スルーザレンズ) |
TTL測光方式を採用した露出計。 | |
TRI- X100フィルム | コダックのモノクロフィルム。感度はISO100。100TXと略。 | |
TRI- X400フィルム | 「コダック トライ-X400(TX)」参照。 | |
「TURKEY」 | 織作峰子,橋本確文堂企画出版室1996 | |
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Ultrafine Xtreme 100 | ウルトラファインのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
UVフィルター(SL-39) Ultra Violet Filter |
390nm以下の紫外線をカットするフィルター。フィルターの色は無色で遠方の白けを防ぐ。。露出に影響ないためにレンズ保護も兼ねて常用する人も多い。 | |
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Velvia 50 | 「ベルビア50」参照。 | |
Velvia 100 | 「ベルビア100」参照。 |
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VEST POCKET AUTOGRAPHIC KODK | EASTMAN KODAK,40x65ミリ(ベスト判) 蛇腹式カメラ(1920)。 | |
Voigtlander VITRONA フォクトレンダー ビトローナ |
フォクトレンダー社の135フィルム使用(画面サイズ24x36mm)のストロボ内蔵式カメラ(1964)。 | |
VR機能 | 「手ブレ補正」参照。 | |
Vカット | 写真を貼りつける台紙の窓を内側に傾斜させて切る写真台紙のカット方法。横から見ると断面がV字形に見える。 | |
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WPペ^パー | 「RCペーパー」参照。 | |
Wフィルター (W2,W4) |
日影や曇り日の青っぽく写るのを自然な色に写すためのフィルター。 | |
Wフィルター (W10,W12) |
タングステンタイプのカラーフィルムを太陽光のもとで使うとき自然な色に写すためのフィルター。 | |
W四切(ワイドヨツ) | ワイド四切参照。 | |
「WORKSHOP・写真学校」 | 東松照明,森山大道,深瀬昌久,細江英公,横須賀功光,荒木経惟の6任で設立1974。 | |
「WORLD PRESS PHOTO」 | 1950年代から毎年行われている世界報道写真展。 | |
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XP2 スーパー 400 | イルフォードのモノクロネガフィルム、ネガカラーの現像処理でこの感度ISO400のモノクロフィルムの現像ができる。 | |
X-TOL | コダック社の現像液。環境に考慮した現像剤でアスコルビン酸(ビタミンC)を使用している。 | |
X接点 | 放電閃光球(ストロボ、フラッシュ)に用いるためのシンクロ接点。1/50秒よりも低速の場合は他のクラスの球を用いてもシンクロ撮影ができる。一般には自動的に1/250秒になる | |
X線 | 波長が1pm-10nm程度の電磁波。エネルギーの強さに寄り超軟X線、軟X線、X線(エネルギー約2ー20kev)、硬X線に分けられる。 | |
X線写真 (radiography) | X線を利用し物質のX線の透過率の違いから物体の内部構造を写す写真。 | |
Xレイカメラ X-ray camera |
X線を利用して物体の透過した光の強さをフィルムに焼き付けるカメラ。一般には医療用に使われる。 | |
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Y yellow |
イエロー(黄色)の略。黄色は色の三原色の一つで暖色、波長 570〜585nm の単色光、長波長側は橙色に、短波長側は黄緑色に近付く。RGBで示は赤と緑の中間色。 | |
Yフィルター(Y1,Y2) | モノクロ用フィルターで風景にコントラストをつける。雲を撮影すると濃淡がくっきり写る。 | |
YAフィルター(YA3) | Y1,Y2フィルターよりもコントラストが強く表現できるフィルター。 | |
YMC | 色の三原色。イエロー、マゼンタ、シアン。 | |
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アイカップ | カメラの覗き窓であるファインダーの周囲に取り付ける道具でゴムでできたラバータイプのもののほかにも,視度補正レンズ付きのものなどへの交換もできる。 | |
アイスタートシステム(eye start system) | 撮影者がカメラのファインダー接眼部に目を付けると赤外線で感知し自動機能を作動させる機構。 | |
アイデアフレックス | 六櫻社(後のコニカ)の箱形一眼レフカメラ(1910) | |
アイデアフレックスII | 六櫻社(後のコニカ)の箱形一眼レフカメラ(1911)。 | |
アイピース eyepiece |
カメラのファインダーの目と接する部分、接岸部とも言う。 | |
アイランプ | タングステン光,3200K。 | |
アイリス絞り iris diaphragm |
明るさを調整するため連続して絞りの口径を変えることができる絞り。 | |
アイレス 35 AIRES 35 |
アイレスの35mm判カメラ(1954)。 | |
アイレス AIRES 35 ⅢC |
アイレスの35mm判カメラ(1957)。 | |
アイレベル | 撮影するときに立ったままの目の高さの位置で撮影することをアイレベルで撮影すると言う。 | |
アイレベルファインダー eye-level finder |
目の高さに構えて撮影できるカメラのファインダー。 | |
アウト・オブ・フォーカス | 「アウトフフォーカス」参照。 | |
アウトフォーカス (out of focus) | ピントが合っていない状態。作為的にピントを外すときに「アウトフォーカス」にするともいう。 | |
青色調色 | 「鉄調色」参照。 | |
青色フィルター | タングステン電灯光のもとで長波長側の光の影響を少なくするために使うモノクロ写真用フィルター。POB,B等がある。 | |
青感性乳剤層 (アオカンセイニュウザイソウ) |
三原色の光に感じる層で構成されてカラーフィルムの乳剤層の中の青色の光に感じる層。 | |
青黒調 | 「冷黒調」参照。 | |
青写真 Blue Print Process |
露光により青色に発色する鉄塩類などを塗った感光紙に、原図をのせて焼き付ける複写技術(青地に白の印画)。 |
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青空光 |
青空からくる光。天空光、空光、スカイライトとも言う。 | |
青焼き | 「青写真」参照。 | |
アオリ | レンズ面とフィルム面を移動,傾斜させることによって被写体の形,ピント,アングルを変化調整することのできる機構。アオリを用いることで高いビルディングを上しぼみにせずに下から平行に撮影できたり,電車のレールなど遠くから近くのものまで全体にピントをあわせた撮影もできる。アオリにはライズ,フォール,シフト,ティルト,スイングと逆アオリがある。 | |
アーカイバル | 写真では画像を焼付け後の印画紙を長期間保存すること。 | |
アーカイバル処理 | モノクロ写真では一般に調色によりアーカイバル処理する。 | |
赤色調色 | 「ニッケル調色」参照。 | |
赤色強調フィルター | 「レッドエンハンサー」参照。 | |
赤色フィルター | 黄色のフィルターよりも短い波長の吸収効果が強いので被写体の黄色や赤色の部分を強調する目的やコントラストを高める目的で使われるモノクロ写真用フィルター。R1,R2フィルター等があり、R2の方が効果が強い。青空が暗くなり、白い雲はより強調されてくっきりと写る。 | |
赤鉛筆 (写真用色鉛筆) | 「ダーマトグラフ」参照。 | |
アーガス エレクトロニクック255X | セディック(株)製、1972年。 126判フィルムを使う自動露出カメラ。 | |
赤感性乳剤層 (アカカンセイニュウザイソウ) |
三原色の光に感じる層で構成されてカラーフィルムの乳剤層の中の赤色の光に感じる層。 | |
赤目緩和機能 | 赤目現象でウサギの眼のように赤く写らないために,予め少量の発光し,目をフラッシュの光に慣らした後に正規の露光で発光する方法により赤目になることが防げる。 | |
赤目軽減機能 | 「赤目緩和機能」参照。 | |
赤目現象 | カラー撮影でフラッシュをたくと人間等の目が赤く写ってしまう。瞳孔が開いている状態で目の網膜の毛細血管が写ることにより赤くなる。 | |
明るいレンズ | ①明るいレンズはピントが合いやすい。②暗いところでもシャッターが切れる。③AFは明るい方が合い難い。 | |
アキュータンス(acutance) | 写真の画像の輪郭の切れ込みの良さを表すもので、白と黒の境界部における濃さの違い(鮮鋭度)を物理的に決めたもの。 | |
アクアチント | 銅板上に松ヤニ粉等をふりかけ加熱定着後酸で腐食させインクを刷り込んでできた黒い状態の一部を腐食させ白く残す銅版画技法。 | |
アクストロン酸ナトリウム | コダックのモノクロ現像液「エクストール」の主薬でハイドロキノンに変えたものでビタミンCと同じ成分。 | |
アクセサリー | レンズやボディ,フィルム等主要機材ではないもので撮影のための補助機材。レリーズ,ストラップ等。 | |
アクセサリーシュー | ストロボ(発光装置)を取り付けるための接点で、一眼レフカメラではペンタ部に取付けられている。 | |
アクセントライト (accent light) | 「エフェクトライト」参照。 | |
アクティヴ方式 | カメラから赤外線や超音波を発して被写体からの距離を測定するAFの方法。 | |
アックティブ補助光 | 「AF補助光」参照。アクティヴ方式とも言う。 | |
アグファ | ドイツの写真関連の化学メーカー。印画紙,フィルム等販売。 | |
アグファ14 | アグファ社の一般ネガ用メトール常用微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール4.5g、無水亜硫酸ナトリウム85g、無水炭酸ナトリウム1g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
アグファカラーウルトラ100 | アグファの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。強烈な色彩。 | |
アグファカラーオプチマプレステージ100 | アグファの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。自然な色再現。 | |
アグファカラー オプチマプレステージ400 | アグファの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。自然な色再現。 | |
アグファカラービスタ100 | グファの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
アグファカラー ビスタ200 | アグファの感度ISO200のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
アグファカラー ビスタ400 | アグファの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
アグファカラー ビスタ800 | アグファの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
アグファカラーポートレートXPS160 | アグファの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
アグファクロームCTプレシーザ100 | アグファの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
アグファクロームRSXⅡ100 | アグファの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。グレードバランス性。 | |
アグファアゲフィックス | モノクロ用高濃縮液体定着剤。 | |
アグファノイトール | モノクロ用現像液 | |
アグファノイトールリキッドNE,WA | NEは純黒調,WAは温黒調のモノクロ用印画紙。 | |
アグファフォト→AGFAPHOT参照。 |
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アグファマルチコントラストクラシック | モノクロアーカイバル処理としてセレニウム調色がきれいに適用できる。 | |
あぐらホールディング | ローポジションでの撮影のときにあぐらの姿勢で両方の肘を膝にしっかりと固定して撮影する方法。 | |
アクリルパネル | アルミの表面に写真を焼付けることでマウントとして使用される。 | |
アクロマート | 2色(フランホーファーD線589.3mμ、G’線434.1mμ)に対して色補正されているレンズ。 | |
アサ感度 | 「ASA感度」参照。 | |
浅く焼く | プリントするとき薄めにプリントすること。 | |
浅沼商会 木製組立暗箱「感謝号」 | 浅沼商会の蛇腹式組立暗箱(キャビネ判)カメラ(1925)。 | |
アサヒフレックスⅠ | 旭光学の日本初の35mm一眼レフカメラ(1952)。 | |
アサヒフレックスⅠA | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1953)。付属レンズに最短撮影距離を短いプリセット絞りを採用。 | |
アサヒフレックスⅡA | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1955?)。スローシャッター装備。 | |
アサヒフレックスⅡB | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1954)。世界初のクイックリターンミラーを搭載。 | |
アサヒペンタックス | 朝日光学発売のカメラ。 | |
アサヒペンタックスAP | 旭光学のペンタプリズムを装備したカメラ(1957)。 | |
アサヒペンタックスES | 旭光学の絞り優先オート式一眼レフカメラ(1971)。世界初のTTL開放測光・自動露出機構搭載。 | |
アサヒペンタックスESⅡ | 旭光学の絞り優先オート式一眼レフカメラ(1973)。ESの記憶回路をIC化 | |
アサヒペンタックスK | 旭光学の一眼レフカメラ(1975)。スプリットイメージプリズム採用。 | |
アサヒペンタックスM | 旭光学の一眼レフカメラ(1976)。Kシリーズの小型化。 | |
アサヒペンタックスS2 | 旭光学の一眼レフカメラ(1959)。 | |
アサヒペンタックスS3 | 旭光学の一眼レフカメラ(1961)。 |
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アサヒペンタックスSL | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1968)。アサヒペンタックスSPよりTTL露出計を削除。 | |
アサヒペンタックスSP | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1964)。TTL露出計内蔵中央重点平均測光方式。 | |
アサヒペンタックスSV | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1962)。 | |
アサヒペンタックス645 | 旭光学の6x4.5cm判レンズ交換式一眼レフカメラ(1984)。 | |
アサヒペンタックス645 N | 旭光学の6x4.5cm判レンズ交換式一眼レフカメラ(1997)。 オートフォーカス機能付き。 | |
アサヒペンタックス645 NⅡ | 旭光学の6x4.5cm判レンズ交換式一眼レフカメラ(2001)。 オートフォーカス機能付き。 | |
アサヒペンタックス67(6x7) | 旭光学の一眼レフカメラ(1969)。35mm一眼レフの機能を6x7cm版に適用させたカメラ。 | |
アサヒペンタックス オート110 | 旭光学のレンズ交換式110判の一眼レフカメラ。シンクロ接点は電子スイッチを用いたカメラ。 | |
アサヒペンタックスノクタ | 旭光学の赤外線発光装置と赤外線撮影用のカメラを一体化した装置。 | |
朝夕の撮影(色温度) | カラー写真では色温度の関係でブルー気味に発色する。防ぐにはフィルター を使用する。 | |
朝夕の撮影(露出補正) | 場合によるが、太陽が上がったら+2、朝日が上がるまではマイナス、夕日は補正なし。 | |
アシッドフリー | 「無酸」参照。 | |
アジェ | 「ジャン=ウジェーヌ・アジェ」参照。 | |
アスコルビン酸 | ビタミンCは,アスコルビン酸とも呼ばれる。正式名は,L-アスコルビン酸と言う。環境に良い材料としてモノクロ現像液の主成分として使われることもある。 | |
アスチグマチズム | 光の方向と凹面鏡の光軸のずれから生じる現象。 | |
アストロガンマ Astrogamma | 小さな点像がイラジェーションによってある大きさになる状態を、露出量に関係するとしたその係数(Rossの提案)。 |
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亜潜像 (latent sub-image) | 本来は現像が困難なごくごく露光量の少ない部分で現像される力の少ない状態 | |
アダプターリング | フィルター直径が異なり使用できないときにフィルターを使えるように直径をあわせるための道具。 | |
アダムス | 「アンセル・アダムス」参照。 | |
アーチャー | 「フレデリック・スコット・アーチャー」参照。 | |
厚さ(印画紙) | 紙の厚さは一般的にはOog/m2で表すが,印画紙は薄手,中厚手,厚手(270g/m2まで)と表す。厚手よりもさらに厚いものを特厚手と呼ぶ。FBは薄手と厚手,RCは中厚手のものが一般的。 | |
圧縮効果 | 立体感を作らないで二次元的な画像になる。望遠レンズでは圧縮効果が大きく遠方のものが圧縮されて近づいて見える。 | |
厚手 | 「原紙の厚さ」参照。 | |
圧着板 | カメラの中の構造でフィルムを浮上らないように所定の位置に押付ける道具。 | |
アッベ数 | 光学ガラスの性質を表すための数値で色に寄る光の分散の目安として使われる。アッベ数ν=(D-1)/(F-G) ここに、D(フランホーファーのD線589mμに対する屈折率)、F(F線486mμに対する屈折率)、G(G線434mμに対する屈折率)。アッベ数は分散能の逆数。 | |
アッベのサイン条件 | コマ収差をなくすためには全てのゾーンを通る光に対して像の倍率が同じでなければならないので、このためにはレンズに入射する光が光軸となす角θのsinと、レンズを出た後の光が光軸となす角θ’との比が一定であればよい。これがいろいろのゾーンを通る光に対して倍率が一定である条件でこれをアッベのサイン条件と呼ぶ。一定=sinθ/sinθ’ | |
アートエマルジョン | 銀塩で刷毛で塗るタイプの乳剤が富士フィルムから販売、感度が低いので密着焼きでネガと印画紙(布や和紙等にも適応)をくっつけてプリントする方法。 | |
アドックス→ADOX参照。 |
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アートドール | 富士のシートフィルム用現像剤 | |
後ピン | 撮影するときに焦点が目的とするものに合わないで後方に合ってしまうこと。 | |
後ボケ | 写真の写り効果を出すために目的物の後方へボケ(焦点が合わないこと)を作ること。前後どちらに付けるかで写真の表現が変わる。 | |
後幕(rear curtain) | 二枚の膜を左右又は上下に移動しスリットの間隔や速さでシャッター速度を変えるフォーカルプレーンシャッターで先幕を追うように後からスタートするシャッター膜。 | |
後膜シンクロ | シャッターが閉じる直前,後幕が閉じる瞬間にストロボが発光する。動く物体は自然に撮れる。 | |
アトリエカメラ | 「スタジオカメラ」参照。 | |
アナスチグマート | 非点収差をないようにしたレンズ。 | |
アナモフォーズ写真 (anamorphose photo) |
写真で作っただまし絵。アナモフィックレンズと普通のレンズで撮った写真を組み合わせたりして作る。 | |
アナモルフィックレンズ | 歪像レンズの意味で故意に歪曲した像を作るレンズ、縦と横の倍率が変わっている。円筒レンズの一種。 | |
アーバス | 「ダイアン・アーバス」参照。 | |
アブラナティックレンズ | 球面収差とコマ収差の両方が少ない(補正されている)レンズ。 | |
アブレージョンマーク(abrasion mark) | 印画紙に強い圧力がかかったときに、現像後黒い斑点がでる現象。古い印画紙に出やすい。 | |
アベイラブルフォト | 人為的な光を与えないで自然のままの明るさを利用して現実感を強調した写真撮影。 | |
アベイラブルライト (available light) | 写真撮影のために特別なライティングをした以外の全ての光。 | |
アポクロマート | 3色に対して色収差が補正されているレンズ。 | |
アポレンズ | 「アポクロマート」参照。 | |
アミドール (amidol) | ジアミノフェノール。現像液の主薬。白色粉末。 | |
雨の撮影 | 雨足が見えるように撮影する場合:シャッター速度を1/60秒程度にする。 | |
アメリカで販売されている写真の調色 | 一般にはセレン調色。調色は写真の劣化を防ぐため。 | |
アラキネマ | 2台のスライド映写機でスクリーンに映し出す音楽つきのショー | |
アリスタ→ARISTA参照。 |
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亜硫酸塩 | 現像時に銀粒子を溶解し画像の粒状性を良くする。 | |
亜硫酸水素ナトリウム (sodium hydrogen sulfite, sodium bisulfite) | 化学式;NaHO3。重亜硫酸ナトリウム、酸性亜硫酸ナトリウムとも言う。水洗促進ハイポ除去液に利用。 | |
亜硫酸ソーダ (亜硫酸ナトリウム) |
現像液の一部で、現像主薬の酸化生成物を速やかに除去し無害にするためのもの。 | |
アルカディア | モルタ合資会社(現・コニカミノルタ)の蛇腹,レンズシャッター式ハンドカメラ(1931)。画面サイズ65x90mm。 | |
アルカリ中和剤(alkaline neutralizer) | アルカリ性の現像作用を中和して現像作用の停止に使われる酢酸等。 | |
アルコ35 | アルコ写真工業の蛇腹式35mmレンジファインダー式カメラ(1952)。レンズはコリナーf2.8cm、セイコーシャラビットBシャッター、1~1/500。 | |
アルコ35J | アルコ写真工業の蛇腹式35mmレンジファインダー式カメラ(1955)。レンズはf3.5cm。アルコ35の普及型。 |
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アルコ35オートマット | アルコ写真工業の蛇腹式35mmレンジファインダー式カメラ(1956)。ブライトフレーム、レバー巻上げ。 | |
アルコ35オートマットD | アルコ写真工業の蛇腹式35mmレンジファインダー式カメラ(1956)。レンズはコリナーf2.4cm、セイコーシャラビットMLシャッター、1~1/500。 | |
アルバダファインダー | 眼の位置が光軸からずれることで生じる視差のずれを少なくしたレンズでファインダー視野内に白い光輝枠が見える形式のファインダー。 | |
アルバム写真 | 写真を貼って整理するための冊子。 | |
アルバミン・ペーパー法 | 「鶏卵紙」参照。 | |
アルビューメン印画 Albumen Print |
「鶏卵紙」参照。 | |
アルミニューム製フレーム | 写真の展示法の一つ。軽量。一般に写真の前面にはガラス又はアクリル等プラスチックの透明ガラスをつけて使用する。 | |
アルミパネル・デジタルダイレクトプリント | アルミとポリエチレンを積層して作られたアルミパネルに高温(250~500℃)で白色プラチナペイントを着けたものに高性能プリンターで白のコンポーネントを何度も重ねて印刷する方法。 | |
アレルギー反応(皮膚への) | メトールの入っている現像液が手に付着するとアレルギー反応を起こす人もまれにいる。 | |
アンブレラ | 一般にスタジオライティングに使用する照明を反射させて柔らかい光を作る道具。光をアンブレラ(傘)の内側に当て,反射した柔らかい光を作り出す。 | |
アングル | 撮影時のカメラの上下の移動。カメラアングル(角度、方向)を変えることによって見えないものが見えてくる。 | |
アングルファインダー | 低いものを目線で写すためにはカメラを下にさげなければならない。そうすると顔が下に来てファインダーが覗けないので、下にあるカメラのファインダーを上から覗けるようにL字型で光学的に反射させた像を見れるようにした鏡付レンズ。 | |
暗黒部 | 「ディープシャドウ」参照。 | |
暗室 (darkroom) | フィルムの現像や印画紙の焼付けをするための外界から光を遮断した位部屋。 | |
暗室設備(道具類) | 暗室で作業するための設備。暗室(換気扇と冷暖房装置),セーフライト,引伸機,引伸し用レンズ,ネガキャリア,イーゼル(イーゼルマスク),タイマー(時計),フォーカススコープ(フォーカスィングルーペ),ブロア,多諧調フィルター,フィルターホルダー,印画紙,カッター(サークルカッター),フィルムピッカー,パトローネオープナー,フィルムプリップ,ハサミ,コンタクトプリンター,イルミネーター,ルーペ(5倍程度でフィルム観察用),ハサミ,テープ,鉛筆(4Bより濃いもので印画紙裏に現像データ等の記入用),水槽,水道,電源,ワイヤー,フック,シンク,現像薬剤(現像液,停止液,定着液,調色液,水洗促進剤(QW),仕上剤(ドライウェル)),現像タンク・リール,換気扇,液温計,ハイポ計,メスシリンダー,メジャーカップ,現像・停止・定着タンク(バット),撹拌棒,メスカップ,貯蔵ビン,写真用スポンジ,印画紙用乾燥機(ドライマウント等),フィルム乾燥機,写真用スポンジ,スクィージ,タオル,ピンセット,ガラス板(40x50cmx5mm厚さ程度、プリント乾燥用),プリント乾燥用スクリーン(ネット)と棚など。 | |
暗室電球 (darkroom bulb) | フィルム又は印画紙が光を受け露光されてもフィルムや印画紙に像が現れないように着色された電球。 | |
暗室時計 (darkroom clock) | 現像時間などの測定用の時計で、針や時を表す数字に蛍光塗料が塗ってあり暗いところでも見ることができる。0、10、20、30、40、50の数字は一般の時計とは逆に左回転でふられている。ゼンマイ式と電池・電気式のものがあるが、電池式のものは電池が切れると止まってしまうのでゼンマイ式のものが使いやすい。 | |
暗室ランプ (darkroom lamp) | 印画紙やフィルム等に安全光のみ照射するように、安全光以外の電球又は蛍光灯の光を遮断するためのセーフライトのガラス窓を設けた箱。 | |
アンセル・アダムス Ansel Adams |
本名Ansel Easton Adams II, 1902年2月20日 - 1984年4月22日。アメリカの写真家でゾーンシステム提唱者。画面の隅々まで精密な描写でとらえた風景写真、ヨセミテ渓谷のモノクロ写真等が有名。 | |
安全光 | フィルム又は印画紙が光を受けて露光されてもフィルムや印画紙に像が現れない光。一般には橙色の光。 | |
安全光(暗室)のチェック法 | 30秒から5分間程度数段階で暗室自然光のもとで印画紙を露光し現像する、1分間の自然露光で現像結果が大丈夫なら作業上問題はなく、3分間でも大丈夫なら現像上安全な光と言える。 | |
安全電球 | 「暗室電球」参照。 | |
安全フィルター (safelight filter) | 印画紙やフィルター用に安全光のみ照射するように、一部の光を遮断したフィルター。暗室箱用の照射窓に取り付ける。 | |
安息香酸 (benzoic acid, アンソクコウサン) |
芳香族化合物。水に溶かすと酸性を示す。高鮮鋭度現像液の薬品の一部に使用。 | |
アンソニー | 営業写真館のスタジオカメラのこと。初期にイギリスのアンソニー社で作れレていたのでその名がついた。車輪のついた台座付き大型カメラで八つ切りから半切程度のフィルムサイズの撮影を行う。 | |
暗退色 | 暗い所に保管してもカラープリントやカラーフィルムの色が薄くなっていく現象。高温、多湿、有毒ガス(虫よけ)等の影響である。 | |
アンダーポジション | 被写体に当てる光の位置がレベルポジションより低い位置。 | |
アンダー露出 | きめられた光の量よりも少ない量の光しかフィルムに当たらない状態。 | |
アンチフォグ1号 | コダックの商品名。「ベンゾトリアゾール」参照。 | |
アンチハレーションパッキング | いろいろな色素を混ぜてハレーション防止の役目をした裏引層。 |
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暗箱 | 「組立暗箱」参照。 | |
暗部 | 「シャドー部」参照。 | |
アンブレラ | 室内撮影で主に使われる傘の内側で光を反射させて柔らかい光を被写体(人物撮影等)に当てるための反射器具。 | |
アンブロタイプ ambrotype |
湿板写真の1種でガラス板の裏側に黒いニスを塗るか黒いビロードを貼ることによってネガ画像をポジ画像として見えるようにしたもの。 | |
暗幕 | 外からの光をさえぎる布。暗室用に使われる。 | |
異化 | 当たり前に思える事柄を見慣れない道のものに変える効果。視覚的なもののみならず内容的にとらえる。 | |
胃鏡カメラ | 「内視鏡」参照。 | |
医学写真 | 診断や研究などの医療関係の目的で使われる写真。正確な記録性と医療の目的に沿って見やすいことが必要。 | |
イコンタカメラ | ドイツのツァイス・イコン社で製造されたロールフィルムを使用したスプリングカメラの総称。 | |
異常低分散ガラス abnormal dispersion glass |
光の波長が長いと光の屈折率が少なくなる性質を光の分散と云い、特に光の屈折率の変化が少ないガラス。望遠レンズの色収差補正に使われている。 | |
異常分散ガラス | 「異常低分散ガラス」参照。 | |
イーストマン・コダック社 | アメリカの総合カメラメーカー。フィルム、カメラ、薬品、印画紙等製造。ブランド名はコダック。 | |
イーゼル イーゼルマスク |
引伸ばしの時に使う道具。印画紙サイズに合わせて印画紙を挟めるよう工夫されているので印画紙の4隅に左右又は上下均等な余白ができる。4枚ブレードを持ち各側が自由に調整できるものが使いよい。 | |
イソ(ISO)感度 International Organization for Standardizaition |
「国際標準化機構」の略。ヨーロッパやアメリカ人などは「アイソ」と呼ぶ。日本では「イソ」と呼ぶ。写真のフィルム感度等ISOの規格で定められている。昔のASA感度と同等。 | |
イソアスコルビン酸ナトリウム | PQでもMQでもないイソアスコルビン酸ナトリウムが主薬の環境に配慮した現像液としてフジドールEがある。 | |
イソプロピルアルコール (isopropyl alcohol) |
モノクロフィルムの高鮮鋭度現像液の一部に使用。 | |
位置合わせマーク | フィルムを装填するときに位置を正しく入れないとフィルムが正しく巻き取られない。そこでフィルムの先端と位置合せのマークを合わせている。 | |
一眼ペンタレフカメラ | 「一眼レフカメラ」参照。 | |
一眼レフカメラ | 一眼レフレックスカメラの略称。カメラの中に反射鏡を置いて、レンズを通過した像をピントガラスに導きピントを合わせる方法で撮影用の光学系とファインダー用の光学系が一系統であるため(一眼)、ファインダーから見える像が撮影される写真の像と一致する。①レンズ交換ができる。②写すものがそのまま見える(ファインダー)。③AF(オートフォーカス)ができる。④AE(自動露出)ができる。⑤フォーカルプレーンシャッターでシャッター速度が速い(早いもので1/12000秒)。⑤ファインダーで見える像はレンズを通して見た像であるので,シャッターを押した瞬間にシャッターが開きカメラ内のミラーが上がり,光(映像)はフィルムの方へ届くのでファインダーには見えなくなる。⑥ミラーショックが心配な場合は予めミラーを上げておける(ミラーを上げてある状態ではファインダーで像は観察できない)構造のカメラもある。 |
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一光電池法(イチコウデンチホウ) | 色温度測定法の一種。赤・青・緑のフィルターの取り換えに寄って逐次求めた光電流の比を読み取る方法 。 | |
一段(絞り) | 露光量を表す単位。一段毎とは①絞り:1,1.4,2,2.8,4,5.6,8,11,16,22、②シャッター速度:2000,1000,500,250,125,60,30,15,8,4(分の1秒)。EV値が同じ意味で一段違うと光量が2倍(又は半分)になる。(例F2→F2.8又はF2→F1.4)(例、一段あけるとはF2.8をF2にすること) | |
一浴現像定着液 | 普通は現像液と定着液は別々であるが、一つの溶液で現像と定着を同時に行うもの。現像液成分にハイポやチオ硫酸アンモニウムなどの定着成分を含んでいる。 |
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一脚(イッキャク) | ステッキのような1本でできたカメラ保持の棒。三脚のように伸縮ができるが安定性は悪い。三脚の立てられない狭い場所での撮影や移動が多い撮影向き。 | |
糸巻型歪曲 | 像面の端の方での倍率が中央部における倍率よりも大きい時に生じる現象。中央部が細い腰(糸巻き)のように外部よりも狭くなる歪曲。 | |
イナーシャ (Inertia) | 特性曲線の直線部を下方に延長してカブリ濃度に相当する水平線と交わる点(HD式では感度表示の基準点に用いられていた) 。 | |
犬の目写真 | 犬は色を識別できないといわれているのでモノクロ写真を俗称「犬の目写真」とも言う。 | |
犬の目線 | 写真を撮影するときに人間よりも低い犬が見たような位置で撮影すること。 | |
イハーゲ社 | ドイツのカメラメーカー | |
イメージ型組写真 | 自分のイメージ(思い込み)を表現する(例、空と砂浜、空と芙蓉の花、空と犬等、空を共通項として写す) | |
イメージ再現 | 撮影したときの感動をイメー^ジし印画紙上に焼付けること。 | |
イメージサークル | レンズがシャープな像を結ぶ円の直径。フィルム面がイメージサークル内に収まらなくてはきちんとした写真は写らない。 | |
イラジェーション | ・光滲(こうじん)とも言う。 ・フィルムに強い光が当たると当たった光が乱反射して隣接する粒子を感光させ先鋭度が落ちる。 ・写真乾板上に星像のにじみが生じること(これから黒化像の直径をもとに明るさがわかる)。 ・イラジェーション防止層を持ったフィルムもあるが完全に抑えることはできない。特にハイライト部に目立ち、鮮鋭度、解像度を低下させる。 |
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イラディエーション | 「イラジェーション」参照。 | |
イリュージョンフォト | 「アナモフォーズ写真」参照。 | |
イルフォスピードDev | イルフォードの一般印画紙用濃縮現像剤 | |
イルフォテックLC-29 | イルフォードのモノクロフィルム迅速微粒子現像液。高濃縮現像液で希釈率を変えることで標準から増感現像,迅速処理等多様な処理が可能。 | |
イルフォード→ILFORD(一部参照)。 |
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イルフォード ILFORD |
イングランドの会社、中外写真薬品扱い。印画紙や濃縮液体の現像剤等がある。 | |
イルフォードID-68 | イルフォードのモノクロフィルム増感現像液。10分間沸騰後40~50℃に冷ました水750mlに無水亜硫酸ナトリウム85g、ハイドロキノン5g、ホウ砂7g、ホウ酸2g、臭化カリウム1g、フェニドン0.13g、それぞれ順に完全に撹拌後水を加えて1000mgとする。 | |
イルフォードウォッシュエイド | イルフォードの水洗促進剤。フィルムや印画紙の定着後の水洗いをし易くする。 | |
イルフォードニューハイパムフィクサー | イルフォードの濃縮定着剤。 | |
イルフォードマルチグレードFB | イルフォードのモノクロ多諧調用写真印画紙(バライタ紙)。 | |
イルフォマルチグレード | イルフォードの一般印画紙用濃縮現像剤 | |
色鉛筆(写真用) | 「ダーマトグラフ」参照。 | |
色温度(K) Color Temperature |
温度ではなく光の色の性質を示すもの。黒体が加熱した時に発する光(波長)で色温度とした。現実には黒体は存在しないので、外部から光が入らない空洞内部を高温に加熱しそこで発生する光が反射を繰返す場合に黒体に近い特性を持っことが知られていて、その光を小さな穴から取り出して分光器で光の波長毎の強さを観測した。 ・赤(色温度低い)、青(色温度高い)・タングステンタイプの色温度→「タングステンタイプ」参照、白熱灯の色温度→「白熱灯」参照 色温度は平均昼光;5000°K、太陽光(正午;4800°K,、日の出;1900°K,日の出1時間後;3500°K),空の光(雲天;7000°K,青空;11000°K),マグネシューム:3680°K,ストロボ光:6000~6500°K,ブルーフラッドランプ:5500°K,ロウソク:1930°K |
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色温度が低い写真 | 黄色味がかる写真。 | |
色温度が高い写真 | 青味がかる写真。 | |
色温度下降用フィルター | アンバー系のフィルターで被写体の光源の色温度が高いため青っぽく撮影されるとき色温度を下げるために使う。W2,W4,W10,W12等。 | |
色温度計 | 色温度を測定する器具。同時に青・赤の比を測る二色式温度計(二光電池法)と赤・青・緑の三色のフィルター交換で測る三色式温度計(一光電池法)がある。 | |
色温度上昇用フィルター | ブルー系のフィルターで被写体の光源の色温度が低いため赤っぽく撮影されるとき色温度を上げるために使う。C2,C4,C8,C12等。 | |
色温度変換フィルター | 色温度上昇用フィルターと色温度下降用フィルターがある。 | |
色温度調節フィルター | 「ライトバランスフィルター」参照。 | |
色ガラスフィルター | ガラスを金属の酸化物で着色したもの。 |
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色強調フィルター | カラー写真の撮影で特定の色を強調するためのフィルター。エンハンサーと呼ばれ、レッド、グリーン、ブルー等の色の強調ができる。 | |
色再現 | 元の色がどのように再現されているかを表す言葉。 | |
色三画 | 色度図に入れたB(青)、G(緑)、R(赤)の3点を結んだ三角形。 | |
色収差 | レンズを通る光の波長による差(色の違い)で屈折率の違いから同一点に像が結ばない現象。画像がにじみシャープさも低下する。低分散ガラスが効果的であり望遠レンズによく使われている。 | |
色順応 | 最初に見ている光を一瞬代えても前の光を脳が覚えていて順応する現象。例えば白色光下で白くみえる物体を電灯下に置くと、一瞬暖色性を帯びて見えるがすぐに白く見えるようになること。 |
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色濃度 | 視覚的に認識順応 最初に見ている光を一瞬代えても前の光を脳が覚えていて順応する現象。例えば白色光下で白くみえる物体を電灯下に置くと、一瞬暖色性を帯びて見えるがすぐに白く見えるようになること。 | |
色の軌跡 | 色度図上で純粋のスペクトル色の位置は馬蹄型の曲線状に存在し、この色の位置を示す曲線。 | |
色の再現性 | 「被写体色の忠実さ」参照 | |
色の三原色 | シアン,マゼンタ,イエローであり,三原色を混ぜ合わせると黒くなる。シアン,マゼンタ,イエローは光の三原色赤,緑,青と補色関係にある。 | |
色の三属性 | 明度、彩度、色相のこと。 | |
色の違い | 「目による色の違い」参照。 | |
色の忠実さ | 「被写体色の忠実さ」参照 | |
色反射(color reflection) | 周囲の物体の色が反射して被写体の色を変えてしまう現象で特にカラー撮影時に影響が大きい。 | |
色補正フィルター Color Compensating filter |
適切な色状態での撮影を行なうために用いるシート状又はガラス板製のフィルター。 |
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色評価用蛍光ランプ | 光源色:昼白色,高演色形:演色AAA,色温度5000K,平均演色評価数 Ra:99。東芝 直管スタータ形(FL20SN-EDL等),直管ラピッドスタート形(FLR40SN-EDL/M等),Hf器具専用(FHF32N-EDL) パナソニック(旧松下電機)から高演色蛍光灯<リアルクス>、また三菱電機などからも同等のものが販売されている。 |
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色立体(イロリッタイ) | 明度の等しい色を種類分けした色度図に更に明度の成分も加えあらゆる色の位置付けを決めたもの。オストワルト色立体やマンセル色立体等がある。 |
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「岩波写真文庫」 | 1950年創刊の写真文庫本。 | |
陰画 (negative image) | 明暗の諧調が実体とは逆の画像。実体が白い部分は黒色で表現される。 | |
印画汚染除去 | 現像焼付した印画紙がだんだんと変色してくるのを防ぐ又は多少元通りに戻すこと。 | |
印画汚染除去法 | 印画汚染除去の方法として次の3つの方法などがある。・印画紙現像液で光の下で再現像・定着・水洗処理する方法。・ホルマリン3%水溶液で数分間硬膜処理する方法。・漂白液に親戚する方法。 | |
印画乾燥機 | 「乾燥機」参照。 | |
印画紙 | 写真として焼付けるための紙。主にバライタ紙とRC紙(WP紙とも言う)がある。また,別な分類としてカラー用とモノクロ用がある。 | |
印画紙厚さ | 「厚さ(印画紙)」参照。 | |
印画紙色 | ウォームトーン,ニュウートラル,クールトーン等がある。 | |
印画紙乾燥 | 乾燥は紐で吊るすか乾燥棚で行う。 RCペーパーの乾燥:乾燥機又は表面の水分を柔らかいスポンジ又はワイパーでぬぐって自然乾燥する。 バライタ紙:表面の水分を柔らかいスポンジ又はワイパーでぬぐって自然乾燥する。 |
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印画紙感度 | ISOP125等の感度があり,数値が大きいほど感度が高い。一般に短波長の光に良く感じ長波長の赤色等の光に感じ難い。 | |
印画紙現像 | ①印画紙現像液実施例; ア)現像液(ILFORD 1:9水にバライタ紙の場合は3分間、RCペーパーの場合は90秒間撹拌浸漬)、イ) 停止液(酢酸濃度を1.5%に30秒間撹拌浸漬)、ウ) 定着液(スーパーフジフィックス-L等に3分~5分間浸漬)、エ)水洗は流水で1分、オ)水洗促進剤QWに2分以上浸漬、カ)水洗は流水で10分~30分間、キ)バライタ紙の場合;余剰水除去は平らな板(ガラス板)の上に画像を上向きに乗せ画像面をゴム付きワイパーでスクイズして余分な水滴を落とし自然乾燥させる、塗れているときに埃が付かないように部屋の窓や扉は開閉しない。RCペーパーの場合;多少水滴のある状態で一枚づつ乾燥機を通して乾燥させる。ク)乾燥後バライタ紙の場合は紙が曲がるので半日以内に平らな板ではさみ重みをかけて数10日間押す。 ②その他 ・現像時間・温度で仕上がり濃度、フィルターでコントラストの調整を考えて焼付ける。深みを出すためにはフィルター番号の小さいものを使う。 ・現像液温度は20℃~25℃の範囲で,現像・停止・定着液温度はできるだけ揃える。 |
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印画紙号数 | 「号数」参照。 | |
印画紙サイズ | 大全紙(20x24インチ、50.8x61cm)、全紙(18x22インチ,45.7x56cm),半切(14x17インチ,35.6x43.2cm),大四切(11x14インチ,27.9x35.6cm),四切(10x12インチ,25.4x30.5cm),六切8x10インチ,20.3x25.4cm,エイトバイテン),八切,13x18,キャビネ,4x5,手札,大名刺(6.5x9cm),その他ワイド四切等がある。ディジカメ用にはA系列,B系列の用紙もある。 | |
印画紙の伸縮(湿度との関係) | 印画紙は水分を含むと伸び、乾燥すると縮む。一例をあげると湿度が30%のときには厚手タテ0.11%,ヨコ0.46%,薄手タテ0.20%,ヨコ0.47%,湿度が70%のときには厚手タテ0.23%,ヨコ0.86%,薄手タテ0.45%,ヨコ0.89%、(タテ;製造上巻きとられる方向。ヨコ;タテの直角方向)。 | |
印画紙の断面 | 一般に表面から順に①保護ゼラチン層、②乳剤層、③バライタ層、④紙(原紙又は台紙)の4層から構成されている。 | |
印画紙の表面(texture) | バライタ紙では滑面,マット面,微粒面,絹目と更に光沢度の違いがある。RCペーパーでは光沢,半光沢,無光沢がある。表面がスムーズであるほど画像の濃淡及び細かいところまでの形が良く表現できる。 | |
印画紙の保存 | 現像前の印画紙;冷暗所 現像焼き付け後の印画紙:直射日光の当たらない(紫外線が当たらない)乾燥した場所。 |
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印画紙の面状 | 「印画紙の表面」参照。 | |
印画紙の面状と光沢 | 面状と光沢の組合せ(滑面は光沢、半光沢、無光沢。微粒面は半光沢。絹目は半光沢。) | |
印画紙の余白 | 印画紙に画像を焼き付けるときに余白をとって焼きつける。余白は乾燥時にクリップでつかんだり、装丁やマット加工なども余白を有効に利用できる。 | |
印画紙用画像安定液 | モノクロ写真の現像で水洗後に使う画像を安定させるための材料でAgガードなどがある。 | |
印画紙用裁断機 | 「カッター」参照。 | |
印画調色 | 「調色」参照。主にモノクロ印画紙で利用される。 | |
インク直塗り法によるシルクスクリーン | シルクスクリーン上に直接インクを載せて描いて原板を作るシルクスクリーン法。 | |
インスタマチックカメラ Instamatic camera |
コダック社が開発した35ミリ幅の126フィルムを使うカメラで、カートリッジとカメラの裏ぶたを通して撮影枚数が読み取れる。 | |
インスタントカメラ instant camera |
インスタント写真の撮れるカメラ。ポラロイドカメラとも呼ぶ。 | |
インスタントカラーフィルムinstax mini | 富士フィルムの感度ISO800のインスタントカラーフィルム。フィルムサイズ:86×54mm、画面サイズ:62×46mm | |
インスタントカラーフィルムinstax mini「絵柄入りフレームタイプ」くまのプーさん | 「インスタントカラーフィルムinstax mini」参照。 | |
インスタントカラーフィルムinstax mini「絵柄入りフレームタイプ」ハローキティ | 「インスタントカラーフィルムinstax mini」参照。 | |
インスタントカラーフィルムinstax mini「絵柄入りフレームタイプ」ミッキー&フレンズ | 「インスタントカラーフィルムinstax mini」参照。 | |
インスタントカラーフィルムinstax WIDE | 富士フィルムの感度ISO800のインスタントカラーフィルム。フィルムサイズ:86×108mm、画面サイズ:62×99mm | |
インスタントカラーフィルムinstax WIDE「絵柄入りフレームタイプ」ハローキティ | 「インスタントカラーフィルムinstax WIDE」参照。 | |
インスタント写真 | 「ポラロイド」写真は暗室での現像処理工程をなくして,その場ですぐ見ることができることからインスタント写真の一種といわれる。その後フジフィルムからインスタント写真として「フォトラマ」が発売された。モノシートタイプとピールパパートタイプがある。 | |
インスタントスライドフィルム | スライド用のインスタント方式のポジフィルム。カラー、モノクロ、ブルー用がある。 | |
インスタントフィルム instant print film |
インスタント写真に使う感光材料。ポラロイドフィルムと呼ばれていたが、ポラロイド社以外からも同様のフィルムが発売されインスタントフィルムと総称された。 | |
インスタントプリントフィルム | 「インスタントフィルム」参照。 | |
インターネガを起こす | 引伸ばしの際にポジからネガを起こして、印画紙現像に使うときのネガを起こすこと。 | |
インターバルタイマー(interval timer) | 設定した一定間隔で動作するタイマー。 | |
インディレクトライト | 「間接光」参照。 | |
インデックスプリント | 撮影コマが一覧表になったもの。 | |
インテリジェントカードシステム | 「カードシステム」参照。 | |
インテリジェントプログラム | 「オートマルチプログラム」参照。 | |
インナーフォーカス式レンズ | レンズ移動の負担が少なくAF向き。 | |
インフィニティ(infinity) | 無限領域(レンズでは∞の位置) | |
ヴィンテージプリント | 「ビンテージプリント」参照。 | |
ウエストレベル | カメラを腰の高さで構えた状態。 | |
ウエストレベル式ファインダー | 二眼レフに使われているファインダーで左右逆像。 | |
ウエストン | 「エドワード・ウエストン」参照。 | |
ウエストン式 | 電気露光計を使って各フィルムの感光度に応じて適正露光を測定するためのウエストン社の係数。 | |
ウェッジ | 「光学クサビ」参照。 | |
ウェッジスペクトル写真 | 光学クサビ(ウェッジ)を用いて撮影したスペクトル写真。 | |
ウエットサイド(暗室の) | 現像処理作業をする水環境の側。関連:ドライサイド | |
ウオームアップ (warm up) | フィルムの長期間保存での劣化を防ぐために冷蔵庫(13℃以下の温度)で保存したものを取り出した後大気中の水分がフィルム表面に結露することを防ぐため1~2時間常温で放置すること。 その他引伸機や乾燥機など使用時に正常の機能がでるように予め電源やヒーター等を入れ温めておくこと。 |
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ウォームエンハンサー | 温かいぬくもりを表現するフィルター。Wフィルターの黄味を押さえた撮影ができる(ケンコー)。 | |
ウォームトーン | 塩化銀紙(クロライド印画紙)の画像に温かみのある色(ウォームトーン)が見られる。 | |
ウォーム・ブラウン・プリント warm brown print |
硝酸銀の量が異なるがカーリータイプ・プリントと同じ薬品を使っている。 | |
動きを止めて撮る | スポーツ写真などで早い動きを止めて撮りたい場合は早いシャッター速度(1/1000秒よりも早い)で撮影する。逆に滝などの流れの荒々しさをやわらかに写す場合は1/15秒より遅い速度にする。 | |
後側主点 | 「主点」参照。 | |
後ろ側の被写界深度限界 | 後ろの被写界深度限界=(過焦点距離x焦点を合わせた距離)÷(過焦点距離ー焦点を合わせた距離) 例 50mmレンズのF1.4の過焦点距離は60m、距離1mの被写体に焦点を合わせると手前側の被写界深度限界は1.02m。 |
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薄手 | 「原紙の厚さ」参照。 | |
薄幕高鮮鋭度フィルム | 「低感度フィルム」参照。 | |
宇宙写真 | 人工衛星などで空の上から撮影した写真。 | |
ウッドベーリー・タイプ Woodburytype |
1864年にイギリスのウオルト・B・ウッドベーリーが特許を撮った写真印刷技法。コロジオン溶液をガラス板上に引き乾燥、温めたゼラチン溶液をその上に引き再び乾燥、次にコロジオン・ゼラチン乳剤をガラス板から剥がし、密着ネガを用いてコロジオン側から露光することでゼラチン膜は露光・硬化する。更に湯で現像し、感光されない部分の乳剤を洗う、ゼラチン画像の凹凸ができ、乾燥で画像が硬化、このゼラチン画像をカリミョウバンの溶液に漬けゼラチンを硬膜させ鉛板上で高圧プレスし鉛鋳型を作る、この型に顔料とゼラチンを温めて作ったインキを注ぎ、紙を載せプレスし冷却後取り出す方法。 | |
写る、写す,写っている写真、写した写真 |
昔;ピントが合って、露出が合っている→写っている写真 | |
裏打ち素材 | 焼き付けられた印画紙の平滑性を保つための材料。アクリル板や粘着シートで圧着するドライマウントなどがる。 | |
裏引層(ウラビキソウ) anti-haration backing layer |
現像したフィルムのカーリング(巻きぐせ)を少なくするためにフィルムの裏面にゼラチン層を塗布したもの。 | |
裏蓋(rear cover,ウラブタ) | カメラのボディの裏側の蓋でフィルムの出し入れに使う。 | |
裏蓋開放レバー | フィルムを取り出すために裏蓋を開けるための道具。 | |
裏焼き | 裏表間違えて写真に焼付けてしまい、表裏逆の写真。 | |
ウルシュタイン・テンポ | ドイツの写真新聞、1928年創刊ウルシュタイン社。 | |
ウルトラファイン→ Ultrafine 参照。 | ー | |
雲台 | 三脚とカメラの間に取付け、カメラの位置(方向)を自由に移動できる道具。「自由雲台」、「3ウェイ雲台」等ある。 | |
エアードライヤー | 約70℃の温風で乾燥させるRCペーパー用の乾燥機。 | |
エアブラシ(air brush) | 写真の不要な部分や背景などを消すために絵具などの溶かしたものを吹き付けるための道具。エアーコンプレッサを使うこともある。 | |
エアブロア | 「ブロア」参照。 | |
永久保存 | 「パーマネントコレクション」参照。 | |
エイト・バイ・テン | 「8x10判」参照。 | |
笑顔写真をつくる | 口の開きが「い」の発音が笑顔になりやすいので、「ハイ、チーズ」「1たす1は2ー」「ズワイガニー」などを声に出す。 | |
液晶ディスプレー | 「液晶パネル」参照。 | |
液晶表示パネル | カメラの上部や裏面にいろいろな情報を表示するための液晶パネルがある。 | |
液層フィルター liquid filter |
平行平面ガラス層の中に着色液を満たしたもの。吸光材として硫酸銅、重クロム酸カリなどが使われる。 | |
液体フィルター | 「液層フィルター」参照。 | |
エクステンダー | 「テレコンバーター」参照。 | |
エクストール | モノクロ現像液。フェニドン+アクストロン酸ナトリウムの主薬の現像液で,環境を考えて主成分のハイドロキノンに変えてアクストロン酸ナトリウム(ビタミンC)を使用している。 | |
エクタクローム | コダック製のポジフィルム。カプラー(発色材)がフィルムの三層の乳剤中に含まれている内式タイプのフィルム。 | |
エクタクロームパンサー100Xプロ | コダック製のポジフィルム。 | |
エコー8(ECHO-8) | 鈴木光学のカメラ(1951)。ジッポー型のオイルライターと形状が似たカメラでライターとしても使え、映画「ローマの休日」でも使われた。 | |
エステートプリント | 撮影者以外の人の手によって焼付けられたプリント。「ポスチューマスプリント」と同じ。 | |
エッジ効果 | 現像のときに乳剤膜の高露光域と低露光域の境界で高露光域における濃度が一段と高く低露光域における濃度が一段と低くなる現象。 | |
エドワード・ウエストン Edward Weston |
1886年3月24日 - 1958年1月1日、アメリカの写真家で、f64グループの創設メンバー。木製大判ビューカメラ(8X10インチ)を愛用。「おうむ貝」等の作品が有名。 | |
エドワール | 外国の現像液等の製造・販売会社。 | |
エヌエヌシー | 写真機材関連企業。現像液の販売等。 | |
エフケ | ユーゴの写真関連機材業者。 | |
枝(斜め)の撮影 | 斜め枝の下部を画面の丁度直角の部分に構成しないで多少左右にずらす。 | |
エバーハード効果 | フィルムネガ現像時にハイライト部と暗いハーフトーン部が接しているとき境界に沿ってハーフトーン部で濃度が淡くなる現象。 | |
エフェクトライト | 局部を強調して表現するための照明。「アクセントライト」とも云う。 | |
エマルジョン photographic emulsion |
乳剤のこと。感光乳剤,写真乳剤とも呼ぶ。感光材料の感光膜を形成しているもの。塩化銀又は臭化銀を含む溶液。塩化銀を含むものは密着プリント用,臭化銀を含むものは引伸し用であり,現在多く使われているものは中間のクロロブロマイド印画紙である。 | |
エマルジョンナンバー | フィルムや印画紙に塗布されている感光材料(乳剤)の製造番号。 | |
絵文字 | 「ピクトグラフ」参照。 | |
偉くみせる撮影方法 | 人間の記念写真で人物を偉く見せるにはローアングルで下から正面で見上げて撮影する方法がある。 | |
エリオグラヴュール | 「フォトグラビア」参照。 | |
エリートクローム 100フィルム | コダックの感度ISO100のカラーリバーサルフィルム。 | |
エリートクローム 200フィルム | コダックの感度ISO200のカラーリバーサルフィルム。インパクトある色調。 | |
エリートクローム エクストラカラー100フィルム | コダックの感度ISO100のカラーリバーサルフィルム。インパクトある色調。 | |
エレクトロニックフラッシュ | 「ストロボ」参照。 | |
エルブラック | イルフォードの濃縮現像液。 | |
エルホワイト | 中外写真薬品扱いの濃縮定着液。 | |
エルンスト・ライツ社 (Ernst Leitz G.m.b.H) |
35mmカメラのライカを製造している会社。 | |
エレベーター三脚 | 雲台の下の三脚中心部のパイプが上下する三脚。 | |
エロ写真 | 「ポルノグラフィー」参照。 | |
エロン | 現像液などに使う溶液。メトール、モノールとも言う。コダックの商品名。 | |
塩化銀 | ハロゲン化銀の一種。写真用の感光剤として使われる。印画紙に茶色く写る。モノクロ印画紙で塩化銀によって茶色く現像され,臭化銀によって青く現像され,両者がうまく混ぜ合って純黒色ができる。 | |
塩化銀紙 Salted Paper |
タルボット(Fox Talbot)が開発したタルボタイプ用のモノクロ印画紙として1840ー60年代に使用された。クロライド印画紙とも言う。ウォームトーンの印画紙。 | |
塩化銀ゼラチン焼き出し印画紙 | 塩化銀の結合剤にゼラチンを使用し、この感光乳剤を紙に塗布した印画紙。1882年Abneyが考案。 | |
塩化銀セロイジン焼きだし印画紙 Celloidin paper |
塩化銀の結合剤にコロジオンを使用し紙に塗布した印画紙。1865年Simpsonが考案。 | |
塩臭化銀紙 | クロブロマイド印画紙とも言う。現在主流のニュートラル色の印画紙。 | |
遠近構成法(組写真) | 見え方・アングル・距離を変えて映像的に写す。 | |
遠近感 | パースペクティブとも言う。遠近感を撮影に取り入れる。遠くのものと近くのものを入れて撮影すると1写真の中で平面的になることを防ぐことができ奥行きのある写真になる。広角レンズでは遠近感が強調(パンフォーカス)される。 | |
遠景 | 遠くにある被写体。 | |
エンジニアリングプラスチック (engineering plastic) |
カメラの本体や部品に使われている工業用プラスチックの総称。エンプラと略称。 | |
演色 | 物体の色の見え方が照明によって影響される現象。 | |
演色性 | 基準光源と比較してどのように見えるかの光源の性質。 | |
延長レール | 蛇腹を使うビューカメラ等で使うレールでレンズボードとフィルム間の距離を伸ばすために使うレール。 | |
エンハンサーフィルター | 色を強調するためのフィルターで,光の三原色である緑,赤,青が使われる。強調したい色成分だけを強調できる分光感度を持ったフィルター。 | |
エンプラ | エンジニアリングプラスチッの略称。 | |
円偏光フィルター circulariy polarized light filter |
オートフォーカスカメラで偏光フィルターを使うときに使用するフィルターで,普通の偏光フィルターとは異なり,AFカメラの光学系に偏光性のハーフミラーが組み込まれており、普通の偏光フィルターを使うと回転位置によってピント合せの距離の測定や露出測定に誤差を生じる場合が出るのでCPLフィルターを使用する。普通の偏光フィルターでは透過した光は一定方向に振動する光となる、円偏光フィルターは1/4位相差板を内臓しているので透過した光は円を描くように振動しあらゆる方向に振動する透過前に近い状態になりカメラのハーフミラーの影響を受けないので正確な距離の測定ができる。 | |
円偏光フィルターの経年変化 | 「偏光フィルターの経年変化」参照。 | |
追い写し | 「流し撮り」参照。 | |
オイル印画法 (oil print process) | ブロムオイル法の原型で陽画を作る方法。重クロム酸カリウムとゼラチン混合液を塗った紙を乾燥後ネガに密着させ光を当てて焼付、水で洗った後、油絵具を塗り、水が吸収していない部分に油絵の具が付き陽画ができる。 | |
覆い焼き | 印画紙に光を当てて焼付けるときに光が当たらないように一部分の光を遮る焼き方。 | |
大型カメラ | 一般にフィルムの大きさが大きいカメラ(4x5インチ以上の大きなフィルムを使うカメラ)。レンズを通した光の像は左右上下逆像。蛇腹を伸ばすほど暗くなるので単体露出計で測定した値よりもプラス補正する。 | |
大型カメラの露出補正 | 露出倍数=(蛇腹の距離÷レンズの焦点距離)2 例;蛇腹150mm,焦点距離100mm,2.25露出倍数であり、露出計で測定した値に対して約+1段補正が必要。露出倍数は4倍で2段、8倍で3段。 |
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大型ストロボ | ストロボのうち発光部と電源部が分離されているタイプのストロボ。スタジオストロボとも言う。 | |
大口径レンズ | 「だいこうけい」と読む,「大口径レンズ(だいこうけいレンズ」参照。 | |
黄金分割 黄金比 |
長方形の短片と長片の比が1:1.618(縦横の比が約2:3)の調和がとれている形。「黄金比」とも言う。黄金分割されたところに画面のポイントとなるものをおくと均整がとれた写真になる。 | |
オークション | 絵画や骨董品,写真等の競売。ザザビー,クリスティーズ等の機関がある。写真については3億円(エドワード・スタイケン),1.4億円(スティーグリッツ),7000万円(アンセルアダムス)等の例がある。 | |
奥行き感 | 「遠近感」参照。 | |
奥行きのある風景を撮影 | 奥行きのある風景をはっきりと撮影するためにはレンズの絞りを絞り込んで撮影する。焦点距離の短いレンズで撮影する。 | |
起こし | 「サブライト」参照。 | |
抑え | 「サブライト」参照。 | |
オサノンデジタル750 (フィルムカメラ) Osanon Digital 750 |
ヤシマのフォーカルプレーン式一眼レフ式フィルムカメラ(1976) 135フィルム 24x36mm | |
オストワルト色立体 | あらゆる色の位置付けを決めたもの。 | |
汚染除去液(器具) | 水に重クロム酸カリを溶かした後濃硫酸を徐々に加えて作る。(水;1リットル、重クロム酸カリ;90g、濃硫酸;100cc) | |
汚染除去液(手) | A液の少量を手に付け、水ですすぎ、B液で洗った後に更に手を水で洗う。(A液 水;1リットル、過マンガン酸カリ;7.5g),(B液 水;1リットル、重亜硫酸ソーダ;50g) | |
オーソ Ortho chromatic |
「オルソクロマチック印画紙」参照。 | |
オーソパン | 「オルソパンフィルム」参照。 | |
オート | 自動で焦点合わせのできるもの | |
オート(自動) | カメラでオートになっているもの①露出(AE)、②巻上(送り)AW(ARW)、③ピント(AF)、④感度(ISO)、⑤フラッシュ(ストロボ) | |
オートアップ (auto-up) | 距離計連動式カメラの内蔵距離計を利用して接写を行うための用具。 | |
オートエクスポージャ | 測光したデータによりカメラが絞りとシャッター速度を自動的に組合せて調節する機能。 | |
オートクローム (autochrome) | 赤緑青の3色のフィルターを利用しパンクロの感光材料に重ねて撮影する初期のカラー再現法。 | |
オートタイマー | 「引伸タイマー」参照。 | |
オートテラⅠ(Auto TerraⅠ) | 寺岡精工(当時は寺岡精工所)のスプリングモーター式自動巻上げ35mmカメラ(1955)。レンズは4群5枚プロバー44mmF2.8でファインダーに組込まれ距離計連動。 | |
オートテラⅡ(Auto TerraⅡ) | 寺岡精工(当時は寺岡精工所)の固定鏡胴式35mmカメラ(1956)。レンズは3群5枚プロバー44mmF2.8で距離計連動。 | |
オートテラⅡB(Auto TerraⅡB) | 寺岡精工(当時は寺岡精工所)の固定鏡胴式35mmカメラ(1957)。レンズは3群5枚プロバー44mmF2.8で距離計連動。オートテラⅡからパララックス自動補正機構を外したもの。 | |
オートテラⅡL(Auto TerraⅡL) | 寺岡精工(当時は寺岡精工所)の固定鏡胴式35mmカメラ(1958)。レンズはプロバー45mmF1.9で距離計連動。オートテラⅡBに単独露出計を組込んだもの。 | |
オートテラスーパー | 寺岡精工(当時は寺岡精工所)の固定鏡胴式35mmカメラ(1959)。レンズはプロバー45mmF2.8で距離計連動。露出計を省略。 | |
オートフォーカス | カメラが自動的にフォーカスをあわせてくれる機能。一般的には中央にある被写体に焦点が合うようになっている(新しい機種では焦点の合わせられる位置が移動できる)。一眼レフでは自動的にフォーカスを合わせる時にシャッターボタンを半押しする。半押し状態(ピントが最初に合った状態)でファインダーから見える位置をずらして撮影することもある。アクティブ方式とパッシブ方式がある。 | |
オートフォーカスが苦手な被写体 | 動物の檻や被写体の合焦部に目的以外の邪魔な被写体がある場合。全体が濃淡の変化がない被写体。 | |
オートプロセッサー | 「自動現像機」参照。 | |
オートブラケッティング オートブラケット |
段階露出(露光)をするときに、1回毎に人間が露出を変えないでもカメラが自動的に予め設定した値に数段階露出を変えて撮影できる機構。 | |
オートマルチプログラム (multiple programmed AE) |
レンズの焦点距離やズームレンズ等による露出やシャッタースピードの条件が数種類のプログラムに合わせて自動的に最適条件に変化し対応できる機能。 | |
オートラジオグラフィ (auto radiography) |
放射性物質から放出されるベータ線粒子やガンマ線から画像を作成する方法。 | |
オートラジオグラム | 「オートラジオグラフィ」参照。 | |
オートリール (automatic reel) | 自動的にフィルムを巻きこめる現像タンクの中枠。 | |
オートローディング | フィルムの自動巻き取り機構。フィルムをカメラに装填し、裏蓋を締めると自動的にフィルムの1コマ目がセットされる。 | |
オートワインダー | フィルムの自動巻き上げ機構。撮影するときシャッターを押すと自動的にフィルムが1コマ巻きあがり次の1コマがセットされる。 | |
大判フィルム | 4x5,5x7,8x10インチサイズがある。たっぷり露光のあっさり現像が良いネガが得られる。シャドー部の露光を計る。 | |
置きピン | ある行動を予測して、物体が来る前に予め撮影個所にピントを合わせて置く被写界深度を利用する撮影方法。 | |
押しが効く | バライタ現像の場合に現像時間を長くすることで、濃い目のグレーから最高濃度の黒までのトーンが更に濃くなること。但し,ハイライト部は現像時間よりも露光時間で左右される。 | |
大伸ばしプリント | 大きなサイズに引伸ばすプリント(焼付け)。 | |
オートドライヤ (automatic drier) | バライタ印画紙用のドラム回転式印画乾燥機。ヒーターを内蔵したクロームメッキのドラムの回転に連れ挿入した印画紙と一緒に抑え布も回転して乾燥する。 |
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オーバーインフ | 「オーバーインフニティ」参照。 | |
オーバーインフィニティ (over infinity) | レンズの無限遠(∞)でピントを合わせるとき、無限遠より遠くにピントが合う現象。 | |
オーバーインフィニティの原因 | オートフォーカスのレンズでピント合わせるとき機械的に一度で会い難いので無限遠付近で微小に前後し丁度良い位置でピントが合うようにしているので、オートフォーカス機構のレンズではマニュアルで最大∞側にするとわずかに遠くに会うこともある。 | |
おばけ撮影 | 人の顔の下側から照明(ストロボなど)を当てると怖いおばけ撮影ができる。 | |
オーバーマット | 写真を額装するときに写真の表側に画像を囲んだ四角の穴の開いたマットを載せ,更にガラス等で表面をカバーする方法。写真のイメージの大きさに45°の傾斜をもって窓を切り抜いたもの。オーバーマットの色は白色,黒色,オフホワイトの順に適当。 | |
オーバー露出 | 「露光オーバー」参照。 | |
オフコード | ホットシューアダプターの電気コード部。 | |
オフシュー | ホットシューアダプターの接続部。 | |
オブジェ (object) | 写真撮影に取り入れる物体。 | |
オフ・センターポジション | 被写体の真正面を少しはずして光を当てる位置。 | |
オプトメカトロニクス(optomechatronics) | 光学技術を組合せた機械の電子化。 | |
オフホワイト | クリーム色より白く,白よりもクリーム色の薄いクリーム色。額装のオーバーマットの色に適している。 | |
オープン撮影 (on location) | 屋外での撮影や撮影に状況を一般に公開する場合等。 | |
オープンシャッターカメラ | 「スリットカメラ」参照。 | |
オープンフラッシュ (open flash) | カメラのシャッターとフラッシュの同調を自動ではなく手動で行う方法。対語;シンクロフラッシュ | |
オペークペン | コンタクトプリント用のペン。世界堂等で販売。 | |
オリエンタル | 写真用印画紙の商標。サイバーグラフィックス コーポレーション販売。 | |
オリエンタル黒白印画紙 | バライタ紙ではニューシーガルF(2~4号),ニューシーガルG(2~4号),ニューシーガルセレクトVC-FB。RP紙ではニューシーガルRP-F(2~4号),ニューシーガルRP-R(2~4号),ニューシーガルRP-M(2~4号),ニューシーガルセレクトVC-RPF等がある。 | |
オリエンタル NEW SEAGULL 100 | サイバーグラフィックス社オリエンタルブランドのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
オリエンタル NEW SEAGULL 400 | サイバーグラフィックス社オリエンタルブランドのISO400感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
オリエンタル・ニューシーガルG | オリエンタルのモノクロ写真用印画紙(バライタ紙)。 | |
オリオンT(ミランダT) | オリオン精機産業有限会社(後にオリオンカメラと改称)35mm一眼レフカメラ(1954)。初のペンタプリズム装備カメラ。ズノー50mm、F1.9レンズ付き。 | |
オリジナル Original |
何かに加工される前の元のもの。特に、複写、複製等に対して用いられる。 | |
オリジナルプリント (original print) | 作者自身が写真の最良の完成を意図して作成したプリント。 | |
オリトーン | オリエンタルの一般印画紙用現像剤 | |
オリンパス | 光学(カメラ)メーカー。 | |
オリンパス35 | オリンパスの35mmカメラ(1948)。 | |
オリンパス35I | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1948)。画面は24×32mm(ニホン判)。シャッターはセイコーシャラピッド00番。 | |
オリンパス35III | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。画面は24×36mm(ライカ判)。オリンパス35Iは連合国軍最高司令官総司令部から「自動裁断機に掛けられない」旨クレームがあり、シャッターをシンクロ付きにする際に改良。 | |
オリンパス35Ⅳa | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1953)。 平面性を向上するためガラス圧板を採用後、フィルムとの摩擦による静電気発生の放電現象等により途中から金属製圧板に変更。 | |
オリンパス35Va | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1955)。 | |
オリンパス35DC | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1971)。フラッシュマチック機構、逆光補正機能搭載。 | |
オリンパス35EC | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1969)。最大4秒の長時間露光のプログラム露出。外付けストロボによるフラッシュマチック機構。 | |
オリンパス35EC2 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1971)。電源警告装置、電圧下がり過ぎにレリーズロックで露光不足を防ぐ。レンズはEズイコー42mmF2.8。 | |
オリンパス35ED | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1974)。レンズはDズイコー38mmF2.8。連動距離計。 | |
オリンパス35LE | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1965)。 | |
オリンパス35RC | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1970)。ペンシリーズとほぼ同じボディーサイズ。シャッター速度優先AE、マニュアル露出可。距離計連動式。 | |
オリンパス35S | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1955)。 レバー式フィルム巻上げ、セルフコッキング、連動距離計搭載。当初はF3.5、後にF2.8モデル、F1.9モデルも追加。 | |
オリンパス35SP | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1969)。 | |
オリンパスFTL | オリンパスのカメラ(1972)。CdS、開放測光で全面平均TTL測光。 |
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オリンパスM-1/オリンパスOM-1 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1972)。マニュアルフォーカス機。135フィルムを使用する24×36mm(ライカ)判のレンズ交換式一眼レフカメラで世界最小最軽量。マニュアルフォーカス機。小型化のためシャッター秒時制御のガバナーをミラーボックス下部に配置、シャッタースピードダイヤルをマウントと平行(同心円上)に配置。エルンスト・ライツ(現ライカ)からのクレーム対応で改名(1973)。 | |
オリンパスOM1 | オリンパスの35mmm一眼レフカメラ(1973)。ライカからの抗議でM1を改名。 | |
オリンパスOM-1MD | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ。マニュアルフォーカス機。OM-1にモータードライブを装着するには底蓋交換が必要だが、最初から装着可能とした。 | |
オリンパスOM-1N | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1979)。マニュアルフォーカス機。アクセサリーシュー4使用によりフラッシュ充電完了表示確認、フラッシュ適正発光表示確認がファインダー内可能。 |
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オリンパスOM-2 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1975)。マニュアルフォーカス機。フィルム面から反射して来た光量を測り露光をコントロールするTTLダイレクト測光を採用、専用フラッシュを用いたTTL自動調光を実現。自動露出の上限は60秒。 | |
オリンパスOM-2N | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1979)。マニュアルフォーカス機。アクセサリーシュー4使用によりフラッシュ充電完了表示確認、フラッシュ適正発光表示確認がファインダー内可能。自動露出上限を120秒に延長。 | |
オリンパスOM-2SP | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1984)。マニュアルフォーカス機。プログラムAE機能、マニュアル露出時のスポット測光機能搭載。 | |
オリンパスOM-3 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1984?)。マニュアルフォーカス機。シャッター制御は最高速1/2000秒・全速機械式のマニュアル専用機。中央重点測光とマルチスポット測光機構はオリンパスOM-4と同等。 | |
オリンパスOM-3Ti | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1994)。マニュアルフォーカス機。オリンパスOM-3のチタン外装バージョン。TTLダイレクト調光、スーパーFP発光制御。 | |
オリンパスOM-4 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1983?)。マニュアルフォーカス機。中央重点測光の他、最大8点マルチスポット測光機構。 |
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オリンパスOM-4Ti | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1986)。マニュアルフォーカス機。オリンパスOM-4のチタン外装バージョン。専用ストロボにより高速シャッター時にも対応「スーパーFP発光」同調機能。 | |
オリンパスOM-4Tiブラック | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1989)。マニュアルフォーカス機。オリンパスOM-4Tiの黒塗装バージョン。 | |
オリンパスOM10 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1979)。マニュアルフォーカス機。TTLダイレクト測光方式、AE機。ボディー単体では絞り優先オート専用機だが、マニュアルアダプターを装着しマニュアル露光による撮影可。ワインダーのみに対応。 | |
オリンパスOM20 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1982)。マニュアルフォーカス機。マニュアル露出を内蔵、モータードライブに対応。 | |
オリンパスOM30 | オリンパスの電子ピント検出機構内臓のフォーカスエイド方式35mm一眼レフカメラカメラ(1982)。マニュアルフォーカス機。35-70mmF4の純正オートフォーカスレンズと組合わせオートフォーカス撮影可。M.インフォーカストリガーコード、ワインダーを併用しピントのあった瞬間にレリーズする「ゼロインフォーカス」機能による撮影可。 | |
オリンパスOM40 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1985)。マニュアルフォーカス機。ESパターン分割測光で逆光補正の自動化実現。プログラムAE機能。TTLダイレクト調光対応。 | |
オリンパスOM101 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1988)。オートフォーカス機能なし。 | |
オリンパスOM707 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1986)。オートフォーカス。グリップ部から縦長のストロボがポップアップ。。愛称「ストロボーグ」。 | |
オリンパスOM2000 | オリンパスの35mm一眼レフカメラカメラ(1997)。マニュアル専用機。コシナからのOEM。コシナOEM品には、リコーXR-8スーパー(Kマウント、ペンタプリズム銀蒸着)、ニコンFM-10(ニコンFマウント、ミラーバランサー搭載)がある。 | |
オリンパスWスーパー | オリンパスの35mmmレンズシャッター式カメラ(1957)。高千穂光学がオリンパス35Sに35mmF2の明るいレンズを装着したもの。 | |
オリンパスXA | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1979)。レンズは5群6枚のF-ズイコー35mmF2.8、距離計に連動。シリーズ唯一のレンジファインダー機。絞り優先AE。バリアー閉でシャッターロック。 | |
オリンパスXA1 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 セレン光電池使用。シャッター速度2速のプログラムAE。レンズは固定焦点のD-ズイコー35mmF4、ペンEE-3相当性能。フラッシュはA9Mを標準。 | |
オリンパスXA2 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1980)。プログラムAE。レンズはDズイコー35mmF3.5。3点ゾーンフォーカス、バリアー閉で自動的に常焦点に復帰。 |
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オリンパスXA3 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1985)。レンズはズイコー35mmF3.5。パンフォーカス。DX対応。クォーツデート。オートローディング。 | |
オリンパスXA4 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1985)。レンズはズイコー28mmF3.5広角。距離目盛は0.3、0.5、0.7、1、1.5、3m、∞だがバリアー閉で常焦点3mに自動復帰。ハンドストラップ長さが0.3m、途中の小瘤で0.5mでマクロ撮影時の距離測定に使える。DX対応。クォーツデート。オートローディング。 | |
オリンパスμ[mju:] | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1991)。100ステップAF、多彩なフラッシュモードなど。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM70 DELUXE | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 |
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オリンパスμ[mju:] ZOOM105 DELUXE(L) | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM115 DELUXE | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM130 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM140 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM140 DELUXE | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM140 VF | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM DELUXE | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:] ZOOM PANORAMA | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパス[mju:]-II | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1997)。F2.8大口径レンズ。多彩なフラッシュモード、新技術のオートカラーバランスフラッシュ、生活防水、フルオートカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:]-II 80VF | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:]-II 110 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:]-II 115VF | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。 | |
オリンパスμ[mju:]-II 170VF | リンパスの35mmコンパクトカメラ(2001)。8~170mmズームレンズ。3被写体状況に合わせ自動的にパッシブAFとアクティブAFを切替えるデュアルオートフォーカス。シャッターが切れたことがファインダー内で視認できるVF(ビジュアルファインダー)搭載。 | |
オリンパスμ[mju:]-II ZOOM | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1998)。38~80mmズームレンズ。シャフトドライブ機構などを採用し、クラス世界最小、最軽量(当時)。 | |
オリンパスμ[mju:]-II ZOOMVF | ||
オリンパスμ[mju:]-III 80 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ。日本での発売なし。 | |
オリンパスμ[mju:]-III 135 | ||
オリンパスμ[mju:]-III 150 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(2003)。37.5mm~150mmズーム。「美肌モード」機能。 | |
オリンパスμ[mju:]-III WIDE100 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(2002)。28~100mmズームレンズ。ワイド撮影でも中抜けの少ないマルチワイドAF。3種類の光センサー「3WAY AE」で最適な露出制御。 | |
オリンパスμ[mju:]METAL | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(2002)。生活防水。3倍クラスズーム搭載。世界最小(当時)。 | |
オリンパスμ[mju:]PANORAMA | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1992)。゚ノラマ機能を進化、1本のフィルム内で標準とパノラマを外部スイッチで切替え可。 | |
オリンパスμ[mju:]ZOOM140 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1998)。38~140mmの3.7倍高倍率ズームレンズ内蔵。厚さはな46mm。非球面レンズ。パッシブ方式AF。140mm望遠対応の大光量フラッシュ。 | |
オリンパスμ[mju:]ZOOM PANORAMA | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1993)。2倍ズームレンズを搭載、クラス最軽量(当時)のフルオートカメラ。活防水機能や、スライドバリアーと連動のポップアップフラッシュ機能も搭載。 | |
オリンパスオート | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1958)。 絞り優先、シャッター速度優先AEが可能。パララックス自動補正式ファインダー、連動距離計、大口径F1.8レンズ。 | |
オリンパスオートアイ | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1960)。簡易フラッシュマチック機構。絞り値をファインダーに表示。 | |
オリンパスエース | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1958)。標準45mm、広角35mm、望遠80mmの3種類交換可能、距離計連動。 | |
オリンパスクイックマチックEES2.8 | オリンパスの126フィルム使用のカメラ。オリンパスペンEESの「126フィルム」版。フラッシュはAG-1フラッシュバルブを直結式ペンフラッシュCLに装着。 | |
オリンパスクイックマチックEES3.5 | オリンパスの126フィルム使用のカメラ。オリンパスクイックマチックEEM、オリンパスペンEMの「126フィルム」版。電源は単3×2本、内蔵モータードライブやフラッシュ電源兼用。 | |
オリンパスクイックマチック600 | オリンパスの126フィルム使用のカメラ(1970)。このシリーズ最終型。定常光撮影でプログラムAE。暗くなるとAE機構連動外になり赤色警告で、フラッシュキューブ装着を促す。定常光撮影でもフラッシュマチックは作動し、補助光として使用可。レンズは4群5枚ズイコー38mmF2.8。 | |
オリンパスクロームシックスⅠ | オリンパスの中判カメラ(1948)。6×6cm判。レンズはズイコー75mmF3.5。 | |
オリンパスクロームシックスⅡ | オリンパスの中判カメラ(1948)。6×6cm判。レンズはズイコー75mmF2.8。 | |
オリンパスクロームシックスⅢa | オリンパスの中判カメラ(1951)。6×6cm判。単独距離計搭載。レバー式フィルム巻上げ、自動巻き止め装置装備。 | |
オリンパスクロームシックスⅢ | オリンパスの中判カメラ(1952)。6×6cm判、スプリングカメラ。 | |
オリンパスクロームシックスⅣ | オリンパスの中判カメラ。6×6cm判。 |
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オリンパスクロームシックスⅤ | オリンパスの中判カメラ。6×6cm判。 | |
オリンパスシックス | オリンパスの中判カメラ(1940)。6×6cm判。距離計を省略。 | |
オリンパススタンダード | オリンパスの127フィルム使用のカメラ(1937?)。 4×5cm判の10枚撮り。距離計連動、レンズ交換可能、フォーカルプレーンシャッター。 | |
オリンパストリップ35 | オリンパスの35mmコンパクトカメラ(1968)。ペンEESをベースのフルサイズカメラ。小旅行向きとの意味から「トリップ」と名付けた。 | |
オリンパスフレックスA2.8 | オリンパスの二眼レフカメラ。 | |
オリンパスフレックスA3.5 | オリンパスの二眼レフカメラ(1954)。126フィルム使用。 | |
オリンパスフレックスBⅡ | オリンパスの二眼レフカメラ(1952)。レンズはズイコー75mmF2.8。 | |
オリンパスペン | オリンパスの35mmmハーフサイズカメラ(1959)。撮影枚数を増やすためにフィルムの画面サイズを半分にしたカメラ。 | |
オリンパスペンD | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1962)。レンズはFズイコー3.2cmF1.9、最高速1/500秒のシャッター速度、セレン光電池式LV値直読内蔵露出計。 | |
オリンパスペンD2 | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1964)。 レンズはFズイコー32mmF1.9。オリンパスペンDの露出計の素子をCdSに変更。 | |
オリンパスペンD3 | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1965)。 レンズはFズイコー32mmF1.7。 | |
オリンパスペンEE | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1961)。レンズはDズイコー28mmF3.5。シャッター速度1/60秒固定、絞りはAE。1962年5月からシャッター速度1/30、1/250秒の2速AE。1966年から巻取り軸のスリット増加。 | |
オリンパスペンEED | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1967)。シャッター羽根が絞り兼用電子式プログラムシャッター。レンズはオリンパスペンD3とは別の4群6枚Fズイコー32mmF1.7。最短撮影距離0.8m。 | |
オリンパスペンEE-2 | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1968)。オリンパスペンEEの改良型。ホットシュー追加。カウンターは自動復元。裏ぶたは蝶番式。 | |
オリンパスペンEE-3 | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1973)。 ボディ樹脂部および張革が黒色。フラッシュ連動機構もガイドナンバー14(ISO/ASA100)におけるフラッシュマチック機構追加。レンズはDズイコー28mmF3.5。オリンパスペンシリーズ最終生産型。 | |
オリンパスペンEES | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1962)。レンズは30mmF2.8、シャッター速度1/30、1/250秒の2速AE。3点ゾーンフォーカス。1966年から巻取り軸のスリット増加。 | |
オリンパスペンEES-2 | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1968)。オリンパスペンEESのフィルムカウンターを自動復元式に変更。ASA400の高感度フィルム使用可能。ホットシュー、裏蓋は蝶番式。 | |
オリンパスペンEF | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1981)。オリンパスペンEE-3にガイドナンバー10の外光式オートフラッシュ一体化フラッシュマチック機構は廃止。フィルム使用のオリンパスペンシリーズ最後の発売、生産・販売はオリンパスペンEE-3の方がより後まで。 | |
オリンパスペンEM | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1965)。レンズは4群6枚のFズイコー35mmF2。直進ヘリコイドには3、1.2m位置にクリック。最短撮影距離0.9m。電子シャッターコパルエレク#000はCdS露出計でAE制御30?1/500秒まで連続可変、マニュアル露出も可。電気モーター式モータードライブを内蔵し自動巻上、自動巻戻。電源は単3×2本。後にホットシュー装着。 | |
オリンパスペンF | オリンパスの35mmmハーフサイズ一眼レフカメラ(1963)。撮影枚数を増やすためにフィルムの画面サイズを半分にしたカメラ。 | |
オリンパスペンS | オリンパスの35mmmハーフサイズカメラ(1960)。ペンの高級型。Dズイコー3cmF2.8付。シャッターはコパル製5枚羽根でB、1/8-1/250秒の6速。 |
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オリンパスペンS3.5 | オリンパスの35mmmハーフサイズカメラ(1965)。レンズは Dズイコー2.8cmF3.5付。その他はペンSと同じ。 | |
オリンパスペンW | オリンパスの35mmハーフサイズカメラ(1964)。レンズは Eズイコー25mmF2.8。シャッター速度B・1/8?1/250秒。ボディカラー黒。ボディーはオリンパスペンSと基本的に同じ。 | |
オリンパスペンラピッドEED | オリンパスのラピッドフィルム使用カメラ(1966)。135フィルム使用できないので国内販売なし。 | |
オリンパスペンラピッドEES | オリンパスのラピッドフィルム使用カメラ(1965)。135フィルム使用できないので国内販売なし。 | |
オリンパスワイド | オリンパスの35mmレンズシャッター式カメラ(1955)。レンズは広角35mm。 | |
オリンパスワイドII | オリンパスの35mmレンズシャッター式カメラ(1958)。レンズは広角35mm。セルフタイマー付き。シャッター最高速1/500秒。レバー式巻上。 | |
オリンパスワイドE | オリンパスの35mmレンズシャッター式カメラ(1957)。レンズは広角35mm。セレン光電池式露出計内蔵。 | |
オリンパスワイドスーパー | オリンパスの35mmレンズシャッター式カメラ(1957)。広角35mmF2の大口径レンズ。一眼連動距離計、パララックス自動補正。 | |
オールウエザーカメラ | 耐水(水深。。m)、耐湿、対塵性を有するカメラで水中や海の中でも使用できるカメラ。 | |
オルソクロマチック orthochromatic | 緑色から黄色までの波長の光を感光する性質。530-580nmの波長範囲に極大感光性がある。 | |
オルソクロマチック印画紙 | バライタタ紙では号数紙ではなく、多階調紙のもの。感色度は紫外、紫、青、黄、緑までで赤色には感じない印画紙なのでセーフライトは赤色・橙色などのものが使用できる。RCペーパーの号数紙ではフジブロオルソWPが該当する。RCペーパーで多階調のものもある。 | |
オルソパン(オルソパンクロマチック)フィルム | 赤色に対する感色性を持たせた上に緑に対する感度を上げて人間の見え方に近くしたフィルム。 | |
オルタナティブ・プロセス Alternative Processes |
写真が安定的な銀塩写真になる前にはいろいろな方法が開発され、それらの処理、印画法を今日ではアルタナティブ・プロセス(もうひとつの処理法) または単純に古典技法と呼んでいる。サイアノ・タイプ、鶏卵紙、プラチナ・プリント(プラチナ・パラジウム・プリント)など。、 | |
温黒調 | 印画紙自身の持っている色調の性質(多少温かみののある)。 | |
温黒調現像液 | プロトールウォーム(富士写真)。アグファ・ノイトーン・リキッドWA(アグファ)。 | |
オンスカップ | 「メスシリンダー」参照。 | |
温度計 | 印画紙のプリントに使用するときの液温管理や薬品の処方に使う液温管理等に使用する。処理液の処方には100℃まで測定できるものが便利。現像処理時の温度計は現像,停止,定着用に専用にした方が良い。内部の液体はアルコールでも水銀でも良い。棒状温度計がよく使われる。 | |
温度計の誤差 | 温度計の誤差は1/1等と記入されている。これは±1℃を意味する。 | |
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外光式オートストロボ | カメラに内蔵されていない外付けのストロボでストロボの発光部付近に光の受光部をもち、被写体からの反射光をこの受光部で測定し、自動的に発光量をコントロールする方式のオートストロボ。TTL自動調光のようにレンズを通した光を利用するものではなく、外光式はレンズを通らない。ガイドナンバーが20程度以上。 | |
外式カラーフィルム 外式カラーリバーサルフィルム |
フィルム自体には乳剤が入っていないので現像するときに乳剤を入れる方法。(例:コダックのKR,KM) | |
回折 | 光が物体に当り回りこむ現象、写された画像はシャープではなくなる。絞り過ぎによる回折像の現象(「絞り過ぎ」参照) | |
解像限界 resolution limit |
「解像力」参照。 | |
解像力 resolving power |
細かなもの,微細なディテールを再現しうる能力。定量的には2つの線を区別できる距離。 解像力(1mm中の線の数)=1000/2d d:2線間距離(ミクロン) 関連;眼の解像力 |
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解像力を大きく(良く)する | 一般に光の強さを小さめ、感光粒子小、色は青、コントラストは大にする。 | |
解像力と絞り | 一般にレンズの絞りを絞るほど解像力は良くなるが、開放や絞り過ぎもかえって悪くなる。この原因は主として球面収差とコマ収差が残っているためである。 | |
諧調 | 「グラデーション」参照。 | |
諧調度 | 「グラディエント」参照。 | |
ガイドナンバー(GN) Guide Number |
フラッシュの光の強さを表す単位。ガイドナンバー(GN)は照射できる距離を表わすから、照射量が4倍になればガイドナンバーは2倍になる。撮影距離(m)=GN÷絞り(F値)であらわせれる。例:GN=16、F=8、撮影距離は2mとなる。ISO感度とガイドナンバーの関係は「ISOとガイドナンバー」参照。 | |
外部ストロボ | 「外光式オートストロボ」参照。 | |
開放 開放絞り |
レンズの最も明るい絞りの値。例 F1.2など。 | |
開放シャッターカメラ | 「スリットカメラ」参照。 | |
ガウスタイプのレンズ | レンズの組合せの一種で球面収差と色収差がよく補正されたもの。 | |
顔色を再現(モノクロ) | 人間の肌色を良く表現するフィルターとしてモノクロ用に整色フィルター(イエローグリーン)を使う。 | |
画角 | 「レンズ画角」参照。 | |
化学カブリ (chemical fog) | 「カブリ」参照。 | |
化学現像 chemical development |
現像核として働く潜像上に銀を還元蓄積する。蓄積すべき銀の供給源が現像核を含むハロゲン銀自体であるもの。 | |
科学写真 | 医療や工業用等の研究目的で撮影された写真。 | |
化学水洗 | ①チオ硫酸塩を分解して画像銀には無害に近い硫酸ナトリウムに変えるハイポ駆除液、②チオ硫酸塩が流出しやすい条件をつくるような塩類でゼラチン層や紙繊維に吸着したチオ硫酸塩を置換する水洗促進剤。 | |
化学的焦点 | 写真レンズの色消しにする2つの波長、フランホーファーのC線とF線を選ぶと生じる焦点。 |
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額 | 「フレーム」参照。 | |
拡散ガラス | 「散光ガラス」参照。 | |
拡散光 | 「ディフューズ光」参照。 | |
拡散転写法 (diffusion transfer process) |
受像する層に拡散、転写して画像を作る写真画法。 |
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額装 | 写真を見せるためには額に入れるのが一般であり,オーバーマットする方法が一般的。額の側面の高さが25mm以上あると写真が良く見える。額装はイメージとして見るものの意識を内面に向ける傾向にある。 | |
拡大撮影 | 被写体の一部を等倍(1:1)にすること、又は小さな被写体を実物以上に大きく撮影すること。 | |
拡大マクロレンズ | 「マクロレンズ」参照。 | |
拡大焼付器 (magnifying printer) | フィルムを一定の倍率で拡大して焼き付けるフルム焼付器。 | |
カクテル光線(mixed lighting) | カラーバランスを補正する目的などに使う色温度の異なる2種類以上の光線(光源)。 | |
攪拌 | 一般に現像中の薬品をまんべんなく印画紙に行き渡らせるために印画紙を薬品中で動かす動作。 | |
撹拌棒(カクハンボウ) (stirring rod) | 薬剤を溶解したり混ぜ合わせるための棒。先がスプリングワイヤー式のステンレス製の器具。 | |
可視光線 可視光 |
人の目でみえる範囲の光線、波長が400nm(380)~700nm(780)の光。この範囲より短い波長が紫外線、長い波長が赤外線。 | |
画質 image quality |
画像の良否を判断する時の言葉。レンズ自身の各種収差で画質の良否を表現するのに使われる。印画紙自身の肌合い等にも使われることもある。 | |
鹿島清兵衛 | 明治時代の写真家(1866-1924)。 | |
過焦点距離 | その位置から遠方はピントが合っているように見える位置(被写界深度の後方が無限遠になる焦点の位置)。 過焦点距離=焦点距離の2乗÷(絞り値x許容ボケ直径) 焦点距離50mm、絞りF8、許容ボケ0.03mmとすると過焦点距離は10.4mなので約10mより遠くはピントが合ったように見える。 |
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加色式引伸機 (additive color system enlarger) |
3個のハロゲンランプにBGRのフィルターを用いたフィリップ社のカラー用の加色式引伸機。 |
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加色法 | TVのブラウン管などで色を作り出す方法。レッド、グリーン、ブルーの光の三原色を混ぜ合わせて作る。全部混ぜると白くなる。 | |
ガス増感法 | フィルムを水素ガス中に入れることで増感する方法。 | |
カスタム機能 | カメラは使用者が使え易いように各種の機能を設定、あつらえる(カスタム化)ようにカメラがカスタム化されている。 | |
カスタムファンクション | カメラの標準仕様以外の特別仕様。 | |
カストリ雑誌 | 粗悪なカストリ焼酎からきた用語、性風俗や猟奇的な写真などを掲載した雑誌。 | |
ガストロカメラ ガストロスコープ gastroscope |
「内視鏡」参照。極端に細い柔軟なガラス糸を多数撚り合わせたもので、その中を通る光を束にして観察するカメラ。人間の胃の検査等に利用されている。 | |
ガスライト紙(gaslight paper) | 塩化銀を主とした乳剤を塗布した写真用印画紙。 | |
苛性ソーダ | 「水酸化ナトリウム」参照。 | |
カゼインプリント casein print |
ピグメント印画法の一つ、紙の上に牛乳の蛋白質、重クロム酸カリウム、絵具を塗布し乾燥した後に密着プリントで露光する方法。 | |
風を写す | ①風でぶれている状態を表現するときは遅いシャッター速度にする。そのときには必ず静止しているものを同じ画面にいれておくこと。②カメラを移動しながら3回撮影する。 | |
風を写す | 透明なフィルターに斜めにポマード等を塗ることで動きを表現する。 | |
カセット | フィルム収納ケースの一種。 | |
画素 | 画像を形成している粒。 | |
画像安定液 | 「印画紙用画像安定液」参照。 | |
画像保護調色 | 「プロテクティブトーニング」参照。 | |
画素数 | 単位面積あたりの画素の数。単位面積は一般的には1平方インチ。 | |
硬い(光) | 太陽光で直接照らされたものは明るい所と暗い所との差が激しくハイコントラストとなる、このような状態を硬いと言う。 | |
かたい写真 | 黒がしまり、冴えのある写真。硬調の写真をも指す。反対語「眠い写真」 | |
片孔フィルム(カタコウフィルム) one-side perforated film |
フィルムを送るための孔(パーフォレーション)が片側にだけある型のフィルム。16mmフィルムの一部や110、125フィルム等に採用。 | |
片溝式現像タンク (single-groove developing tank) |
中枠の下方に渦巻き状の溝が付けられているフィルム用現像タンク。中枠の中心軸にフィルム先端を止め、外側に溝にそって巻いていく、処理中の撹拌は中枠を回転させて行う。 | |
葛飾北斎の波 | 「波の形」参照 | |
カッター (paper trimmer) | 印画紙を裁断(切断)する道具。平らな刃物がついているものと円形の刃物のついているローラーカッター等がある。ローラーカッターの方が切断する紙がずれ難く使用しやすい。 | |
カッティング法によるシスクスクリーン | シルクスクリーン上に型紙を置き抜けた空間部のインクにより原板を作るシルクスクリーン法。 | |
カットフィルム | 「シートフィルム」参照。 | |
滑面(smooth surface) | 印画紙の滑らかな表面。 | |
家庭写真 | 家庭内や家族の記録写真。 | |
カテコール (catechol) | フェノール類の一種で無色の針状又はうろこ状の結晶。現像薬剤として使用される。 | |
カードシステム | カメラのカードホルダーに装着して使う外部記憶用カード。 | |
カートリッジ | APSフィルム等のフィルム保護ケース。 | |
カートリッジカメラ cartidge camera |
フィルムを納めた特殊な専用ケース(カートリッジ)毎カメラに装填して撮影できるカメラ。 | |
加熱法(増感) | フィルムを50~60℃で数~数日間保持後撮影する。 | |
ガバナー(governor) | 歯車と扇形のギヤーの組合せでカメラのシャッター速度を変える機構。 | |
カーブゼネレーター | レンズ曲面に合わせたダイヤモンド砥石を回転させてレンズを研磨する機械。 | |
カプセルカメラ | ケースレスのコンパクトカメラを指す。 | |
カプラー | フィルムに色を作り出すもの。 | |
かぶり(fog) | 目的の露光以外の原因でフィルムや印画紙に光が当たり露光すること。フィルムや印画紙の透明又は白色になるべき部分が淡白色になる。 | |
かぶりテスト | 印画紙の種類によってはかぶりを生じるので,暗室の安全光の環境で印画紙の上に光を通さないものを置いて1分ほど放置する,その後現像処理して,ものを置いたところと置かないところとに濃度差が生じているかを見る。 | |
かぶり防止剤 | 「抑制剤」参照。 | |
かぶる(カブる) | 「かぶり」参照。 | |
可変焦点レンズ | 「バリフォーカスレンズ」参照 | |
カーボン印画法 carbon printing process |
黒い画像に仕上げるためにカーボンを使用した印画法でイギリス人のスワン卿によって発表された。 | |
カーボン・トランスファー・プリント | 19世紀半ばにフランスで発明された写真焼付技法で陶芸用の顔料を用いて特殊感光紙に密着させ紫外線で画像を形成させる方法。 | |
カーブロ印画法 carbro printing process |
カーボン印画法にブロマイド紙を使う方法がイギリス人のマリーンが発表しオゾ・ブローム法と名付けられ1919年にファーマーが更に改良を加えカーブロ印画法(転写紙はゼラチンを加熱し使用)が完成した。 | |
紙ベース紙(紙ベース印画紙) | 「バライタ紙」参照。 | |
紙焼き | 「焼付け」参照。 | |
ガム印画法 |
ピグメント印画法の一つ、一般に日本ではアラビヤゴムを使う。紙の上にアラビヤゴム、重クロム酸カリウム、絵具を塗布し乾燥した後に密着プリントで露光する方法。 |
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カメラ(camera) | 写真を写す道具。レンズ,ボディ,シャッター,絞り,ファインダー,フィルムなどで構成する。1848年日本に入ってきた。写真鏡(江戸時代)→照像機(明治時代)→写真機→カメラ(現代)。写真機の語源は「真」を写すことから,カメラの語源はオランダ語のドンケルカムール(donkerekamer,暗い部屋)から来た模様。 | |
カメラアイ | 「フォトアイ」参照。 | |
「カメラ朝日」 | 写真の総合雑誌,朝日新聞社発行。 | |
カメラアングル | 「アングル」参照。 | |
カメラオブスキュラ Camera・Obscura |
Camera(部屋)+Obscura(暗い)のラテン語の合成語で「カメラ」用語の元になった。 | |
カメラキャット | 「カメラポール」参照。 | |
カメラザック | 「カメラバッグ」参照。 | |
カメラディスタンス | カメラと被写体の距離。銀塩式カメラではカメラ位置はレンズの先端ではなくカメラのフィルム面。 | |
カメラの語源 | 写真→写真機→カメラ と変化した。写真は「真」 | |
カメラの種類 | フィルムの大きさ(サイズ)や機能、用途等によって分類される。AEカメラ、AFカメラ、APSカメラ、EEカメラ、TTLカメラ、Xreiカメラ、2焦点カメラ、3Dカメラ、4x5カメラ、スタジオカメラ、16ミリカメラ、35ミリ判カメラ(35ミリカメラ)、110カメラ、ポケットカメラ、126カメラ、アンソニー、一眼レフカメラ(一眼ペンタレフカメ)、インスタマチックカメラ、インスタントカメラ、エキザクタ、大型カメラ、中型カメラ、小型カメラ、超小型カメラ、豆カメラ、オールウエザーカメラ(全天候カメラ)、カートリッジカメラ、ガストロカメラ(ガストロスコープ、胃鏡カメラ)、眼底カメラ、距離計連動カメラ、レンジファインダーカメラ、固定焦点カメラ、常焦点カメラ、組立暗箱(暗箱)、組立カメラ、ケースレスカメラ、カプセルカメラ、航空カメラ、コンパクトカメラ、サブカメラ、システムカメラ、自動巻上げカメラ、ビューカメラ、デジタルカメラ、水中カメラ、天体観測用カメラ、スチルビデオカメラ、ステレオカメラ、3Dカメラ、ストロボ内蔵カメラ、スパイカメラ、スプリングカメラ、スリットカメラ、ピンホールカメラ、針穴式カメラ、防水カメラ、使いきりカメラ、ばかちょんカメラ、ディスクカメラ、データカメラ、デートカメラ、内視鏡カメラ、二眼レフカメラ、ハーフサイズカメラ、シングルフレームサイズカメラ、シネ判、ペンサイズカメラ、パノラマカメラ、ビューカメラ、フィールドカメラ、フォールディングカメラ、ブリッジカメラ、フルサイズカメラ、プレスカメラ、ボックスカメラ、箱型カメラ、ポラロイドカメラ、ランドカメラ、ミニチュアカメラ、メモカメラ、目測式カメラ、ラピッドカメラ、レフレックスカメラ、ワンショットカメラ、 | |
カメラの保管 | カビを避けようとナフタリンや樟脳のある場所へ保管しないこと。適温、適湿の場所へ保管する。 | |
カメラの持ち方 | 長いレンズはレンズを手で持つ。 | |
カメラバッグ | カメラやレンズ等写真機材は精密機器であるので写真機材持運び用に作られた衝撃防止材等を使用して作られた衝撃に強いバッグ。 | |
カメラ振れを起こさないシャッター速度とレンズの焦点距離との関係 | 一般にレンズは 1/焦点距離で表す。例50mmレンズの場合=1/50 であり1/50秒以下の早いシャッター速度でシャッターをきればカメラ振れは起こり難いといわれている。但し,人間の固有振動数のためかどうかわからないが1/60,1/125秒はカメラぶれを起こしやすい。 | |
カメラブレ | カメラがブレてしまい画像がシャープに映らない現象。手ぶれ,シャッターブレとも言う。1/60よりも1/2~1秒のゆっくりちした撮影の方がカメラ振れを起し難い。三脚を使用しリモートスイッチを使った方がカメラブレが生じない。 | |
カメラブレしないシャッター速度(手持ち) | 一般に手持ちでカメラブレを起こさないと云われているシャッター速度は,レンズの重さにより異なり,1/(レンズの焦点距離m)秒 で表される。ズームレンズの場合は28~300mmの場合は1/300秒となる。 | |
カメラ保持 | 「ホールディング」参照。 | |
カメラポジシション | カメラの位置、高低などを変化させることによって見え方が大きく異なる。カメラアングルとカメラディスタンスによりカメラポジションが変わる。 | |
カメラポジション法 | 露出計で露出を測定する方法で、カメラの位置から被写体に向けて露出を測る方法。反射光法の1種。 | |
カメラボディ(ボディ) | カメラからレンズを取り外した上体のカメラ本体のこと。 | |
カメラポール | カメラキャットとも言う。 | |
カメラマン | 「フォトグラファー」参照。 | |
カメラマンベスト | カメラマンが利用しやすいように考えてポケットに衝撃防止材等を使い,レンズ等の格納に便利な衣類。 | |
カメラ目線 | カメラを向けられると、写される人が写されやすいような表情・態度をすることをカメラ目線になると言う。 | |
カメラワーク (camera work) | 撮影上の操作の総称、写真集の製作写真製作なども含まれる。 | |
画面効果 | 画面上に表現された視覚上での効果。絞りやシャッター速度等で決まる。 | |
画面サイス ゙(picture size,picture format) |
カメラで撮影した時に写る画面の大きさ。 | |
画面全体をシャープに写す | 絞りを絞る(絞っても明るすぎる場合はNDフィルターを使用する)。広角レンズを使う。「パンフォーカス」参照。 | |
空写し (カラウツシ、blind exposures) | フィルムをカメラに装填する時、フィルムがきちんと装填され巻きあがるかどうかを見るためシャッターを切る動作。 | |
カラー感光材料 | フィルムや印画紙は3種の感光層(BGR色に感光するようなハロゲン化銀粒子)と発色現像によってそれぞれYMCに発色するカプラーを多量に含んだゼラチンでできている。 | |
カラー現像 | ハロゲン化銀粒子が感光すると発色現像によって白黒の銀粒子に変化し、同時に発色剤のカプラーと結びつき色素画像が形成される。 | |
カラーコントリビューションインデックス | レンズの色再現性を定性的に示したもの。CCIと略。 | |
カラーコントロールヘッド | 「カラーヘッド」参照。 | |
カラーコンペセィティングフィルター | 「CCフィルター」参照。 | |
カラー写真 | ①色のついた写真、②色で見るから光の強弱が分かり難い、③色が出る喜び(きらびやかさ)から色を整えた写真(大人の世界)に要求が変化してきている。 | |
カラー写真用印画紙 | 光沢、無光沢、クリスタル | |
ガラス(透明) | 写真の展示用に使用する透明なガラス。ガラスには石英ガラス,アクリル,透明プラスチックなどがあるが,反射を防ぐための低反射アクリルや低反射ガラスもある。 | |
ガラス写し写真 | 「アンブロタイプ」参照。 | |
ガラスキャリア | 現像するときの引伸機のネガを収納固定するキャリアで、ブローニーサイズ以上の大きさのフィルムはゆがんでしまうのでフィルム両面にガラス板で挟む。このガラスのついたキャリアをガラスキャリアと呼ぶ。ネガフィルムをガラスに挟むと発生しやすいニュートンリングの現象を防ぐため、このガラスにはアンチニュートンガラスが使われる。 | |
ガラス写真 | 「アンブロタイプ」参照。 | |
ガラスフィルター | 素材にガラスを用いたもので,レンズ保護用を含め各種のフィルターがある。 | |
カラースライドフィルム | 「カラーリバーサルフィルム」参照。 | |
カラーネガ |
一般にカラーネガフィルムを呼ぶ。「カラーネガフィルム」参照。 | |
カラーネガ印画紙 | カラー写真用の印画紙。フジフィルムの例:保護層,赤感光層,中間層,緑感光層,中間層,青感光層,ポリエチレン層,紙繊維層,ポリエチレン層で構成。 | |
カラーネガ現像処理を行うモノクロフィルム | フィルム現像をカラーネガ処理で行うタイプ ①イルフォード社のXP2super(XP2と略) ②コダック社のコダックプロフェッショナルBW400CN(BW400CNと略) |
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カラーネガフィルム | 陰画像(反対色の赤色が緑色に)がフィルムに現像されるカラーフィルム。フジフィルムの例:保護層,青感光層,イエローフィルター層,緑感光層,中間層,赤感光層,中間層,ハレーション防止層,フィルムベースで構成。 | |
カラーネガフィルムでモノクロ焼付 | イエローは粒状性は悪いがシャープネスは良い。マゼンタは粒状性は非常に良く、シャープネスも良い。シアンは粒状性は良いがシャープネスは悪い。 | |
カラーネガフィルムの現像方法 | コダック;C41,フジ;CN16,コニカ;CNK-4 | |
カラーネガ用黒白印画紙。 | 「パンクロ印画紙」参照。 | |
カラーバランスが悪い | カラー写真の場合は蛍光灯の下では太陽のもとでの色と同じようには写らないで緑がかったりする。この現象は色温度が蛍光灯と太陽下では異なるためであり、カラーバランスが悪いと呼ぶ。 | |
カラービューイングフィルター | カラープリントの色補正に使うフィルター。 | |
カラーフィルター | カラープリントに使用するフィルター。 | |
カラーフィルム | カラー写真を撮影するためのフィルム(銀塩) | |
カラープリント | 色付きでプリントされた画像主な方法は①trichrome-carbro法、②色素調色法、③金属調色法。プリントの濃度と色調が大切。イエローとマゼンタの2色のフィルターで色調コントロールする。 | |
カラーヘッド (color head) | カラー用引伸機のフィルターを組み込んだランプハウス部。 | |
カラーポケット (color pocket) | カラープリントをするときに色補正のために使う引伸機のコンデンサー上の引き出し。 |
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カラーポジフィルム | 「カラーリバーサルフィルム」参照。 | |
カラーメーター | 「色温度計」参照。 | |
カラー用フィルターの必要性 | 光源の色により撮影された色が変化してしまうのを補正するため等で,フィルムは人間の目のように順応性がないので人間の目で見て白く見えても電灯の光の中では白く写らないので,写った写真を白く写したい時などに必要。 | |
カラーリバーサルフィルム | スライドフィルムとも呼ばれ、現像すると陽画像であるのでそのまま見た目と同じように鑑賞できる。デーライトタイプとタングステンタイプがある。 |
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カラーリバーサル現像処方 | コダック;E-6,富士CR56等 | |
カリウムアルミニウムミョウバン | 「ミョウバン」参照。 | |
カーリタイプ印画 Kallitype print |
シュウ酸第二鉄及び硝酸銀を感光要素として用いる印画方法。処方はプラチナプリントと似たもので上質の紙に乳剤を塗布した後、乾燥、露光、現像、定着する方法、密着プリントのため大きいネガが必要。 | |
カリミョウバン | 「ミョウバン」参照。 | |
ガリレオファインダー ガリレオ式ファインダー |
ガリレオ式望遠鏡と同じ光学系のファインダー。通常のカメラに使われるものは逆ガリレオ式で望遠鏡を逆側から除いたような光学系である。 | |
カーリング | 曲がることで現像後のフィルム乾燥等でフィルムが曲がって変形してしまうこと。 | |
カーリングを防ぐ時間(引伸機に入れてからの時間) | 引伸機にフィルムをキャリアにはさんでピント合わせ、ランプの熱でフィルムが安定するまでの時間は5分以上必要。 | |
カルト・ド・ヴィジット (Carte-de-Visite) | 名刺サイズ(約11x6cm) の厚紙にポートレート写真を貼り付けた写真。 | |
カルバーフィルム (kalvar film) | 温熱(120℃)で気泡画像を作って感光剤が紫外線に感光する原理を利用して現像する方法。モノクロネガフィルムからスライドを作るなどに利用された。 |
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カロ35E(Kallo 35E) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。48mmF2.8レンズ固定装着。 | |
カロ35F2(Kallo 35F2) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。50mmF2レンズを固定装着。 | |
カロ140(Kallo 140) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ(1959)。レンズ交換式レンジファインダーカメラ。交換レンズはプロミナー35mmF3.5、プロミナー50mmF1.4、プロミナー85mmF3.5。 | |
カロ180(Kallo 180) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。 | |
カロ181(Kallo 181) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。 | |
カロ281(Kallo 281) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。 | |
カロT85(Kallo T85) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。 85mmF3.5レンズ固定装着。 | |
カロT100(Kallo T100) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。100mmF4レンズ固定装着。 | |
カロタイプ | タルボットが発明した方法で1枚の写真から何枚もの写真を焼付けらる方法で塩化銀を塗布した紙に撮影し、塩化ナトリウムで現像、臭化カリウムで定着しして作ったネガを塩化銀を塗布した紙に焼付けたポジ画像を作る方法。 | |
カロフレックス(Kalloflex) | コーワの二眼レフカメラ。オートマット式。120フィルム使用 。ピントノブが巻き上げクランクと同軸で、シャッターボタンは左手で押す。プロミナー75mmF3.5。 | |
カロフレックスK2 (Kalloflex K2) | コーワの二眼レフカメラ。オートマット式。120フィルム使用 。ノブ巻き上げ式。 | |
カロベックス (Kallovex) | コーワの二眼レフカメラ。オートマット式。ノブ巻き上げ。120フィルム、220フィルム使用可能。別売り枠で6×4.5cm判撮影可。 | |
カロワイド(Kallowide) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。35mmF2.8のレンズを固定装着。 | |
カロワイドF(Kallowide F) | コーワの135フィルム使用コンパクトカメラ。35mmF2.8レンズを固定装着。 | |
換気(暗室の) | 換気は定着液からでる亜硫酸ガスや停止液の酢酸の臭い追い出すために必要。 | |
間欠露出効果 intermittency effect |
感光材料を露出する場合に何回かに分割して合計の露出時間を合わせるが、連続して一回で露出した場合と異なる画像になる現象。 | |
ガン | 「フラッシュガン」参照。 | |
換気扇(ventilator) | 空気を暗室内へ入れる吸気口と空気を外に出す排気フアンがあり、遮光と耐錆性が必要である。 | |
感光核 | 乳剤の製造時熟成中にハロゲン銀の一部が還元されて生じる高分散度のコロイドハロゲン銀、熟成核ともいい、光分解で生じた銀ではなく乳剤に最初からある原銀を言う。 | |
感光極大 maximum sensitivity wavelength |
感光乳剤が最も強く感光する光の波長。 | |
感光計 sencitometer |
感度測定のためフィルムに段階的に露出を与える装置。E=Ixt E:露出、I:照度、t:照射時間 種類:インテンシティスケール、タイムスケール |
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感光度 | 感光材の光に対する感度 | |
感光材料 | 光が当たることにより画像を形成する材料で一般にフィルムや印画紙のこと。略して「感材」ともいう。 | |
感光乳剤 | 「エマルジョン」参照。 | |
感材 | 「感光材料」参照。 | |
鑑識写真 (crime photography) | 犯人や被害者の割出し、真贋の鑑定等に役立てるための写真。 | |
感色性(感光乳剤の) | 感光乳剤に含まれるハロゲン化銀は波長の短い紫から青の範囲しかないが、増感色素を加えることで長波長の赤色まで広げることができる。 | |
感色度 | 感光度のスペクトル分布による。「分光感度」参照。 | |
間接光(indirect lighting) | カラーバランスを補正する目的などに使う色温度の異なる2種類以上の光線(光源)。 | |
完全黒体 | 光を出す物質として理想的なもので光を全部吸収する物体。実在はしない。 | |
乾燥 | 「フィルム乾燥」「印画紙乾燥」参照。 | |
乾燥機 | 熱や蒸気により乾燥させるもので。フィルムの乾燥と印画紙の乾燥とは異なる。フィルム乾燥は機械的な自動乾燥機以外にフィルムを縦に並べてヒーターで乾燥する電気乾燥機がある。印画紙の乾燥はRCペーパーの場合は加熱したゴムローラーが回転するものが一般的。バライタ紙の乾燥は,紙のゆがみを防ぐため大きな蒸気アイロン式のものがある。 | |
眼底カメラ fundas camera |
網膜上の血管を撮影するためのカメラ。2倍ほどに拡大撮影できる。 | |
観天望気 | 雲,風,波,気温等の変化を感じとって天候を予測すること。 | |
感度 | フィルム感度はISO感度で表記されている。感度が高くなるとスポーツ等早いものの撮影や暗いところの撮影に便利だが粒子が大きくなるのでザラザラ感がでる。 | |
感度指数 | 露光指数の逆数(感度指数S=1/露光指数E)。 | |
乾板写真 (dryplate photography) | ガラス板の上に写真乳剤(ゼラチンを支持体として臭化銀乳剤を塗布)を塗り乾燥したもの。 | |
ガンマ値 (Gamma value) | 特性曲線上の直線部の勾配。濃度と露光量対数との間の比例係数。感度が低くいものはガンマが高く、感度が高いものはガンマが低い傾向がある。 |
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寛容度 (latitude) | 「ラチチュード」参照。 | |
顔料 | プリンターの色素。染料の10倍の粒子。 | |
寒冷地での注意 | ①フィルムがヒビ割れるから温める。②電池寿命が短くなるので温める。 | |
記憶色 | 自分の脳裏で感じた色で実際の色とは多少異なる場合が多い。 |
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黄色フィルター | レンズの前に付けて天空から散乱的に侵入してくる短い波長の光を吸収して遠方の白けを防止するモノクロ写真用フィルター。Y1,Y2,Y3等があり番号の大きいフィルターほど黄色が濃く、効果が大きい。雲をはっきりコントラストを付けて写したいときはY1よりY3の方が効果がある。 | |
機械的フレア mechanical flare |
明るい被写体から光がレンズ鏡胴に反射して生ずる(flare spot) | |
機構ブレ | シャッターを切るときミラーの動きでブレが起きるような機械的なブレ。 | |
疑似夜景効果 | 「ナイトエフェクト」参照。 | |
希釈現像 | 原液を水で希釈して使用する現像方法。作業しやすく粒状性,諧調再現性が良くなる。希釈した液は保存しないで棄てること。 | |
希釈率 | 現像に使う現像液は薄めて使われることが多い。薄める割合を希釈率と呼び,一般に原液1:水1や原液1:水2等で使うことがある。 | |
起承転結(組写真) | ストーリー(物語)性を持たせる方法 | |
キーストン レフレックス K1020 | マミヤ光機製のミラーシャッター式?一眼レフカメラ(1966), 126フィルム,画面サイズ26x26mm?。 | |
既製調合剤 | 現像処理する時などに単薬を調合して使わないで既に数種の薬品が混合又は別々に袋や缶に詰められている現像剤や定着剤等。 | |
キセノンガス | クセノンガスとも言う。 | |
規則モザイク式 | ルミエールが開発したモザイク式カラーフィルムの方法を粒子性を改善し少ない露出でも良いデュフェイが開発したカラーフィルム色再現法。 | |
輝度 (brightness, luminance) | 被写体の輝き(明るさ)。 | |
輝度域 | 被写体の輝き量の範囲。 | |
絹目 | 印画紙の表面が絹織物調のこと。 | |
記念写真 | 一般に思い出を残すために撮られる記録写真。 | |
キノール Quinol |
「ハイドロキノン」参照。 | |
気泡フィルム | 「カルバーフィルム」参照。 | |
気泡ムラ | フィルム現像:現像液の注入前の前浴(水)時にフィルムの乳剤上に気泡が付着し,現像初期段階でその部分に現像液が作用しなくなり気泡の跡が残る現象。 | |
黄緑色フィルター | 短い波長の吸収効果と赤色光も吸収するモノクロ写真用フィルター。POO,YG等があり被写体の赤色が強すぎる場合、それを抑えるためにも使われる。緑色フィルターより効果が薄い。 | |
逆アオリ | アオリ機構の一種。通常の使い方ではなく反対方向のアオリをすることで,垂直な壁に向かって直角に撮影しても中央部しかピントが合わない写真を撮影することができる。 | |
逆二乗の法則 | 光源から出た光の明るさは距離の二乗に反比例すること。 | |
脚光 | 「フットライト」参照。 | |
逆光 (back light) | 被写体の背後に光(太陽等)がある状態。 | |
逆光照明 (back light) | 被写体の背景側から照明する光。ラインライト、シルエットライトも逆光照明の一種。 | |
逆光線 | 「逆光」参照。 | |
逆光撮影 | 人物を逆光で撮影するとき背景が暗ければ問題ないが、逆光の美しさを出すためには0.5~1EVアンダーで顔を撮影する。木々の葉などが逆光に透けて見えるのは美しい。 | |
逆光補正 | 逆光撮影時に被写体を適正な露出で撮影するための補正。 | |
逆望遠レンズ | 「レトロフォーカスタイプ」参照。 | |
キャッチライト (catch light) | 目の瞳に写った光の像。瞳に照明灯が数個写っていたり、カメラマン自身が写ったりする。夜、ストロボを直接当てないでストロボを上に向けて発光させると目だけは光る。 | |
キャットラボ→CatLABS参照。 | - | |
キャノネット | キャノンのカメラ(1960) | |
キャノンⅡ | キャノンのカメラ(1947)。 | |
キャノンⅣSB | キャノンのカメラ(1952)。 | |
キャノンVTデラックス | キャノンのカメラ(1957)。 | |
キャノンⅥT | キャノンのカメラ(1958)。 | |
キャノン7 | キャノンの距離計連動カメラ(1961)。 | |
キャノン7S | キャノンのカメラ(1964)。 | |
キャノン AE-1 | キャノンの35mm一眼レフカメラ(1976)。 | |
キャノンEOS | キャノンのオートフォーカス35mm一眼レフカメラ(1987)。 | |
キャノンEOS-1 | キャノンのオートフォーカス35mm一眼レフカメラ(1989)。 | |
キャノンEOS KISS | キャノンのオートフォーカス35mm一眼レフカメラ(1993)。 | |
キャノンEOS 620 | キャノンの35mmフォーカルプレンシャッター式一眼レフカメラ(1987)。 | |
キャノンEOS 630 | キャノンの35mmフォーカルプレンシャッター式一眼レフカメラ(1989)。 | |
キャノン F-1 | キャノンの35mm一眼レフカメラ(1971)。 | |
キャノンT90 | キャノンの35mm一眼レフカメラ(1986)。オートフォーカス機能を付けないカメラ。 | |
キャノンオートボーイ3 | キャノンのレンズシャッター式透視ファインダー式カメラ(1986)。135フィルム(24x36mm)使用。 | |
キャノンデミ C | キャノンのレンズシャッター式ハーフ判カメラ(1965)。 | |
キャノンニューF1 | キャノンの35mm一眼レフカメラ(1976)。 | |
キャノンポピュレール | キャノンの35mmカメラ(1958)。 | |
キャノンミラーボックス | キャノンのカメラ(1958)。 | |
キャノンレフレックスR2000 | キャノンの35mm一眼レフカメラ(1958)。シャッター速度1/2000秒を実現。 | |
キャビネ,キャビネ判 | 印画紙サイズ。12x16.5cm(4・3/4x6・1/2インチ)。 | |
キャプション (caption) | 展示などの際にはるもので、題名,作者名,撮影年月など記入する。 | |
ギャラリー | 写真等の展示場。 | |
キャリア | 「ネガキャリア」参照。 | |
キャリエ効果 | 白黒ネガフィルムのゼラチンの中に微細な銀粒子を分散させたものであり、銀粒子がフィルムを通過する光の種類で光を散乱させる状態が異なるの。銀画像が濃くなるに従って、また銀粒子が大きくなるほど光を分散させる効果が大きくなる現象。これを研究したCallierの名から命名。 | |
キャンディッドフォト (candit photography) |
自然のままの動きや表情を素直に写す写真のこと。盗み撮り写真。 | |
吸着式イーゼル(vacuum easel) | 吸着板と印画紙の間の空気をポンプで引き真空の力で印画紙を平面に保持するイーゼル。 | |
吸着式ネガキャリア (vacuum negative carrier) |
ポンプで空気を真空に引きネガを平面に取り付けるネガキャリア。 |
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吸収スペクトル線 | 太陽光から出た光は大気中の気体に寄って、気体に特有な波長の光が吸収されることで現れる現象。 | |
球面収差 | レンズの光軸を通る光と外側を通る光が同一点に焦点を結ばない現象。 | |
仰角(ギョウカク) | 「ローアングル」参照。 | |
胸像 | 「バストショット」参照。 | |
鏡胴 | レンズの光の通る部分。 | |
強力現像液 (High energy developer) |
露光不足のネガフィルムの現像に使われる現像液。現像時間を長くするとカブリを生じたり硬調になり過ぎたりする。例;コダックD-82。 | |
魚眼レンズ | 視野角度の広いレンズで中心部以外は直線でも円形に写るレンズ。円形に写るが画面に短片を直径とした画角の4隅が黒くなる円像魚眼レンズとフルサイズ(全面)に像が写る対角線魚眼レンズがある。魚眼レンズは樽型(負)歪曲収差を故意に残したもの。 | |
魚眼レンズのゆがみ(収差) | 樽型の歪曲収差を故意に残したもの。 | |
極限ガンマ | ガンマは現像時間に寄り左右され、その範囲の極限値。 | |
距離計 | 三角測量の原理を使い、2つの対物窓から見たときの位置の違いによる視差を利用して距離を測る器具。 | |
距離計(引伸機の) (rangefinder) |
細いスリットを組み込み、イーゼル面に投影された像でピント調整する引伸機の距離計。 | |
距離計連動式(引伸機の) | 「距離計(引伸機の)」参照。 | |
距離計連動カメラ | 「レンジファインダーカメラ」参照。 | |
許容錯乱円 | 「許容ボケ」参照 | |
キーライト (key light) | 「メインライト」参照。 | |
切替スタンド | 印画紙用やフィルム用の安全電球、室内灯などに切り替えのできる暗室用のスタンド。 |
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切れ込み | レンズの描写力、コントラストを表現する言葉、優れている物を切れ込みが良いと云う。 |
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記録写真 | 将来のために残しておく目的で撮られる写真。報道写真、記念写真、家庭写真等。 | |
ギロチンシャッター(guillotine shutter) | カメラの機械的シャッターの一種。各々が自由に平行移動する二枚の金属板からなり一枚目の金属板の開口部の初めでシャッターが開き二枚目の金属板の開口部の後部でシャッターが閉じる方式。 | |
近望遠レンズ | 望遠レンズで標準レンズに近い焦点距離のものを近望遠と呼ぶ事がある。100mm程度の焦点距離のもの。 | |
金調色 | 永久保存のための調色法の一種。プリント上の銀粒子の上に金粒子を付着させる。塩化金溶液とチオシアン酸カリウム溶液を作り両者を混ぜ撹拌し使用。 | |
金調色(塩化金ホウ砂調色液処方) | 永久保存のための調色法の一種。プリント上の銀粒子の上に金粒子を付着させる。ホウ砂と蒸留水を混ぜたものに塩化金溶液を加えた液を使用。 | |
銀塩カメラ | フィルムを使うカメラ。フィルムに当たった光がハロゲン化銀(塩化銀・臭化銀・ヨウ化銀など)を化学変化させフィルム上に画像(潜像)を作る。ディジタルカメラが多く生産されるようになり今までの「カメラ」では通用しなくなり,フィルムカメラ,アナログカメラ,銀塩カメラ等の名称が提案されたが「銀塩カメラ」が多くの人から推奨されているようだ。 | |
銀塩一眼レフカメラ | フィルム(銀塩)を使って撮影する一眼レfカメラ。 | |
銀塩写真 | 光が感光材の銀に作用することで化学変化を利用して画像を形成(現像)する写真(gelatin silver print)。フィルムと印画紙で作られる写真。 | |
銀塩ゼラチン現像印画紙 Gelatin silver paper |
臭化銀ゼラチン印画紙の現像にシュウ酸第一鉄を使用。1880年Swanが考案。 | |
銀塩とディジタル | ダイナミックレンジの幅が銀塩の方が良い。 | |
銀画像イメージ | カラーネガ処理現像タイプのフィルムのうちXP2フィルム。 | |
銀画像を色素に置き換えて画像をつくる | カラーネガ処理現像タイプのフィルムのうち銀画像を色素に置き換えて画像を作るBW400CN。 | |
キングミノックス用カラーフィルム100 | ミノックスの感度ISO100のカラーネガフィルム。8x11mm。 | |
キングミノックス用カラーフィルム400 | ミノックスの感度ISO400のカラーネガフィルム。8x11mm。 | |
キングミノックス用リアラエース100 | ミノックスの感度ISO100のカラーネガフィルム。8x11mm。 | |
近景 | 近くにある被写体。 | |
金増感 gold sensitization |
微量の塩化金を写真乳剤中に加えフィルムの現像時の感度を増す方法。 |
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金属の感光性 | 感光材料として銀,鉄,プラチナを比較すると銀が優れているので銀が使われている。 | |
金属膜シャッター metal-curtain shutter |
カメラのシャッター用の幕が金属膜で作られているフォーカルプレーンシャッター。 | |
銀ゼラチン現像印画紙 gelatin-silver paper |
銀塩(ハロゲン化塩)を感光材料として使用する印画紙。 | |
近代インターナショナル | 写真材料の扱い商社。 | |
近代カラー | 写真材料の扱い商社。 | |
金調色 gold toning |
調色により青紫色がかる。 | |
銀板写真 (silver-plate photography) | 銀又は銅の板の表面を銀メッキしヨードの蒸気を当て沃化銀の膜を作り感光板としたダゲレオタイプの写真。 | |
クイックシュー | 三脚にカメラを取付・取外しするときに,すばやく取付・取外しができるための道具。 | |
クイックリターンミラー | シャッターを切るタイミングに合わせ機械的に自動でミラーが昇降する仕組み。 |
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空間移動型組写真 | そのものの環境(状況)がわかるようにカメラの位置を変えて撮影する。 | |
空間構成 | 写真撮影に際し、写真効果を考えて被写体の配置やカメラ位置など考慮し、主体を引き立たせる空間を作り出すこと。 | |
空間的視差 | 「視差」参照。 | |
空気感 | 表現に用いる形容の一つで、間接的な情報で存在することを示唆する表現。ボケで立体感を表現したり、被写体との距離に応じた濃淡の変化で遠近の空気感を表現したりする。 | |
空気シャッター(pneumatic shutter) | 空気ポンプを利用したカメラのシャッター速度調整用のガバナー。 | |
空撮 | 飛行機などから下などを見て撮影。「空中写真」、「ハイアングル」参照。 | |
空中写真 (aerial photography) | 気球、飛行機、人工衛星などで空の上から撮影した写真。 | |
クエン酸 | 現像用の停止液として酢酸の代わりに,コストは高いが臭いの少ないクエン酸が使える。 | |
クォーツデート表示パネル | 撮影のときに日付や時刻を写しこむ装置。 | |
クセノンガス | 「キセノンガス」参照。 | |
クセノン放電管 | 閃光放電管の一種で、クセノンガス(クリプトンガス)を放電管内に充填したもの。その他クリプトンやアウゴンガスなどが使われる。「ストロボ」参照。 | |
クニック (knick mark) | フィルム現像時等で折り曲げたりして感光面に生じる増感又は減感の起きる現象。 | |
クニックマーク | 「クニック」参照。 | |
首押さえ | ダゲレオタイプや湿板写真などの初期のカメラの感度は低く撮影に時間がかかるので撮影中に人が動かないように後ろで首を抑えるための道具。 | |
組写真 photo story photo essay story photography |
①何枚かの写真を組合わせることにより、他人に物事をよく伝達できる。 (例;虚無僧の3枚写真;編み笠を主体、顔としゃくを主体、足の部分を主体) ②5W1H(when,why,what,who,where,how) を考える。③ストーリ性があるか、時間の経過(記録)を写せるか、立体(裏側がわかる)的に写せるか。④1枚で3枚の写真の内容を、3枚で5枚の内容を表現できるように心がけて撮影する。⑤遠中近構成。遠:環境を表現、中:具体的な動きを表現、近:表情を表現。 |
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組み写真の基本構成 | 構成:①起承転結法、②遠近構成法、③フラッシュバック、④コレクション法 注意事項:①同じものを2枚並べない,②説明的に成り過ぎない,③場所や形に変化を持たせる,④状況の変化をとらえる。 |
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組立暗箱 (wooden view camera) | 折りたたみ式で木製のボディにレンズとフィルムの間に蛇腹をつけたもので、蛇腹の伸縮で焦点を合わせることができる。 |
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組立カメラ | 携帯でき、撮影時に組み立てて使用する。レンズボード、フィルムケース、伸縮蛇腹、ボディなどに分解できる。 | |
組立式暗室 | 暗室を一般の部屋の中や屋外などで使用できるように、パイプ等を使って柱として暗幕を貼る簡易な取付・分解ができる暗室。森本化成等で販売。 | |
クライデン減感 | 高い照度の光を短時間当てることで感光材料の感度が低下する現象。 | |
クライデン効果 (Clayden effect) | 撮影前のフィルム等の感光材料に強い光やⅩ線等で露光した後に撮影すると像が反転する現象。 | |
クラウンガラス | 通常のガラスで大きい屈折率のあるガラス。アッベ数が55以上か50-55で屈折率が1.6以上のもの。 | |
クラップカメラ (clap camera) | レンズ座板を4本のタスキやパンタグラフ式のタスキに掛けレンズと座板を蛇腹でつないだ構造のカメラ。 | |
グラディエント (gradient) | 視覚的なグラデーションを物理的な特性として表現したもの。 | |
グラデーション (graduation) | 明暗や色調の諧調(段階的変化)のこと。明るい部分から真っ暗い部分まで滑らかにそろった写真をグラデーションが良いと言う。 | |
グラフィックアーツ | 人間が情報を目で見て、認知し易くするための技法。 |
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グラフィックジェット | 米国のジェット推進研究所開発の日本のコーワ製の35mmレンズシャッター式カメラ(1961)。 | |
グラフィックパネル | カメラの機能を分かりやすく図示した液晶パネル。 | |
グラフレックス (Graflex) | アメリカ製の大型一眼レフカメラ(1907年、4x5インチ判や手札サイズ等)。スピードグラフィック(1913年、略称;スピグラ) | |
クリアリングタイム | フィルムを定着するとき現像されなかった部分のハロゲン化銀が溶解し透明になるまでの時間。 | |
クリアコンデンサー | 無着色のカラー用にも使える引伸機のコンデンサーレンズ。 | |
クリアバルブ | モノクロ用の人工光源,色温度は3800K。 | |
クリアーベース (clear base) | フィルムの乳剤を塗布するクリアーな色のベース。 | |
グリココル | 「グリシン」参照。 | |
グリシン (glycine) | アミノ酢酸。現像液に使用。無色の結晶、アルカリ性の溶液に溶けるが水に溶けない。 | |
クリスタルプリント | ポリエステルベースの特殊な印画紙を使用した超光沢プリント(フジ)。 | |
繰り出し量(レンズの) | 焦点を合わせるためにレンズを前方へ出す長さ。 | |
クリックストップ(click stop) | 絞りやシャッター等を動かすとある目盛り毎に軽くカチッと止まるようにした機構。 | |
グリッドタイプ | ストロボの下部にグリップがついているタイプのもの。 | |
クリップオンタイプ クリップオンストロボ |
カメラ本体に取り付けて使う小型のストロボ。電池はストロボ内に取り付ける。 | |
クリームブラウンプリント cream brown print |
シアノタイプ・プロセスと同じシュウ酸第二鉄アンモニウムと重クロム酸カリウムの薬品を使いクリーム調のプリントに仕上がる。 | |
グリーンエンハンサーフィルター | 緑を強調するためのフィルター。木々の葉をより一層緑色に近づける。 | |
クーリングファン (cooling fan) | 引伸機のランプハウスが加熱しやすいため冷却するためのファン。 | |
グレーカード | 「標準反射板」参照 | |
グレースケール | 真っ黒を「0」として真っ白を「Ⅸ」として黒から白までを10段階に分類している。これは絞りとして9絞り分に相当する。 | |
グレード(ネガと印画紙の) | ネガと印画紙のグレードは大体下記のようになる。ネガの濃度域が小さい場合(コントラストが少ない)場合は適度のコントラストを得るために硬調の印画紙を使い,ネガの濃度域が大(コントラスト大)の場合は軟調の印画紙を使う。 | |
グレートーン | 「ハーフトーン」参照。 | |
グレードマッチング | ネガフィルムと印画紙の調子の適合を整えること。「グレード」参照。 | |
グレーベース (glay base) | フィルムのハレーション防止のためわずかに着色してあるベース。 | |
黒いものの撮影 | 反射式露出計で露出を測定すると、18%標準灰色での反射を基準として測定しているので黒いものは明るく計測してしまう、そこでマイナス補正(露出を少なくする。つまり絞りを閉めるかシャッター速度を遅くする)をしなければならない。被写体のそばに置いた標準反射板で反射光を測定すれば、黒は黒に写る。シャドー部を黒く出したい場合,シャドー部を測定(反射光)し,2絞り半アンダーにする。 | |
黒さ(ネガフィルム) | ネガフィルムの黒の度合い、「黒化度」参照。 | |
黒白フィルム | 「モノクロフィルム」参照。 | |
クローズアップ (close-up) | 近づいて撮影すること(接写)。精密描写、迫真的な描写、内面的表現。①被写体に近づく、②望遠レンズで被写体の一部を切り取る。 | |
クローズアップレンズ | 接写用にレンズの前に取付け接写ができるように設計された接写用補助レンズ。厚さはフィルターのように薄い。 | |
クロスフィルター | 光の輝きを印象的に表現するためのフィルター,R-クロススクリーン,R-スノースクロス,R-サニークロス,R-バーシャルクロススクリーンがある(ケンコー)。 | |
クロスポジション | 被写体に45°の位置から光を当てる位置。 | |
クロトーン | 中外写真の一般印画紙用現像剤 | |
クロルヒドロキノン | 現像液の薬品として使用。白色結晶。印画紙に焼付色は温黒調になる。 |
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クローム | オルソクロマチックの性質を持ったモノクロネガフィルムをクロームと呼ぶ時代もあったが、その後カラーリバーサルフィルム(ポジフィルム)を呼ぶようになった。 | |
クロム補力 | 薄いネガフィルムの濃度をあげる方法で、水洗後に漂白液で画像が消えるまで待ち再度水洗し再現像・定着処理する。 | |
クロライド紙(chloride paper) | 「ガスライト紙」参照。 | |
クローレイ氏メトール高鮮鋭度現像液 | 「FX-1」参照。 | |
クロロブロマイド・プリント紙 | 銀塩写真(ゼラチンシルバープリント)に使われる塩化銀・臭化銀乳剤を塗布した写真用紙(塩臭化銀紙)。 | |
軍艦部(top body panel) | カメラ上部のファインダーカバー部分。 | |
群像写真 (group photography) | 色々な人達が様々なことをしている様子を写す写真。交差点を行き交う人たち、駅の改札から出てくる大勢の人など。 | |
蛍光灯下での撮影 | リバーサルカラーフィルムでは緑がかる。 | |
蛍光灯(昼光色) | 家庭用の蛍光灯では色温度が???であるので、太陽光の色温度に合わせた色評価用蛍光灯、高演色性蛍光灯等もある。 | |
傾斜支柱 | 引伸機の台板上に傾斜して立った主柱。 | |
芸術資料館(日本大学) | 日本大学芸術学部所属の芸術資料館にはカメラや写真も保存されている。エドワード・ウエストン,イモージン・カニンガム,アンセル・アダムスハリー・キャラハン,ウィン・バロック等のモノクロ写真を保存。 | |
鶏卵紙 egg albumin paper |
19世紀半ばから20世紀初頭まで使用された写真用印画紙。食塩を溶かした卵白液を紙に塗り乾燥後硝酸銀の水溶液で処理して感光紙とする。これをコロジオン湿板のネガと密着し太陽光で焼付けると水洗,定着だけで印画ができる。現像のいらない焼きだし印画紙。アルビュメン・プリントとも言う。Blanquard 及びEvardによって開発された。 | |
激写 | 決定的写真やセンセーショナルな写真またはその撮影。 | |
ケース式ポートフォーリオ | ポートフォーリオの一形式。ブックマットヤドライマウントで作品を集めたもの。 | |
ケースレスカメラ caseless camera |
カメラの保護用のカバーがカメラケースの中にスライドして隠れるようになったり、折りたたんでレンズ部を隠し携帯に便利なカメラ。 | |
月光印画紙 GEKKO |
三菱製紙製造の印画紙。 | |
ゲッコール GEKKOL |
三菱製紙製造の現像粉材(PQタイプ)。 | |
GEKKOL SUPER SP | 三菱製紙のポリエチレンコートの印画紙。 | |
決定的瞬間 | カメラで狙った対象物を最高のタイミングで撮影すること。アンリ・カルティエ=ブレッソンが人が水たまりを飛び越える瞬間を写した写真集「決定的瞬間」も有名。 | |
ケラレ (vignetting) | レンズに付けたフードやフィルター等で写した写真の一部が欠けてしまうこと。 | |
ケラレる | 「ケラレ」参照。 | |
ゲルトD3 | 日本製のベスト判半栽カメラ(1938)。 | |
ケルビン | 「色温度」参照。 | |
原液(undiluted solution) | 一般に現像液に使われる用語で水などで薄めていない規定調合の薬品濃度のもの。 | |
減感現像 | 撮影時に規定感度(ISO)より低い感度(例ISO200をISO100で撮影)撮影し,フィルム現像のとき現像時間を短くする方法が一般的。粒子の細かい滑らかなトーンに仕上がる。 | |
減感剤(現像液の) | 潜像をほとんど変化することなくハロゲン銀の感光度を著しく低下させるもの。フェラサフラニン、ピナクリプトール緑・黄など。 | |
減感方法 | 例:ピナクリプトール緑1gを熱湯500ccに溶解し、その原液を10倍に希釈しフィルムを2分間漬けた後現像液に漬ける。(液の有害性を確認後使用すること) なお、減感フィルムはハーシェル効果が顕著に表れ長波長光で潜像が破壊する。 |
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減光(ND)フィルター | 「NDフィルター」参照。 | |
原紙 | 印画紙構造の中の紙の部分、印画紙支持体とも言う。その他、コピーされた用紙に対して元の用紙を原紙と呼ぶ。 | |
原紙の厚さ | 極薄手(0.04-0.12mm,40-110g/m2)、薄手(0.14-0.17mm,135-150g/m2)、中厚手(0.20-0.24mm,190-210g/m2)、厚手(0.25-0.30mm,240-270g/m2)等がある。 | |
減色法 | カラープリントやカラーフィルムで色を作り出す方法。シアン、マゼンタ、イエローの色の三原色を混ぜ合わせて作る。全部混ぜると黒くなる。 | |
原寸撮影 | 「接写」の一種で被写体と同じ大きさの写真をフィルム上に撮影する方法。被写体距離がレンズの焦点距離の2倍になるところでレンズを繰り出して接写すると得られる。 | |
現像 development |
露出によって生じた潜像を可視像に変える過程のこと。物理現像と化学現像がある。「フィルム現像」、「印画紙現像」参照。 | |
現像アンダー | 「現像不足」参照。 | |
現像液 developer, developing solution |
アルカリ性であり、現像液は通常5種類の作用成分から構成されている。①現像主薬、②保恒剤、③促進剤、④抑制剤、⑤溶媒(水)。 | |
現像液作成時期 | 現像処理液は処方通り作成しても作ってすぐは調子が出難いので一晩寝かせる。 | |
現像液(モノクロ用) | フィルム用はコダックのD-76(補充液はD-76R),印画紙用はD-72が標準となっている。S先生の近頃の処方;モノクロT-MAXフィルム(ISO100フィルムをISO25で撮影)の現像液としてエクストールとロジナールのブレンド液を使いオリエンタルペーパー等に焼付け。Y先生の処方;1浴にD-23,2浴に硼砂を使う。 | |
現像を押す | 現像時間を長くする、写真用語 | |
現像温度(フィルム) | 一般に20℃が標準であるが粒状悪化などなければ感度や現像時間の短縮など考慮すると高い方(25℃程度まで)が良い。コダックのD-76,D-23は高温現像に有利。 | |
現像温度(印画紙) | 一般に20℃が標準である。24℃までなら現像時間を短くして使えるが、余り現像時間を短くすると現像ムラが発生しやすい。 | |
現像温度と粒状性 | 温度が高いと粒状性が悪いと言われるが実際は温度が高いと言うのではなく,濃度が高いので粒状性が悪いのである。 | |
現像可能性の発見 | ①潜像の状態から現像の可能性を発見したのはDaguerre(1835)で、沃化銀皮膜を水銀蒸気に当て現像した。②Fox Talbot(1841)はCalotype、Russel(1862)アルカリ性ピロガロール化学現像法を開発。 | |
現像原理(モノクロフィルム) | ハロゲン化銀(もともとは色を持っていない)に光が当ると潜像ができる。現像液に触れると現像液が酸をうばい(還元作用)ハロゲン化銀が黒色銀になる。 | |
現像剤 | フィルム又は印画紙用の現像用の粉剤。 | |
現像作業(印画紙) | 暗室電球下でRC紙は1分間、バライタ紙は2分間、現像液が均一に濡れるように印画紙を揺すりながら、感光面を下側に向けて現像する。 | |
現像作業(モノクロフィルム) | 完全暗室でリールにフィルムを巻き,現像タンク内へ入れタンクの蓋をする。この後は明るい室内作業でよい、現像液をタンクに注入後,1分間軽くタンクを床にトントンと当て気泡とりを行いながら1分間連続撹拌。その後規定時間まで30秒に1回の割りで連続撹拌する。 | |
現像時間(印画紙) | RCペーパー:1分半,バライタ紙:3分。 (簡易的にはRC:30~60秒,バライタ:1分~1分半) |
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現像時間のきめ方 (ISO400フィルムをISO200で撮影した場合) |
現像時間を規定時間より約2割少なくする。 | |
現像主剤 | 「現像主薬」参照。 | |
現像主薬(モノクロフィルム) developing agent |
現像核を有するハロゲン銀を選択的に金属銀に還元するもの。 2つの薬のブレンド、MQ現像液(M+Q),PQ現像液(P+Q)がある。 M:メトール,Q:ハイドロキノン,P:フェニドン |
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現像処理液 | 現像処理に必要な処理液としては現像液,停止液,定着液,水洗促進剤,湿潤液(フィルム用)が上げられる。 | |
現像タンク (developing tank) | 一般にフィルム現像用のタンクで内部にフィルムを入れると現像等の処理液は出入りできるが光がフィルムに当たらないように工夫されている。タンク内にはフィルム巻き取り用のリールが組み込まれており,このリールにフィルムを巻きつけ現像処理する。金属リールの代わりにプラスチック製のシートに凹凸があり巻きこむベルトの間にフィルムを挟むベルト式のものがある。タンクの種類は①デーライトローディング,②総プラスチック製タンク,③総金属製タンク。筆者はステンレス製のmuscoタンクでフィルム巻きつけはリールを使用(注意;巻き付時にフィルムを直角に切り取らないと、巻きこんでいくうちにフィルムがゆがみ現像されない部分ができる)。 | |
現像濃度(フィルム) | 適切な現像濃度は黒い部分(白色を撮影)を白紙の上に載せ,白紙に書いた黒文字がなんとかみえれば適性濃度と言える。 | |
現像濃度と粒状性 | 現像濃度を高くすると粒状性が悪くなる。露出が多くなるほど粒状性が悪くなるものではない。 | |
現像の進行(印画紙) | RCペーパー:バライタ紙に比べ現像が速やかに進行する,15秒ではまだムラがあり30秒では濃度が充分ではなく60秒するとほぼ充分な濃度が得られるので90秒すると完全である。 バライタ紙:RCペーパーよりも進行が遅いので120秒から180秒必要。 |
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現像バット | 「トレイ」参照。 | |
現像パッドの洗浄液 | 現像に使用する容器の茶黒く変色したものを洗浄する液体。酢酸、重クロム酸カリウム水溶液、濃硫酸水溶液等を使う方法がある。 | |
現像不足 | フィルム現像で現像不足(露出不足を含む)は表現の幅が狭くなるので,特別な意図がない限り絶対に現像不足のネガを作らない。 | |
現像ミス(フィルムの重なり) | 現像処理時にフィルムをリールに巻き取るときにミスがあると一部分現像されないところ(白くなる)ができる。これをフィルムの他の部分と同じように透明にするには再度定着液に入れなおす。 | |
現像ムラ | 現像中に現像液の攪拌が悪い場合等で濃度差が出てしまう現象。できれば現像時間を5分以上にすると現像ムラが発生し難い,但し現像初めの攪拌が悪いと駄目。 | |
ケントメア→Kentmere 参照。 | ー | |
建築写真 (architectural photography) |
形状、規模や機能などを説明する目的などに建築や構造物を撮影するための写真。 | |
原板 | 大元のフィルムやプリントした印画紙のこと。 | |
顕微鏡写真 | 顕微鏡で高倍率に拡大し、物質の組織などを観察するための写真。 | |
兼用引伸機 (compatible enlarger) | サイズの異なるフィルムの大きさに対応するネガキャリアを有し異なるサイズのネガフィルムの焼付・引伸ばしの可能な引伸機。 | |
減力 reduction |
補力の反対で原板の画像の濃度を減らすこと。均等減力、比例減力、逆比例減力の種類があり、ファーマー減力法、過マンガン酸カリ減力法、過硫酸アンモン減力法、ヨードシアン減力法等がある。 | |
高演色性蛍光灯 | 光源色:昼白色,高演色形:演色AAA,色温度5000K,平均演色評価数(昼白色 Ra:99、電球色Ra:95。松下 スタータ形(FL20SLEDL等),ラピッドスタート形(FLR40SLEDLM等)。同等品で東芝から色評価用蛍光ランプが発売されている。 | |
恒温器 | 「保温器」参照。 | |
高温現像 | 「現像温度」参照。 | |
高温現像液 (Tropical developer) | 夏季や熱帯地方等高温下での現像に使う現像液。例;コダックのDK-14、AlburgerのALQ 101。 | |
恒温バット | ヒーターを内蔵して現像液や定着液等を一定の温度に保つことができるトレイ。 | |
広角ズーム(レンズ) | 標準よりも広い範囲の撮影ができるズームレンズ。例20~24(又は28)mm | |
光学カブリ (optical fog) | 一般的な「カブリ」である化学カブリ以外の原因でレンズのフレヤー、カメラ内部の散乱光、光漏れなどの光が原因で生じるカブリ。 | |
光学ガラス | レンズの材料に使われるガラス。クラウンガラス、フリントガラスなど。 | |
光学クサビ | 乳剤のスペクトル感度を調べるため分光器のスリットの前に置いてスペクトル写真を撮影する器具で光の透過度が最低1から最大1000までのまでの範囲段階に分かれた部分よりできている黒色のガラス。 | |
光学的フレア optical flare |
レンズ面の反射によるもの。光の一部はレンズの第2面(肉厚)で反射し更に第1面で反射し焦点を結ぶものでかすみのかかった像になる。レンズの曲率が小さいほど、空気の接触が大きいほどフレアが大きく出やすい。透過に比べ反射は少なく4%/箇所と言われる(但し,現在のレンズはコーティングにより異なる) | |
広角レンズ | 標準レンズより広い角度を撮影できるレンズ。35mm~28mm等の焦点距離のレンズ。 レンズの特徴:①手前が大きく写る、②奥が小さく写る、③遠近感ができる、④最短撮影距離が短い。 |
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光学濃度 | フィルターが光を吸収する度合い。 | |
硬化現像 | マトリックスフィルムの場合、硬膜剤を含まないフィルムをハイドロキノンやピロガロールの主剤である現像液で処理し主役の酸化物がゼラチンと反応して現像された濃度に比例して硬化する幻想方法。 | |
効果光線 | 「アクセントライト」参照。 | |
高感度フィルム | 暗い所やスポーツ等動きの早いものの撮影が便利な感度の高いフィルムで,ISO400以上。 | |
交換レンズ | レンズ交換ができるカメラでは被写体によっては焦点距離の異なるレンズへ変えて撮影する。この交換可能なレンズを交換レンズと呼ぶ。 | |
光輝部(コウキブ) | 「ハイライト部」参照。 | |
光球 光球部分 |
光を受けて測光する露出計の白色の半球体。 | |
航空カメラ aircraft camera |
飛行機から地上の状態などを写す目的で作られた専用カメラ。耐風圧、耐低温性など必要。 | |
航空測量用レンズ | 空中上空から地形などの測量をするためのレンズ。歪曲収差が極めて少なく、広角でかつ望遠であることが必要。 | |
航空写真 | 飛行機から撮影した写真。 | |
航空写真用レンズ | パンクロ級感光材料に赤フィルターを併用する場合が多いので赤色に対する補正が大きいレンズ。 | |
口径(コウケイ) | レンズの光が通る部分の直径の大きさ。 | |
高屈折率ガラス | トリウムやランタン等の希元素を用いて作られた屈折率の大きいガラス。屈折率が大きいとガラスのカーブがゆるやかなレンズになる。屈折率n、焦点距離f、薄いレンズの曲率半径r1、r2とすると 1/f=(n-1)(1/r1-1/r2) |
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口径比 | 「F値」参照。 | |
光源 (light source) | 光を発し,照明となす全ての物。基本は太陽の光(デーライト)。 | |
光源ムラ (uneven light) | 引伸機のイーゼル上印画紙面の照明のムラ。原因は引伸機の電球の上下位置、コンデンサーの曇り、引伸ばしレンズ光量不足、引伸機の直立性とイーゼル面との垂直性等。 | |
虹彩絞り | 「アイリス絞り」参照。 | |
光子 | 「光量子」参照。 | |
光質 | 硬い光・柔らかい光等の光の質を表現する言葉。 | |
後塾(コウジュク) | フィルム現像過程で硫黄増感、還元増感、金増感等に寄って乳剤の感度を上昇させる工程。 | |
光状効果 (コウジョウコウカ,crossline flare) |
画面に入る光の強さや反射した光によってできる十文字のフレア。故意に出すために、クロススクリーンフィルター等が市販されている。 | |
合焦(ごうしょう) | 焦点を合わす、つまり目的のものへピントを合わすこと。ピント、フォーカスと同じ。「ピント」参照。 | |
合焦ランプ | AF使用時にAFフレームの重なった被写体にピントが合っていることを点灯して知らせるランプ。 | |
光滲(コウジン) | 「イラジェーション」参照。 | |
降水確率 | 一定の時間内に1mm以上の雨や雪が降る確率。10回の予報で3回が1mm以上の雨であると予報したとすると降水確率が30%と報道される。 | |
号数(印画紙露光域) | モノクロ印画紙の露光域の幅によって1号(軟調),2号(中間調),3号(硬調),4号(極硬調),5号(超硬調)とグレード表示されていたが,最近は号数表示の印画紙は少なくなり,光の波長によって有効露光域をフィルターを使うことで変化させることのできる多諧調印画紙が一般的になった。但し多諧調紙では超硬調を得るには不満がある。なお,富士フィルムでは号数(2号,3号)をもつ多諧調紙も販売している。 | |
号数紙の使い方 | ネガフィルムの濃度域の小さい(コントラストの少ない)場合は硬調の印画紙(3~5号)を使い,逆に濃度域の大きい(コントラストの高い)場合は軟調(1~2号)を使う。 | |
構図 (composition) | 撮影の意図に沿うよう効果的に画面を構成すること。構図の良しあしが写真の良否を左右することが多い。 | |
合成写真 (montage) | 一枚のフィルムに何回も撮影したり、2枚以上のネガで一枚の印画紙に焼き付けたりして重ね合わせて作る写真。 | |
構成的写真 | 「コンストラクティッド・フォトグラフィ」参照。 | |
高鮮鋭画像用現像液 | 粒子の大きさを多少犠牲にしても画像のシャープをできるだけ高め個々の被写体のイメージの境界をはっきりさせたいときに使う現像液。ロジナール,コダックDK-50等の現像液。 | |
高鮮鋭度フィルム | 高い鮮鋭度で微細な表現が可能なフィルム。 | |
光線かぶり | 撮影以外で光がフィルムに当たってしまったもので、フィルムが入ったまま裏蓋を開け光が入ってしまった状態など。 |
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光線引き | 明るい日光のもとでフィルム装填などした時に光が漏れフィルムに感光する現象。これは光線カブリとは言わない。 | |
高速シャッター | 一般的に1/250秒以上の早いシャッター速度を言う。動いている物を止めて写すことができる。 | |
光沢 (glossy) | 面が光っている状態。光沢、半光沢、無光沢等の種類がある。 | |
光沢紙 | プリントした印画紙の表面が光った状態で仕上がる印画紙。 | |
硬調 (high contrast,rough tone) | グラデーションの変化が急激なもの(写真)。反対派軟調。 | |
硬調現像 | 粒状性は悪くなるがコントラストの強い表現ができる現像処理。コダックのD-19,D-11,D-8現像液がある。 | |
光電池露光計 (Photo cell exposure meter) |
セレン光電池にの光起電効果を利用した電気露光計。 | |
光導電セル露光計 (Photo-conductive cell exposure meter) | 硫化カドミウム光導電セルを利用した電気露光計。硫化カドミウムの薄幕に電流を流しておき光の強弱によって抵抗値の変化から露光を測定する。 | |
高濃縮液体定着剤 | 高濃縮の定着剤として液体タイプのものではアグファのアゲフィックス,エヌエヌシーのパンフィックスS等がある。 | |
高濃縮現像液 | ロジナールがあるが鮮鋭度が高いネガが得られるが粒状性が目立ってしまう。 | |
後方斜光線 | 「レンブラントライト」参照。 | |
硬膜剤 | 定着剤としてはチオ硫酸ナトリウムとチオ硫酸アンモニウムが液構成するものとしてゼラチン膜の軟化や膨潤を防ぎ傷ができないようにするためのもの。 | |
硬膜作用 | フィルム定着時にフィルムのゼラチン膜の軟化や膨潤を防ぎ傷ができないようにするための働き。 | |
硬膜処理 | 軟化した乳剤面を硬膜化するフィルムの現像処理方法。 |
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硬膜性停止液 | 膜を厚くしたい場合に使う停止液。例;コダックSB-3,SB-4,SB-5,SB-5a。なお一般に使うものは「停止液」参照。 | |
硬膜定着剤 | 定着剤に硬膜剤が入っていると印画紙の表面に傷がつき難い。但し,水洗時間は余分にかかる。 | |
効率 | 「シャッターの効率」参照。 | |
光量子(photon) | 光のエネルギーを粒子的な性質とした時の一つの量。 | |
小型カメラ | 35mmフィルム(135タイプ)以下の幅の狭いフィルムを使うカメラ。 | |
極薄手 | 「原紙の厚さ」参照。 | |
黒化度 | 白黒のネガフィルムで撮影したフィルムを現像すると光の沢山当たった部分(露出が多い)ほど黒く感光する、この黒さの度合。デンシトメーターでネガフィルムを測定し透明部分を通った光の強さAと黒い部分を通った光の強さBとすると、黒化度Dは D=logA-logB で表される。 |
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黒人の顔の反射率 | 8%程度 | |
黒体 | 光を吸収してしまう物体。関連;完全黒体 | |
ゴースト | 太陽の直射光が画面に入る場合、太陽光とは別に光の点が写真に表れる、これをゴーストと呼ぶ。広角レンズを使うとき等で太陽がレンズに入り何重にも絞り形をしたものが表れる。レンズは単眼よりもズームレンズの方がゴーストは出やすい。 | |
ゴーストイメージ | 「ゴースト」参照。 | |
コスモフォト→COSMO FOTO参照。 |
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高速シャッター | 一般に1/250秒よりも早いシャッター速度のこと。早い物体をボケずに撮影したり、流れを止めたりするなどの撮影に向く。肉眼ではみることのできない海の波の表情も1/1000秒より早いシャッター速度ならよく写る。 | |
コダクローム | コダック社のポジカラーフィルム。発色現像法に寄って発色するもので被写体と同じ透明ポジが得られる。構造は保護各層の厚さが3~6μmのゼラチン層、青感光性乳剤層、黄色フィルター層、青及び緑感光性乳剤層、青及び赤感光性乳剤層、ハレーション防止層、とフィルムベースから成る。カプラーが現像液中にあるため抜群の粒状性,鮮鋭度がある。 | |
コダクロームKR・KM | リバーサルカラーフィルム,1974(コダック)。 | |
コダック (Kodak) | アメリカのイーストマン・コダック社のブランド名。 | |
コダック BW400CN | コダックの感度ISO400のカラー現像タイプのモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックHC-110 | コダックの高解像力高濃縮現像液。 | |
コダック No.1カメラ | コダックの紙ネガフィルムを使用したボックス型カメラ(1888) | |
コダック R-4 | コダックのネガフィルムの濃度を均等に下げる処理液。 | |
コダック R-4a | コダックのネガフィルムの濃度を均等に下げる一浴式処理液。 | |
コダック R-4b | コダックのネガフィルムの濃度を均等に下げる二浴式処理液。 | |
コダックT-MAX100(TMX) | コダックの感度ISO100のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックT-MAX400(TMY) | コダックの感度ISO400のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダック T-MAX P3200(TMZ) | コダックの感度ISO3200のモノクロネガフィルム。 | |
コダック TRI- X100フィルム | コダックの感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
コダックアドバンティスクビューティ200 | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
コダックアドバンティスクビューティ400 | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
コダックウルトラカラー100UC | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックウルトラカラー400UC | コダックの感度ISO140のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクストール | 「エクストール」参照。 | |
コダックエクタクローム64プロ(EPR) | コダックの感度ISO64のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。人肌再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクローム64Tプロ(EPY) | コダックの感度ISO64のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダック エクタクローム 100プロ(EPN) | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダック エクタクローム 100プラスプロ(EPP) | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。白の再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクローム160Tプロ(EPT) | コダックの感度ISO160のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクローム200プロ(EPD) | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム。 | |
コダックエクタクローム320Tプロ(EPJ) | コダックの感度ISO200のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックエクタクローム400Xプロ(EPL) | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダック エクタクローム E100G | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクロームE100GP | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム。 | |
コダック エクタクローム E100GX | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。暖色系のカラーバランス。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクロームE100VS | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色飽和度。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクロームE200 | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。カラーバランス、色再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックエクタクロームP1600プロ(EPH) | コダックの感度ISO1600のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックエクタクロームダイナEX200(ED) | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックエクタクロームダイナEX400(EL) | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックエクタクロームダイナHG100(EB) | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックエクタクロームダイナハイカラー100(EBX) | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色飽和度。 | |
コダックエクタクロームブロインフラレッド(EIR) | コダックの赤外用フォールスカラー(偽色)リバーサルフィルム。700~900nm。 | |
コダックエリート | コダックのモノクロ写真用印画紙(バライタ紙)。 | |
コダック化学技術用乾板 Photographic plates for scientific and technical use | 感光度とガンマに応じてきめたコダック社の基礎乳剤の系列。 | |
コダックコダクローム64(KR) | コダックの感度ISO64のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックコダクローム64プロ(PKR) | コダックの感度ISO64のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。高度な質感。 | |
コダックコダクローム200(KL) | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
コダックゴールド100(GA) | コダックの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コダックゴールド200(GB) | コダックの感度ISO200のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コダック ゴールドウルトラ400 | コダックの感度ISO400のフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
コダックスーパーゴールド400(SGC) | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コダックトライ-X400(TX) | コダックの感度ISO400のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。公称値はISO400であるがISO320で撮影すると良いとの意見も。400TXと略。 | |
コダックハイスピードインフラレッド(HIE) | コダックの赤外用モノクロネガフィルム。 | |
コダックハイディフィニション400(HD) | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コダックハイポクリアリングエイジェント | 「水洗促進剤」参照。 | |
コダックフィクサー | 「酸性硬膜定着液」参照。 | |
コダックプラス-Xパン(PX) | コダックの感度ISO125の超微粒子モノクロネガフィルム。 | |
コダックプロフェッショナルBW400CN | モノクロネガフィルムだがカラーネガの現像方法でフィルム現像のできるコダック社のフィルム。カラープリント用の印画紙への焼付け用。 | |
コダックプロフェッショナル T-MAX 白黒フィルムT400CN | コダックの感度ISO400のモノクロネガフィルム。フィルム現像はカラー現像のC-41処理。
カラー用・白黒用どちらの印画紙にもモノクロプリント可能。 |
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コダックプロフェッショナルハイスピードインフラレッドフィルム | コダックの赤外線フィルム。900nmまで感じる。 | |
コダックプロフェッショナル PLUS-X 125FILM 125PX | コダックの中庸感度、中庸コントラストのパンクロマティックフィルム。粒子細かく、解像度高い白黒フィルム、ISO125. | |
コダックポートラ100T | コダックの感度ISO100のタングステンタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
コダックポートラ160NC | コダックの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。自然な肌色。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックポートラ160VC | コダックの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ナチュラルな色。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックポートラ400NC | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。自然な肌色。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックポートラ400VC | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ビビットな色再現。ブローニーフィルム用も。 | |
コダックポートラ800 | コダックの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コダック マックスビューティ400(GC) | コダックの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。光吸収率30%アップ、夜間の撮影もきれい。 | |
コダックマックスビューティ800(GT) | コダックの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コダフィックソリューション | コダック社の酸性硬膜定着液。 | |
コダルク(コダック) | 「メタ硼酸ナトリウム」参照。 | |
誇張 | 「デフォルメーション」参照。 | |
固定焦点カメラ | ピント合わせを省略するため、F値の大きい(暗い)レンズを使い、その被写界深度の深さを利用してある距離から無限遠までピントを合うようにしたカメラ。 | |
固定マスク (fixed mask) | 引伸機のイーゼル上置いて使用するもので、一定の焼付サイズ(キャビネや手札サイズ等)の金属製(木製も)の枠内に焼付するため印画紙を固定する器具。 |
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コーティング | 弗化マグネシウム等をレンズの表面に真空蒸させてレンズに光が入射・射出する際の透過光の減少を防ぐための方法。 | |
コーティング材 | 弗化マグネシウム、氷晶石、弗化カルシウムなど。 | |
古典技法 | 印画紙に乳剤を使わない方法。 | |
コードノッチ | 「ノッチングコード」参照。 | |
子供写真 | 上から見下ろして撮影する写真。頭でっかちな写真となる。 | |
コーナー止め | 写真のファイル方法で写真の四隅をコーナーによって止める方法で直接のり付けしないので写真を傷めない。 | |
コーナン16オートマット | 甲南カメラ研究所が設計しミノルタブランドの16mmカメラ(1952)。 | |
コニオメガラピッド | コニカの6x7cm判プレスカメラ(1963)。輸出専用、国内販売ではコニカプレスⅠ型で。 | |
コニオメガラピッドM型 | コニカの6x7cm判レンズシャッター式プレスカメラ(1967),120,220フィルム 60x70mm 呼称;コニカプレス,。 | |
コニカ | 写真機材の綜合メーカー。小西六工業が「コニカ」に社名変更,1987。1873小西屋六兵衛商店で写真、石版材料の取り扱いを開始。1929年フィルム製造販売開始。1943年小西六写真工業に商号変更。1949年東京証券取引所に上場。1987年コニカに商号を変更。2003.8.5旧コニカと旧ミノルタが経営統合し「コニカミノルタホールディングス㈱」発足。 | |
コニカI型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1948)。レンズはヘキサー50mmF3.5。1950年にヘキサノン50mmF2.8搭載モデル追加。 一般向け最初のコニカブランド機。コニカスタンダードとほぼ同じ。 | |
コニカII型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1951)。レンズはヘキサノン50mmF2.8。ダブルヘリコイド式繰り出し機構、二重露出防止装置搭載。シャッターがコニラピッドS、アメリカ式シンクロソケットを装備しシンクロ撮影。 | |
コニカIIA型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1955)。レンズをヘキサノン48mmF2。コニカII型のシンクロソケットをドイツ式に変更。 | |
コニカIIB型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1955)。レンズはヘキサノン50mmF2.8。コニカII型のタイム露出ダイヤルを廃止。 | |
コニカIIB-m型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1957)。コニカIIB型のレンズをヘキサー45mmF3.5に変更。 | |
コニカIII型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1956)。 レンズはヘキサノン48mmF2。フロントレバーのフィルム巻上機構。シャッター連動でチャージされるセルフコッキング方式。 | |
コニカIIIA型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1958)。 レンズはヘキサノン48mmF2と同50mmF1.8モデル。- パララックス/画角自動修正機能付採光式等倍ブライトフレーム装備。 | |
コニカIII L1型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1957)。コニカIII型のシャッターをライトバリュー式露出合わせセイコーシャMXLシャッターに変更。 | |
コニカIII L2型 | コニカの135フィルム使用カメラ(1957)。 コニカIII L1型のシャッター速度や絞り等鏡胴上部に移動。新たにヘキサノン48mmF2.4レンズ付モデル追加。 | |
コニカIIIM | コニカの135フィルム使用カメラ(1959)。レンズはヘキサノン50mmF1.8。 コニカIIIA型に折りたたみ型セレン光電池連動露出計を装備。シャッターはセルフタイマー内蔵のセイコーSLVに変更。 | |
コニカ35 | 戦後日本初のコニカの35mmカメラ(1945)。 | |
コニカAcom-1 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1976)。呼び方はエイコムワン。愛称は愛情コニカ。シャッターはコパルFC。広角レンズでは部分測光、標準レンズでは中央重点測光、望遠レンズでは平均測光。 |
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コニカAcom-1オートデート | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1978)。コニカAcom-1にオートデート機能を組み込み。 | |
コニカAF3 | コニカの135フィルム使用カメラ(1983)。 コニカC35AF3からオートデートを除き、輸出専用。 | |
コニカAF3D | コニカの135フィルム使用カメラ(1983)。レンズはヘキサノン35mmF2.8。オートフォーカス化。暗所での測距精度を向上させた赤外線発光ダイオードによるアクティブオートフォーカス方式。 | |
コニカC35 | コニカの135フィルム使用カメラ(1968)。レンズはヘキサノン38mmF2.8。プログラムAEで距離計連動式。愛称「じゃーに~コニカ」。 | |
コニカC35AF | コニカの135フィルム使用カメラ(1977)。レンズはヘキサノン38mmF2.8。世界初のオートフォーカスカメラ。愛称はジャスピンコニカ。 | |
コニカC35AF2 | コニカの135フィルム使用カメラ(1980)。新型TCLモジュール採用。 | |
コニカC35AF2D | コニカの135フィルム使用カメラ(1982) 。オートデートを搭載。 | |
コニカC35E&L | コニカの135フィルム使用カメラ(1971)。距離計とセルフタイマーを省略、専用フラッシュによる距離固定方式。輸出用名称はコニカC35V。 | |
コニカC35EF | コニカの135フィルム使用カメラ(1975)。レンズはヘキサノン38mmF2.8。 世界初のストロボ内蔵カメラ。シャッター速度1/30秒・1/125秒自動切換の簡易プログラムAE方式でゾーンフォーカスピント合わせ。セルフタイマーなし。プラスチック製ボディ。愛称はピッカリコニカ。 | |
コニカC35EF3 | コニカの135フィルム使用カメラ(1981)。 レンズはヘキサノン35mmF2.8。 | |
コニカC35EF3D | コニカの135フィルム使用カメラ(1981)。オートデートを搭載。 | |
コニカC35EFJオートデート | コニカの135フィルム使用カメラ(1982)。レンズはヘキサノン36mmF4。固定焦点。オートデート搭載、シャッター速度は1/125秒単速。フィルム感度設定に応じ絞り変化。 | |
コニカC35EFD | コニカの135フィルム使用カメラ(1978)。デジタル時計を使用した日付写しこみ。 | |
コニカC35EFP | コニカの135フィルム使用カメラ(1977)。レンズはヘキサノン38mmF4。輸出専用簡易カメラ。固定焦点、シャッター速度1/125秒のみ。フィルム感度で絞りを変化。フラッシュ使用時絞り開放。 | |
コニカC35FD | コニカの135フィルム使用カメラ(1973)。レンズはヘキサノン38mmF1.8。シャッター速度優先AE方式。C35シリーズ最後の距離計連動カメラ。輸出用名称はコニカオートS3。 | |
コニカC35MF | コニカの135フィルム使用カメラ(1982)。レンズはヘキサノン38mmF2.8。モーターによるオートフィルムローディング、フィルム送り、巻き戻しを電動化。愛称はジャスピンSuper。 | |
コニカC35MFD | コニカの135フィルム使用カメラ(1982)。オートデートを搭載。 | |
コニカC35フラッシュマチック | コニカの135フィルム使用カメラ(1971)。フラッシュマチックを搭載。輸出用名称はC35オートマチック。 | |
コニカEEマチック | コニカの135フィルム使用カメラ(1963)。 レンズはヘキサノン40mmF2.8。セレン露出計とセイコーシャLシャッターで完全プログラム露出を実現。 | |
コニカEEマチックS | コニカの135フィルム使用カメラ(1965) 。ファインダー内にシャッター速度表示指針。コニリール方式。 | |
コニカEEマチックデラックス | コニカの135フィルム使用カメラ(1965)。ファインダー内にシャッター速度表示指針。シャッターはセルフタイマー付のセイコーシャLA。 | |
コニカEEマチックデラックス2 | コニカの135フィルム使用カメラ(1967)。 ホットシュー方式。 | |
コニカEEマチックデラックスF | コニカの135フィルム使用カメラ(1967)。 露出計はCdS素子タイプ。カメラ上部にフラッシュキューブソケット。シャッターはシチズンU。 | |
コニカEEマチックニューデラックス | コニカの135フィルム使用カメラ(1965)。コニリール方式。 • | |
コニカF | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1960)。標準装着レンズはヘキサノン52mmF1.4。ペンタプリズムは着脱式。シャッタースピードや絞りと連動するセレン光電池式メーター内蔵。シャッターはコパルスクエア上下走行4枚メタルフォーカルプレーン式、最高速は1/2000秒。 | |
コニカFC-1 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1980)。コニカFS-1のワインダーを外付。 |
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コニカFM | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1964)。標準装着レンズはヘキサノン57mmF1.4、ヘキサノン52mmF1.8。 CdS式露出計内蔵。 | |
コニカFP | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1962)。標準装着レンズはヘキサノン57mmF1.4、ヘキサノン52mmF1.8。 CdS式露出計外付け可。 • | |
コニカFS | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1960)。標準装着レンズはヘキサノン50mmF2。ペンタプリズム固定式。シャッタースピードと連動するセレン光電池式露出計を外付可。シャッター最高速は1/1000秒。 | |
コニカFS-1 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1979)。一眼レフカメラで世界初のワインダー内蔵。電子式シャッター。 | |
コニカFSW | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1962)。コニカFSにタイムレジスターを組み込みフィルムに日付等を写し込み可。 | |
コニカFT-1モーター | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1983)。内臓ワインダー巻上げをシングル(S)とコンティニュアス(C)で切替え可。露出補正とAEロック機能追加。 | |
コニカFT-1モータープロハーフ | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ。コニカFT-1モーターの24×18mm(ハーフ)判モデル。証明写真撮影用に適す。 | |
コニカFTA | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1968)。 ARレンズと組み合わせシャッター優先EE可。TTL露出計は装着レンズで測光エリアが自動変更。シャッターはコパルスクエアS。 | |
コニカFTAブラック | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1969)。 | |
コニカHEXAR | コニカのレンズシャッター式カメラ。 | |
コニカJ | コニカの135フィルム使用カメラ(1960)。レンズはヘキサーK45mmF2.8。距離計連動、パララックス自動補正、採光式ブライトフレームファインダーを装備。 | |
コニカKANPAI | コニカの135フィルム使用、レンズシャッター式透視ファインダーカメラ(1989)。音声でシャッターをきる機構付き。 | |
コニカL | コニカの135フィルム使用カメラ(1961)。レンズはヘキサー40mmF2.8。シャッターはセイコーシャL。マニュアル撮影は不可。距離計はなく目測ピント合わせ方式。 | |
コニカMG/D | デイト機構を組み込んだコンパクトなカメラ。 | |
コニカMT-7 コニカMT-9 コニカMT-11 (MT;マルチ) |
コニカの135フィルム用コンパクトカメラ(1986) 。MT-7は固定焦点。 | |
コニカS | コニカの135フィルム使用カメラ(1959)。レンズはヘキサノン48mmF2。定点合致式のセレン光電池連動露出計内蔵。シャッターはコパルSVE。 | |
コニカSII | コニカの135フィルム使用カメラ(1961)。コニカSのマイナーチェンジモデル。ファインダー内に露出計指針表示。 | |
コニカSIII | コニカの135フィルム使用カメラ(1963)。レンズはヘキサノン47mmF1.9 。 | |
コニカSD-22 | コニカのモノクロフィルム一般ネガ用、DPおよび人像微粒子現像液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)500mlにメトール2.5g、無水亜硫酸ナトリウム35g、ハイドロキノン2.5g、コニグレイン10g、臭化カリウム0.5g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
コニカSD-22R | コニカのモノクロフィルム一般ネガ用、DPおよび人像微粒子現像液用の補充液。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール5g、無水亜硫酸ナトリウム35g、ハイドロキノン5g、コダルク(メタホウ酸ナトリウム)40g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。SD-22の補充液で35mm36枚撮り1本現像したとき30mlの割合で補充する。 | |
コニカTC-X | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ。コシナ製OEM。ワインダー内蔵なし。シャッター優先AEとマニュアル露光。 | |
コニカアイ | コニカのハーフ判コンパクトカメラ(1964)。レンズはヘキサノン30mmF1.9。サークルアイ型セレン光電池使用プログラムEEカメラ。1/30~1/800秒のコパルプログラムシャッター。距離計はなくゾーンフォーカス方式。 | |
コニカアイ2 | コニカのハーフ判コンパクトカメラ(1967)。レンズはヘキサノン32mmF1.8 。露出計はCdSセンサータイプ。 |
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コニカインスタントプレス | コニカのインスタントカメラ(1955年発売)。レンズはヘキサノン110mmF4。 | |
コニカエレクトロン | コニカの135フィルム使用カメラ(1969)。レンズはヘキサノン45mmF1.8。 コパルエレク電子シャッター。絞り優先AE可。フラッシュ撮影専用の測光モードあり。 | |
コニカオートS | コニカの135フィルム使用カメラ(1963)。レンズはヘキサノン47mmF1.9。シャッター速度優先AE。測光素子はCdSセンサー。シャッターはコパルSVA。 | |
コニカオートS1.6 | コニカの135フィルム使用カメラ(1967)。レンズはヘキサノン45mmF1.6。 | |
コニカオートS2 | コニカの135フィルム使用カメラ(1964)。 レンズはヘキサノン45mmF1.8。CdS受光部をレンズ直上に移動。レンズフィルターによる露光倍数を自動修正。 | |
コニカオートS2EL | コニカの135フィルム使用カメラ(1966)。コニリールを搭載。 | |
コニカオートSE | コニカの135フィルム使用カメラ(1966)。レンズはヘキサノン38mmF1.8。 セイコーシャSE電子プログラムシャッターでプログラムEE。スプリングモーターによる巻き上げ方式。 | |
コニカオートレックス | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1965)。外光式のCdS式露出計を内蔵しEEを実現。 | |
コニカオートレックスP | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1966)。コニカオートレックスからEEを省略した普及版。ライカ判とハーフ判をフィルム途中で変更可。CdS露出計外付け可。 | |
コニカオートレフレックス | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ。海外輸出モデル。 | |
コニカオートレフレックスT3 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1973)。多重露光、アイピースシャッター装備。後期型にホットシューがペンタプリズム上に固定装着。 | |
コニカオートレフレックスTC | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ。海外輸出モデル。 | |
コニカオートレフレックスT4 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ。輸出専売モデル。コニカAcom-1にプレビュー機能、ワインダー装着対応機能等搭載。 | |
コニカオートレフレックスニューT3 | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1974)。 | |
コニカカラーJX200Mママ撮って肌色 | ISO感度200のカラーネガフィルム。コニカカラー。 | |
コニカカラーJX100 | ISO感度100の35mmカラーネガフィルム。コニカカラー。 | |
コニカカラー素肌美人 | カラーネガフィルム。コニカフィルム。 | |
コニカグレイン(コニカ) | 「メタ硼酸ナトリウム」参照。 | |
コニカスタンダード | コニカの135フィルム使用カメラ(1947)。ライカ判レンズシャッター式。レンズはヘキサー50mmF3.5。 対米輸出用および米軍PXでのみ発売。 | |
コニカスナップ | コニカの135フィルム使用カメラ(1959)。レンズはコニター45mmF3.5。ライカ判普及カメラ。距離計は目測式。 | |
コニカ赤外750 | コニカが発売する赤外線フィルム、赤色フィルターを用いて撮影する。750nmが最大感度。2007年には製造中止。 | |
コニカドールDP | コニカのモノクロフィルム増感現像剤。 | |
コニカドールスーパー | コニカのモノクロフィルム増感現像剤。 | |
コニカドールファイン | コニカのモノクロフィルム超微粒子現像液。 | |
コニカトーン | コニカの一般印画紙用現像剤 | |
コニカニューC35EF | コニカの135フィルム使用カメラ(1976) 。セルフタイマー付き。シャッター速度1/30秒、1/125秒、1/250秒。 | |
コニカニューFTA | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1970)。メインスイッチをシャッターレリーズ元に移動。 | |
コニカニューFTAブラック | コニカの135フィルム使用一眼レフカメラ(1970)。 |
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コニカパン100 | コニカの中庸感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
コニカパン400 | コニカの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
コニカビックミニ | 世界最小最軽量オートカメラ発売,1989。 | |
コニカプレスI型 | コニカの6x7cm判プレスカメラ(1965)。交換レンズはバヨネット式でヘキサノン60mmF5.6、ヘキサノン90mmF3.5、ヘキサノン180mmF4.5。全て一眼式距離計連動。 | |
コニカプレスII型 | コニカの6x7cm判プレスカメラ(1968)。交換レンズはバヨネット式でヘキサノン58mmF5.6(新レンズ)、ヘキサノン60mmF5.6(旧レンズ)、ヘキサノン90mmF3.5、ヘキサノン135mmF3.5、ヘキサノン180mmF4.5。フィルム交換はマガジン方式。 | |
コニカヘキサーRF | 完全オート式のコニカの35mmRFカメラ(1998)。 | |
コニカポップ | コニカの135フィルム使用カメラ(1982)。コニカC35EFJオートデートからオートデート機能を省いた輸出専用機。 | |
コニカミノルタ | 「コニカミノルタホールディングス」参照。 | |
コニカミノルタ Centuria APS200 | コニカミノルタの感度ISO200のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタCenturia APS400 | コニカミノルタの感度ISO400のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタCenturia APS800ズームスーパー | コニカミノルタの感度ISO800のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタ CENTURIA PORTRAIT400 | コニカミノルタの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。肌色再現性。 | |
コニカミノルタ CENTURIA PRO400 | コニカミノルタの感度ISO1400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
コニカミノルタ CENTURIA SUPER100 | コニカミノルタの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタ CENTURIA SUPER200 | コニカミノルタの感度ISO200のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタ CENTURIA SUPER400 | コニカミノルタの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタ CENTURIA SUPER1600 | コニカミノルタの感度ISO1600のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタCenturia ズームスーパー800 | コニカミノルタの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
コニカミノルタクローム SINBI100 ハイクォリティ(SRA) | コニカミノルタの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。自然な色調。 | |
コニカミノルタクローム SINBI100 プロフェッショナル(SRP) | コニカミノルタの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。深みのある色調。 | |
コニカミノルタクローム SINBI200 ハイクォリティ(SRM) | コニカミノルタの感度ISO200のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
コニカミノルタパン100 | コニカミノルタの感度ISO100のモノクロネガフィルム。やや軟調。 | |
コニカミノルタパン400 | コニカミノルタの感度ISO400のモノクロネガフィルム。増感現像が可能で粒状性も良い。 | |
コニカミノルタパン400Black&White | コニカミノルタの感度ISO400のモノクロネガフィルム。質感、シャープネス。超微粒子,高解像度,シャープネスの良いモノクロフィルム。 | |
コニカミノルタプロフェッショナル160PS | コニカミノルタの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
コニカミノルタベビーフィルム ほっぺにチュ |
コニカミノルタの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。あかちゃんのやわらか肌。 | |
コニカミノルタホールディングス | 2003.8.5旧コニカと旧ミノルタが経営統合し「コニカミノルタホールディングス㈱」発足。更に2006年には写真部門がソニーに吸収合併された。 | |
コニカレコーダー | コニカのハーフ判コンパクトカメラ(1984)。超薄型ボディ、スライドカバー方式。カバーを閉じると電源off。 | |
コニカレコーダーDD | コニカのハーフ判コンパクトカメラ(1984)。コニカレコーダーにオートデート機能追加。 |
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小西本店 | 写真機材・カメラ取り扱い・製造メーカー。小西六写真工業→コニカ→コニカミノルタ。 | |
コニフレックスI型 | コニカの6×6cm判カメラ(1952)。レンズはヘキサノン85mmF3.5。前板繰出は二段式で非撮影時は無限遠撮影時より引き込みシャッターロック。セミオートマット式。1954年にファインダーレンズ、撮影レンズの両方の前玉を交換することで135mmF4.5としても使えるアタッチメントレンズが発売。 | |
コニフレックスII型 | コニカの6×6cm判カメラ(1955)。レンズはヘキサノン85mmF3.5。シンクロ接点X級。 |
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コニレット35 | コニカの135フィルム使用カメラ(1959)。レンズはコニター45mmF3.5。輸出専用。距離計は目測式。 | |
コニレットI型 | コニカの小型パトローネ入フィルム使用スプリングカメラ(1953)。レンズはコニター50mmF4.5。シャッターはコニックス。 | |
コニレットII型 | コニカの小型パトローネ入フィルム使用スプリングカメラ(1957)。レンズはコニター50mmF4.5。シャッターはコパル。 | |
コニレットIIM型 | コニカの小型パトローネ入フィルム使用スプリングカメラ(1959)。レンズはコニター55mmF4.5。シャッターはコパル。セレン光電池式露出計内蔵。フィルム巻上ノブ小窓にカウンター装備。 | |
コピドール | エヌエヌシーのコピーフィルム用標準現像剤。 | |
コピナール | 富士フィルムのコピーフィルム用標準現像剤。 | |
コピーフィルム | 「マイクロフィルム」参照。 | |
コマ円 | レンズに対して斜めに入射する光が種々の輪帯を通り、それらの輪帯を通る光に対してはレンズの焦点距離は同じにならないので、光はひとつの点に集まらないでいくつかの円形の像ができる現象。 | |
コマーシャルフォト (commercial photography) |
商品の宣伝、広告等の目的で撮影される写真。 | |
コマ収差 | 点光源が画面の周辺部にある場合、コマ収差が大きいと点光源の形が変形(彗星形)して写る。絞り込むことである程度改善できる。 | |
コマ的フレアー | コマ収差の補正されていないレンズでは、ほうき星型のコマがフレアーと同じ悪作用をして鮮鋭度が悪く、シャドウのディテールが悪くなる現象。 | |
コマフレックス | コーワの4x4判一眼レフカメラ(1960)。 | |
コマフレックスS(Komaflex S) | コーワの4×4cm判一眼レフカメラ(1960)。海外販売のみ。 | |
ゴム印画 (Gum printing) | 水彩画紙に水彩絵の具、ゴム糊、重クロム酸カリウムを混ぜたものを塗り乾燥させ、その上に撮影済みの白黒ネガフィルムを置き日光または紫外線ライト等で感光させ、 感光後映像が現れるまで水洗い(30分程度)し用紙を乾燥させる方法。1839年にMungo Ponton が発明した写真プリント技法でVictor Artigue等により改良されてきた。 | |
ゴムローラー (rubber roller) | 印画紙の乾燥の際にフェロタイプ板に印画紙を貼りつけ圧着させるためのゴム製のローラー。 | |
木漏れ日の撮影 | 木漏れ日を丸くきれいに写すにはレンズは開放で写す。 | |
固有感度 | ハロゲン化銀自体の光を吸収する性質による感度。 | |
コラージュ collage |
いろいろなものを組み合わせて作る画面構成。印画を貼り合わせたりする。 | |
コリメーターレンズ | 非常に遠くにあるものから出た光は平行光線になっていると考えてよいので、無限遠にある被写体を撮影する時、現実に被写体を遠くへ持って行かなくても、レンズを使ってそのレンズから焦点距離の所に置いて眺めれば、 この被写体は非常に遠い所にあるものと同じことになる。この役目をするレンズ。 |
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ゴールデンリコー16 | リコーの16mmカメラ(1956)。 | |
コールドマウント | 「ポジショナル・マウンティング・アドヘーシブ」参照。 | |
コレクション型(組写真) | 同じ性質のものを撮って行く方法,映像的な変化がほとんどなく集積されテーマ(内容)でつなげて行く方法で一見図鑑に近い方法(例,ほぼ同じフレームで笑顔ばかり写して行く)。単なるカタログにならないように考える。 | |
コレクター(写真の) | 「写真コレクター」参照。 | |
コレクトールE | 富士写真の写真印画紙用現像液。 | |
コロタイプ法 collotype |
ガラス板の上にゼラチン、重クロム酸アンモニウムを主剤とした感光液を塗布し焼付乾燥させたものを版とする現像方法。1904年に発明され、ブロムオイル法と非常によく似た方法。 | |
コロディオン・プロセス(湿式) wet collodion process |
フレデリック・スコット・アーチャーが発明(1851年)したガラス板にネガを作る湿板写真術。 | |
コロディオン・プロセス(乾式) dry collodion process |
湿式がガラス板を使用したのに対して、写真乳剤を塗布して乾燥したガラス板を用いる乾板写真術。リチャード・リーチ・マドックスが考案(1871)。 | |
コーワ6 | コーワのブローニーフィルム使用のカメラ(1960)。ハッセルブラード模擬。120・220フィルム切り替え自由。 | |
コーワ140 | コーワの35mmレンズシャッター式カメラ(1960)。 | |
コーワE (Kowa E) | コーワのレンズ固定一眼レフカメラ。ブランド統一によりコーワフレックスEを改名。 | |
コーワH (Kowa H) | コーワのレンス固定一眼レフカメラ(1963)。 巻き上げレバーは底部。コーワ48mmF2。 | |
コーワSE (Kowa SE) | コーワのレンズ固定一眼レフカメラ(1964)。CdS式外光式露出計を装備。コーワ50mmF1.9固定。 | |
コーワSER(Kowa SER) | コーワのレンズ交換式レンズシャッター一眼レフカメラ(1965)。コーワSEをレンズ交換式にしたモデル。 | |
コーワSET (Kowa SET) | コーワのレンズ固定一眼レフカメラ(1966)。TTL測光。 | |
コーワSET-R(Kowa SET−R) | コーワのレンズ交換式レンズシャッター一眼レフカメラ(1968)。コーワSETをレンズ交換式にしたモデル。 | |
コーワSET-R2(Kowa SET-R2) | コーワのレンズ交換式レンズシャッター一眼レフカメラ(1970)。 | |
コーワSW | コーワの35mmカメラ(1964)。 | |
コーワUW190 (UW190) | コーワのレンズ固定レンズシャッター一眼レフカメラ(1972)。19mmF4の超広角レンズを固定装着。TTL平均測光。レンズ込み820g。 | |
コーワキッド | コーワの127フィルム使用カメラ(1960)。アルミダイキャスト製。シャッターは1/50秒固定。レンズハプロミナー70mmF11。 | |
コーワシックスI | コーワのレンズシャッター式6×6cm判一眼レフカメラ(1968) 。セミオートマット式。120フィルム、 220フィルム使用可能。ルーペはバヨネット式で交換可。設計はハインツ・キルフィット。ボディーのみの重量1116g。 | |
コーワシックスII | コーワのレンズシャッター式6×6cm判一眼レフカメラ(1973)。120フィルム使用。フィルムホルダー交換可能。レンズとフィルムホルダーの合計重量は1434g。 | |
コーワシックスMM | コーワのレンズシャッター式6×6cm判一眼レフカメラ(1972)。120フィルム使用。MMはミラーアップ(Mirror Up )と多重露光(Multi Exposure )の意味。 | |
コーワスーパー66 | コーワのレンズシャッター式6×6cm判一眼レフカメラ(1974)-。120フィルム使用。ミラーアップが省略された。フィルムホルダーの着脱が簡単。 |
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コーワフレックス(Kowaflex) | コーワのレンズ固定一眼レフカメラ(1959)。プロミナー50mmF2。 | |
コーワフレックスE (Kowaflex E) | コーワのレンズ固定一眼レフカメラ(1961)。セレン光電池外光式露出計装備。コーワ50mmF2。 | |
コーワラメラ(KOWA ramera) | コーワの16mmフィルム使用カメラ(1959)。カメラ付きラジオ。レンズは固定焦点プロミナー23mmF3.5。二枚羽根式レンズシャッターでB、L(1/50秒)、100(1/100秒)、H(1/200秒)の4速。フィルムはミノルタ16と共通。 |
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コンタクトカメラ | 高級カメラの反対語であり,軽量で誰にでも容易に撮影ができるよう工夫されたカメラ。昔は「バカチョン」又は「バカチョンカメラ」等と言ったがこの言葉は軽蔑又は侮辱した言葉であることから使わなくなった。 | |
コンタクトプリンター | 密着焼きをするときに使う器具。台板の上に印画紙,その上にフィルムを載せ,さらにガラスを載せフィルムと印画紙面を平らに保ちガラスを通過した光でフィルムネガ像を印画紙上にポジ像として現す。 | |
コンタクトプリント | 「ベタ焼き」「密着」とも言う。フィルム1本分を印画紙の上に並べて引伸機で光をあてる方法(引伸ばさないでフィルムのまま焼付)で作るプリント。陽画化されるが各コマに合わせたフィルターは使えないので、陰画ではあるがフィルムネガのままの方が画質はよくわかる。 | |
コンタックス | ドイツのカメラメーカー。1932販売のコンタックスは距離計連動、縦走り金属製鎧戸式フォーカルプレーンシャッター、レンズ交換式。 | |
コンタックス167MT | オートブラケッティング採用一眼レフカメラ,1987発売。 | |
コンタックスG2 | G1の次の機種。合焦,ストロボ同調,シャッター速度が高速化した。 | |
コンタックスRTS | ヤシカの35mm一眼レカメラ(1975)。ツァイスとのコラボ。 | |
コンタックスRTSⅢ | ヤシカの35mm一眼レカメラ(1990)。ツァイスとのコラボ。フィルムを真空で引っ張り平面度を保つ方式。 | |
コンタックスT | ヤシカの35mm一眼レカメラ(1984)。ツァイスとのコラボ。 | |
コンタックスT2 | ヤシカの35mm一眼レカメラ(1991)。ツァイスとのコラボ。 | |
コンタックスマウント(Contax mount) | ドイツのツァイス・イコン製のコンタックスレンズ用のレンス交換マウント。 | |
コンティニュアスAF | ピントを自動焦点で合わせる方式で常に動いている被写体に追随して自動的にピントを合わせることができるモード。 | |
コンデンサー | 「コンデンサーレンズ」参照。 | |
コンデンサー式引伸機 | 集光式,集散光式の引伸機の総称。 | |
コンデンサー式引伸機用光源 | 光源には乳白色の白熱電球が一般に使われる。 | |
コンデンサーレンズ | 引伸機のランプハウスの中の電球からの光を集めて強い光でネガに当てるためのレンズ。 | |
コンテンポラリー・フォトグラフィー | 「コンポラ」参照。 | |
コンストラクティッド・フォトグラフィ | 作り込まれた写真。撮るよりも作りこんだ演じられた写真。 | |
コントラスト contrast |
白と黒の明暗の対比。 | |
コントラストインデックス(CI) | 「CI」参照。 | |
コントラストが高い(強い) | 白と黒の調子の対比が大きいもの。 | |
コントラストが高い現像 | ①現像時間を延ばすとコントラストが上がる。②印画紙の種類を変える。 | |
コントラストが低い(弱い) | 白と黒の調子の対比が小さいもの。フラットな写真とも言う。 | |
コントラストが低い現像 | ①現像時間を短縮するとコントラストが下がる。②印画紙の種類を変える。 | |
コントラスト調整(RCペーパー) | 印画紙の号数又はフィルター号数によって行う。 | |
コントラストフィルター contrast filter |
色彩明暗のコントラストを強調して表現するためのフィルター。光吸収がシャープなので遠距離を明瞭に写すには調節用フィルターよりも効果的。モノクロ写真でコントラストを上げたい時に使う(黄,橙,赤色のフィルター)。カラー写真では偏光フィルターを用いてコントラストを上げることができる。 | |
コンパクトカメラ | シャッターを押すだけで撮影のできるカメラ。シャッターがレンズと一体(一眼レフはレンズはカメラの中にある)である。コンパクトカメラもだんだんとズーム(画角合わせは手動)やレンズ交換ができるものも出始めている。昔はバカチョンと言ったこともあるが、バカチョンは差別語で現在はコンパクトカメラと言う。 | |
コンバーチブルホースマン | 駒村商会発売(1971?年)6x7や6x9が使える目測式広角カメラ(ボディ、レンズ、フィルム室など組合せ構造としては1970年?)。 | |
コンポラ | イギリスの科学者ハーシェルが1842年に発表した「サイアノタイププロセス」という写真技術。第二鉄塩に光が当たって第一鉄塩に変化する性質を利用した印画法で感光した第二鉄塩が第一鉄塩になりフェリシアン化カリウムと反応して青色の物質になり、青みのかかった写真ができる。 | |
サイアノタイププリント (cyanotype process) |
1842年英国の物理学者ジョン・ハーシェルが考案した写真技法。青い色調の画像。シュウ酸アンモニウム、30g,フェリシアン化カリウム10g,ニクロム酸アンモニウム0.1gを暗室で100ccの精製水に溶かし印画紙に染み込ませ乾燥させた感光紙を作る。光に当て露光(撮影)し、暗室で1~2分水洗いし、0.5%オキシドール液に30秒間浸し発色させ、15分程度の水洗い後乾燥。 |
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再現性(元の被写体の) | 分光感度と輝度により決まる。 | |
採光 | 「ライティング」参照。 | |
最光輝部 | 「ハイエストライト」参照。 | |
最高速シャッター | そのカメラが持っている最も早いシャッター速度。 | |
最硬調 hard |
グラデーションの変化が硬調より急激なもの。 | |
最小絞り | レンズの絞りの中で最も絞られた状態の絞り値(一般のレンズでは絞り22等)。最大絞りと言うこともある。 | |
最小有効諧調度 (Minimum usefull gradient) |
特性曲線上の足の部分で、焼付時に実効の諧調度に達する最低点。 | |
最小有効濃度 (Minimum usefull density) |
特性曲線上のカブリ濃度よりも0.1だけ高い濃度の値。印画紙に焼き付けた場合画像として表されるための最小有効濃度がほぼ0.1である。 | |
座板 | カメラにレンズを取り付けるためのレンズマウントやレンズ取付座金が付いた金属製又は木製の板。 | |
最大絞り | 「最小絞り」参照。 | |
裁断機 | 「カッター」参照。 | |
最短撮影距離 | フィルムカメラの場合は被写体からカメラのフィルムまでの距離(被写体からレンズ先端までの距離ではない)。 | |
サイディング(siding) | バライタ印画紙の表面をロジン樹脂やメラミン樹脂で目つぶしすること。 | |
サイドプリント(side print) | フィルム製造時にフィルムの撮影画面以外の部分に表示した番号や記号。 | |
最適保管湿度(カメラやレンズの) | 湿度が約40%~50%の場所。乾燥しすぎもいけない。 |
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ザイデルの5収差 | 色収差を除く次の①~⑤までの収差。①球面収差、②コマ収差、③非点収差(アスチグマチズム)、④湾曲、⑤歪曲(樽、糸巻き) | |
彩度 | 色の鮮やかさの度合い。彩度が高い色を清色、低い色を濁色と云う。純度、飽和度とも言う。 | |
サイド光 | 被写体に横から当る光、起伏の多いものは強い影がでやすい。立体感が強調できる。柔らかい光ではグラデーションがきれいに出る。 | |
サイドポジション | 光を真横から被写体に当てる位置。 | |
サイドライト | 「サイド光」参照。 | |
サイド・リアポジション | 真横からやや後ろの場所から光を被写体に当てる位置。 | |
サイバーグラフィックス | 現像液等を販売している会社。 | |
サイバーネーションシステム (cybernation system) |
二つの変数のうちの一つの制御が可能なとき、一つを制御し他の条件を適切な状態に制御すること。例えば絞り優先モードで速度の調整が不可能な場合、絞りの値を多少シフトして全体で適切な値に調整する機能。 |
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サイホン (siphon) | 給水効率を高めるための水洗用具。水洗用のバットに取り付けてサイホンの原理を利用して水を給水する。 | |
サイレントシャッター | 2枚の羽根が光軸に沿って移動するもの。 | |
サイン条件 | 「アッベのサイン条件」参照。 | |
先幕(front curtain) | 二枚の膜を左右又は上下に移動しスリットの間隔や速さでシャッター速度を変えるフォーカルプレーンシャッターで先にスタートするシャッター膜。 | |
先膜シンクロ(front-curtain flashsync) | シャッターの先膜が開いた瞬間にストロボが発光する。O先生は後膜シンクロよりも先膜シンクロを良く使っている。 | |
サーキュラーPLフィルター | 「円偏光フィルター」参照。 | |
作業服 | 木綿服が繊維が静電気を帯びることなく,飛び散り難いので良い。 | |
錯イオン (complex ion) | イオン同志が結合してできたイオンの性質をもつ物。 | |
錯塩 | 錯イオンを含んでいる塩基物。 | |
作画 | 撮影の意図に沿って構図を決めて画面を構成すること。 | |
酢酸 | 停止液の主材料。規定の現像ができたら,現像液はほとんどアルカリ性なので酸性の溶液(酢酸1.5%溶液)で中和して現像の進行を停止させる。 | |
作品の作り方 | ①アイデアやコンセプトを考える。②撮影,③シーケンス(順番)と判断,④作品 | |
サークラインストロボ | 「リングフラッシュ」参照。 | |
さくらカメラ | コニカの120フィルム使用カメラ(1931)。 レンズシャッター式ボックスカメラ、画面サイズ60x90mm。 | |
さくらパック100 | コニカの126フィルム使用カメラ(1970)。 固定焦点、露出計なし。 | |
さくらパック100X | コニカの126フィルム使用カメラ(1972)。 電池不要のマジキューブ使用。 | |
さくらパック300 | コニカの126フィルム使用カメラ(1970)。 露出計装備、ピント調整可。 | |
さくらフレックス | コニカの六桜社時代の 6×6cm判カメラ(1940)。1937年輸出入等臨時措置法により外国カメラが輸入されなくなり発売されたカメラで、製造台数は100台程度とも言われ幻のカメラ。レンズはデュラックスTB1-1/150秒。 | |
さくらフレックス・プラノ | 六櫻社(後のコニカ)の箱形一眼レフカメラ(1907)。 | |
サクラベタル | 懐中時計スタイルの探偵カメラ(1950)。 | |
錯乱円(サクランエン) | 遠い被写体と近い被写体を写すと平面のフィルム上でレンズの焦点を結ぶ位置がずれる、このずれによりボケが生じる、個の平面上の範囲。 | |
サークルカッター (circle cutter) | 印画紙等を切断する裁断機には、①ナイフのように一面に刃があり、刃の上下で紙を裁断するカッターと、②円周の外側に全周に渡り刃を持っているローラーで、ローラーを前後し裁断する方式のものがある。サークルカッターは②のローラー式のもの。 | |
撮影 (photographing) | カメラを被写体に向け、露光条件に応じてレンズで絞りやシャッター速度を調整し、ピントを合わせ、シャッターを開けフィルムに露光を与え、感光乳剤に変化を生じさせる、ここまでの一連の作業を指す広義の意味と シャッターを切ってフィルムに露光させる狭義の意味がある。 | |
撮影意図 (photographic purpose) | 写真で表現したい目的。 | |
撮影距離 | 「カメラディスタンス」参照。 | |
撮影済みのフィルムの現像 | 撮影するとフィルムに目に見えない潜像ができるが、この潜像は時間が経過すると変化してくるので撮影したフィルムはできるだけ早く現像すること。 | |
撮影倍率 (image magnification) | 被写体の大きさと撮影された画像の大きさの比。 | |
撮影モード | 撮影したい被写体に合った機能。①プログラム(P)。②絞り優先(A又はAv)。③シャッター速度優先(S又はTv)。④手動(M) | |
サバチエ効果 サバティエ効果 Sabatier Effect |
感光材料に像を露光して現像している間に均一な光を当てると画像の光が当たらなかった部分から反転を始める。その結果中間露光部の濃度が一番低くなる現象。サバティエ効果の名前は発見者の名前から付けられた。 | |
サービスサイズ | 機械で自動的に現像処理するプリントの大きさ。 | |
ザ・ファミリー・オブ・マン | 人類の幸・不幸を大規模に示した写真展。1954年ニューヨーク近代美術館が開催した写真展。 | |
サブカメラ second camera |
撮影の時に補助として使うカメラ。関連語;メインカメラ。 | |
サブライト | フィルインライト,抑え,起こしともいう。補助光のことでメインライトによってできたシャドーをコントロールする。 | |
サーボAF | 「コンティニュアスAF」参照。 | |
寒い場所での注意 | 「寒冷地での注意」参照。 | |
サモカ | 35mmレンジファインダー式カメラ(1956)。 | |
左右走行式 horizontal-run forcal-plane shutter |
フォーカルプレーンシャッターの2枚のシャッター膜が左右に移動することでシャッター速度を変えることができる方式。 | |
皿現像 (Tray development) | 平皿の中に現像液などの処理液を入れて現像する方法。現像ムラを防ぐためにも液の深さは1cm以上にすること。 |
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サリチル酸 (salicylic acid) | 無色の針状結晶。モノクロフィルムの高鮮鋭度現像液の一部として使用。 |
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サン | 写真新聞(1888発刊,横浜貿易新報)。 | |
三角構図 | 三角形の構図で,正三角形はどっしりとした安定感が表現され,逆三角形は不安定感が表現される。 |
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三角追跡 | レンズの収差を知るための数値計算方式の一種。レンズに当たる光線のうち何本かを選びレンズに入射後どのような軌跡をたどるかを求める計算方法。 | |
山岳写真 | 山の自然の状態や山の風景を撮影した写真。 | |
酸化防止剤 | 「保恒剤」参照。 | |
三脚 | カメラを一定の位置にセットするための道具であり、カメラ振れを防ぐ(遅いシャッタースピードや長時間露出等)ために用いる。カメラ振れを防ぐためにも三脚はしっかり安定したものを選ぶ。 | |
三脚座 | 望遠レンズの鏡胴に取り付けられレンズを三脚に取り付けるための座。 | |
三脚取付部 | 「三脚ねじ穴」参照。 | |
三脚ねじ穴(tripod taphole) | 三脚にカメラを取付けるためにカメラ本体の底にある穴。 | |
三脚メーカー | ハスキー(アメリカ)、ジッッオ(フランス)、ベルボン(日本)、スリック(日本)等 | |
産業写真 | 医療や工業用等の産業目的で撮影された写真。 | |
三原色 | 光の三原色、色の三原色がある。 「光の三原色」「色の三原色」参照 | |
散光ガラス (diffusion glass) | 散光式又は集散光式引伸機に使われる光源の光を拡散させるためのガラス(又はプラスチック)。 | |
散光式(引伸機) (diffusion type enlarger) |
拡散された光で色をなじませているためカラー用の引伸機として主に使われる。カラープリントのためには電球の光量光質の安定性がよいハロゲンランプが光源に使われる。光の順路はハロゲンランプ→拡散ボックス→ネガフィルム→引伸ばしレンズ→印画紙。コンデンサーレンズがないため調整なしに焦点距離の異なる引伸ばしレンズが使用できる。 | |
参考資料 (本内容を調査した主な資料) |
「光学」神山雅英著、槇書店(1934)。「写真」藤澤信著、岩波全書(1935)。「やさしい写真化学」南實著、玄光社(1938)。「写真の化学」笹井明著、写真工業出版社(1952)。「写真120年史」田中雅夫著、ダヴィッド社(1967)。「写真技術」藤波重次著、共立出版(1970)。「写真用語辞典」上野千鶴子、佐藤正治、佐伯恪五郎、高石泰次、等々力国香、藤田直道共著、日本カメラ社(1998)。「フォトマスター検定 公式ガイドブック」フォトマスター検定事務局編、日本写真企画(2004)。「ファインプリントテクニック」写真工業(2005)。雑誌「写真工業」より全38シリーズ「黒白写真の制作を学ぶ」鈴木孝史著(2003.9-2006.12)。「カメラ悪魔の辞典」田中長徳著、知恵の森文庫(2003)。他 | |
散光濃度 | ネガ像の濃度は、入射光の強さI,透過光の強さTとすると、光学濃度 D=log I/T で表される。ここで入射光が散光のとき透過光の中でネガ面に垂直に出てくる成分だけを測定して T を求めた場合の濃度。 | |
三酢酸セルロース (cellulose triacetate) |
トリアセテートベースのフィルムベースの一種。 | |
三酢酸繊維素 | 「三酢酸セルロース」参照。 | |
三刺激値 | 「三色刺激値」参照。 | |
三色係数 | 色度を表す係数。 | |
三色式温度計 | 「一光電池法」参照。 | |
三色刺激値 | 人間の目が感じる色は赤、緑、青の3色では異なる、この3色の目に感じる度合いを表す用語。 | |
酸性亜硫酸ナトリウム | 「亜硫酸水素ナトリウム」参照。 | |
酸性硬膜定着液 | コダック社では粉剤の「コダックフィクサー」濃縮液体の「コダフィックスソリューション」,濃縮液体迅速タイプの「ラピッドフィクサー」。富士フィルムは粉剤の「フジフィックス」,濃縮液の「フジフィックススーパーL」,粉剤迅速タイプの「スーパーフジフィックス」。中外写真薬品は粉剤の「マイフィックス」,濃縮液の「エルホワイト」。イルフォードは濃縮定着剤「イルフォードニューハイパムフィクサー」。三菱製紙は粉剤の迅速タイプ「ダイヤスーパーフィックス」。アグファは高濃縮「アグファ・アゲフィックス」。エヌエヌシーは濃縮液「パンフィックス」。等が市販されている。酸性硬膜定着液の例;コダックのF-5,F-6,F-16。 | |
酸性硬膜定着剤 | 「酸性硬膜定着液」参照。 | |
酸性紙 | 明治以降日本に入って来た洋紙で風化で年代がたつとボロボロになる。特に手作り写真には無酸性紙の使用が大事。 | |
酸性定着液 | 水1000cc,ハイポ400g,異性重亜硫酸カリ25g | |
残像 (afterimage) | 前に見えたある光景が瞬間的に残って見えること。 | |
サンドイッチフィルター | 2枚の光学ガラスの間にゼラチンフィルターを貼りあわせたもの。ゼラチン膜をガラスで保護しているので取扱しやすい。 | |
サンニッパ | 焦点距離300mm,開口絞りF2.8の望遠レンズ。レンズ口径が大きく(大口径)明るい、値段は高価。 | |
サン・プリント法 sun print process |
市販のモノクロ印画紙(バライタ)にネガフィルムを乗せ太陽光で長時間露光し直接水に入れ水現像し、停止、定着は一般の銀塩処理(ゼラチンシルバープリント)する。 | |
サンライト | 太陽の直射光。 | |
仕上げ (finishing) | ある作業の最後に体裁を整えること。焼き付けた写真のスポットニング、調色、マウントに入れるときの調整等。 | |
シアノタイプ法 | 「サイアノタイプ法」参照。 | |
ジエチルパラミン | カアラーネガフィルムの現像主薬やモノクロ現像用薬品の一部に使用。 | |
シェード | 照明が広がらないようにするための覆い(カバー)。 | |
ジェネレーター | 主にスタジオライティングに使われる大型ストロボの電源。 | |
紫外線 | 光の波長が380(400や397nmの説もあり)から数nmの光(輻射線)。眼には見えない、日焼け、殺菌作用あり。 | |
紫外線カットフィルター | 紫外線をカットして青みがかるのを防ぐためのフィルター。 | |
紫外線写真 | 紫外線の照射下で撮影する写真。乾板は紫外線に感光しやすいようにゼラチン量を減らしている。 | |
紫外線フィルター | 紫外線のみ透過するフィルターや紫外線のみ吸収(遮断)するフィルターがある。 | |
鹿皮 | 「セーム皮」参照。 | |
視角 | 人間がファインダーで見える角度。 | |
時間・温度現像 | 現像の途中で画像のでき具合を確認しないで定めておいた時間と温度で現像をするフィルム現像方法。単に時間現像とも言う。 | |
時間現 | 「時間・温度現像」参照。 | |
視感度 | 人間の目は全ての波長の光に対して一様な感度を持っているわけではない。目は波長が異なると感度が違う。縦軸に視感度横軸に波長をとると550mμを中心にしたきれいな山形の曲線になる。 この図で山の頂上に当たる550mμの辺りが黄緑色になり、人間の目に最もよく感じる色と云われている。 |
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色相 | 赤や緑などの有彩色の区別のこと。基本は10色(赤、黄赤、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫)。 | |
色素画像フィルム | 一般のモノクロフィルムと異なりカラー現像方式でモノクロフィルム現像をするカラーネガ方式のモノクロフィルム。 | |
色調(プリントの) image tone |
「プリントの色調」参照。 | |
色度 chromaticity |
どんな色か、どれくらいの鮮やかさかを表す心理的・物理的尺度。 | |
色度図 | 横軸に人間の目の赤色刺激の物差し、縦軸に緑の刺激の物差しをとるスペクトル色の様子の図。 | |
色度点 | 色度図上の赤や緑等のスペクトルの位置。 | |
識別本数 | 直線を並べて置いた時の人間が2本の直線が離れているとの識別できる距離。日本では0.25mm,ドイツでは0.33mmとしている。 | |
至近距離 (closest focusing distance) |
レンズ自身のもつ最短撮影距離。 | |
シークエンス写真 (sequence photography) |
動物やスポーツ等の動きのあるものを連続して撮影する写真。 | |
軸外の収差 | 光軸上に点の被写体がない場合に生じる収差で非点収差やコマ収差がある。 | |
シグマ SA-1 SIGMA SA-1 |
シグマ の35mm一眼レフカメラ(1983)。 | |
「シグマ産業」 | 交換レンズのメーカー。カメラも製造。 | |
視差 | パララックスとも言う。カメラのファインダーから見た映像と実際に撮影できる映像とがずれていること。一眼レフカメラでは見た映像がそのままフィルム*1に撮影できるが、コンパクトカメラや二眼レフカメラ等では特に近い被写体はずれてしまう。この現象を視差と言う。*1:「視野範囲」参照。 | |
私写真(シシャシン) | 私生活を素材としたりテーマとした写真。 | |
シズル効果 | 湯気や水滴、光沢などで料理などの被写体をより効果的に表現する方法。シズルは煮炊きの時のジュージューする音が語源。 | |
シーゼⅢ | 一般ネガ用パラミン・グリシン極微粒子現像液。。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール7.5g、無水亜硫酸ナトリウム90g、パラミン(塩基)10g、写真用グリシン6g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
シーゼⅣ | 一般ネガ用パラミン・グリシン極微粒子現像液。。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlにメトール7.5g、無水亜硫酸ナトリウム90g、パラミン(塩基)10g、写真用グリシン12g、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 | |
自然乾燥(フィルム) | フィルムを紐に吊るすか乾燥棚等で乾燥を行う方法がある。一般には4時間程度あれば自然乾燥でも乾燥する。 | |
自然光 自然光源 |
太陽の光。まれには、室内撮影でストロボを炊かないで電灯下で撮影するときを自然光と呼ぶこともある。 | |
自然光の色温度 | 晴天の直射日光(9時~15時)5500(10月-1月)-5800(4月-7月) 100%雲天光;6700(10月-1月)-6800(4月-7月) |
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下塗り | 主剤を塗る前に主剤を活かすための薬品や乳剤を塗ること。 | |
下引層(シタビキソウ) (substratum) | 写真乳剤のフィルムベースに塗布する際の着き難さを防ぐため、乳剤の下に塗布する層(酢酸、メチルアルコール、アセトン等)。 | |
七分身像 (シチブンシンゾウ、three-quarter) |
人物の身長の上から7分目、膝から上が写っている写真。 | |
支柱 (column) | 引伸機の光源、レンズ等のヘッド部全体を支える主柱。 | |
シチュエーション (situation) | 被写体の置かれている状況の総称。 | |
室温(暗室の) | 液温より2℃高い温度に保つと室温が保たれやすい。 | |
質感 | 被写体になるものの材質感。 | |
質感描写 | 質感を撮影条件を考慮し写真として克明に表現すること。 | |
実効感度(effective sensitivity) | ISO400とカタログ値に記載されていても実際はISO320しかないフィルムもある。この実際の感度を実効感度と言う。 | |
湿潤剤 | フィルムを定着した後に水洗し,湿潤液に浸し乾燥する。製品名で「ドライウェル」が有名。 | |
室内自然光 | 照明を特につけないで室内の自然のままにある光。 | |
湿板写真 | 「コロディオンタイプ湿板法」参照。アンブロタイプとティンタイプの2種類の方法がある。 | |
実物大 | 「等倍」参照。 | |
実用感度 | 「実効感度」参照。 | |
指定液(designated developer) | 感材メーカーのフィルムや印画紙現像に適合すると考えたメーカー指定の最適の材料。 | |
時定数(閃光放電管の) | 「タイムコンスタント(閃光放電管の)」参照。 | |
死点 | 「デッドポイント」参照。 | |
シート | 1本のフィルム全部が6コマづつカットされて1枚のネガシートに入ったものを1シートと呼ぶ。 | |
自動現像機 (automatic developing processor) |
フィルムや印画紙を自動的に現像処理する装置。温度コントロールが難しいカラープリントなどを全て自動で現像・停止・定着等が行える。 | |
自動シャッター | 「セルフタイマー」参照。 | |
自動調光ストロボ(一眼レフ用) | 充電完了を確認できるレディライト又はチャージライトがついている。撮影後に自動調光がきちんと行えたかランプ表示あり。 | |
自動段階露光 | 「オートブラケッティング」参照。 | |
自動巻上げカメラ auto-winding camera |
シャッターを切るたびにフィルムが一こまずつ自動で巻きあがる機構をもつカメラ。巻き上げには、電動式やバネ式のものなどがある。 | |
自動露出機構(AE) | 絞りとシャッター速度をセットしなくてもカメラが自動的に適正な露出に調整してくれる機構。撮影者が絞りだけを定めてカメラが自動的にシャッター速度をきめる「絞り優先」と撮影者がシャッター速度をみめてカメラが自動的に絞りをきめる「シャッター優先」がある。 | |
視度調整機構 | 「視度調節機構」参照。 | |
視度調節機構 | フィンダーで見るとき、撮影者の視力に合わせてピントをあわせることができる機構。 | |
シートフィルター | トリアセテートやゼラチンでできたフィルター。薄いシートで光の透過性が良い。 | |
シートフィルム | フィルムがロール巻きされていない,1枚ごとのシート状になっているフィルム。現在は4x5,5x7.8x10.10x12インチの形状のものがある。平面性を保つためロールフィルムよりも厚手なフィルム。暗室内での取扱いを考えてフィルムの外周にノッチ(ノッチコード)がついている。一般にビューカメラやフィールドカメラで使われる。 | |
シートフィルムのノッチコード | 「ノッチコード」参照 | |
死に装束 | 「和服写真」参照。 | |
シネサイズカメラ | 「ハーフサイズカメラ」参照。 | |
シネスティル→Cine
Still参照。 |
- | |
シフト (shift) | アオリ機構の一種。レンズ面又はフィルム面を左右にずらした状態で撮影する方法。横の多少見えなかった部分の撮影が可能になる。 | |
シフト機能(プログラムシフト) | 「プログラムシフト」参照。 | |
シーフドール | 中外写真のフィルム用微粒子現像剤。 | |
シフトレンズ | シフト機能を持たせたレンズ。一眼レフ用の交換レンズでキャノン製がある。 | |
シプナール | 富士のシートフィルム用現像剤 | |
しぼ(wrinkle) | カメラボディに貼られた皮又はプラスチックの凹凸表面。 | |
絞り | レンズに組み込まれている「光の量」を調節する機構で複数の扇状の羽からできている。絞りを調節することで光の量の調節と被写界深度を変えることができる。レンズの光が通過する部分の大きさからきまる値。絞りの基本値(F):1,1.4,2,2.8,4,5.6,8,11,16,22,32等(1段づつの値)。ストロボ使用時のGNとの関係は「ストロボGNと絞り値」参照。 | |
絞り(レンズの) | ①カメラ:開放より1絞り絞った方がゆがみなどは起き難いが開放の方がが背後のぼけには効果的。②引伸機:開放より1絞り絞ったF5.6かF8にするとゆがみ等発生しないし、引伸ばし時の露光時間も長くなるので試し焼きと本焼きとの時間誤差に対する割合も少なくなるので試し焼きに近い焼付けができる。 | |
絞りを開ける | レンズの絞りを開けることで光が通りやすくなり、絞りF値の数字は小さくなる。 | |
絞りを置く場所(レンズ構成) | レンズ構成で絞りのある場所は、①1枚玉ではその前又は後、②2枚玉以上の複玉レンズでは構成レンズの間 | |
絞りを絞る | レンズの絞りを閉じることで光が通り難くなり、絞りF値の数字は大きくなる。 | |
絞り過ぎ | 被写界深度は深くなるが絞り過ぎると回折像ができやすい。wF=2Fλ/d ここに d=2λ/w 肉眼で見える最小解像角度1度(0.000291)、波長5000Å(0.0005mm) d=3.43 ここに f=F/d (F:焦点距離mm、f:絞り値) 例:50mmのレンズの場合f=15であるのでf22に絞るとかえって回折像が出てシャープさが悪くなる。参考:28mmレンズ(f11)、24mmレンズ(f8) | |
絞り値 | 「絞り」参照。 | |
絞り調節 | 撮影時に絞りを調節することで、写真の感じが異なる。絞りを開ける(F値を小さくする)とピントの合焦範囲が狭くなり(ピントが合うと見える奥行き)きれいなぼけを前後に映像化できる。逆に絞りを閉める(F値を大きくする)と近くから遠くまでピントがあったように見える写真となる。 | |
絞りとレンズ口径、焦点距離の関係 | レンズ口径X絞り=焦点距離 (77mmxF2.8=216mm) 望遠レンズ200mmの絞り開放でF2.8であれば口径は77mmになる) |
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絞りの歴史 | ダゲレオタイプのカメラでは30分も時間をかけて撮影していたので絞りは必要ではなかった(開放で撮影)。その後感光紙の感度が上がってきたのでシャッター速度も数10秒になり、絞りが必要になった。絞りを昔は焦点深度とも言っていた。 | |
絞り羽根 | 「セクター」参照。 | |
絞り優先 | A,AV等と略す。絞りが優先の撮影モード。絞りを定めるとカメラが自動的にシャッター速度を定めてくれる。花の撮影などできれいなボケを写したい時に便利。 | |
絞り優先AE | 「絞り優先」参照。 | |
絞り優先オート | 「絞り優先」参照。 | |
絞り優先モード | 「絞り優先」参照。 | |
絞りリング | 「セクター」参照。 | |
下岡蓮杖 | 幕末・明治時代の写真家・写真業(1823-1914)。 コロジオン湿板写真術利用。 | |
指紋跡(フィルム表面の)の洗浄 | フィルムクリーナや無水アルコールを軟らかい布やセーム皮(鹿皮)に染み込ませて拭い去る。 | |
写界深度 | 「被写界深度」参照。 | |
写角 | カメラ(レンズ)の写る角度。.画角の意味。 |
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斜光(斜光線) (side light) |
被写体に斜めから当る光、起伏が表現できる。ほぼ斜め45°上からの光。 | |
写真 photographic,photography |
写真の言葉であるフォトグラフィックやフォトグラフィーと言う言葉を作ったのはイギリスのハーシェルである。日本語では「真」を「写す」ことから写真と呼んだようだが名づけた人が誰であるか不明。 | |
写真絵本 | 絵の代わりに写真を使った絵本 | |
写真絵本と写真集の違い | どちらも連続性が求められるのは同じであるが写真集は写真をリズミカルに、あるいはドラマティックに構成して撮り手の世界を表現しようとしているのに対し、写真絵本はあくまでも撮り手を通じて物語を描き出している。 | |
写真機 | 「カメラ」参照。 | |
写真を見せる | 「プレゼンテーション」参照。 | |
写真家 | 一般的には「フォトグラファー」参照。 | |
写真技術向上のために | ①メッセージの道具,他人に分かってもらう。 ②自己表現の手段に使う。 ③撮った写真が良くなければだめ。 ④アルバムを作れ。 ⑤1つのテーマで撮っていると生きてくる。ッテーマは現場に足を運びきっかけを捨てないで大切にする。 ⑥自分の撮った写真の中から良いもの1枚を選べること。 ⑦写真を他人に見せる。見せられるか。 ⑧撮影は気に入った所へ何度も行く,シャープイズベスト,見た目以上に撮ること。 ⑨有名な写真を見ておこう。特に写真集は一貫して写真が見えるので良い。 ⑩表現された物を良くみること(何が特徴かどうやって撮られているか考える)。 ⑪構成など多少ずらすことで自分らしさの表現ができる。 |
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写真芸術 | 写真には記録性(テーマ)と表現性(インパクト)がある。 ①被写体を立てる写真(被写体に語らせる),大判カメラ向き。シャープであり,臨場感のある写真。例;アンセル・アダムス ②作者の解釈が優先する写真(自分の考え方を画面に盛り込む)35mm判向き。例:エドワード・ウエストン |
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写真コレクター | 写真を趣味又は利益の目的で収集している人又は団体。アメリカではネルトン・ジョン,リチャードギヤ等。 | |
写真コンテストへの注意 | ①技術点;ピンボケはだめ ②芸術点;美しいと思って撮ったもの |
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写真撮影の一番の基本 | 如何に被写体に近づくか(フットワーク) | |
写真雑誌特有語 | 奇起し:奇数ページ、ノド:真ん中、 | |
写真処方 | 「処方」参照。 | |
写真製版法によるシルクスクリーン | シルクスクリーン上に感光乳剤を塗布して置き、上に載せたポジフィルムを感光させて原板を作るシルクスクリーン法。 | |
写真測光法 | 感光材に対する写真作用により光の強さを測定する方法。 | |
写真電球 | 写真撮影用の光源として使われる電球。カラー撮影時は変圧器により電圧を変えることで色温度を調整する、モノクロ撮影では色温度は殆ど関係ない。フィラメントに規格以上の電圧をかけて光束や色温度を変えている。管球内面はアルミニウムを蒸着し反射鏡とし、照明ムラを少なくするため内面は薄く艶消しになっている。 | |
写真乳剤 | 「エマルジョン」参照。 | |
写真濃度(フィルム) | フィルムに光が当たった度合い、黒化度、密度とも呼ぶことがある。一般的に露出(光のエネルギーX露出時間)が多いほど黒く感光する。 | |
写真の競売 | 「写真の値段(競売)」参照。 | |
写真の語源 | 「フォトグラフ」参照 | |
写真の効果 | ①肉眼では網膜残像のため0.1秒以下の変化は認められないが写真は1/100満 秒でも写し撮れる。 ②写真はエネルギーを蓄積できるので視覚感度以下の(暗い)見えないものも撮影できる。 ③感光材は肉眼に比べ感じる波長域が広い(肉眼は4000~7000オングストローム、特殊写真は0.01オングストロームまで)。 ④記録として残る。 ⑤特殊な例として距離の測定ができる。 ⑥特殊な例として温度測定ができる。 |
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写真の上達 | 写真撮影で大切なこと。 ①自己の確立(自分自身が切り開いて行く心がけ,内面を鍛えること) ②深い精神的なものが写真にはあり,それを写しこむ。自分が何を見ようとしているかがないと真の写真は撮れない。 そのためには ①表現技術がうまくなる。 ②違う分野の技術を自分の写真に取り入れる。 |
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写真の審査 | よい評価を得る為に①ピントがちゃんと合っていること。②できるだけ大きな写真で見せる。 | |
写真の外を感じる | 写真に写っている以外の部分が感じ(想像)させてくれる写真。外が感じられる写真が良い、との意見もある。 | |
写真の耐久性 | 「耐久性」参照 | |
写真の長期保存 | 「写真の保管」参照。 | |
写真の値段(競売) | エドワード・スタイケンの作品が3億円(プラチナプリント),スティーグリッツの写真が1.4億円で競り落とされた(サザピー)。 | |
写真の発明 | 1839年8月。ダゲール説をとる人とタルボット説をとる人に分かれている。 | |
写真の日 | 6月1日を写真の日とした(1951年)。上野俊之丞が島津斉興公に謁見し写真を撮影した日にちなんで制定したが、確かではないとも。 | |
写真(銀塩)のプロセス | 主な工程は、フィルムに撮影→フィルム潜像→フィルム現像→フィルム停止→フィルム定着→フィルム乾燥→フィルムにネガ写真像→印画紙焼付→印画紙現像→印画紙停止→印画紙定着→印画紙乾燥→印画紙ポジ写真像 | |
写真の分類 | ①利用方法、②被写体、③視覚の大小、④感光材料の感色性、⑤光源、⑥被写体の表現方法、⑦鑑賞方法、⑧撮影装置の原理、⑨現像方法などによって写真術の種類が分けられる。 | |
写真の分類(利用方法) | 報道・ニュース写真、記録写真、鑑賞用写真、広告・商業写真、金属組織写真、工業写真、工芸写真、印刷写真、生態研究・顕微鏡写真、鑑識用写真、測量写真、軍用写真等その他分野毎の写真 | |
写真の分類(被写体) | 人物写真、風景写真、夜景写真、天体写真、静物写真、水中写真、高速移動体写真、光スペクトル写真、建築写真、複写写真、植物写真、動物写真、生態観察写真、医学用写真、顕微鏡写真、舞台写真など。 |
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写真の分類(視覚の大小) | 魚眼写真(全天写真)、パノラマ写真、広角写真、標準視野写真、接写写真、拡大写真等。 |
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写真の分類(感光材料の感色性) | 普通の写真(モノクロ・カラー写真)、赤外線写真、紫外線写真、レントゲン写真等。 | |
写真の分類(光源) | 自然光写真、人工光写真、偏光写真、単色光写真、ストロボ(閃光)写真等。 | |
写真の分類(被写体の表現方法) | 普通写真(モノクロ、カラー)、立体写真(モノクロ、カラー) | |
写真の分類(鑑賞方法) | 紙(印画紙、その他用紙等)写真、スライド写真、シートフィルム等。 | |
写真の分類(撮影装置の原理) | 光学写真、静電写真、電子写真、熱転写写真等。 | |
写真の分類(現像方法) | 普通写真(モノクロ・カラー)、静電写真、拡散転写反射法、ジアゾ方式写真等。 | |
写真の保管 | 1.下記の場所に保管することが写真の劣化を防ぐ。①酸性の環境を避ける(中性又は弱アルカリ性)。②光(特に紫外線はだめ)の当たらない場所。③温度20℃以下。④湿度30~50%。 2.見やすいための保管方法としてはブックマットが良い。 |
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写真の見せ方 | ①質感描写(シャープであり豊かな諧調が必要),②諧調(微妙な明暗,光を感じる),③スケールを表現する(量感;山の高さ,岩の重さ,木の太さ等),④パースペクティヴ(奥行表現),⑤カラー(色) | |
写真の見る距離 | 撮影した焦点距離のレンズにより遠近感が異なり、人の顔でも耳が小さすぎ鼻が大すぎるように感じることがある。これはレンズの焦点距離と被写体までの距離の違いに寄る角度の相違からくる。それを防ぐには写真を見る距離を合わせることがよい。見る距離=(引伸ばし倍率)x(写真レンズの焦点距離)として、50mmレンズで撮影し10倍に引伸ばせば見る距離500mmのときに違和感が無くなる。 | |
写真の目的 | ①メッセージの道具(他人に分かってもらう) ②自己表現 |
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写真は選択の芸術 | カメラの大小、カラーかモノクロか、広角か望遠か、順光か逆光か、レンズあけるか閉めるか、シャッターは大きいか短いか、近くまたは遠くでは。コントラストの強弱、」印画紙の種類、自分のフットワーク | |
写真は引算 | 目標以外のものをできるだけ少なくしないと目標とするものがはっきりしなくなり散漫とした写真になる。「フレーミング」参照。 | |
写真用色鉛筆 | 「ダーマトグラフ」参照。 | |
写真用蛍光灯 | 色温度が太陽光にあわせたい場合などは色評価用蛍光ランプ(東芝),高演色性蛍光灯(松下電器)等がある。 | |
写真用テープ | 「パーマセル」参照。 | |
写真用電球 | 「写真電球」参照。 | |
写真用ランプ | 「タングステンランプ」参照 | |
写真用レンズ | ①ピンホール、 ②普通のレンズ、 ③反射レンズ | |
ジャスピンコニカ | 世界初のオートフォーカスカメラ「コニカc35の愛称。 | |
シャッター(shutter) | カメラのボディに組み込まれている「光の時間」を調節する部分。シヤッター開閉時間の調整により光を調節する道具。一般に使われるシャッターにはレンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターがある。その他シャッターにはサイレントシャッター、ソルトンシャッターがある。シャッターを使用することを「シャッターを切る」「シャッターを押す」等と呼ぶ。 電気式シャッター:「電気式シャッター」参照 |
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シャッターストローク (shutter release stroke) |
シャッターボタンを押し始めてからシャッターが動作するまでの距離。 | |
シャッターセットレバー (shutter cocking lever) |
レンズシャッターでシャッター羽根をセットするレバー。 |
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シャッター速度 | Sモード,シャッター速度優先AE等と略す。シャッター速度を変えることで人間では見えないものが撮影できる。高速シャッターにすると水の波形が止まって見えたり、レーシングカーがきれいに写せたりする。また、低速シャッターにすると滝を撮影し1秒程度のシャッター速度で写すと波しぶきの大きい滝が絹の布でもかけたような軟らかい状態にもなる。シャッター速度の基本値:1,1/2,1/4,1/8,1/15,1/30,1/60,1/125,1/250,1/500,1/1000,1/2000,1/4000,1/8000等 「レンズシャッター」「フォーカルプレーンシャッター」参考。 |
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シャッター速度優先 | 「シャッター優先」参照。 | |
シャッター速度優先AE | 「シャッター優先」参照。 | |
シャッターダイヤル(shutter dial) | シャッター速度を設定するつまみ。 | |
シャッターチャンス | 被写体をとらえる瞬間のことで写真表現上大切な要素の一つである。 ①写真を撮るタイミング ②変化する所,境目を考える(朝夕、昼と夜、虹(雨と晴)、日向と日陰、鳥の巣立ち・着枝等) |
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シャッターの効率 | シャッターが開いている時間、フィルムに光が当たり露出がかかるが、開き始めと閉まる時には徐々に変化するので、そのとき光が当たる効率が悪くなる。
全開に要する時間t1、全開している時間t2、全閉に要する時間t3とすると、シャッターが開いている全露出時間はt0(t0=t1+t2+t3)、 有効露出時間(光が当たった全量)teとすると、効率η=(te/t0)x100% で表せる。 |
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シャッターの種類 | ①サイレントシャッター、②レンズシャッター、③フォーカルプレンシャッター、④ソルトン式シャッター | |
シャッター羽根 | 「セクター」参照。 | |
シャッターブレ | 「カメラブレ」参照。 | |
シャッターボタン | 「シャッター」参照。 | |
シャッター膜 | フィルムへの光の当たる量を調節するための膜(カーテン)。銀塩カメラでは昔は横に膜が走ったが、シャッター速度を早くするため、縦走りになったり、膜全体を走らせるのではなく、スリット(膜の切れ目)を走らせる物へと変化した。 | |
シャッター優先 | S,TV等と略す。シャッター速度が優先の撮影モード。シャッター速度を定めるとカメラが自動的に絞りを定めてくれる。早く移動するものの撮影などに便利。 | |
シャッター優先AEモード | 「シャッター優先」参照。 | |
シャッターリング | シャッター速度を設定するための円筒状の目盛り。 | |
シャドーディテール | 影になる部分は全体が真っ暗になり濃淡が分からなくなる。この陰になる部分に濃淡が出ること(ディテール)が写真のよしあしを決める。「シャドー部を出す」参照。 | |
シャドー部 | 光の当たっていない日影の部分。 | |
シャドー部を出す | シャドー部の良い表現できたなくつぶれないためには1号フィルターが良い,印画紙も3号以上の使用は駄目。たっぷり露光あっさり現像がシャドウ部のきれいな焼き付けができる。 | |
シャドグラム | クリスチャン・シャドが1910年代に試みた方法でフォトグラムと同じもの。 | |
シャドーコントロール | 真っ黒な被写体を写すと露出計は18%灰色の反射率を基準に測定するので真っ黒に写らないので露出を調整(マイナス補正)して真っ黒にすることなどをシャドーコントロールと言う。 | |
シャドーがつぶれる | 黒い部分が濃淡がなく全部黒くなってその部分の質感がなくなる状態。 | |
蛇腹 (bellows,ジャバラ) | レンズとカメラ本体をつなぐ、光を遮断している折り畳み式の筒。 | |
視野範囲 | カメラのファインダーで見える範囲のこと。一眼レフカメラの超高級カメラ以外はフィルムに移る範囲の92%前後がファインダーに見えるので、実際にファインダーに見えるよりも外側の部分がフィルムには写ってしまう。 | |
ジャパンカメラハンター→Japan Camera Hunter |
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シャープ (sharpness) | ピントの先鋭(はっきり)さを表すときに使われる。シャープな写真とはピントがきっちり写っている写真を指す。 | |
シャープカット (Sharp cut) | 波長(縦軸)と透過率(横軸)を表すフィルターの分光透過曲線の図で透過曲線の鋭い場所(狭い波長の中で急勾配で透過率が変化する部分)。 | |
シャープネス | 「シャープ」参照。 | |
シャープワン ネガ | キクチ科学の高鮮鋭度フィルム用現像剤。 | |
視野率 | カメラのファインダーに見える範囲とフィルムに写る範囲は異なり、(写る範囲/視野範囲)x100=視野率(%)で表す。最高級カメラの視野率は100%であるが高級カメラ以下の視野率は一般に90~95%程度である。 | |
ジャン=ウジェーヌ・アジェ Jean-Eugène Atget |
1857年2月12日 - 1927年8月4日、フランスの写真家。「近代写真の父」と呼ばれている。20世紀前後のパリの建築物,室内家具等画家のためのパリを撮影。 | |
上海 GP3 100 SHANGHAI GP3 100 |
上海ブランドのISO100感度のモノクロ35mmフィルム。ブローニーサイズもあり。 | |
ジャンボサイズ | サービスサイズの一種のプリント用紙の大きさ。 | |
重亜硫酸ナトリウム、 | 「亜硫酸水素ナトリウム」参照。 | |
臭化カリ(臭化カリウム) | 印画紙用現像液D-72等に使用する薬品。無色の結晶。現像液のかぶり防止剤として使用。森本化成等で販売。 | |
臭化銀(silver bromide) | モノクロ印画紙で臭化銀によって青く現像され,塩化銀によって茶色く現像され,両者がうまく混ぜ合って純黒色ができる。 | |
重クロム酸カリウム (potassium dichromate) |
橙赤色の無機化合物、柱状結晶。水に溶けるがエタノールには溶けない。定着後のフィルム等の補力液として利用。 | |
集合写真 | 記念写真のように大勢が集まっている写真。できるだけ全員にピントが合うようにできる範囲で絞って撮影するほうが良い。 | |
集光式(引伸機) |
コンデンサーレンズで平行光としてネガフィルムに当てて印画紙焼付する、引き伸ばしレンズに焦点を結ばせる方式。光を利用する効率は高く散光式より露光時間が短くて済む。光の順路はランプハウス内電球→コンデンサーレンズ→ネガフィルム→引伸ばしレンズ→印画紙(なお多階調印画紙に使うフィルターは電球とコンデンサーレンズの間又は引伸ばしレンズと印画紙の間に入れる)。引伸ばしレンズに合わせランプハウスの電球の上下の調整が必要である。 | |
収差 | ①球面収差、②コマ収差、③非点収差(アスチグマチズム)、④湾曲(樽、糸巻)、⑤歪曲⑥色収差。球面収差、色収差、コマ収差はレンズを絞ることで多少改善される。 | |
集散光式(引伸機) condensed and diffused light type |
引伸機の照明形式の1つで一般的に乳白色の拡散式引伸電球と2枚のコンデンサーレンズの集光を組合せたものが多い。 |
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修正(修整)液 | 印画紙に写った写真の傷等を修整するための液体。乳剤に染み込むタイプのもの。スポトーン参照。 | |
修正刀 (etching knife) | 印画紙上の傷の部分を修正するために削り取る刃もの。 | |
修正ペン | 「スポッティングカラー」参照 | |
修正用インク | 「スポッティング用インク」参照。 | |
自由雲台 | どの向きにも自由に動かすことができる雲台。但し、大型カメラ用には不向き(3ウェイ雲台はがっちりしている) | |
重クロム酸塩印画法 (chromate photography) |
重クロム酸塩が光を受けて硬化する原理を利用し、重クロム酸塩と卵白やゼラチン、アラビアゴム等の有機性物質を混ぜ紙に塗布し印画を作る方法の総称。 | |
周辺光量 周辺部の明るさ(レンズ) |
レンズの周辺部を通る光は中心部よりも長い経路を通過するので距離の2乗に逆比例して弱まる。その結果感光作用に使われる光の量(露出)は少なくなる。
中央部の明るさを1としたときレンズの画角(参考;レンズ画角と焦点距離(35mmカメラの例))によりほぼ次のようになる。10°で0.985,20°で0.941,30°で0.870,40°で0.730,50°で.675,60°で0.562,70°で0.450,80°で0.345,90°で0.250,100°で0.171,110°で0.108,120°で0.063,130°で0.032 |
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主観主義写真 Subjective Photography |
写真家の自由な意志によって作りだされる主観的な写真。オットー・シュタイネルトによって提唱された。 | |
主観的写真 | 「主観主義写真」参照。 | |
熟成(repening) | 感光乳剤を一定温度下に置いてハロゲン化銀の結晶を生成させたり、化学物質の添加で潜像のできやすい感光乳剤をつくる操作。第一熟成の物理熟成とその次に行う第二熟成の後塾(コウジュク)がある。 | |
主光源 主光線 |
「メインライト」参照。 | |
手術写真 | 医学写真の一種で手術を目的に可視光線やX線等で撮影された写真。 | |
樹脂加工紙 | 「RCペーパー」参照。 | |
出射瞳 | フィルム面に目を置いてレンズを見たとき見える絞りの像。関連用語;入射瞳 | |
シューティング | 撮影するときにシューティング(銃を撃つ)すると言うのは,銃を撃つときのように狙いを定め集中して撮るためである。 | |
シュテックラー | 二浴現像の提唱者。各種現像液に対して現像時間がほぼ等しい。A液:水750cc,メトール5g,無水亜硫酸ソーダ75g,水を加えて1000cc。B液:硼砂10g,水を加えて1000cc。36枚撮り10本/1000cc。 | |
主点 | 薄いレンズではレンズ中心に主点(レンズ設計上の中心位置)があるが、厚いレンズや複合レンズでは主点の位置が分かれ被写体側の主点と像側のと二つの主点が存在する。薄いレンズでは二つの主点が一つに合致する。第一主点、第二主点、前側主点、後側主点とも呼ぶ。 被写体側の主点;被写体側の焦点からレンズの方に光軸に沿って焦点距離に等しい距離の所にある点。像側の主点;像側の焦点からレンスに向かって焦点距離に等しい距離の所にある点。 |
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手動操作 | 「マニュアル」参照。 | |
シュミットカメラ Schmidt camera |
天体観察用に作られた球面鏡と非球面の補正レンズを利用し明るい光学系をもつカメラ。 | |
順光(follow light) | カメラマンの背後から被写体正面に向けて当る光。色は明るくきれいに写るがフラットでシンプルになり易い。素材の色や形を正確に表現できる。 | |
シューマン乾板 Schuman plate | 紫外線で感光する撮影用感光材料。 | |
順光線 | 「順光」参照。 | |
純黒調 (pure black) | 印画紙の色調でまっ黒い色。純白のバライタ印画紙等がある。 | |
純黒調現像液 | コレクトールE,パピトール,スーパーコレクトールL(富士写真)。スーパーオリトーン(サイバーグラフィック)。アグファ・ノイトーン・リキッドNE(アグファ)。フォルテスピードNTT(フォルテ)。 | |
純色 | 同じ色相の中で最も彩度の高い色。 | |
純度 | 色の鮮やかさを表し、彩度、飽和度とも言う。 | |
賞 | ①国内の写真賞:木村伊兵衛賞、土門拳賞、林忠彦賞、伊奈信男賞、三木淳賞等 ②海外の写真賞:ピュリッツア賞等 |
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商業写真 | 「コマーシャルフォト」参照。 | |
上下像合致式 | カメラのフィルム面から被写体までの距離を測定する距離計の一種で直接像と反射像を上下に見られるようにした距離計。 | |
上下走行式 (vertical-run focal-plane shutter) |
カメラに露出を与える膜が上下に移動するフォーカルプレーンのシャッター方式。 | |
硝酸銀 (silver nitrate) | 銀を硝酸に溶かした銀の硝酸塩。残留ハイポの試験液等に利用。 | |
常焦点カメラ | 「固定焦点カメラ」参照。 | |
焦性没食子酸 (ショウセイモツショクシサン) |
「ピロガロール 」参照。 | |
肖像権 | 写真に写される側の人が写されることを拒否する権利。 | |
肖像写真 | 人間の肖像を目的に撮影する写真。使用レンズは85mmが一般的に良いとも言われる。 | |
肖像用レンズ | 肖像用写真を撮影するために使うレンズで画角40°以下が多く用いられた。 | |
焦点 | 鏡、レンズ等で光軸に平行な光線が反射あるいは屈折して集まる一点。 | |
焦点合わせ | 焦点(ピント)を合わせるには、①レンズをフィルムに近付けるか離す、②レンズの焦点距離を変える、③①と②の組合せの3種類が考えられる。 | |
焦点合わせ機構 | 焦点を合わせるための機構(方法)。①レンズを可動部に取付けラック・ピニオン装置で移動する。②ヘリコイドによりレンズを回転させながら移動する。③レバーによりレンズをスライドさせるもの。④レンズの前玉と後玉の間の距離を変えるもの。 | |
焦点移動(絞りによる) | 球面収差により絞り開放時よりも焦点の結ぶ位置が後方に移動する現象。 | |
焦点距離 | レンズの焦点距離をmm単位で表したもの。焦点距離が短いほど広角、長いほど望遠レンズになる。「絞りとレンズ口径、焦点距離の関係」参照。 | |
焦点距離が長いと被写界深度が小さい理由 | 被写界深度は手前の被写界深度限界と後ろ側の被写界深度限界の間の距離。 5m先を撮影ポイントとすると被写界深度は50mmレンズでは2.6mあるが200mmレンズでは0.2mしかない。 |
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焦点距離と遠近感 | 焦点距離の長さにより撮影範囲(角度)が変化するため焦点距離が長くなると遠くのものが近くに移り、短くなると遠くまで写る。これが遠近感の変化として見られる。 | |
焦点距離と被写界深度 | 焦点距離が2倍になると2段絞るのと同じ被写界深度になる。 | |
焦点距離の測定方法 ( 焦点距離が不明のレンズの) |
無限遠の被写体に焦点を合わせる、次にちゃんと距離を測定した被写体に焦点を合わせる、
無限遠の被写体からちゃんと距離を測定した近距離の被写体まで焦点をずらすときレンズを移動させた距離(i)、被写体までの距離(s)とすると、未知のレンズの焦点距離はほぼ次の式に寄る。 焦点距離(f)=[-i+√(iの2乗+4is)]/2 |
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焦点深度 | ボケの起こる錯乱円を考慮し鮮明に写る焦点面の奥ゆき。 | |
焦点調節(レンズの) | 全部が移動、前部が移動、インナーフォーカス式の3種類の方法がある。 | |
照度 (肉眼で感じる明るさとの関係) |
「肉眼で感じる明るさと照度の関係」参照。 | |
商品写真 | 商業写真の一種で商品そのものを撮影した写真。 | |
上方光 | 「トップライト」参照。 | |
情報入出力機能 (information exchange) |
カメラや撮影条件等のデータを光学や磁気等でフィルムに記録する機能。IX情報とも呼ぶ。 | |
照明光源 | 写真に使われる光の源。天然光源では太陽及び天空光、人工光源では写真電球、閃光電球、閃光放電管等がある。 | |
照明コントラスト | 「照明比」参照。 | |
照明比 (lighting ratio) | 光を被写体に当てるメインライト(M)とサブライト(S)との比で(M+S)/Sで表される。 | |
照明比(バランスの良い) | メインライトとサブライトの比が3:1又は4:1. | |
正面光 | 「順光」参照。 | |
常用フィルター | レンズ保護や常用しても写真の露出にそれほど影響を与えないもの。プロテクトフィルター、UVフィルター、スカイライトフィルター等 L39,L41 | |
常用フィルム | 一般に使われる感度が高く画質の良いフィルム。撮影者がいつも使っているフィルムがその人の常用フィルムと呼ぶこともある。 |
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蒸留水(写真薬品水) | 蒸留水として写真用薬品の混合用の水として使う場合飲料水を沸騰させてから10分間(最低でも3分間)保持した後さました水を使用する。 | |
食塩 | 現像液中に含まれる場合があり,コダックのマイクロドールXはメトール・食塩微粒子現像液である。 | |
ジョセフ・ニセフォール・ニエブス | 1765フランス誕生-1833。写真の父と言われる7人の写真技術開発者の一人。 | |
ジョン・フレデリック・ウイリアム・ハーシェル Sir.John F.W.Herschel |
1792-1871,イギリスの写真技師,科学者。定着法の発見とハーシェル効果の発見。サイアノタイププロセスを発表。 | |
ショット | 撮影した1場面,1カットのことを1ショットと言う。 | |
処方(process) | 現像や定着で使われることが多い言葉で手順や温度などをきめた薬品の調合の仕方。 | |
処理 (processing) | 暗室などでの作業のこと。特に現像作業など一連の工程で現像処理、定着処理などと使われている。 | |
処理能力 | 各種処理液で処理できるその範囲。 | |
シリアスフォト(serious photo) | 芸術的な写真表現を意図した写真。本などに発表されるコピーされたものではないオリジナルプリント。 | |
シルエット (silhouette) | 物体の影でできた写真画像(影絵)のこと。一部輪郭線の中がうす暗い場合もシルエットと呼ぶ。 | |
シルエットライト | 逆光照明の一種でシルエットを強調するように考えられた照明。 | |
シルクスクリーン | 絹等の細かい目の布をスクリーンとしてその上にインクを載せ下に置いた紙などに刷り取るなど方法で描く版画技法。写真製版法、カッティング法、インク直塗り法等がある。 | |
白いものの撮影 | 反射式露出計で露出を測定すると、18%標準灰色での反射を基準として測定しているのでッ白いものは暗く計測してしまう、そこでプラス補正(露出を多くする。つまり,絞りを開けるかシャッター速度を遅くする)をしなければならない。被写体のそばに置いた標準反射板で反射光を測定すれば、白は白に写る。 | |
白黒 | 「モノクロ」参照。 | |
白黒フィルム | 「モノクロフィルム」参照。 | |
白黒プリント | 「モノクロプリント」参照。 | |
シングルAF | ピントを自動焦点で合わせる方式で一定の距離にピントを固定しておき撮影するもの。 | |
シングルローラー式ゴムローラー | ローラーが1本のゴムローラー。 | |
シングルフレームサイズカメラ | 「ハーフサイズカメラ」参照。 | |
シングルモード | 「シングルAF」参照。 | |
シンクロコード | カメラとストロボを離して撮影するときに使うケーブル。 | |
シンクロ撮影 | カメラのシャッター速度とストロボの光を自動的に同調させて撮影すること。対語;オープンフラッシュ | |
シンクロ接点(flash sync contact) | 「シンクロターミナル」参照。F,M,Xの3接点に大別。 | |
シンクロ速度 | シャッター速度の全速度にストロボが同調できるのではなく、ストロボが同調する上限の速度が決められている。1/250秒より遅い、1/60秒や1/90秒のものが多い。 | |
シンクロターミナル flash synchro terminal |
フラッシュガンやストロボシンクロコードの末端のカメラ側の金具兼電気接点。 | |
シンクロフラッシュ | 「シンクロ撮影」参照。 | |
新興写真 | 第一次大戦後の新即物主義美術が写真に影響したもの。 | |
人工光(artificial light) | 電灯、蛍光灯、ストロボ、フラッシュバルブ等の人工的に作られた光。 | |
審査 | 「写真の審査」参照 | |
心象写真 | 自己の内面的イメージを被写体から表現して写しだす写真。 | |
人造光 | 「人工光」参照。 | |
人像用印画紙 | 人像用の写真に適した温黒調の印画紙。 | |
迅速現像液 (Rapid developer) | 早く現像したい場合に強いアルカリを使い現像速度を上げた現像液。例;コダックのSD-26,SD-27. | |
迅速硬膜定着液 | 定着性能を早めた迅速の定着液としてラピッドフィクサーがある。 | |
迅速酸性定着液 | 硬膜作用を除いたスーパーオリフィックスがある。 例;①水1000cc,ハイポ150g,塩化アンモニウム50g、②水1000cc,チオ硫酸アンモニウム100~150g | |
迅速酸性硬膜定着液 | 「迅速硬膜定着液」参照。 | |
迅速酸性硬膜定着剤 | ダイヤスーパーフィックス,スーパーフジフィックスがある。 | |
迅速水洗 (rapid washing) | 水洗作業を短時間で行うこと。例;1分間の予備水洗後、亜硫酸ナトリウム0.2%溶液に2分間フィルムを漬けるなどして本水洗の時間を短縮する方法。 | |
ジンチャク | 人工的に着色したものの略称。一般的にはモノクロ写真に一部又は全部を薄い色等で着色する。 | |
人物写真 (portraiture) | 人物を対象として撮影した写真。肖像写真や人体の一部を強調して撮影するものを含む総称。 | |
新聞写真 (newspaper photography) |
ニュース報道等の新聞発表を目的として撮影される写真。 | |
シンメトリー (symmetry) | 画面の中心に対して左右又は上下が対照的な構図。 | |
水銀(mercury) | 元素記号は Hg、比重13.534 。銀のような白い光沢、常温、常圧で凝固しない唯一の金属元素。 | |
水銀スイッチ(mercury switch) | ガラス管内の水銀の移動により2極間に電流の入り切りができるスイッチ。ニコンF4にも使われた。 |
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水銀補力 | 淡いネガフィルムの濃度を増すこと。漂白後に使うコダックのⅠn-1処方等がある。 | |
水酸化ナトリウム(sodium hydroxide) | 化学式はNaOH。強いアルカリ性の無機化合物でナトリウムの水酸化物。無臭。常温では白色米粒状の固定で吸湿性が高い。空い中に放置するとドロドロ状態になる。現像液の一部に使用。 | |
水準器 | カメラの水平等を測定する器具でカメラのストロボ用のシューに取り付けたり、三脚などに取り付けられる。ガラス(プラスチック)管の中に液体が入り浮きが浮いている。2方向水平を測るものは2ウエイと呼ばれる。 | |
水洗 (washing) | 定着を終えたフィルム、印画紙にはかなりの量のチオ硫酸塩、チオ硫酸銀塩、その他が含まれている、水洗で有害な物質を除去し、銀画像の耐久性を良くする。フィルムでは塩が結晶して析出し保存しているうちに変色、退色する。 | |
水洗(RCペーパー) | 水洗促進剤に絶えず動かしながら3分間漬ける,長く漬けると印画紙が曲がりやすいので長時間漬けないこと。なお水洗が確実に行われるなら水洗促進剤を使用しなくてもよいとの考えの方もある。 | |
水洗温度 | 多少高めの方がゼラチンが膨潤化し水洗されやすい。 | |
水洗時間 (washing time) | フィルムや印画紙の水洗に必要な時間。RCペーパーでは長い時間漬けすぎると乾燥後印画紙が平らにならない。各処方液により異なるが一般にはフィルムの場合は1分程度の水洗後QWに1~2分漬け,更に10分間以上の流水による水洗が必要。印画紙の場合はQWに5~10分程度漬け更に流水で10分以上の水洗が必要。 | |
水洗促進剤 | 定着を終えたフィルムや印画紙を水洗いを早めるための材料。簡単に定着液を水洗い後に2%の亜硫酸ソーダ溶液中に2~3分間漬けておいた後に水洗いを行う。市販ではQW等がある。 | |
水洗判定液 | 印画紙の水洗がよくできたかどうかを調べるためのもの。印画紙の紙繊維に残留チオ硫酸塩があると酢酸によって分解され硫黄ができる。その硫黄が硝酸銀と反応して黄褐色の硫化銀になる、この色の変化をしらべ判定する。 | |
水洗不足 | 定着処理後の水洗が不足していると画像の変色、退色を招く。残留銀錯イオン(金属銀)が残留チオ硫酸イオンと反応し褐色あるいは黄色の硫化銀を形成する。 | |
水洗法(増感法) | 可溶性ハロゲン塩を水洗する増感法の一種。 | |
水素増感 | フィルムの感度を上げるための一手段として撮影前のフィルムを水素ガスに漬けること。 | |
水中カメラ underwater camera |
水中撮影用に耐水(防水)機能の優れたカメラ。 | |
水中写真 (underwater photography) |
水中で撮影する写真。空気中と水中では光の屈折率が異なるため、画角は20~25%ほど狭くなり、距離感は約25%ほど短くなる。 | |
水中の長さ | 3mの長さのものが2.2mの長さに見える(空気と水の屈折率の違い)。 | |
水中でのレンズの焦点距離 | 空気の水に対する屈折率が1.333であるため50mmレンズの水中での焦点距離は約70mmになる。 | |
垂直支柱 | 引伸機の台板上に垂直にたった主柱。 | |
水滴除去剤 | 「水滴防止液」参照。 | |
水滴防止液 | フィルム現像・停止・定着・水洗後の乾燥前にフィルムの水切りを行うための液体。通称ドライウェル(商品名)とも言う。 | |
水平線の撮影位置 | 一般には画像上(下)の8:2(又は7:3) | |
水浴 | フィルム現像時に現像液に漬ける前に現像ムラを防ぐために水に漬けること。水に漬けて攪拌しながら約1分間漬けておく。 | |
スイング | アオリ機構の一種。レンズ面,フィルム面を左右に傾けた状態で撮影する方法。絞りを絞ることなしに奥行きのある壁を手前から遠くまでピントの合った写真撮影ができる。 | |
スィングバック | 「バックスィング」参照。 | |
スカイパンライト | スカイライトの一種。スタンドに取付けても使用できる。 | |
スカイライト | 青空からくる光。天空光、青空光、空光とも言う。 | |
スカイライトフィルター | 紫外線を吸収する。青っぽくなるのを防ぐ。フィルターの色は薄いピンク。 | |
スキャナー | フィルムやプリントされた画像をデジタル画像にする器具。透過型と反射型があり、フィルムでは透過型、プリントされた印画紙で反射型を使用する。 | |
スクエアシャッター (Copal Square shutter) |
コパル光機開発のユニット化した上下走行式フォーカルプレーンシャッター。 | |
スクープライト (scoop light) | 広い範囲を均等な光で照明することができる撮影用照明ランプ。 | |
スクラッチ | 引っ掻き傷。フィルムがスクラッチ傷があると焼付け後の修整もなかなか難しい。カメラ内部のプレッシャープレートの具合が悪いと発生することがある。 | |
スクラッチの修正 | 焼き付けた印画紙の修正は一般にスポッティングで修正液を微小な点で置いていく方法で修正するが,スクラッチに限っては線をなぞるようにして修正する。初めは薄い液で修正し,だんだんと濃くしていく。なお,より濃い黒が必要な場合は一度修正液を乾燥させてから濡らして使う方法もある。また,散光式引伸機を使えば多少スクラッチの跡がめだたず改善されると言う意見もある。 | |
スクリュウマウント(screw-in mount) | カメラにレンズを取付けるためレンズの周囲に雄ねじ、カメラ側に雌ねじを加工した接続方式。 | |
スクリーンプロセス (screen process) | 背景やサイドからの映像に前の被写体を写し込む合成写真。 | |
スクール110 | セディック社の110フィルム使用の組立キットのレンズシャッター式透視ファインダーカメラ(画面13x17mm。1977年)。 | |
スタジオ | 写真撮影等の用途に作られた室内空間。 | |
スタジオ撮影 | 屋外ではなく室内(スタジオ)での撮影。 | |
スタジオストロボ | 「大型ストロボ」参照。 | |
スタジオライティング | スタジオ撮影での照明方法。バンクライト,ストロボ,ストロボヘッド,アンブレラ,ジェネレーター,ホリゾント,レフ板,スポットライト,スカイライト,スクープライト,ドリースタンド,スカイパンライト,フラッドランプ,タングステンライト,ブルーランプ,リフレクター,シンクロコード,フラッシュメーター,ハロゲンライト等を使用する。 | |
スタチック(static mark) | 機材の摩擦や乾燥による静電気に寄りカメラやフィルムが帯電し放電するときに印画紙が感光する現象。 | |
スタチックマーク | 「スタチック」参照。 | |
スタチックライン | 線状のスタチック。 | |
スタート 35 START 35 |
一光社の35mm巾のフィルムに裏紙を巻いたボルタ判フィルム(画像サイズ24×24mm)使用のカメラ(1950)。 | |
スタートマーク(start mark) | フィルム装填時にフィルムの一枚目が分かるためにカメラに付けられたマーク。120フィルムや220フィルム使用カメラで使われている。 | |
スチルカメラ still camera |
フィルムが撮影中に動いていくムービー式のものに対して、動かない一般のカメラ。 | |
スチル写真 (still photography) | 一般のカメラで1コマづつ撮られる写真(ムービー等の動画ではなく静止している意味)。 | |
スティグマティック | 非点収差の補正。球面収差とコマ収差のないレンズに対して非点収差を補正するとペッバール面と云われる一つの焦点面になり、レンズはスティグマティックであると云う。 | |
ステキー | リコーの16mm小型カメラ(1951)。 | |
ステップアップリング | レンズ前面に取り付けてサイズの異なるフィルター、コンバージョンレンズを装着できるネジ加工した金属製の変換リング。 | |
ステーブルクロマティズムを持つレンズ | 厚いレンズや貼り合わせでない分離型のレンズでは波長が違うと主点の位置が異なるので倍率の色収差が補正されても軸上の色収差は残存するので、倍率の色収差と軸上の色収差の両方の収差が補正されているレンズ。 | |
ステレオカメラ stereoscopic camera |
人間の目のように2個のレンズを使って同時に撮影し、再び2個のレンズを通して眺めると2つの画像のずれから脳が立体像に思えることを利用したカメラ。 | |
ステレオ写真 | 「立体写真」参照。 | |
ステンレス現像タンク (stainless steel developing tank) |
タンクも中枠もステンレス鋼製の現像タンク。中枠は両溝でフィルムの巻きつけが容易。プラスチックタンクに比べ耐久性に優れているが、熱伝道が良いので液温の変化が大きいと言われている。 |
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ストップバス | 「停止液」参照。 | |
ストップモーション | 動体の瞬間を止めて写すこと。早いシャッター速度で撮影する。 | |
ストラップ | カメラを吊り下げる等のひも。 | |
ストラップ通し | カメラを吊り下げるためのストラップを通すための穴のある止め具。 | |
ストーリ型組写真 | 起承転結を考えて撮影する。 | |
ストリートキャンディー→Street Candy 参照。 | ー | |
ストリッピング | 現像後のフィルムや乾板でベースから膜面を剥がす動作。 |
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ストレッジボックス | ダンボール製なので軽量で通気性にも優れている。プラスチック製とは異なり,静電気で埃をよせることもない。 | |
ストレート光 | 「ダイレクト光」参照。 | |
ストレートプリント | 印画紙の現像をするときの引伸機で露光時に覆い焼きや焼きこみをしないで露光をかける方法である。 | |
ストロボ | 「フラッシュ」参照。スピードライトとも言う。使用ガスはクセノンガス,クセノンランプは放電管内で6500Kで発光し放電管に塗られた淡光色のコーティングにより5400K~5500Kで外部に発光している(色温度は約5500K)。フィルムに強い光が短時間作用(閃光時間が短い)するのでコントラストが不足し軟調な原板となりやすい。 | |
ストロボGNと絞り値 | 絞り値=GN/撮影距離(m) で表されるので,10mの被写体をGN40のストロボを使用して撮影するときは絞りは「4」まで開けなければならない(ISO100フィルム使用時)。 | |
ストロボ充電完了表示 | ストロボが使用できる状態である充電が完了すると点灯する表示(ランプ)。 | |
ストロボ光の発光時間 | 約1/1000~1/10000秒 | |
ストロボ光の露出測定 | 入射光式露出計で測定する。 | |
ストロボ光の露出補正 | カメラ側とストロボ側で合わせると一般にストロボ側が優先する。 | |
ストロボ同調速度 | 以前は1/60秒、今は1/250秒のものあり。 | |
ストロボ並列発光 | GN1、GN2の2個のストロボを同時に発光するとそのときのGNは√(GN12+GN22) | |
ストロボ光量の単位 | Ws | |
ストロボ照射角 | 現在のストロボは照射角の切替ができるので真ん中の人だけ明るくしたい場合は望遠側に設定する。 | |
ストロボ内蔵カメラ built-in flash camera |
周囲が暗い時や影を明るく撮りたいときに明るく撮影できる内蔵ストロボを持つカメラ。ストロボのガイドナンバーは14程度まで。 | |
ストロボによるアイキャッチ | 遠くの動物の瞳にアイキャッチを入れたい場合、ストロボ光で適正露出にならなくてもアイキャッチは入る。 | |
ストロボによる影 | 影が出やすいので防ぐ方法 ①光をディフューズさせるようにストロボ面から多少離してトレーシングペーパー等の半透明なものを取付け光を和らげる。 ②壁のすぐ前に人を立たせると壁に影が強く出る。 ③光を天井に当てるなどバウンスさせる。 |
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ストロボによる雪、雨の撮影 | ピントは雪や雨に合わせるのではなく、遠くの木々等に合わせる。 | |
ストロボヘッド | スタジオライティングに使用するストロボの支持具。 | |
ストロボライト | 「ストロボ」参照。 | |
スナッピー | コニカの特殊フィルム使用カメラ(1950)。豆カメラで、フィルムは14×14mm裏紙付き10枚撮り。レンズは25mmF3.5、40mmF5.6の望遠レンズもあり。 | |
スナップ スナップ写真 |
狩猟用語のスナップショット(スナップ;手首、ショット:撃つ) イギリスの化学者ハーシェルがsnapと言う言葉を持ち込んだ。スナップ撮影の基礎;正面から画面いっぱいに写す。カメラを意識しない技術。写真を撮るときはその場に馴染む服装になると写される人が自然の状態でいる。 |
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スナップ撮影の練習 | 50mm以下のレンズで絞りF8、被写体との距離2~3mで肩から腋の下へ斜め前にぶら下げ、常時レンズキャップを外し、電源を入れ何時でも撮影可能な状態にしておく。 | |
スナップショット | 「スナップ」参照。 | |
ズノーペンタフレックス | ズノー工学工業(Zunow Opt.)の完全自動縛り、135フィルム使用一眼レフカメラ(1958)。 | |
スパイカメラ detective camera |
被写体の人間に見つからないようにポケット等に隠し、こっそりと撮影することができる超小型でシャッター音の小さいカメラ。 | |
スーパーFP発光(super FP flash) | 瞬間的に連続発光し閃光時間が長い(約40msec.)ストロボ(オリンパスが開発)。 | |
スーパーイコンタ | 独逸ツアイスイコン社製のスプリングカメラ。 | |
スパイラスリール | 現像タンクの中のフィルムを巻き取るリールで渦状(スパイラル)になっているもの。一般には巻き取っていくので渦状になっている。 | |
スーパーオリトーンCB,PB | サイバーグラフィックの印画紙で,CB:冷黒調の印画紙,PB:純黒調の印画紙。 | |
スーパーオリハードナー | 定着液の乳剤が軟らかくなる恐れがあるときに使う硬膜添加剤。 | |
スーパーオリフィックス | 迅速硬膜酸性定着液,サイバーグラフィックス販売。硬膜剤が添加されていないので水洗時間が短縮できる。推奨使用温度24℃。 | |
スーパーグロッシープリント | スライドからプラスチックベースのリバーサルプリント用印画紙に直接焼き付けるプリント(コダック)。 | |
スーパーコレクトールL | 富士写真の印画紙用濃縮現像液。 | |
スーパーパン(スーパーパンクロマチック)フィルム(super panchromatic) | 可視光の全域までの感色性を持たせた上にさらに赤色に対する感度をより上げたもの。 | |
スーパーフジドールL | 濃縮現像液,コダックD-76に近い性能。 | |
スーパーフジフィックス | 迅速酸性硬膜定着液,富士写真。 | |
スーパープロドール | モノクロフィルム迅速微粒子現像液。増感性のある現像液,富士写真フィルム。 | |
スピグラ | スピードグラフィック・カメラの略、「グラフレックス」参照。 | |
スピゴットマウント(breech-lock mount) | バヨネットによりレンズをカメラに取り付けた後、レンズマウントについているリング(又はボディ側のリング)を回してボディにレンズを締め付ける接続方式。 | |
スピードグラフィック・カメラ | アメリカのグラフィック社製造のプレス用蛇腹式折り畳み式カメラ。 | |
スピードライト | 「ソトロボ」「フラッシュ」参照 | |
スプリットグレード法 | 引伸機現像時にフィルター0番でハイライト部を合わせ、5番で暗部を合わせ、その両方の露光で焼き付ける印画紙現像方法。 | |
スプリット式スクリーン | ピント合せのために中央で図形がすれる方式のスクリーン | |
スプリングカメラ folding camer self-ejecting camera |
カメラのボディのボタンを押すことにより、スプリングの力で自動起立して撮影状態に組上がる折り畳み式蛇腹を使ったカメラ。このスプリングカメラという言葉は和製英語のように言われるが戦前からドイツでは「Spring Kamera」としてカタログなどに紹介されている。 35mm判、645判、66判、67判、69判がある。 |
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スプール | フィルムケース(金属)の中心でフィルムを巻き取る軸。 | |
スプロケット | 「パーフォレーション」参照。 | |
スペクトル | 分光器などでいろいろの色(可視光線、紫外線、赤外線など)に分けた光。 | |
スペクトル感度 | 「視感度参照」。 | |
スペクトログラフ | 「分光器」参照。 | |
スポーツ写真 (sports photography) | スポーツ競技等の運動している人を写す写真。 | |
スポッティング | 修正ペンを使用して印画紙の修正をするには ①垂直に修正ペンを立てる。 ②色は少し薄めで、粒子を打つ要領で根気良く。 ③水は蒸留水を使う。 なお,スポッティングカラーでは光沢表面が剥がれた様になるのでスポトーンを使う方が良い。 |
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スポッティング用インク | 印画紙に焼き付けられた画像の修正にMarshallのphoto retouch colorsでBASIC BLACK,BASIC GREY,BASIC BLUEなどがあり適度に混ぜ合わせて使用する。 | |
スポッティングカラー (retuchpencil) (spotting color) |
修正ペン;現像後の印画紙の修正に使う。黒色,白色,茶色等がある。 例;hama 8341 |
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スポッティング用筆 | スポッティング用に使う極細面相筆。写真機材,画材店で販売。 | |
スポッティング用水 | 蒸留水を使う。 | |
スポットダイ | 「マーシャル スポットダイ」参照。 | |
スポット測光 spot metering |
受光角の狭い反射光式の露出計を使って撮影範囲の細かな部分の露出を測定する方法。 | |
スポット筆(spotting brush) | 現像焼付された印画紙の傷等を修正するための毛先の細い筆。 | |
スポットメーター | 受光角1°の狭い範囲の測定できるも反射光式の露出計。 | |
スポットライト (spotlight) | 撮影のときに狭い範囲を明るくするための照明ランプ。又は写真展示のときに写真を照らす照明でハロゲンランプやタングステンランプ等の照明は作品のみを際立たせる効果がある。 | |
スポットランプ spot lamp |
フォトリフレクターランプの一種。光速が絞られ集光性の高いスポットランプ。 | |
スポット露光計 スポット露出計 |
「スポットメーター」参照。 | |
スポトーン SPOTONE |
レタッチ・メソッド社のスポッティング液。画像の上に載せるタイプのスポッティング液ではなく浸透するタイプのものなので修正跡がわかり難くなる。現在は製造を中止したので,同じような物としてマーシャル スポットダイ(銀一フォトショップで販売)がある。 | |
スポンジ (viscose sponge) | フィルムや印画紙の乾燥前の表面の水の除去を行う。良質のスポンジを使わないと表面に傷がつくので注意。 | |
ズーミィースポット | 流れる効果で画面に躍動感を表現するフィルター(ケンコー)。フィルターの半運は透明でありその他の部分に溝が刻まれている。 | |
ズーミング | レンズの焦点距離を変えて被写体画面を拡大・縮小すること。 | |
ズームアップ | ズーミングして拡大すること。 | |
スムース | 「滑面」参照。 | |
ズーム比 | ズームレンズの焦点距離の最大と最小の比。例;28mm~300mmの場合は11倍のズーム比と云う。(300mm/28mm=10.71倍) | |
ズームリング | レンズをズーミングするための機構。 | |
ズームレンズ | 焦点距離が変えられるレンズ。ピントをあわせる時レンズ鏡胴が回転するものと、まっすぐ伸びるものがある。回転すると偏光レンズを使う場合は不適。単眼レンズに比べ逆光でフレアやゴーストが出やすい。市販の135タイプ(35mm)のズームレンズとしては,16-35,17-35,18-35,20-35,24-50,24-85,24-120,24-200,28-70,28-80,28-90,28-100,28-105,28-135,28-200,28-300,35-350,70-200,70-300,75-300,80-200,80-400,100-300,100-400等がある。 | |
ズームレンズのレンズフード選択 | 広角側で絞りこんでもケラレないこと。 | |
スライドビュアー | ネガフィルムやポジフィルムを観察するための器具。ケース内部の照明で表面に置いたフィルムを光の透過光で観察する。 | |
スライドフィルム | 「リバーサルフィルム」参照 | |
スライドプロジェクター | スライド映写機 | |
スライドボックス | 「スライドビュアー」参照。 | |
スリーウェイ雲台 | 3つの向き(X,Y,Z)に各部の調節ができる雲台。 | |
スリット(slit) | 隙間。フォーカルプレーンシャッターの先幕と後幕の間の光をフィルムに当てるための隙間。 | |
スリットカメラ slit camera |
移動体と一緒にフィルムを移動させることで移動体がぼけないで写り着順判定に役立つシヤッターのない競技用カメラ。 | |
スリーブ | フィルムを保管するためのケース。セロファン紙や透明プラスチック等でできている。 | |
スリーブ仕上げ | フィルムを現像した後135(35mm)フィルムでは6コマずつ切断し透明又は半透明なケースに収めるもの。 | |
スルーザレンズ | 「TTL露出計」参照。 | |
スレッショルド濃度 | 「Threshold density」参照。 | |
スレーブ | 他のストロボと同調発光させること。 | |
スローシャッター (slow shutter speeds) | シャッター速度が遅いこと。川や滝の飛沫をスローシャッターで撮影すると飛沫が消え,糸を引いた様な柔らかな表現ができる。一般的に1/30秒より遅いシャッター速度をさす。 | |
スローシンクロ (Slow synchronization,Bulb synchronization) |
暗いところで人物を撮影するとき背景を適切な露出にし人物に適正量の露光を与える。その際に調光補正も可能。背景をストロボ無しの露光で撮影するために三脚は必需品。 | |
スロープ撮影 | 空中から下の景色を撮影する時などに使われることがる。 |
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正確な色再現 | 被写体と同じ分光分布と輝度をもつ色再現。 | |
生活防水カメラ weather-proof camera |
深い水中や海水中には耐えられないが日常の雨がかかる程度の状況には耐えられるある程度の防水機能などを有するカメラ。 | |
静寂感を表現 | 風景写真では被写体をなるべく少なめにシンプルな構図でモノトーン気味に仕上げる。 | |
整色性 | 「オルソクロマチック」参照。 | |
整色フィルター | 感光材料の感色性と肉眼の視感度の違いを補正するフィルター。パンクロマチックフィルムでは黄緑フィルター、オルソタイプでは淡い黄色のフィルターが使われる。 |
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正像 | 被写体がそのまま(左右、上下が逆ではない状態)の状態で見えること(像)。 | |
静電気防止手袋 | 帯電した静電気を空気中に逃がす働きをもつ手袋。フィルムやプリントした印画紙などををもつときに使う。 | |
正のレンズ | 補助レンズとして使う凸レンズ。 | |
製版用レンズ | 製版に使用するレンズ、近距離撮影用で引伸ばし用レンズと同様な性能が求められる。3色製版用にはレンズはアポクラマートが望ましいと云われている 。 |
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静物写真 (still-life photography) | 動かない道具や花等の静物を主に屋内で撮る写真。屋外での撮影では「屋外静物写真」とも言われる。 |
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赤外写真 (infrared photography) | 約780nm~1,000,000nmの範囲が赤外線領域であり、そのうち750nm~1300nm程度の範囲の赤外線を利用して撮影する写真。 | |
赤外線 | 赤色光よりも波長が長く,ミリ波長の電波よりも波長の短い電磁波全般を指し,波長ではおよそ 1mm ~ 700nm に分布する。可視光線と電波の間に属する電磁波。波長にり近赤外線(約0.7~2.5μmの可視光(赤)にほど近い電磁波),中赤外線(約2.5~4μmの電磁波),遠赤外線(4~1,000μmの電磁波で,電波に近い性質も持つ)に分類。可視光線に比べてレンズ内の屈折率が小さいので焦点を結ぶ位置が長くなりピントが甘くなるので距離の補正が必要になる。 | |
赤外線写真用レンズ | 一般に遠距離の被写体測定用で近赤外線(700mμ~1μ)の波長に対して収差が補正されたレンズ。 | |
赤外フィルム | 赤外線に感じて写るフィルム。非常に遠くまで克明に写る。赤外フィルム使用時は赤い光より短い波長の光をカットするR1フィルターが必要。明るい光がなくても夜間でも像が写る。カラー写真用の赤外フィルムもある。 | |
セクター(sector) | レンズの中に組み込まれたレンズの光量を調節するための絞り開閉機構。 | |
セクターシャッター | 「レンズシャッター」参照。 | |
セクターリング(sector ring) | 露光を調節するためのシャッター羽根を開閉させるリング。 |
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セクレット | 曽根春翠堂製レンズシャッター式特殊構造式カメラ(1924)。感光材料;乾板、画面サイズ;アトム判(45x60mm)。 | |
セコニック | 露出計等を作っているメーカー。 | |
接岸部 | 「アイピース」参照。 | |
接眼レンズ | フィルム側(眼側)のレンズ。 | |
接近撮影 | 「接写」参照。 | |
接写 (close-up) | 被写体に極端にカメラを近づけて撮影する方法。焦点の合う距離が少ないので、焦点の合ったところ以外はぼける。このぼけを利用して、普通見られるものとは違った写真を撮影することができる。 | |
接写の露出倍率 (close-up magnification) |
接写時に考慮する露出量のことで、接写時の露出はレンズにより異なり、クローズアップレンズではほとんど問題ないがマクロレンズやベローズを使った場合は露出不足になるので考慮する必要がある。 接写時の露出は(1+像の倍率)の二乗が必要と云われている。 | |
接写倍率 (close-up magnification) | 接写撮影時の被写体の大きさと撮影された画像の大きさの比。 | |
接写用の器具 | レンズを被写体に近づけて撮影するための接写レンズ、中間リング、ベローズなど。 | |
接写用中間リング | 「接写リング」参照。 | |
接写用補助レンズ | 「クローズアップレンズ」参照。 | |
接写リング | 接写に使用する中空のリング(輪)。レンズとカメラの間に取付ける。テレコンを付ける場合はレンズーテレコンー接写リングーカメラの順で取り付け。 | |
接写レンズ 接写用レンズ |
「マクロレンズ」参照。 | |
絶対非演出 | リアリズムの表現で全く演出しない撮影方法。土門拳が主張。 | |
接点(カメラボディの) | 「シンクロ接点」参照。 | |
ゼノビア | 蛇腹式のセミ判カメラ(1949)。日本製。 | |
ゼノビアフレックス | 二眼レフカメラ(1953)。日本製。 | |
セピア調色 | 印画紙内のハロゲン化銀を硫化銀に変えるもので色がセピア色に変化するとともに,経年劣化を防ぐ目的でも使用される。調色時間は好みの色の調子できめる。硫化調色とも言う。 | |
セピア調色方法 | 漂白(20℃,5~10分,金属銀をハロゲン化銀に戻す)→水洗(しなくても良い)→セピア調色(20℃,色の具合を見て適当な時間保持)→水洗(20~30分)→硬膜処理(20℃,5~10分,ゼラチンを固める,)→水洗(バライタでは1時間) | |
セーフライト | 暗室用ランプ。現像に使うランプで橙色のフィルターを使うことで印画紙が光で感光することなく暗室作業ができる。モノクロ用とカラープリント用では異なる。感光材料に感じない光のランプ。 | |
セーフライト(カラー用) | 全暗黒状態での作業が原則,特にメーカー指定があるときのみセーフライトが使用できる。 | |
セーフライト(モノクロ用) | 赤色系のセーフライト。 | |
セーフライトグラス(safelight glass) | 暗室ランプに使用し、不要な電球の光を一部遮断するガラス製の安全光フィルター。 | |
セミオリンパスⅠ | オリンパスの中判カメラ(1936)。6×4.5cm判。レンズはズイコー75mmF4.5。シャッターはドイツのデッケル製コンパー、1937年に瑞穂光研で開発したコーホーに切り替え。 | |
セミオリンパスⅡ | オリンパスの中判カメラ(1938)。6×4.5cm判。ボディとも全自社製。 | |
セミファースト | レンズシャッター式スプリングカメラ,12フィルム、ガメンサイズ45x60mm(栗林写真機製作所,1936) | |
セミ判 4.5x6cm format |
120フィルム(ブローニーフィルム)を使用し公称45x60mmの大きさの画面で使われる大きさ。ロクヨンゴとも言う。 | |
セーム皮 | フィルムやレンズを傷つけないように加工された鹿皮。洗濯して何度も使える。但し,フィルム水切用のいつも湿った状態で使う特殊なものは使用後水に漬けて置き乾燥させてはいけない。 | |
ゼラチン | ニカワ状で保護、分散媒として利用。感光膜では感光粒子の機械的支持体になる。 | |
ゼラチン乾板 | 「乾板写真」参照。 | |
ゼラチン食塩紙 | 「ガスライト紙」参照。 | |
ゼラチンシルバープリント geratin silver print |
銀塩写真による印画のこと。プラチナプリントと区別するため一般の銀塩写真はゼラチンシルバープリントと使われることもある。 |
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ゼラチンフィルター | ①色素を含むセラチン膜 ②ゼラチン膜をガラスの間にバルサム付したフィルター。 ③濡れると溶けるので雨等に注意。 |
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ゼラチン膜 ゼラチン層 | 硬膜剤の軟化や膨潤を防ぐ。 | |
セルフキャッピング(self-capping) | 露光量の調節でフォーカルプレーンシャッターの先幕と後幕を閉じて巻き上げる方式。 | |
セルフコッキング(self-cocking) | カメラのシャッターとフィルム巻上げとが連動している機能。 | |
セルフタイマー(self-timer) | シャッターが切れるまでの時間を設定(10秒等)しておき,設定時間がくれば自動的にシャッターが切れる(撮影できる)ための装置。 | |
セルフタイマー作動表示 | セルフタイマー起動時にはシャッターが切れるまでの時間が後何秒かを表示(減算表示)する。 | |
セルフタイマー表示 | セルフタイマーが起動しているかどうかをランプ等で示す表示。 | |
セレクトールソフト | コダック社の粉剤の軟調現像液。 | |
セレニウム調色 | 「セレニウムトーニング」参照。 | |
セレニウムトーニング selenium toning |
ファインプリントとして売り物の写真に印画紙の焼付耐久性を上げるための調色。写真は紫褐色がかる。 | |
セレン調色 | 「セレニウムトーニング」参照。 | |
鮮鋭度 | シャープネスのことで、レンズの鮮鋭度と感光材料の鮮鋭度がある。像の境界の濃度変化が急なほど鮮鋭度が高くなる。 | |
前玉交換レンズ | レンズシャッターのカメラ用で、焦点距離の異なる撮影をしたい場合に絞りより前のレンズ部を取り外し交換できる補助レンズ。 | |
前景 | 被写体の前側(撮影者側)にある光景。対語は背景。 | |
閃光電球 | 「フラッシュバルブ」参照。 | |
閃光放電管 | 「ストロボ」参照。コンデンサーに蓄積した電荷をシャッターと同期して発光させるための放電管。 | |
ゼンザブロニカEC Zenza Bronica EC |
1972 ゼンザブロニカ工業 6x6判フォーカルプレーン式一眼レフ式カメラ | |
ゼンザブロニカGS-1 | ブロニカカメラ社製6X7判 レンズシャッター式一眼レフカメラ(1983)。 | |
ゼンザブロニカSQ-AM | ブロニカカメラ社製モータードライブ内臓6x6判一眼レフカメラ(1982)。 | |
全紙 |
印画紙サイズ。45.7x56cm(18x22インチ)。 | |
全自動モード | 「プログラムモード」参照。 | |
センシトメトリ sensitometry |
日本語訳が難しく英語で流通。感光材料の持っている総合的な性質。始めは写真感光材料の光に対する感度を測定することを指したが近年は光又は放射エネルギーに対するいろいろの特性(写真感度,分光感度,感色性,特性曲線,諧調度,露光域,濃度域,ガンマ,カブリ等)を測定すること。 | |
全紙判 | 「全紙」参照。 | |
全身像の写る範囲 (標準レンズで) |
縦位置:50mm標準レンズで3m 横位置:50mm標準レンズで5m |
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全身立像 | 「フルショット」参照。 | |
線スペクトル | 光源から出た光を分光器を通すと波長が異なるスペクトルになる、水銀灯のようにガスを放電管の中に入れ放電させたものは何本かの線の並んだスペクトルができる。この1本1本のスペクトルを線スペクトルと呼ぶ。 |
|
潜像 | 写真を撮影(フィルムを露光した状態)し、未だ現像する前の状態で像は肉眼では見えない状態。 | |
潜像移転 | 塩化銀を臭化カリ溶液で処理すると潜像の現像可能性を失うことなく多種のハロゲンに移ること。 | |
潜像酸化 | 潜像の現像は銀塩の還元であり、これは現像薬の酸化でもある。 | |
潜像消失 | 写真を撮影後長時間(1年間)現像しないと漸増が失われていくので撮影後は早く現像しなければならない。潜像退行とも呼ぶ。 | |
潜像生長 | 露光後1分~7時間後に生長する現象。 | |
潜像退行 | 「潜像消失」に同じ | |
センターイメージ | 画面中心はシャープに周辺を白っぽくぼかすフィルター(ケンコー)。 | |
センターNDフィルター | 中心部が濃い灰色で周囲に向かって薄くなっているNDフィルター。中心部が1.5絞り,外周部が0.5絞り分のND処理されている。 | |
センターフォーカスフィルター | 使い方 標準レンズでは絞りは開けて(F5.6以上)使う。推奨外の望遠レンズに付けて使うと心象写真のようになる場合がある。 |
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センターポジション | 光を被写体の真正面から被写体に当てる位置。 | |
全天候型カメラ | 「オールウエザーカメラ」参照。 | |
全倍 | 印画紙サイズ。600x900mm。 | |
前方斜光線(前斜光線) | 「プレーンライト」参照。 | |
前方深度 前方被写界深度 |
「手前の被写界深度限界」参照。 | |
前浴 (pre-bath) | フィルム現像で現像液を注入する前に現像液の温度と同一温度の水に漬け攪拌する。現像ムラ特に気泡ムラを防ぐ。 | |
染料 | プリンターの色素。鮮やかさが優れ切れが良い。 | |
染料調色 dye toning |
調色により染料色と中間色に仕上がる。 | |
全露出時間 | シャッターが開き始めてから閉まり終わるまでの全体の時間。 | |
像側の主点 | 「主点」参照。 | |
増感 | 「増感現像」参照。 | |
増感現像 | 撮影時に規定感度(ISO)より高めて(例ISO100をISO200で撮影)撮影し,フィルム現像のとき現像時間を延長する方法が一般的。画質が多少低下(粒子がおおきくなる)し、硬調化する。 | |
増感現像処理 | 「増感現像」参照。 | |
増感処理 | 「増感現像」参照。 | |
増感性 | 現像液で増感しても使える増感性をもっているものがある。 | |
増感法 | 写真の感度をあげる方法 ①前露出法・後露出法、 ②加熱法、 ③ガス増感 、④水洗法、 ⑤超増感法、 ⑥色増感法 |
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双眼ヘッドルーペ | 「双眼ルーペ」参照。 | |
双眼ルーペ | スポッティングに使用するめがね。 | |
雑巾がけプリント | 銀塩法の焼付中に印画紙に油を染み込ませ油絵の具を塗り付けて、紙や布、脱脂綿などで拭き取っていく修正法。 鮮明な画像を故意にこすれたりにじんだりさせる手法。 ゴシゴシこするのが雑巾をかけるのに似ているので俗に「雑巾がけ」とも呼ばれる。 | |
総金属製タンク | 現像タンクの一種。ステンレス製で両溝タイプのものが多い。マスコタンク等。 | |
造形写真 (formative photography) | 建築物や道具などの形や質感、構成を考え視覚的要素を主に造形的表現を目標として撮る写真。 | |
増減感現像の限度(リバーサルカラー) | 2段増感,一段減感までが限度。 | |
相乗効果 | 現像処理などへの利用では「超加成性」参照。 | |
相乗作用 | 現像処理などへの利用では「超加成性」参照。 | |
装丁 | 「プレゼンテーション」参照。 | |
増灯シンクロ | 「多灯シンクロ」参照。 | |
像の湾曲 | 「湾曲」参照。 | |
相反則 相反法則 |
露出(E)が一定ならば現像ネガの黒化度は光のエネルギー(I)と時間(t)の積になる関係(E=Ixt)。同一露出を与えれば同じ黒化度が得られる(現実にはそうはいかないが)。 | |
相反則不規 | フィルムは露出時間に比例して写った濃度が変化するが,長時間露出や非常に超高速シャッターでの撮影では比例しなくなる。この比例しない現象を相反則不規と呼び,相反則不規により露出計で測定した値で撮影しても露出不足になる。 | |
相反不規 | 「相反則不規」参照。 | |
総プラスチック製タンク | 現像タンクの一種。プラスチック製で片溝リールのものが多い。 | |
訴求力 | 写真表現として何か訴えるものが必要。 | |
測距ゾーン 測距フレーム |
「フォーカスフレーム」参照。 | |
促進剤 accelerator |
現像主薬のフェノールをフェノレートに変化し現像作用を促進する(アルカリ剤)。アセトン、フォルマリン等が使われ、炭酸ソーダ、炭酸カリ、ホウ砂等及び亜硫酸ソーダと作用しアルカリを作る。印画紙現像液には炭酸ソーダと炭酸カリウムがよく使われる。 | |
促進剤(水洗) | 「水洗促進剤」参照。 | |
側面光 | 「サイドライト」参照。 | |
側面ボタン | カメラの側面についている機能設定用のボタン。 | |
底蓋 (base cover,ソコブタ) | フィルムを出し入れするためにカメラの底に設けられた蓋。 | |
測光 | 露出をきめるために光の状態を計ること。ほとんどのカメラで自動測光できる。 | |
測光方式 | 露出をきめるための方法。①マルチ(平均測光又は評価測光)、②中央重点、③スポット等がある。 | |
測光方式切り替えスイッチ | 目的とする測光方式を選択するためのスイッチ。 | |
測光方式切り替えボタン | 「測光方式切り替えスイッチ」参照。 | |
測光モード | 「測光方式」参照。 | |
外型カラーフィルム | 「外式カラーフィルム」参照。 | |
外付けストロボ | カメラに内臓されているストロボではなく,カメラに取付けて使うストロボであり,カメラ内臓ストロボに比べGNが大きい(遠くまで光が届く)。 | |
ゾナー (Sonnar) | トリプレット型から発展した代表的なレンズ。ルートヴィッヒ・ベルテレが1929年に発明したカール・ツァイス社のレンズ。 |
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ソニックコントロール | 超音波を利用したリモートコントロール。 |
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ソフトクロス | 柔らかな画面の中にキラッと輝く光芒を作り出すフィルター(ケンコー)。黒色の繊維を規則正しい十字目の紗に織り上げ,2枚の光学ガラスでサンドイッチしたもの。 | |
ソフト効果(フィルター使用) | 「ソフトフォーカスフィルター」参照。 | |
ソフト効果 (フィルター使用しないで) |
二重露光で2回の内1回はピントを多少ずらす。 | |
ソフトとホギー(フィルター) | ソフトの方がきれい、ホギーは霧の意味だがソフトに比べ画像がきたない。 | |
ソフトフィルター | 「ソフトフォーカスフィルター」参照。 | |
ソフトフォーカス | 「軟焦点」参照。 | |
ソフトフォーカスフィルター | ソフトフォーカス描写をするためのフィルターで,花の優しさを表現したり,女性のポートレートや夕方のライトをほんのり撮影するときなどに使用。白いものの撮影がきれいに写る、明るめに撮影すると効果的。広角,望遠では各々に合ったフィルターを使う。このフィルターは色収差と球面収差を故意に強調して製造する。 | |
ソフトフォーカスフィルターの効果 | 弱い(ヂュート→ソフトンスペック(A)→PROソフトン(A)→ソフトンスペック(B)→PROソフトン(A)→フォギーA→ソフトクロス→フォギーB)強い。 | |
ソフトフォーカスレンズ | シャープでないソフトな表現をするために設計されたレンズ。花等を撮影すると柔らか味,優しさが表現できる。 | |
ソフトン | 「ソフトフォーカスフィルター」参照。ズームレンズで広角で絞り込んで撮影するとフィルターに施されているソフト効果用の模様が写り込んでしまうことがある,この模様をより細かくして映り込みを防いだフィルター(ケンコー)。 | |
ソフトンスペック | 柔らかな画面効果をつくり出すためフィルター表面にドーナツ状の微小なパターンを多数ちりばめたソフトフィルター(ケンコー)。 | |
ソホフレックス | ソホ社製の木製大型一眼レフカメラ(1904)。 サイズは4.5x6cm,8x10.5cm,4x5インチ判など。 | |
空光 | 青空からくる光。天空光、青空光、スカイライトとも言う。 | |
ソラリゼーション solarization |
露光量が多くなると像の濃度が濃くなるが最大濃度以上では逆に濃度が減少してくる現象。これには進行説、退行説がありどちらが正しいかは不明。 | |
粗粒子 | 現像したフィルムの画像を形成する銀粒子の状態が粗い状態であるもの。反対は微粒子。 | |
粗粒子現像 | 粒子を荒すことでコントラストを上げてインパクトの強い表現を作り出す方法。撮影はできるだけ高感度のフィルムを使い、現像液の温度を高くして現像する。印画紙現像用のコダックのD-72でも祖粒子現像ができる。 | |
ソルテッド・ペーパー法 salted paper process |
硝酸銀と塩化ナトリウムが使用され塩化銀を作るもので、紙の上に塩化ナトリウムを下塗りし、次に硝酸銀をコートする方法。 | |
ソルトン式シャッター ソルトンシャッター (roller blind shutter) |
隙間のある不透明な膜をレンズに密着し光軸と直角方向に走らすシャッター。 | |
ソレノイド(solenoid) | 電磁石として鉄芯を有する円筒状のコイル。シャッターレリーズと連結しシャッターを切る働き等に利用。 |
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ゾーンシステム | アンセル・アダムスが提唱した印画紙焼付けの方法。真っ黒を0として真っ白を9とした10段階で焼付けられた写真を評価する方法。 | |
ゾーンスケール | 「ゾーンルーラー」参照。 | |
ゾーンルーラー | 撮影のときに被写体とゾーンを照合するための道具。真っ黒から真っ白まで10段階の濃度をもつ紙。=5EV,-4EV,-3EV,-2EV,-1EV,0,+1EV,+2EV,+3EV,+4EV,+5EVの11段階にする場合もある。 | |
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ダイアン・アーバス Diane Arbus |
1923年3月14日 - 1971年7月26日、アメリカの写真家(旧姓はNemerov)。双子の姉妹を撮った写真等が有名。「ヴォーグ」、「ハーバース・バザー」、「エスクァイア」等の雑誌で活躍。その後、肉体的や精神的な障害者、肉体的や精神的に著しく違いがある者、著しく異なる嗜好を持つ者等に惹かれ撮影。 | |
第一熟成 | 「物理熟成」参照。 | |
第一主点 | 「主点」参照。 | |
第二熟成 | 「後塾(コウジュク)」参照。 | |
第二主点 | 「主点」参照。 | |
ダイカスト (diecast) ダイキャスト |
溶融した金属を型に流し込み成形する鋳造方法。金属製のカメラボディは銅とアルミニュームの混合した金属で作られているもの(ダイカスト)が多い。 | |
大キャビネ判 | 「5x7判」参照。 | |
耐久性 | ①ネガフィルムを印画紙焼付け約5年で劣化する。②ポジフィルム約20年で劣化する。③モノクロフィルムは100年でも大丈夫。 | |
大口径レンズ | レンズ直径の大きなレンズ。レンズの絞りを開放にすると光がいっぱい入るので暗いところの撮影に有効で,またピントの合ったところ以外のボケもきれいなものが多い。単眼では50mm(F1.4),80-85mm(F2.8),200mm(F2.8),300mm(F2.8),400mm(F4)等,ズームでは17-35mm(F2.8),35-80(85)mm(F2.8),80(85)-200mm(F2.8)等。関連用語;超大口径レンズ | |
対象型レンズ | R.Rレンズのように絞りの前後で対象のレンズを配置したレンズ。コマ収差、倍率の色収差が補正されかつ倍率が1倍になるような撮影に対しては歪曲の収差が補正されている。ダゴールレンズ等。 | |
大全紙 | 印画紙サイズ。50.8x61cm(20x24インチ)。 | |
大手札判 | 90x130mmサイズの印画紙。 | |
橙色フィルター | 黄色のフィルターよりも短い波長の吸収効果が強く、赤いフィルターよりも弱いモノクロ写真用。多少ころよい程度に強調する目的で使われる。YA2,O1,YA3,O2フィルター等がある。
モノクロ写真の風景撮影に筆者はYA3をよく使っている。 |
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ダイトランスファー・プリント | カラープリントで劣化の少ないと言われているプリント方法。 | |
台板 | 引伸機の支柱やヘッド部を支えるための底板で表面が平滑な板。台板は合板製のものが多いので水拭きは避ける。レンズの軸心に対して直角になっていなけらばならない。 | |
タイプCプリント (C プリント) |
銀塩写真の1種であるカラーネガフィルムを従来のカラーネガペーパーでプリントする方法。 | |
対物レンズ | レンズで被写体側のレンズ。 | |
タイマー | フィルムや印画紙の現像等で時間を測定するために使用する時計。一般には右回りで時間指示が短くなるよう表示(残量表示)されている。 | |
タイム機構 | シャッターボタンを押すとシャッターが開き,もう一度押すとシャッターが閉じるタイム露出機構。夜景の長時間露出や花火の撮影に利用できる。 | |
タイムコンスタント(閃光放電管の) | 電源を入れてからコンデンサーが規定の電圧に上昇するまでの時間で、積層乾電池の内部抵抗とコンデンサーの容量の積で表される。時定数とも呼ぶ。 | |
タイムラグ | シャッターボタンを押してから実際にシャッターが作動するまでの時間。この時間が早い方が高速動体のシャッターチャンスをつかみやすい。 | |
大名刺、大名刺判 | 印画紙サイズ。6.5x9cm(2・1/2x3・1/2インチ)。 | |
ダイヤスーパーフィックス | 迅速酸性硬膜定着剤(三菱製紙)。 | |
ダイヤモンド砥石 | ガラスの切断やレンズ磨きに使われる器具。 | |
ダイヤルタイプ | 撮影の条件やモードを合わせるための道具で機構を回転させて目的の位置にダイヤルを合わせるもの。 | |
ダイヤル・レバー・ボタン | 「ダイヤルタイプ」参照。 | |
太陽光 | 太陽の光。朝夕や昼で色温度は異なる。天頂時は5500-5800K、朝夕は5000K以下で2000K近い場合もある。 | |
大四切 | 印画紙サイズ。27.9x35.6cm(10x14インチ)。 | |
ダイレクトコンタクトシュー (cordless contact shoe, hot shoe) |
「ホットシュー」参照。 | |
ダイレクト光 | 「直射光」参照。 | |
ダイレクト測光 | 「TTLダイレクト測光」参照。 | |
ダイレクトプリント | スライドから直にプリント(ネガを起こさずに)する方法。 | |
多諧調印画紙 | モノクロ印画紙の露光域の幅によって1号から5号までの号数が表示されていたが,最近は号数表示の印画紙は少なくなり,光の波長によって有効露光域を変化させることのできる多諧調印画紙が一般的に成った。 | |
多諧調印画紙用フィルター | 00,0.5,1,1.5,2,2.5,3.,3.5,4.,4.5,5までの11段階の調子の異なるフィルターが市販されている。00から5に行くに従ってフィルター効果が強く,コントラストの低いネガフィルムの焼付け(プリント)には一般に号数の大きいフィルターを使うとメリハリの効いた写真になる。 | |
多諧調紙 | 「多諧調印画紙」参照。 | |
多諧調紙プリント用フィルター | コダックはポリマックスフィルター(PCフィルター)富士写真フィルムはバリグレードフィルター(VGフィルター)イルフォードはマルチグレードフィルター(MGフィルター)等とメーカーにより呼称は異なる。 | |
卓上写真 (desk-top photography) | テーブル等の上にミニュチュアを乗せたり、物語の場面を設定したりして撮る写真。 | |
ダークバッグ | 明るいところでも光を嫌う作業ができるよう暗くした空間。黒い布で作られた袋でフィルム出し入れの為のファスナー等が取付けられている。 | |
竹ピン | 竹製のピンセット。 | |
ダゲール Louis Jacques Mande Daguerre |
ニエプスと写真技術の共同研究でヨウ化銀が光に感光することは分かっていたが定着処理がうまくいかなかった、1839年に水銀の蒸気が現像した画像の定着に役立つことを発見し、その後の銀塩写真の元となった。 | |
ダゲレオタイプ Daguerreotype |
ダゲールの発明した銀板タイプと言われるカメラ(1837)及びその処理方法で現像から定着までの工程が出来上がった。金属板(銀の薄い層で覆われた銅板など)に焼き付けられた写真。表面は鏡面の外観、見る角度で陽画、陰画にも見える。 | |
多重撮影 | 1枚の写真の中に数回撮影した画像を入れること。カメラが多重撮影可能ならできるが、可能でないカメラの場合は撮影した写真を焼付ける時に数枚重ねて焼付けることで同じ高価が得られる。一般には昼に写した風景に夜の月を望遠で撮影し重ねる等の撮影方法があるが,多重撮影をすることで同じ被写体で前後に2回ピントを合わせれば2者にピントが合った撮影もできる。 | |
多重撮影の露出 | 2回撮影した場合は一般には前又は後ろの露出を-1EVにする。そうしないと露出過多になる。 | |
多重露光(現像焼き付け) | 一度プリント処理した後に再度乳剤を塗布すること。コラージュやダブリング(二重露光)複合プリントが出来る。 | |
多重露出 (multiple exposure) | 「多重撮影」参照。 | |
たすき(strut) | レンズ前板とカメラボディをつなぐたすき状の二本の金属板。 | |
タスコピノキュラー | 110フィルムを使用する双眼鏡カメラ(1978)。 | |
ダスター | レンズの面を拭く専用の布(クロス)。 | |
多層膜コーティング | 「マルチコーティング」参照。 | |
縦位置センサー (Matrix vertidal sensor) |
多分割測光で露出を測定する時に縦位置を基準として測定する測光方式。 | |
縦横スイッチ | 「水銀スイッチ」参照。 | |
脱銀 | 現像処理中の定着工程で脱銀作用がなされる。 | |
縦位置・横位置 | 撮影画面の方向を示す。①縦:高さを出すとき、②横:広さを表現したいとき。 | |
多灯シンクロ(multiple flashes) | 複数のフラッシュを有線又は無線で同調して撮影する方法。 | |
タナック2C | 田中光学の35mmレンジファインダー式カメラ(1953)。ライカ模擬。 | |
タナック4S | 田中光学の35mmカメラ(1955)。 | |
タナックSD | 田中光学の35mmカメラ(1957)。 | |
タナックV3 | 田中光学の35mmカメラ(1958)。バヨネットマウント採用。 | |
タナックVP | 田中光学の35mmカメラ(1959)。 | |
タニーフレックス | 谷山カメラ工業の120フィルム使用の一眼レフカメラ(画面サイズ60x60mm)。 | |
ダブルソフト | ディフューザーとバウンス等2種類の光で和らげること。 | |
ダブルローラー式ゴムローラー | ローラーが2本のゴムローラー。 | |
多分割測光 | 分割測光の一種で,多分割して光量を測定し露出を決める方法。被写体には色や反射率の異なる部分があるので1箇所で測定しても適正露出が得られない場合がある。少しでも適正露出に近づけるために画面を数箇所に分割して測光しコンピューターで計算して露出を算出する。 | |
タマ(玉) | レンズの別称。 | |
ダーマトグラフ | 写真用色鉛筆。色鉛筆の周りが紙で巻いてあり、鉛筆削り器がなくても、指で紙をはがすと芯(色)が出るようになっている。芯の色鉛筆は柔らかくフィルムケースに描いても中のフィルムに傷つかない。 | |
試し焼き (test print) | 自分の好みの画質に合った本プリントにするためにいろいろの条件でプリントすること。印画紙,露光時間,フィルターを変えて自分の好みの画質に調整する。時には現像液,引伸ばしレンズ,レンズ絞り,現像時間等も変える場合がある。 | |
樽型歪曲 | 像面の端の方での倍率が中央部における倍率よりも小さい時に生じる現象。中央部が酒樽のように膨らむ収差。 | |
タルボタイプ | 「カロタイプ」参照。 | |
タルボット (William Fox Talbot) | 写真の初期時のネガ・ポジ法(カロタイプ)の発明者。 | |
タロンマーカス Taron Marquis |
タロンのレンズシャッター式透視ファインダーカメラ(1962)、135フィルム 24x36mm。 | |
段階露光 | 一つの被写体を撮影するときに,最適な露光で撮影するために露出を少しづつ変化(段階的)させて撮影する方法。 | |
単眼(単眼レンズ) | 焦点距離が固定のレンズ。「単焦点レンズ」とも言う。ズームレンズよりもボケがきれい。明るいレンズ。 | |
単眼レンズとズームレンズのフレアの相違 | 単眼レンズはズームレンズに比べてフレアが発生しにくいのはズームレンズに比べてレンズの空気接触面が少ないため。 | |
単眼マクロ | マクロレンズは一般的に単眼。100mmのマクロで切手を実物大で撮影できる。 | |
タンク現像 (Tank development) | 現像液の入ったタンク内で現像する方法。ロールフィルムはセルロイドのベルトに巻いたり、内枠に差し込んだりして使う。フィルムをタンク内に入れた後は明るい場所での作業ができる。 |
|
タングステン光(tangsten light) | 「タングステンライト」参照。 | |
タングステンタイプのフィルム | タングステン光(3200K)の光の環境で撮影すると正常な色になるよう設計されたカラーリバーサルフィルムで。太陽光(5500K)のもとでは青く写る(オレンジフィルターで正常になる)。 | |
タングステンライト Tungsten Lamp |
電球内部の発光部であるフィラメントにタングステン材料が使われているもの。写真用では3000~3500K程度の色温度。 | |
タングステンランプ | アイランプ(商標、メーカー;岩崎工業)。タングステンランプのみでは赤味がでる。 | |
炭酸カリウム | 印画紙現像液(主に濃縮現像液)として使われる。 | |
炭酸ナトリウム | 印画紙現像液として使われる。白色粉末。現像を促進させる。 | |
単焦点レンズ | 「単眼」参照。 | |
単色光フィルター 単色フィルター monochromatic filter |
スペクトルの制限された狭い範囲の光を通過するフィルター。イルフォード;スペクトラムフィルター、イーストマン:ラッテンフィルター | |
単体レンズ | 「単眼」参照。 | |
単体露出計 | カメラに取付いている露出計ではなく、露出計単体のもの。精度がよく、狭い範囲(角度1°程度)まで計れるものもある。メーカーとしては、二本ではミノルタやセコニックがある。 | |
探偵カメラ | 「スパイカメラ」参照。 | |
タンニン酸 (tannic acid) | 現像液の薬品の一部に使用。 | |
単ハイポ定着液 | 特殊用途としてチオ硫酸ナトリウムと無水亜硫酸ナトリウムだけの単ハイポの定着液がある。(水1000cc,ハイポ250~400g) | |
単薬 | 既製の処方の現像液等を作るときに使う元の薬品。モノクロフィルム現像液の処方にはメトール、ハイドロキノン、ホウ砂、無水亜硫酸ソーダ等のも | |
地色 tint |
生地の色。白色、クリーム色、淡黄色、淡青色などの印画紙がある。 | |
チェリー手提暗函(2号機) | 小西本店(コニカの前身)のレンズ式ボックス型カメラ。画面サイズ:名刺判、感光材;乾板。 | |
チオシアン酸ナトリウム (Sodium thiocyanate) |
化学式はNaSCN。常温では無色で吸湿性のある結晶又は白色粉末。水、アセトン、エタノールに溶ける。現像液に使用される。 | |
チオ硫酸アンモニウム | ハロゲン化銀は溶解するが画像銀はできるだけ溶解しないもので乳剤のゼラチン膜を傷つけないものが定着液として要求される。チオ硫酸アンモニウムはこの条件に合っている,定着速度が速いので迅速定着液に使われる。画像銀の溶解作用も大きいのでプリントの場合画像の濃度が下がるので時間のかけ過ぎには注意が必要。 | |
チオ硫酸ナトリウム | ハロゲン化銀は溶解するが画像銀はできるだけ溶解しないもので乳剤のゼラチン膜を傷つけないものが定着液として要求される。チオ硫酸ナトリウムはこの条件に合っている。単ハイポ定着液としても使われる。 | |
チノン インフラフォーカス AF | チノンのレンズシャッター式透視ファインダー式カメラ(1981)。135フィルム(24x36mm)使用。 | |
チノンベラミ | チノンのカメラ(1981)。日本製。 | |
チャージランプ | 自動調光ストロボ(一眼レフ)の充電確認用 | |
チャンプリン15 | 一般ネガ用極微粒子現像液。。水(10分間沸騰後50℃に冷ます)750mlに無水亜硫酸ナトリウム60g、パラミン11.5g、写真用グリシン11.5g、ピロガロール(ルビノール)3.5g、安息香酸1.2g、サリチル酸0.5g、ホウ酸2.5g、タンニン酸1g、硫酸ニッケルアンモニウム1g、イソプロピルアルコール50ml、それぞれ順に完全に撹拌後最後に水を加えて1000mlとする。 |
|
中厚手 | 厚手と薄手の中間の厚さの印画紙。 | |
中央部重点測光 | 測光モードの一つで中央部を重点的に測定して全体の露出を定める方法。 | |
中外写真薬品 | イルフォードの印画紙等取扱っている。 | |
中型カメラ medium-format camera |
一般には35mmカメラと大型カメラとの間の中間のサイズのフィルムを使用するカメラ。 | |
中間水洗 | フィルム現像終了後定着液に浸す前に短時間水ですすぐこと。(但し、著者は停止液に浸すのでこの作業は行っていない) | |
中間調 half,average,medium |
「ハーフトーン」参照。 | |
中間停止 (stop bath) | フィルムや印画紙の現像終了後定着液に浸す前に停止液に浸し現像処理を停止させると共に現像液による定着液の劣化を防ぐためにの作業。 | |
中間リング | レンズとカメラの間に取り付けられる接写用に使う筒状の空洞リング。多少暗くなるので露出調整が必要になる場合がある。 | |
昼光 (daylight) | 太陽の直射光と天空光の合わさったもの。晴天の日なたの光で、色温度5400~6000K。写真用の標準昼光は5500K。 | |
中性紙 | 額装するとき等にアルカリ性又は酸性のマット紙で写真を抑えると写真の変色や劣化に繋がるので酸性でもアルカリ性でもない中性の紙が使われるようになった。 | |
中性フィルター | 「NDフィルター」参照。 | |
中判カメラ | 小型カメラと大型カメラの間のフィルムを使うカメラ。6x4.5cmmや6x7cmm,6x9cmの大きさのフィルムを使うカメラ。 |
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中判フィルム | ブロニーフィルムでカメラのフィルム大きさにより、6x(4.5,6,7,8,9,12)等がある。120フィルムで各々撮影枚数は16,12,10,9,8,7~6となる。 | |
中望遠レンズ | 標準レンズよりも多少望遠側のレンズ。85~105mm程度のレンズ(35mmフィルム)。2~3m人物を離して撮影すると頭から胸部あたりまで写るような範囲のレンズ。ポートレート撮影向き。 | |
中庸感度フィルム | 一般的な常用フィルムで,ISO100,200。 | |
中庸灰色フィルター | 「NDフィルター」参照 | |
チェリー手提暗箱 | 六櫻社(後のコニカ)が発売した国産初のカメラ(1903)。名刺判。 | |
超加成性 | 1+1が2以上になる性質で,MQ現像液やPQ現像液はそれぞれ各単体のものを単に数値的に加えた以上の性能を発揮している。 | |
長期保存(写真) | 「写真の保管」参照。 | |
調光 | 発光時間を制御してストロボの光量を調節すること。 | |
調合 | 定められた分量によって薬品を混ぜ合わせること。その分量を量って分けることにも使われることがある。 | |
超広角レンズ | 広角レンズより広い角度を撮影するレンズ。一般に焦点距離が24mm未満のレンズ。広角レンズの魚眼レンズに近い焦点距離のものを超広角レンズと呼ぶ事もある。 | |
超高速シャッター | 一般に1/8000秒よりも更に早いシャッター速度。 | |
超硬調 ultra hard |
グラデーションの変化が最硬調より更に急激なもの。 | |
調光補正 | ストロボ光を補正すること。自然光の補正は露出補正。 | |
超小型カメラ sub miniature camera |
小さいフィルムサイズ(9.5mm幅や16mm幅)を使う非常に小さいカメラ。 | |
調子 (tone) | 写真画像(フィルムや印画紙)のコントラストの強弱、明暗、色具合などを表す総称。 | |
調色 toning |
一般に画像を写真として焼付け後アーカイバル処理(長寿命化)として,銅,セレン,銀等の溶剤液中に漬け調色を行う。目的は寿命を延ばす(劣化防止)と好みの色で芸術性を表現する。2つの型がある,①銀の上に載せる方法,②銀を置き換える方法(脱銀:銀があると色が黒くなるので銀を抜くことで色が現れる)。 | |
調色法 | ハイポ明バン調色法(褐色)、硫化調色法(褐色)、セレン調色法(紫黒色ー褐色ー橙色)、発色現像調色法、染料調色法などがある。 | |
調色材 | セピア(コダックのラピッドセラニウムトナー等)。ブルー(ナニワ)。無色(セレニウム、色を変えずに耐久力を増す)。 | |
調色作業の注意事項 | 硫化物特有の臭いがするので調色するときは必ず窓を開ける等換気に気をつける。 | |
調節フィルター conpennsation filter |
肉眼の感度(視覚感度)に近づけるように感光材料に作用する光を調節するフィルター。視覚と同一色価を表現するフィルターを正色価フィルターと言う。調節フィルターの種類は普通乾板用、オーソン乾板用、B型汎色用、C型汎色用がある。 | |
超増感法 | 物理的又は化学的な方法で増感する方法。フィルム撮影前に露光を与えたり、高温処理、低温処理等の方法がある。銀塩・アルカリ溶液に処理し色素増感する。 | |
超大口径レンズ | Fナンバーの小さい明るいレンズ、特に大きな口径のレンズ。35mmカメラ用のレンズでは焦点距離が50mm程度で明るさF1.1~F1.2等のレンズ。例;ヘキサノンF1.2,f60mm,キャノンンF1.2,f50mm,ズノーF1.1,f50mm,ニッコールF1.2,f50mm,フジノンF1.2,f50mm等。 | |
超軟調現像液 | コダックのテクニドール。コピーフィルムのテクニカルパンを一般撮影に使う場合に使用する。 | |
蝶番式(highed rear cover) | ロールフィルムを使うカメラで蝶番を利用した裏蓋の開閉機構。 | |
超微粒子現像液 | ミクロファイン(富士フィルム),プレファイン,マイナール(中外写真薬品)等。ミクロファインはメトール単液の現像液で亜硫酸ナトリウムを多く含み,更に食塩を加えた処方で作る。 | |
超微粒子現像剤 | 「超微粒子現像液」参照。 | |
超微粒子フィルム | 「低感度フィルム」参照。 | |
超望遠レンズ | 望遠レンズより狭い角度を撮影するレンズ。一般に焦点距離が400mm以上のレンズ。400mm,600mm,1000mm(画角1°)等の焦点距離のレンズ。 |
|
チョカ | ライカタイプカメラ(1951)。日本製。 | |
直視ファインダー direct-view finder |
透視ファインダーのことで、被写体を直視して見るファインダー。普通の状態では眼の高さで使用するところからアイレベルファインダーともいう。 |
|
直射光 (direct light) | ダイレクト光,ストレート光ともいい被写体の影が強く出る。 | |
著作権 | 1996年以降は死後50年間(以前は公表後50年間)。 | |
直射光 (direct light) | ダイレクト光,ストレート光ともいい被写体の影が強く出る。 | |
貯蔵液 | 使用時にすぐ使えるように作って溜めておく薬液。酸化しやすい薬液は容器の密閉を完全にし容器内の空気量も出来るだけ少なく、出来るだけ早い時期に使用する。 | |
貯蔵タンク (stock tank) | 現像液等の薬品を貯蔵するための容器。薬品におかされることなく,光が薬品に悪影響しないように黒味がかった色で光を通さないものが良い。 | |
貯蔵ビン (stock bottle) | 「貯蔵タンク」参照。 | |
チョタックス | ライカタイプカメラ(1954)。日本製。チョカに連動距離計搭載モデル。 | |
ちりめんじわ (reticulation) | フィルム現像時にできるちりめん状や網目状の皴。高温の現像液から低温の定着液に移す場合、急激に乳剤が引き締められて生じることがある。 |
|
チルト | 「ティルト」参照。 | |
チンタイプ(tintype) | スコット・アーチャーが開発した湿板写真の1種で金属板に沃化コロジオン膜を付けた感光板。ポジ像。 | |
堆錦カメラ | 「堆朱カメラ」参照。 | |
堆朱カメラ(ツイシュカメラ) | 漆塗りの箱型の湿板写真機。 | |
使いきりカメラ | プラスチック製のボディやレンズを使い撮影後カメラ毎現像店又はメーカーに送り、現像後のフィルムが戻ってくる仕組みのカメラ。 | |
通関時のフィルム (税関の持ち物検査) |
国内空港ではISO400までのフィルムはそのまま検査装置に入れても大丈夫。鉛の袋に入れてかえって強い放射線を当てられる場合もあり注意。 | |
突き放し効果 | 広角レンズで撮影すると遠くの背景が実際よりも更に遠くにあるように見える効果。 | |
つなぎ写真 (composite photography) |
2枚以上のネガからプリントを作って横や縦等につなぎあわせて一枚の写真にする写真。 | |
ツバサスーパーセミ | オプトクローム(Optchrom Co.) 社製の120フィルム(画面45x60mm)使用のレンズシャッター式スプリングカメラ(1938)。 | |
つぶす | 黒くすること。反対に白くすることを「飛ばす」と言う。 | |
つぶれる | 画像の黒い調子の部分に濃淡が全くなく一面全く黒くなっている状態。 | |
艶消しブラック仕上げ | 「ブラック仕上げ」参照。 | |
艶出し乾燥機 | バライタ印画紙用の乾燥機。フェロタイプ板を使用するものと回転ドラム式のオートドライヤーがある。 | |
ディオプター | レンズの焦点距離をmで測った数の逆数で表す。補助レンズの特性を表すのに使われる。 |
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低温現像 (low-temperature developing) |
寒冷地の低温(5℃程度)下で現像処理が行える現像液を利用した処理方法。 |
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低感度 | 「低感度フィルム」参照。 | |
低感度フィルム | 超微粒子高鮮鋭度なフィルムで,ISO50以下。シャープな描写をさせるためイラジェーションの影響を少なくするため乳剤層を薄くしているので薄幕高鮮鋭度フィルムとも呼ぶ。 | |
低屈折率ガラス | 弗化物等を多く含むガラスで屈折率の小さいガラス。 | |
停止 | 現像液はほとんどの場合にアルカリ性なので酸性の溶液で中和して現像の進行を停止させる。停止液は酢酸水溶液で現像(フィルムも印画紙も)を停止する。停止するに要する時間はフィルム,印画紙とも30秒間は必要である。停止液での処理をしないで現像から直接定着へ移行すると定着液がすぐ劣化してしまうのでフィルムも印画紙も必ず停止処理をした後定着する。 | |
停止液 (stop bath) | モノクロフィルム現像,印画紙現像の現像を停止さえるための溶液。水に薄めた酢酸液(フィルム・印画紙現像用;1.5%酢酸溶液)を用いる。酸性が強いと現像を停止させるが定着液に漬けたとき定着液中のハイポを分解し硫黄を析出し定着液を駄目にしてしまう恐れが出る。フィルムや印画紙を15秒から30秒くらいムラにならない用に柔らかに撹拌しながら液に漬ける。 | |
停止液温 | 18℃~25℃。25℃を超えないこと。 | |
停止原理 | 必要以上に現像が進まないように酸性溶液で処理して現像を停止させる現象。表面に付着している現像液と乳剤膜に含まれている現像液のアルカリを中和することで停止処理(アルカリの還元作用をストップさせる)できる。 | |
停止処理の割愛 | ①現像液が定着液中に混入し酸性の定着液が中和され着色汚染され定着液の寿命が短くなる。②定着液の作用の基で現像が進む。③アルカリ性が強い場合などで2色カブリや現像ムラを生じる。 | |
ディジタル digital |
データーを数値化して表すこと。 | |
ディジタル用レンズと銀塩用レンズの違い | フィルムの粒子はどの方向から入ってきた光でも感光してしまうが,ディジタルカメラはフィルムにあたるCCDが軸に平行な光線しか感じられないので平行光線になるように設計されている。もちろん銀塩用のレンズがディジタルに使えないことはない。 | |
ディスクカメラ disc camera |
撮影条件を記録するためのディスクを有し、画像はフィルムに記録するカメラ。 | |
ディスク判(Disc size) | 円盤状のフィルム。画面サイズは8x10mmで放射状に15枚写せる。磁気記録機能付き。 | |
ディスクフィルム | ディスクカメラ用のフィルム。シートフィルムが円盤状に15コマ(画面サイズ8.2x10.6mm)配置されている。 | |
ディスタンス | 写真撮影の距離。 | |
ディストーション | 「歪曲収差」参照。 | |
ディスプレイ | 写真を展示したときの見せ方。照明で写真の暗部の諧調をより強調するために照度を200~300ルクスに抑える方法もある。照度は50~1000ルクス程度の調整ができれば写真に合った照度が選べる。別にカメラの撮影状態を示す液晶ディスプレイを単にディスプレイと呼ぶ場合もある。 | |
低速シャッター | 遅いシャッター速度。追い写し(流し撮り)ではバックが流れて写り、被写体ブレが起きたり、瀧の水の流れなどは飛沫が消え滑らかな絹布のように写ったりする。 | |
定着 | 乳剤中の未現像ハロゲン化銀粒子を溶解して除去する作業でハイポ=チオ硫酸ナトリウムの溶解作用を利用する。 | |
定着液 | フィルムや印画紙を定着させる溶液。チオ硫酸ナトリウムが主剤で,亜硫酸ソーダ,酢酸等を保恒剤等として配合する場合もある。フィルム・印画紙の一般的な定着処理は酸性硬膜定着液を使う。乳剤のゼラチン膜を損傷したり,画像銀を溶解したりしないもの。迅速定着用にはチオ硫酸アンモニウムが用いられる。チオ硫酸塩が画像銀を溶解する速度は銀が微細なほど,酸素が存在するほど早くなる。プリントを長時間定着液につけておくと画像の濃度を低下する。 簡単なハイポ定着液もあるが、これでは定着液に漬けた後にも現像が多少進んでしまう。定着液の例、①単ハイポ定着液、②酸性定着液、③迅速定着液、④酸性硬膜定着液(一例;コダックのF-5,F-6,F-16。) |
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定着液温 | 18℃~25℃。25℃を超えないこと。粉剤の場合は30℃以上の水で溶解すると定着液が白濁する。 | |
定着液(フィルム)の作用 | ①フィルムの乳白色部を透明にかえる。 | |
定着液のねばねば | ねばねばするのは定着液中に膜を固めるために入っている「みょうばん」のためである。 | |
定着液の疲労 | ①定着液の比重;定着液にハロゲン化銀が溶解すると比重が増加するので定着液の疲労具合がわかる。 ②ハイポ計(比重計)を使って定着液の劣化診断をするが、市販の定着用の濃縮溶液では規定の混合比(原液1:水4)で、既にハイポ計の赤領域(劣化を示す領域)のものが出回っている。ハイポ計での判断は現在市販の定着液には絶対ではない。 ③迅速タイプの定着液は長期保存はできない。 |
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定着液の劣化 | 「定着液の疲労」参照 | |
定着温度 | 定着の温度が上がると溶解反応の速度が速くなり、ゼラチンの膨潤と定着剤イオンの乳剤膜への拡散、銀錯イオンの乳剤膜外への拡散が促進され定着速度が速くなる。 | |
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「定着時の撹拌」参照 | |
定着時間 | フィルム現像,印画紙現像とも定着液はフィルム(印画紙)が透明に抜ける時間の2倍必要。 | |
定着時間(印画紙) | 30秒間は動かしながら連続攪拌し指定時間(スーパーフジフィックスで3~5分)までときどき攪拌。 | |
定着時間(フィルム) | 現像,停止液での停止後の定着時間はフィルムが透明になるまでの時間を測定しその2倍の時間かければ充分である。30秒間は動かしながら連続攪拌し指定時間(スーパーフジフィックスで5分)まで30秒に1回攪拌。 | |
定着時の撹拌 | 撹拌すると定着速度が速くなる。フィルムでは初めの1分間は常時、その後30秒毎。印画紙をバット等で定着するときは時々攪拌、印画紙の定着が悪いと時間がたつと変色してくる。 | |
定着速度 | 現像液、停止液、水などが定着液に混入すると定着速度が遅くなる。1リットルの処理液でフィルム17本程度処理すると定着時間が2倍必要になるとの説もある。 | |
定着能力 | 一般には定着できる容量(印画紙枚数やフィルム本数)を指す。広義には定着時間の長短等を指すこともある。 | |
定着ムラ | フィルムや印画紙の定着時に定着液の撹拌が悪く部分的に定着されない箇所や不完全な部分。 | |
ディテール (detail) | 詳細,細部の調子をさす。 | |
定点観察(定点観測) | 同じ場所で時間の経過とともに撮影する方法。時間の経過とともに被写体の変化がわかる。 | |
定点観測型組写真 | 対象物の変化を捉えて行く写真で構成する組写真 | |
低反射ガラス | 一般のガラスの両面に薄膜を多層コーティングし表面の反射率を抑えたガラス。写真の額装に使うと反射が少なく見やすい。 | |
ディープシャドウ (deep shadow) | 写真の画像で最も暗く写っている部分(真黒)。 | |
ディープスカイ | H&Wのフィルム用増感現像剤。 | |
ディフューザー | ストロボでヂフューズ光を作り出すためのもの。ストロボ前面を光を拡散させるためトレシングペーパーで覆うのもディフューザーの例。 | |
ディフューズ光 | 「拡散光」とも言う。光を柔らかくするために光を拡散させる材料を通した光。トレーシングペーパー,布,樹脂等が使われる。 | |
ディフォルメーション (deformation) | 遠近感に寄る歪み。特に広角レンズで起きやすい。 | |
ティルト | アオリ機構の一種。レンズの面を前後(人間が挨拶するかのように)に傾けた状態の撮影方法。電車のレールなどをこの方法で撮影すると絞りを絞ることなしに手前から遠くまで全体にピントの合った写真を写すことができる。 | |
ディン感度 | 「DIN感度」参照。 | |
ティンタイプ Tintype |
印画の方法で薄い鉄又は亜鉛の板に黒い色エナメルを塗り,その上にコロジオン感光液を塗布し露光させると黒い地色の上に白から灰色の諧調のネガ像を固定できる。アドルフ=アレクサンドル・マルタンによって開発されハミルトン・スミスによって具体化された方法であるが複製はできない。 | |
テカリ | 不必要な反射で被写体が光ってしまう現象。ストロボ等の当て方により出やすい。 | |
適正露出 | そのものとできるだけ同じ状態の露出ではなくても,カメラマンの意図した情景に合った露出。 | |
テクスチュア | 「質感」参照。 | |
デクトール DEKTOL |
コダック社のD-72の改良品。汎用性のある現像液で純黒調,冷黒調,温黒調に対応。 | |
テクニカルパン | コピー用のモノクロフィルム。テクニドール現像液を使用すれば一般用の撮影にも利用できる。 | |
テクニドール | コダックの超軟調現像液。コピー用テクニカルパンでもこの現像液で処理すれば一般撮影に使用できる。 | |
テクニドール LC | コダックの高鮮鋭度フィルム用現像剤。 | |
テクニドール リキッド | コダックの高鮮鋭度フィルム用現像剤。 | |
テストチャート | レンズの性能試験に使う円形や直線の太さや間隔を変化させた等,ある標準化された板又は用紙。 |
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テスト発光 | ストロボを単独で発光するためのもので、発光するかどうかのチェックとワイヤレスのフラッシュメーターで露出計る場合にも利用する。 | |
テストプリント | 「試し焼き」参照。 | |
テストマスク | 印画紙現像のときにイーゼルの上に置く紙? | |
データカメラ data camera |
カメラの裏蓋に撮影時刻やレンズの絞りなどの撮影状態を記録できるカメラ。 | |
鉄印画法 (cyanotype process) | 「サイアノタイププリント」参照。 | |
手作り写真 | 銀塩写真と云われているゼラチン・シルバープリント以前の写真技法で作る写真の総称。無酸紙への現像が適している。 | |
手作り写真用薬剤 | 次の薬品の一部を利用して一般の手作り写真乳剤が作られている。有害なものもあるので購入や取扱上注意が必要。アミドール、アラビヤゴム、亜硫酸水素ナトリウム(重亜硫酸ナトリウム、酸性亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ソーダ、酸性亜硫酸ソーダとも言う)、亜硫酸ナトリウム(無水亜硫酸ナトリウム)、アルコール(エチルアルコール、エタノール、酒精とも言う)、アルバミン、アロールート(くず粉)、アンモニア、絵具、塩化アンモニウム、塩化カドミウム、塩化カリウム、塩化金、塩化ナトリウム、塩化パラジウム、塩酸、塩酸塩、過酸化水素、カリミョウバン、顔料、クェン酸、クェン酸カリウム、コーンスターチ、酢酸、酢酸鉛、酢酸ナトリウム、砂糖、臭化カリウム(ブロムカリとも言う)、重クロム酸カリウム、シュウ酸、シュウ酸カリウム、シュウ酸第二鉄アンモニウム、酒石酸、硝酸、硝酸銀、赤血塩、ゼラチン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム(無水炭酸ナトリウム)、タンニン酸、チオシアン酸カリウム(チオシアン化カリウム、ロダンカリとも言う)、チオ硫酸ナトリウム、ドライミルク、七水塩硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム(メタ重亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、異性重亜硫酸ナトリウム、メタソーダとも言う)、ハイドロキノン(ヒドロキノン、キノールとも言う)、ホウ砂、ホウ酸、ホルムアルデヒド、メトール(モノール、エロン、フォトール、ルドールとも言う)、卵白、硫化ナトリウム、硫酸、硫酸銅(硫酸第二銅、青バン、丹バン、青石とも言う)、硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、ロッシェル塩等。 | |
手作りの味 | モノクロ写真の手作りプリントは印画紙の種類や現像時間,現像液の種類,現像温度,焼込み,覆い焼き,フィルター番号等により同じものを2度と作り出すことのできない,特にバライタ紙の利用等で写真に手作りの良さが表現できる。 | |
手作りプリント(焼付) | フィルムを印画紙にやきつけるとき,機械焼きではなくて手操作でプリントする方法(昔はみな手作り)。手作りプリントの種類にはヴィンテ-ジプリント,ファインプリント,オリジナルプリント等の呼称がある。 | |
鉄塩により画像を形成する印画 | 「サイアノタイププリント」参照。 | |
テッサ Tesser |
カール・ツァイス社のレンズ。プロタールのレンズから発展したものでトリプレットタイプの後玉を凸レンズと凹レンズを貼り合わせたレンズで置き換えたもの。収差を少なくでき広い範囲を鮮鋭にカバーできた。 | |
鉄調色 iron toning |
調色により青緑色に仕上がる。ニッケル漂白液使用。 | |
デッドポイント (dead point) | 往復運動をする物体が反対側へ動こうとする時の一瞬停止する点。一瞬停止するので遅いシャッター速度でもぶれのない写真が撮影できる。 | |
鉄板法 | 「フェロタイプ法」参照。 | |
テテナール | 外国製のフィルム現像液(近代インターナショナル扱い)等の製造販売会社。 | |
デートカメラ | 撮影時に撮影した年月日を画面内に焼きこめる機能を持ったカメラ。 | |
テナールP | エヌエヌシーの一般印画紙用現像剤(D-72テイプ) | |
テープ(写真用) | 「パーマセル」参照。 | |
デフォルメ デフォルメーション |
超広角レンズで斜めから写すとデフォルメーションが大きくなる。高いビルを広角レンズでローアングルから撮影するとデフォルメーションが強調される。 | |
デプスプログラム | 露出を定めるプログラムの中で大きく絞って撮影することでピントの合う範囲が遠くまで広がる,このような露出プログラム。 | |
手札、手札判 | 印画紙サイズ。8.3x10.8cm(3・1/4x4・1/4インチ)。 | |
テーブル・トップ・フォト | 「卓上写真」参照。 | |
手ブレ | 「カメラブレ」参照。 | |
手ぶれ防止カメラ | カメラ内にあるジャイロ機構でぶれを防止する。カメラ側にジャイロがあるので,手ぶれ防止機構のない古いレンズでも対応できる。 | |
手ぶれ防止レンズ | レンズ内にあるジャイロ機構でぶれを防止する。 | |
手ブレ補正 | 手持ち撮影時のカメラブレ、手ブレを光学的に補正する機構。IS機能(キャノン)、VR機能(ニコン)等とも呼ばれる。 | |
テーマ | 主題 | |
手前の被写界深度限界 | ピントが合って見える近い方の距離。 手前の被写界深度限界=(過焦点距離X焦点を合わせた距離)/(過焦点距離+焦点を合わせた距離) |
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デミサイズ | 「ハーフ判」参照。 | |
手持ち撮影 | 三脚などを使わずに直接手で持って写真を撮影すること。 | |
手持ちでブレないレンズの大きさ (焦点距離) |
「カメラ振れを起こさないシャッター速度とレンズの焦点距離との関係」参照。 | |
手焼きプリント | 機械がプリントするのではなく人の手でプリントするので二つとないプリントとなる。 | |
ヂュアルプログラムオート (dual program auto) |
TTL・AE一眼レフ等で撮影条件に合わせてプログラムラインを自動で変える機構。レンズ交換するとそのレンズに合わせ撮影条件が変更になる等の機能。 | |
デュート | 無色透明なガラス表面に等間隔に設けた同心円状の溝で光を拡散させソフト効果を出したものでハイライトの光のにじみが美しく表現できる(ケンコー)。 | |
デュープ | デュープリケートの略。 | |
デュプリケート duplicate |
フィルム(リバーサルカラーフィルム)を複製すること。 | |
デーライトシンクロ | 「日中シンクロ」参照。 | |
デーライトタイプ | 「デーライトタイプフィルム」参照。 | |
デーライトタイプフィルム | 色温度5500K、日中太陽下での撮影用のカラーリバーサルフィルム。 タングステン光:オレンジ色になる(青フィルターで正常に)、太陽光:正常 |
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デーライトローディング | 現像タンクの一種。明るい室内で現像タンクに装填できる。 | |
デルタ400 プロ | イルフォードの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
デルタ3200プロ | イルフォードの超高感度ISO3200のモノクロネガフィルム。 | |
テレカ | 16mmカメラの双眼鏡カメラ(1950)。日本製。 | |
テレコン | 「テレコンバーター」参照。 | |
テレコンバーター | レンズとカメラ本体の間に取付けレンズの焦点距離を1.4倍や2倍にする道具。1.4倍で1段,2倍にすると露出は2段(2絞り)暗くなる。 | |
テレフォトレンズ | 「望遠レンズ」参照。 | |
テレンプ | フィルムのパトローネの斜光のための起毛の布。 | |
デーロードタンク | 「白昼現像タンク」参照。 | |
点(人間の目で見た) | 錯乱円の範囲(大きさ)が 0.25mm 以下の場合(被写体と目の距離は約25cm)は人間の目では鮮明であると見える。 | |
点を置く | 「スポッティング」参照。 | |
電気式シャッター,電気シャッター |
「電子シャッター」参照。 | |
天空光 (直射日光ではない) |
空の光あるいは雲の反射及び透過光のこと。青空光、空光、スカイライトとも言う。 | |
添景 | 画面効果を上げるために入れるもので,主の光景に対して邪魔にならないようなもの。夕陽にたいする雲,風景に溶け込んでいる旅人等。 | |
点景 | 「添景」参照。 | |
電源 | カメラやストロボ等を動作させるために電気を入れるもの。 | |
電源スイッチ | 「電源」参照。 | |
電源ボタン | 「電源」参照。 | |
点光源(spotlight) | 太陽、電球、ストロボ。堅い感じ。 | |
点光源式引伸機 | モノクロ用のコンデンサー式(集光式,集散光式),カラー用の散光式が一般的であるが点光源を持つ点光源式の引伸機もまれにある。 | |
電子顕微鏡写真 | 光学顕微鏡では見ることのできない高倍率で微少物質や金属組織などまでみることのできる電子顕微鏡を利用した写真。 | |
電子シャッター(electronic shutter) | 機械式のガバナーを使わずに電子部品の組合せで速度を調整するシャッター。長時間シャッターを開けてると電池が消耗し、自動的にシャッターが閉じる。 | |
電子ダイヤル | ダイヤルを指で回転させると電気的に接点が移動し必要な目的のところへあわすことができる道具(スイッチ)。 | |
デンシトメーター | 透明なフィルムと露光した部分のフィルムとの黒さの比(黒化度)を光電管などにつないだ電流計の読みで測定するための装置。 | |
電子プレビューボタン | 「プレビューボタン」参照。 | |
展示(写真) | フレーム,パネル等がある。プリントの表面保護のためにガラスや透明アクリルを写真の表面に入れる場合が多い。ガラスもアクリルもガラスが低反射のものが展示に向いている。 | |
電磁シャッター | 「電子シャッター」参照。 | |
電磁レリーズ(electro-magnetic release) | 電磁石の働きでシャッター動作をする機構。 | |
天体撮影用レンズ | 遠距離の被写体の撮影を目的とするため焦点距離が長いレンズが使われる。そのため色収差の補正が難しくなるため、その心配のないミラーレンズを用いることが多い。 | |
天体写真 (astronomical photography) |
天体望遠鏡にカメラを取付け太陽や月などの天体を撮影する写真。 | |
電池 | 現在のカメラは電池がなければ使えない。電池にはリチウム電池,アルカリマンガン電池等がある。 | |
天然色フィルム | カラーフィルムが発売された初期、モノクロ(白黒)フィルムに対して天然色と云う言葉を使ったが、その後天然色の代わりにカラーフィルムとなった。 | |
透過限界波長(フィルターの) | フィルターの透過率を縦軸に波長を横軸に表した時、そのフィルターの曲線で透過率が72%、5%の時の波長の間のちょうど中間の波長のこと。 | |
透過光 | 逆光等で木々の薄い葉や透明,半透明な物質を透過する光。 | |
透過率(透過度) | レンズに当たった光はレンズ面での反射、ガラス材料中での吸収などで全部の光が透過できない。この透過する割合を透過率と呼び、光のロスの少ないレンズであれば透過率=1、光を全く通さないレンズでは透過率=0となる。 |
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動感描写 | 被写体が動いているように写す写し方。一瞬の早い動作を早いシャッター速度で撮影し表情を写し撮ったり、遅いシャッター速度で流し撮りをして背景を流すなどの方法がある。 | |
東京光学株式会社 | 光学機器,カメラメーカー。トプコンカメラ製造。 | |
東京都写真美術館 | 1990一次開館,総合開館1995恵比寿ガーデンプレィス内。わが国を代表する写真と映像の専門的綜合美術館。 | |
トーコーブライト | フレネルレンズの一種、東京光学の商標名。 | |
ドウサ引き | 「下塗り」参照。 | |
同時プリント | フィルムを現像するときに一緒にプリントもすること。 | |
同調速度 | ストロボが同調できるシャッター速度で、X接点より早い速度に設定すると自動的に戻る(例;1/500に設定しても1/125になる)。同調速度よりも早いシャッター速度では同調しないから駄目。ISO100のGNでの速度でISO400の時は2倍になる??。 | |
等倍 | 接写倍率が1であり、実物と画像の大きさが同じもの。 | |
等倍撮影(マクロレンズ) | 被写体を原寸大に撮影すること。等倍のマクロ撮影に適したレンズの焦点距離;10mm~30mm。等倍撮影では前後の被写界深度はほぼ同じ。 | |
動物写真 | 動物を主体として撮影する写真。①生態写真、②擬人化写真、③動物園では金網を写らないようにするか、逆に誇張するか。 | |
「東方社」 | 岡田桑三、木村伊兵衛、原弘等によって創立された写真社。 | |
透明陽画フィルム | 「ポジフィルム」参照。 | |
特殊印画紙 | 可視光をほぼ全域にわたって感じるパンクロ印画紙としてフジパンクロWPがある。 | |
特殊現像液(フィルム用?) | ①最大エネルギー現像液,②最大コントラスト現像液,③調整現像液,④高温現像液,⑥微粒子現像液等がある。 | |
特殊効果用フィルター | 撮影目的から分類すると①軟焦点効果用(ソフトン,フォギー,ポートメイト,デュート等),②多面効果用(ミラージュ,バリミラージュ),③光条効果用(クロス系,レインボー系),④周辺効果用(センターフォーカス,センターイメージ),⑤粒状効果用(ズーミィスポット),⑥その他(マスクワーク,天体用等)。 | |
特殊フィルター | 「特殊効果用フィルター」参照。 | |
特性曲線 | 画像の調子を表す曲線。示性曲線、H&Dカーブ等とも呼ばれ、縦軸に写真濃度、横軸に露出量の対数値で表した曲線。このカーブで感光材料の性質がわかる。 | |
飛ばす | 白くすること。反対に黒くすることを「つぶす」と言う。飛ばしすぎると焼きが不足と言われる。 | |
土門拳記念館 | 1983年開館。1994酒田市へ全作品を寄贈,1983開館。山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)。 | |
ドキュメンタリ写真 ドキュメンタリー・フォト (documentary photography) |
記録を目的とするための写真。 | |
ドキュメンタリー・フォト | 「ドキュメンタリ写真」参照。 | |
トップライト (top light) | 頭上からの光。 | |
トプコン35 | 東京光学の35mmレンズシャッター式カメラ(1953)。レンズ交換可。 | |
トプコン35S | 東京光学の35mmレンズシャッター式カメラ(1956)。パララックス自動補正式。 | |
トプコンREスーパー | 東京光学の世界初TTL露出計付35mm一眼レフカメラ(1963)。 | |
トプコンホースマン | 東京光学の6x9蛇腹式カメラ(19xx)。 | |
トプコンホースマンプレス | 東京光学の6x7カメラ(19xx)。 | |
トプコンユニ Topcon Uni |
東京光学機械のTTL-AEレンズシャッター式一眼レフカメラ(1964),135フィルム 24x36mm。 | |
とぶ | 画像の白い調子の部分に濃淡が全くなく一面全く白くなっている状態。 | |
トミー | アルス精機工業の120フィルム(45x60mm)、レンズシャッター式ファインダーカメラ(1952)。 | |
ドライウェル | 「水滴防止液」参照。 | |
トライ-X | コダック社のモノクロフィルム。 | |
ドライサイド(暗室の) | 暗室内で水に関係ない作業をする側、引伸機を使う作業を行う場所等。 | |
ドライダウン | 印画紙の現像焼付けのとき水洗後に見た画像が印画紙の乾燥後に多少黒くなる現象。特にバライタ紙(FB)で顕著に現れるがRCペーパーでは余り発生し難い。 | |
ドライボックス | 除湿機能の付いたカメラやレンズの保管庫。 | |
ドライマウント (dry mount) | 台紙を印画紙に貼り付けるため粘着シートを間に挟んで圧着(加熱する場合もあり)する方法。糊でつけるウエットマウントに対して糊を使わないのでドライマウントと呼ぶ。 | |
ドライマウントティッシュ | 写真の糊付け用の糊に使える糊。「ブックマット」参照。 | |
ドライマウントプレス機 | 印画紙の表面が乾いた状態で印画紙を平滑にするための道具。約95℃で90秒程度押付け平滑にする。 | |
トランスファー | インスタント写真の特殊表現の一種。ピールアパートタイプインスタント写真に内蔵されている支持体紙ではなく,他の支持体に転写する方法。 | |
ドーリー | 「ドーリースタンド」参照。 | |
ドリースタンド | カメラを三脚にセットしたまま移動できる台車。 | |
トリプレット・レンズ | 各種の収差を取り除くように考えられたレンズで、被写体側から凸・平面、凹面、絞りの後方に平面・凸の全体で3枚のレンズで構成されている。 | |
トリプロン BCR-111 | 新倉精機製作所製の110フィルム(画面13x17mm)使用の特殊構造カメラ(1985 )。 | |
トリマー | 「カッター」参照。 | |
トリミング (trimming) | 画面の不要な部分をカットすること。トリミングに使う器具としては静電防止手袋ダーマトグラフ,トレッシングペーパー等。 | |
トリミングスケール | 斜めの紐と縦横に動くそれぞれのスライドを使って各サイズに合わせて写真のトリミングができる道具。 | |
ドリュー2 | 16mmフィルム使用したピストルタイプの探偵カメラ(1954)。日本製。 | |
取り枠 | 乳剤を塗布した紙とネガとを密着プリントするために厚めのガラスかガラスの入った額。 | |
撮分けフィルター | 可視光を2色又は3色(例、赤緑青)に分けて汎色乾板に撮影しカラー写真を作るのに使用される。 | |
トレイ (tray) | 現像するとき等に使う現像液や定着液等を入れる皿状の容器。 | |
トレーシングペーパー | 半透明性を持った紙。ストロボの前につけて光を和らげたり、トレーシングペーパーに描いたフィルムを挟んでトリミングの範囲を示したり、印画紙と印画紙の間に挟んで印画紙同士の密着を防いだりする。 | |
トロピカル・ソホ・レフレックス | ソホ社製の木製大型一眼レフカメラ(1935)。熱帯仕様。 | |
トワイライトフィルター | 夕焼け、朝焼けの空を感動的に捉えるためのフィルター。トワイライトレッドとトワイライトブルーがある(ケンコー)。 | |
トワイライトブルー | 夕闇のイメージを表現するフィルター(ケンコー)。 | |
トワイライトレッド | 段々と暮れゆく赤紫色の空のイメージを表現するフィルター(ケンコー)。 | |
トーン | 「調子」参照。 | |
トング | 「ピンセット」参照。 | |
トーンセパレーションプロセス tone-separation process |
諧調が豊かな被写体(ネガフィルム)を3段階等の濃度のポジとし、更にプリント処理などによりトーンのはっきりとした写真を作る方法。 | |
トンネル構図 | 画面の周囲が多少暗くトンネルから向こうを見るような画面。 | |
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ナイコール式現像タンク | ナイコール社が開発した現像タンク。「ステンレス現像タンク」参照。 | |
内式カラーフィルム 内式カラーリバーサルフィルム |
フィルム自体に乳剤が入っているもの。フジクロームのトレビア、ベルビア、プロビアなど。コダクロームのダイナEX100、E100Sなど。 | |
内視鏡 内視鏡カメラ |
曲げに対し柔軟性のあるガラス繊維(ファイバー)を多数撚り合わせたもので、先端にはライトをもったものが多く口等から体内へ挿入して観察できるカメラ。 | |
内式リバーサルカラー現像処理 | 現像主薬とカプラーが反応して色素を形成する。コダック;E6、フジ;CR56 | |
内臓ストロボ | 別置き(外付け)のストロボではなく,ストロボがカメラに内蔵されているもので銀塩カメラでは中級品以下のカメラに多い。高級品では内臓されていない。ガイドナンバーは14程度まで。 | |
内蔵フラッシュ | 「内蔵ストロボ」参照。 | |
ナイトエフェクト (night effect) | 日中などの情景を赤外フィルムや各種フィルター等を利用して夜景のように表現すること。 | |
内面反射(internal reflection) | レンズに入射した光がレンズ面、鏡胴内面、枠、カメラ内部内壁等での反射する現象。その結果画像コントラストが少なくなったり、色が濁ったりする。 | |
内面反射防止壁 (anti-reflection surface) |
内面反射を防ぐためカメラの内壁に取り付けられたもの。複数の波状の金属板などが使われる。 | |
中厚手 | 「原紙の厚さ」参照。 | |
流し撮り | カメラを被写体の動きとあわせて移動しながらシャッターを押して撮影する方法。被写体がほぼ静止し背景の景色が流れて移ることから躍動感のある写真と成る。競馬やランナー,車等の撮影に有効。 | |
中抜け | AFカメラで撮影するときに,カメラは距離を中央部で測定するために二人を並べて撮影したりすると二人の間の背景にピントが合ってしまい人間二人にはピントが合わなくなる。この状況を「中抜け」という。 | |
長巻 | フィルムの長い(100フィート)まま缶に納められた35mmモノクロフィルム。 | |
中枠 | 「リール」参照。 | |
ナチュラルグロウ Natural Glow |
モノクロ写真を楽しむ写真の雑誌。ソシム㈱。編集長(福田清峰)。 | |
斜め枝の撮影 | 「枝(斜め)の撮影」参照。 | |
何もない空間 | 写真の中にある何もない空間があると「夢」がある。 | |
ナボックス(富士フィルム) | 「メタ硼酸ナトリウム」参照。 | |
生フィルム | 未撮影のフィルム。 | |
波の形(葛飾北斎の波) | 葛飾北斎の波間に冨士山のある版画の波の形は1/3000秒のシャッター速度で撮影すると同じ形状の波形が写せることがある。 | |
波の輝きに色を付ける | 波の輝いている場所を赤緑青等のフィルターで3回撮影する、このとき動く波は色が変わる、動かない船や岩等も構図の中に入ると良い。露出は-1.5,-1.5,-1.5(2回撮影なら-1,-1)にする。 | |
奈良市写真美術館 | 奈良・大和寺の風物を撮影した入江泰吉が奈良市へ全作品を寄贈したのを機会に1992開設。奈良市高畑町600-1. | |
ナロファイン | イルフォードの現像液。亜硫酸ナトリウムが多く含み画像の粒状性を良くしている。 | |
軟焦点 | ピントは合っているがシャープではない状態。ソフトフォーカスレンズやソフトフォーカスフィルター等を使い柔らかくボケた感じの映像、ソフトフォーカスとも言う。 | |
軟焦点用フィルター | コントラストの少ない写真を撮影するためのフィルター。 | |
軟焦点レンズ | ぼけによる柔らかさを表現するため球面収差や色収差を利用してシャープさを故意に落としたレンズ、ポートレート撮影や芸術写真用などに使われる。 |
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軟調 (soft tone) | グラデーションの調子がなだらかなもの(写真)。反対は硬調。 | |
ニエプス (Joseph Niephore Niepce) | フランスの写真術開発者でカメラオブスキュラで映像の固定に成功(1826)。亜鉛と銅の合金板にアスファルト材を塗布し感光板として写真撮影。 | |
ニカド電池 | 「ニッカド電池」参照。 | |
二眼レフ | レンズが二眼配列されており、片方のレンズはピント合わせ用に使う。二眼レフでもレンズが交換できるものもある。日本でも数10種類のカメラが製作されたが現在(2005年)は製作されていない様子。海外では「ローライフレックス」が有名。 | |
肉眼感度の一番高い色 | 波長550nm、黄緑色 | |
肉眼で感じる明るさと照度の関係 | 照度が20倍で肉眼では3倍に感じる。s:肉眼倍数、I:照度、e:自然対数(2.71)とすると I=es 肉眼は順応性があるため絶対ではなく、同じ照度でも白色は明るく感じ、黒は暗く感じる。 |
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ニクノンS | 7x50単眼鏡式特殊カメラ(1970)、135フィルム,18x24画面サイズ。 | |
ニクノピノキュラー | ハーフミラーを使用した一眼レフ方式の双眼鏡カメラ(1968)。日本製。 | |
肉乗り | フィルムのネガ画像の濃淡を表し肉乗りが良いとは濃いこと。 | |
ニクロム酸カリウム | 「重クロム酸カリウム」参照。 | |
二光電池法(ニコウデンチホウ) | 色温度を測定する方法の一種。2色に感じる光電池2個に同時に光を当て光電流の比を求めて色温度を測定する。 | |
ニコノス | 水陸両用35ミリフォーカルプレーンシャッターカメラ,日本光学,1963。 | |
ニコマートEL | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1972)。 TTLオート可。 | |
ニコマートELW | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1976)。 ニコマートELからフィルム自動巻き上げ追加。 | |
ニコマートFL | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1972)。 | |
ニコマートFL2 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。 | |
ニコマートFLW | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1976)。 | |
ニコマートFS | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1965)。 | |
ニコマートFT | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1965)。 | |
ニコマートFT2 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1975)。 | |
ニコマートFT3 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。 | |
ニコマートFTn | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1967)。 | |
ニコレックス35(NIKKOREX35) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1960)レンズ固定式。シチズン製シャッター使用。外光式セレン光電池シャッター、絞り連動露出計を装備。レンズ50mmF2.5。35mmF4と90mmF4に変換するフロントコンバージョンレンズも用意。3枚のミラーのポロミラー式ファインダー。 | |
ニコレックス35II(NIKKOREX35II) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1962)。セイコー製シャッター使用。 | |
ニコレックスF(NIKKOREX F) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1962)。コパルのユニット型フォーカルプレーンシャッター使用。ニコンFマウントの普及機。 | |
ニコレックスズーム35 (NIKKOREX Zoom35) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1963)。ニコレックス35IIのボデーに43-86mmF3.5ズームレンズ装備。 | |
ニコン Nikon |
カメラメーカー。日本光学工業が「ニコン」に社名変更,1987。 | |
ニコンEL2(Nikon EL2) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。ニコマートELWをAi化。受光素子SPD。 | |
ニコンEM(Nikon EM) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1979)。小型化と操作の簡略化。絞り優先AEのみ。電源はSR44×2またはLR44×2。 | |
ニコンF(Nikon F) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1959)。 アイレベルファインダー装備 。”F”はReFlexのF。10年に渡ってモデルチェンジなし。 | |
ニコンF2 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1971)。フォトミックTファインダーDE-1搭載。 | |
ニコンF2チタン(Nikon F2 Titan) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1979年)。外装部品にチタンを使用。 | |
ニコンF2フォトミックA (Nikon F2 Photomic A) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。 フォトミックTファインダーDP-11搭載。 | |
ニコンF2フォトミックAS (Nikon F2 Photomic AS) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。 フォトミックTファインダーDP-12搭載。 | |
ニコンF2フォトミック (Nikon F2 Photomic) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1971)。フォトミックTファインダーDP-1搭載。測光素子はCdS、指針式表示。 | |
ニコンF2フォトミックS (Nikon F2 Photomic S) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1973)。フォトミックTファインダーDP-2搭載。測光素子はCdS,LED式表示。 | |
ニコンF2フォトミックSB (Nikon F2 Photomic SB) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1976)。フォトミックTファインダーDP-3搭載。測光素子はSPD、LED式表示。 | |
ニコンF3(Nikon F3) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1980)。アイレベルファインダーDE-2搭載。 | |
ニコンF3/T(Nikon F3/T) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1982年)。外装はチタンを使用。ファインダーはDE-4。 | |
ニコンF3/T黒(Nikon F3/T Black) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1984)。外装黒仕上げ。ファインダーはDE-4。 | |
ニコンF3AF(Nikon F3AF) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1983年)。オートフォーカスファインダーDX-1搭載。 | |
ニコンF3H(Nikon F3H) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1996)。 固定式ハーフミラー採用、専用モータードライブMD-4Hと併用し13コマ/秒の連続撮影可。ハイスピードモータードライブモデルでDE-5ファインダー搭載。 ニコンF3P(Nikon F3P) ニコンの35mm一眼レフカメラ(1983) ファインダーはチタン製外装、ハイアポイントファインダーDE-5。防滴性能強化。 |
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ニコンF3P(Nikon F3P) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1983) ファインダーはチタン製外装、ハイアポイントファインダーDE-5。防滴性能強化。 | |
ニコンF3クラシック(Nikon F3 Classic) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。 | |
ニコンF3ハイアイポイント (Nikon F3 High-eye Point) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1982年)。アイレベルファインダーDE-3搭載。F3HPと略。 | |
ニコンF3ラピタ2000メモリアルエディション (Nikon F3 LAPITA 2000 MEMORIAL EDITION) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(2000)。 | |
ニコンF3リミテッド(Nikon F3 Limited) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1993)。ニコンF3Pと同一仕様。ニコンF3Lと略。 | |
ニコンF4(Nikon F4) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1988)。単3電池4本のバッテリーパックMB-20装備。ファインダー交換式,視野率100%一眼レフ(1988)。 | |
ニコンF4E(Nikon F4E) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1991)。単3電池6本のバッテリーパック使用、最高コマ速5.7駒/秒が。ニッカドバッテリーパックMN-20使用ができるマルチパワーバッテリーパックMB-23装備。 | |
ニコンF4S(Nikon F4S) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1988)。単3電池6本のバッテリーパックMB-21装備。最高コマ速5.7駒/秒。 | |
ニコンF5(Nikon F5) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1996)。多点測距のオートフォーカス採用。色情報と被写体までの距離を計算して測光する「3D-RGBマルチパターン測光採用。ファインダー交換式,視野率100%,フィルムドライブ用のモーターがカメラの下に据え付けられているため重量が極端に増加したカメラ。 | |
ニコンF6(Nikon F6) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(2004年)。高級モデルでニコン発売最後のフィルムカメラ。オートフォーカス測距点は11点。 焦点距離と開放F値の入力・設定でマニュアルフォーカスレンズでもRGBマルチパターン測光可。ファインダー交換式,視野率100%。 |
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ニコンF50(Nikon F50) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1994)。Dタイプレンズ対応で3Dマルチパターン測光とイメージプログラム採用。ドットマトリクス液晶。パノラマ切替機構採用。 | |
ニコンF55(Nikon F55) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。プラスチックマウント採用。 | |
ニコンF60(Nikon F60) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1998)。モード切替ダイヤル採用。金属を多く使用した全製品日本製。 | |
ニコンF65(Nikon F65) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(2001)。軽量機ボディ重量400g。 ペンタミラー採用。 | |
ニコンF70(Nikon F70) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1994)。ストロボ(GN14、照射角28mm)内蔵。露出補正が1/3ステップ。 | |
ニコンF70D(Nikon F70D) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。パノラマ撮影切替内蔵。 | |
ニコンF75(Nikon F75) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。5点測距オートフォーカスや3D-25分割測光装備。 | |
ニコンF80(Nikon F80) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。オートフォーカスは5点測距、フォーカスエリア表示はPN液晶採用。 | |
ニコンF90 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1993年)。 | |
ニコンF90D | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1992)。ワールドタイムデータ標準装備。 | |
ニコンF90S | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1992) マルチコントロールパック標準装備。 | |
ニコンF90X(Nikon F90X) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1994)。ニコンF90のマイナーチェンジ機。オートフォーカス性能向上。 | |
ニコンF100(Nikon F100) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1998)。ニコンF5の基本性能を維持したままに小型・軽量化。5点測距オートフォーカス。オートフォーカスエリアのLEDスーパーインポーズによるファインダー内表示。ボディはMgダイキャスト。 | |
ニコンF-301(NikonF-301) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1985)。フィルム巻上げモーター内蔵式。マニュアルフォーカス。電源は単4×4。 | |
ニコンF-401(Nikon F-401) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1987)。ストロボ内蔵。オートフォーカス。巻戻しも自動化、マルチパターン測光。電源は単3×4。 | |
ニコンF-401s(Nikon F-401s) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1989)。ニコンF-401の改良機。オートフォーカス。 | |
ニコンF-401x(Nikon F-401x) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1991)。オートフォーカス、内蔵ストロボがニコンF-601と同等。 | |
ニコンF-501(NikonF-501) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1986)。オートフォーカス。ファインダー視野率約92%、倍率0.85倍。電源は単3×4。 | |
ニコンF-601(Nikon F-601) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1990) 。 | |
ニコンF-601M(Nikon F-601M) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1990)。ニコンF-601からオートフォーカス機能と内蔵ストロボを除いた機種。 | |
ニコンF-801(Nikon F-801) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1988)。 幕速度2.7msの実現による1/8000秒高速シャッター搭載。シンクロ同調1/250秒。 | |
ニコンF-801s(Nikon F-801s) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1991)。ニコンF-801の改良機。動体予測オートフォーカスやスポット測光機能。 | |
ニコンFA(Nikon FA) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1983)。多分割測光機能を搭載したフルモードAE機。露出はプログラムオート、シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル。測光はマルチパターン、中央部重点。 | |
ニコンFAゴールド | ニコンの35mm一眼レフカメラ。金メッキにトカゲ革張。 | |
ニコンFE(Nikon FE) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1978)。絞り優先AEと電子シャッター。ピント合わせ手動式。電池消耗時のため機械式の1/90秒装備。X接点は1/125秒。ミラーアップ不可。電源はSR44×2またはLR44×2。 | |
ニコンFE2(Nikon FE2) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1983)。 1/250秒シンクロ機。TTL自動調光。マニュアルと絞り優先AEのみの露出制御、アナログ指針式露出計、1/4000秒&X1/250秒。電源はSR44×2またはLR44×2。 | |
ニコンFE10(Nikon FE10) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。電子シャッター式絞り優先AE機。 | |
ニコンFG(Nikon FG ) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。ニコンEMベースのプログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出制御を搭載。電源はSR44×2またはLR44×2。 | |
ニコンFG-20(Nikon FG-20) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。電子制御シャッター搭載。マニュアル機。電池SR44 ×2またはアルカリ電池LR44 ×2、リチウム電池CR-1/3N。 | |
ニコンFM(Nikon FM) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1977)。Ai方式(Automatic Maximum Aperture Indexing :開放F値自動補正方式)。ミラーアップ不可。 | |
ニコンFM2(Nikon FM2) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1982)。シャッター速度の高速化を図った。チタンシャッター羽根をハニカムパターンで肉抜し最高速1/4000秒及びシンクロ同調最高速度1/200秒を実現。 銀電池SR44 ×2。 | |
ニコンFM3A(Nikon FM3A) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(2001)。シャッター制御は機械式と電子式。TTL調光やDXコード対応。アナログ指針式露出計。絞り優先オート搭載。 | |
ニコンFM10(Nikon FM10) | ニコンの35mm一眼レフカメラ。機械式シャッター機。マニュアルフォーカス。 | |
ニコンFフォトミック(Nikon F Photomic) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1962)。 外部測光式フォトミックファインダー搭載。ボディはニコンFと同一。 | |
ニコンFフォトミックT (Nikon F Photomic T) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1965)。 TTL平均測光フォトミックTファインダー搭載。ボディはニコンFと同一。 | |
ニコンFフォトミックFTn (Nikon F Photomic FTn) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1968)。 TTL中央部重点測光フォトミックFTnファインダー搭載。ボディはニコンFと同一。 | |
ニコンFフォトミックTn (Nikon F Photomic Tn) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1967)。 TTL中央部重点測光フォトミックTnファインダー搭載。ボディはニコンFと同一。 | |
ニコンM | ニコンの35mmカメラ(1949)。 | |
ニコンS | ニコンの35mmカメラ(1950)。キャパがインドシナで爆死したとき使っていたカメラ。 | |
ニコンS2 | ニコンの35mmレンジファインダー式カメラ(1954)。レバー巻きあげ、クランク巻き戻しを採用。 | |
ニコンS3 | ニコンの35mmカメラ(1958)。視野やパララックスの自動矯正はない。 | |
ニコンS3M | ニコンのハーフサイスカメラ(1960)。 | |
ニコンSP | ニコンの35mmレンジファインダー式カメラ(1957)。゙ | |
ニコンU | ニコンF65(海外名)と同一。 | |
ニコンU2 | ニコンF75と同一。 | |
ニコンUs | ニコンF55と同一。 | |
ニコンオート35(Nikon AUTO 35) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1964)。シャッター速度優先AEを実現。レンズは48mmF2。35mmF4と85mmF4に変換するフロントコンバージョンレンズも用意。レンズシャッター一眼レフカメラでクイックリターンミラーを実現。 | |
ニコンニューFM2(Nikon New FM2) | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1984)。ニコンFM2のシャッター羽根を改良しシンクロ同調速度を1/250秒へ高速化。電源がなくてもシャッターは動作。銀電池SR44 ×2またはアルカリ電池LR44 ×2、リチウム電池CR-1/3N。 | |
ニコンニューFM2/T (Nikon New FM2/T) |
ニコンの35mm一眼レフカメラ(1993)。ニコンニューFM2の外装をチタン合金製に変更。 | |
ニコンニューFM2/T戌 | ニコンの35mm一眼レフカメラ(1994)。 ニコンニューFM2/Tに秋田犬の彫刻。 | |
二酢酸セルロース(ニサクサンセルロース) (cellulose diacetate) |
フィルムベースの一種。 | |
二軸式回転ダイアル (ニジクシキカイテンダイアル) |
「二軸式シャッターダイアル(ニジクシキシャッターダイアル)」参照。 | |
二軸式シャッターダイアル (ニジクシキシャッターダイアル) (2-pivot shutter dial) |
シャッター速度の設定が高速(1/25又は1/30s以下の早い)と低速(1/30s以上の遅い)の2軸を有するフォーカルプレーンシャッターのシャッターダイヤル | |
二次スペクトル(ニジスペクトル) | レンズの色収差を補正するとき、1つの波長に対して補正しても他の波長に対しての補正が難しく、更に1個のレンズを組合せ2色目の補正をすることが多い。 2つ以上の光に対しては難しく収差が除かれない。この2つの波長以外の光に対して除かれない色収差を2次スペクトルと呼ぶ。 | |
虹の撮影 | 虹の色をはっきり出すためにPLフィルターを使いフィルターを回し適度な角度で撮影する。 | |
二重写し | 「二重露出」参照。 | |
二重散光濃度(ニジュウサンコウノウド) | ネガ像の濃度は、入射光の強さI,透過光の強さTとすると、光学濃度 D=log I/T で表される。ここで入射光が散光で、透過光全部を測定して T を求めた時の濃度。 | |
二重像合致式距離計 (ニジュウゾウガッチシキキョリケイ) |
カメラのフィルム面から被写体までの距離を測定する距離計の一種で固定の半透明鏡と別の位置にある小さな角度だけ回転できる鏡の2つの像のズレを調整することで被写体までの距離を測定する器具。 | |
二重焼き(double printing) | 「二重露出」参照。但し、印画紙現像で2回露光をすることに使う。 | |
二重露光 | 「二重露出」参照。 | |
二重露出(double exposure) | フィルムに2回露出を与えること。1回目の撮影時の露出に加え、一枚のフィルム上で異なる画像(又は同じ画像)に再度露出をかけて別な表現をするための撮影方法。2回露出をかけるので1回の露出量は少なめにする。多重露出とも言う。 | |
二焦点カメラ(ニショウテンカメラ) (bi-focal-lens) |
カメラのボディ内にリアコンバーターを組み込み、単体レンズを使うときは広角、リアコンバーターを使う | |
二色かぶり | 定着液が酸性にすることで2色かぶりを防ぐことができる。 | |
二色式温度計 | 「二光電池法(ニコウデンチホウ)」参照。 | |
二線ボケ | 1本の棒が2本に写る状態 | |
ニッカ | ニッカカメラの35mmカメラ(1949)。レンズはニコン。ライカのカメラの模倣機。 | |
ニッカ ⅢS Nicca Type-3S |
ニッカカメラの35mmカメラ(1952)。 | |
ニッカド電池 nickel-cadmium battery |
密閉型ニッケル・カドミウム畜電池の略称。陽極に水酸化ニッケル、陰極に金属カドミウム、電解液に苛性カリを用い300~500回程度の充放電が可能。 |
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ニッケル調色 nickel toning |
調色によりマゼンタ色に仕上がる。赤色調色とも言う。 | |
ニッコールF | ニコンの35mmカメラ(1959)。 | |
日中シンクロ (fill-in flash) | ストロボ撮影方法の一種。逆光で人物撮影するときなど暗くなる顔にストロボを軽く当て背景も人物にもよい光線状態を作りだす方法。 | |
ニッポン | 35mmカメラ(1942)。日本製。 | |
ニートフレックス | コニカの手札判一眼レフカメラ(1926)。 レボルビングバック機構を採用。その後大名刺判のバージョンを追加。 | |
ニトロセルロース (nitrocellulose) | フィルムベースの一種。着火すると激しく燃焼する。 | |
「日本カメラ博物館」 | 1989開館(東京半蔵門)。 | |
「日本広告写真家協会」 | 1958年結成。 | |
「日本工房」 | 名取洋之助、伊奈信男、木村伊兵衛、原弘、岡田桑三等で1933年に立上げた写真団体。 | |
「日本写真会」 | 1889(M22)年、榎本武揚創立の日本最初のアマチュア写真団体。 | |
「日本写真家協会」 | 1950年創立。初代会長、木村伊兵衛。 | |
乳剤 | 「エマルジョン」参照。 | |
乳剤番号 | 「エマルジョンナンバー」参照。 | |
乳剤膜 乳剤層 |
乳剤をフィルムベースやバライタ紙に塗布・乾燥させたもの。カラーフィルムの場合は青感層、緑感層、赤感層の3層から成る。 |
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乳剤面 | フィルムや印画紙の感光剤が塗布された側の面。反対側はベース面。 | |
ニューシーガル GF-3 | オリエンタルの写真用モノクロ印画紙,バライタ紙。FB,厚手,光沢,滑面、3号。 | |
ニューシーガル VC-FBⅡ | オリエンタルの写真用モノクロ印画紙,バライタ紙。FB,厚手、多階調印画紙。 | |
ニューシーガル VC-RPⅡ | オリエンタルの写真用モノクロ印画紙RPベースの多階調印画紙。 | |
入射光式露出計 | カメラ内蔵の露出計ではなく、単体の露出計の一つ。被写体に当たる光を被写体の位置で白い半球のついた受光部で測定するので、背景の反射率の影響を受けることなく光量を測定できる。 | |
入射瞳(ニュウシャヒトミ) | 絞りは普通レンズの間にあり、目で絞りの像を見ている。撮影の時被写体の位置からレンズを見たとき、見える絞りの像をその被写体位置に対する入射瞳と呼ぶ。 | |
ニュース写真 | 「報道写真」参照。 | |
ニュースフォト | 「報道写真」参照。 | |
ニュートラルグレー | 反射率約90%の白と3~4%の黒との中間の色で反射率が18%の灰色。反射光式露出計の基準としても使われている。 | |
ニュートラルデンシティフィルター | 「NDフィルター」参照。 | |
ニュートラルフィルター | 「NDフィルター」参照。 | |
ニュートンリング (Newton ring) | 現像後の印画紙に生じる不規則な同心円状の模様。ネガフィルムを挟むガラスの影響で生じることがある。 | |
ニューマミヤ6 | マミヤのブローニーフィルムを使う6x6版カメラ(1985)。 | |
二浴現像 (two-bath developing) | フィルム現像で の目的で現像に2つの現像液により処理する方法。礼:一浴(①モノール7.5gを52℃1リットルの温水に溶解,②亜硫酸ナトリウム100gを52℃1リットルの水に溶解し,①と②を混合したもの),二浴(50℃1リットルの水にホウ砂36gを溶解)。 | |
二浴定着 (two-bath fixing) | 初めに古い液、次に新しい液の新旧2つの定着液を使って定着する方法。古い液で最初に定着するために新しい液の劣化を防ぐのに有効。 | |
人間の撮影 | 「人の撮影」参照 | |
人間の眼 | 自動露出、自動フォーカス、自動色補正できている。 | |
ぬけ | フィルムを定着するとき現像されなかった部分のハロゲン化銀が溶解し透明になること。 | |
盗み撮り(candid) | 素顔の写真”正直な姿”、包み隠しのない意味。盗み撮りと訳したため今は使われなくなった。 | |
ヌード写真 (nude photography) | 人間の姿態や体の美しさを強調するために衣類を着せないで裸体を撮る写真。 | |
布膜(cloth curtain,ヌノマク) | カメラ内のシャッター用の布製の幕。フォーカルプレーンシャッターやソルトンシャッターに利用。 |
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ネイチャーフォト (nature photography) | 自然界にあるあらゆるものを対象として撮られる写真。風景写真と一線を画して自然現象を強調していることが多い。 | |
ネオパン100 | 「フジ NEOPAN100 ACROS」参照。 | |
ネオパン100 ACROS(シート) | 富士フィルムの感度ISO100のデーライト用モノクロネガフィルム(シート)。感色性はオルソパンクロマチック。 | |
ネオパン400 | 「フジ NEOPAN400 PRESTO 」参照。 | |
ネオパン1600 | 「フジ NEOPAN1600 SuperPRESTO」参照。 | |
ネオパンF | 富士写真フィルムの低感度モノクロネガフィルム。感度はISO32。 | |
ネオパンSS | 「フジ NEOPAN SS」参照。 | |
ネガ | 「陰画」参照。 | |
ネガアルバム | ネガフィルムを保存するアルバムやファイル。 | |
ネガカバー (negative cover) | 現像したネガフィルムを保存するための袋状のもの。パラフィン紙、セロファン、ポリビニール製のものなどがある。 | |
ネガカラーフィルム | 「ネガフィルム」参照。 | |
ネガカラープリント | ネガフィルムのプリント(現像)。 | |
ネガキャリア | 引伸機で引伸ばしたいネガフィルムを乳剤面を下にして挟む器具。金属板でできている。ガラス付のものとガラスなしのものがある。ガラス付(フィルム面の変形をさけるための主に大型用のもの)のものではニュートンリングという光の干渉による縞模様ができやすいのでベース面に接触するガラスの表面には細かい凹凸をつけている。ガラスなしのものはフィルムの平面性に問題がある。 | |
ネガケース | ネガフィルムを収納するケース。フィルム保管用の透明又は半透明な紙。透明だとコンタクトプリントする場合にフィルムをケースから取り出す必要がないのと写っている画像が良く見えるので便利。一般に35mmフィルムでは6画面を一列に保管している。 | |
ネガ合成 | 二枚以上のネガフィルムを重ねて現像焼付すること。 | |
ネガコントラスト | ネガフィルムの諧調。ネガ自体にコントラストがないとコントラストのあるメリハリの良い引伸ばしはできない。 | |
ネガサイズ | ネガの大きさの意味(35mm,6x45cm等)。ネガキャリアを使用する場合はネガサイズに合ったネガキャリアが必要である。 | |
ネガ修正染料 | ネガフィルムの修正用インク。ベロニカス 修正染料。 | |
ネガスライド | ネガをポジに複写したもの。色の再現力をよくするめ。 | |
ネガスリーブ | ネガフィルムを保存するためのスリーブ。 | |
ネガティヴ | 明暗が逆な原画をネガティヴとタルボットの友人であるジョンハーシェルが1841年に名づけた。このタルボットの発明で1枚のネガティヴから何枚でもポジティヴができるわけでこの発明が写真術の基礎となった。 | |
ネガティブフォト | 被写体の白黒が逆の画像(陰画)。印画紙に白黒逆にするにはネガフィルムをポジフィルムで撮影する方法や更にネガフィルムで撮影して印画紙に現像する方法などある。 | |
ネガの濃度域 | ネガの濃度の範囲を表し,ネガの濃度域が小さい(コントラストが小さい)場合適度なコントラストを得るためには硬調の印画紙を使い,逆に濃度域の大きい(コントラスト大きい)場合は軟調の印画紙を使う。 | |
ネガファイル | 「ネガアルバム」参照。 | |
ネガフィルム negative film |
被写体と反対の色が写っているフィルム(陰画)。印画紙に焼付けることで被写体と同じ色になる。 | |
ネガフィルム撮影(モノクロ) | 露光不足にならないように充分な露光をかけて撮影する。 | |
ネガフィルムの現像処理 | カラーネガフィルム、モノクロネガフィルムに分類。露出不足のネガは作らないこと。良いネガを作らなければ印画紙現像も最高にはならない。 | |
ネガフォトアルバム (negative printalbum) |
現像したネガフィルムとコンタクトプリントを別々に同時に保存するためのもの。 |
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ネガ複写 | 旅ああネガがなくなった古い写真等,ネガを再び作ること。 | |
ネガブラシ (negative blush) | ネガフィルムに着いた汚れ等を取り除くためのブラシ。 | |
ネガ・ポジ | カラープリントの一種で、ネガフィルムを現像しポジのプリントとして仕上がるもの。 | |
ネガポジアルバム | 「ネガフォトアルバム」参照。 | |
ねじマウント | 「スクリュウマウント」参照。 | |
熱伝導性 | 熱の伝わりやすさを表す性質。現像用のタンクは熱伝導性が良いと手で持ったときに手の熱が伝わり現像温度が上がってしまうので注意が必要。 | |
ねむい (fuzzy) 眠い写真 |
黒がしまらない、さえのない写真。反対は「かたい写真」。 | |
ネルソン金調色 Nelson gold toning |
硫化調色と併用しセピア調に仕上がる。市販の調色剤コダックT-21がある。 | |
ノイトール | アグファの現像液。 | |
濃縮現像液 | 高濃縮現像液から水で希釈し直接使用現像液を作る場合はほんのわずかな原液量を正確に測定する必要があり誤差が生じ易い。そこで濃縮率を下げた原液を作っておいて希釈するのが希釈率の誤差が生じにくい。 | |
濃度 | 色の濃さを表す尺度。光の強さと作用時間の積が得られる濃度を支配し、薬品濃度と作用時間の積が像の濃度を支配する。 | |
濃度域 | 色の濃さの幅を示す。 | |
濃度過度 | 露光量が過大なことにより生じる現象。 | |
濃度適度(フィルム) | 昔は国内では3号紙にきれいに焼き付けられる濃度と言われていたが,ファインプリント写真の影響を受け2号紙にきれいにプリントができるネガ、現代は多諧調紙に2.5のフィルターできれいにプリントできるネガが良いと変わってきた。 | |
濃度フィルター | 「NDフィルター」参照。 | |
ノクトビジョン(noctovision) | 赤外線を蛍光面に投影して、赤外線の当たった部分が肉眼で見えるようにした装置。 | |
ノッチコード | 「ノッチングコード」参照。 | |
ノッチングコード(notching code) | フィルムの種類や乳剤面の判別のため、大型カメラ用のシートフィルム端に付けられている切り欠き。乳剤膜を表に向けた場合に上辺右端付近に付けられている切り欠けでフィルムメーカーによってその数等異なる。 | |
ノートリミング | フィルムに写されたままの全画面の状態。トリミングしてないこと。 | |
ノーファインダー | スナップ撮影の一技法。 | |
ノブ(knob) | カメラ操作に使う円筒型のつまみ。フィルム巻上げ用の巻上げノブなどがある。 | |
ノーベルト式現像タンク (no-belt developing tank) |
ベルトを使わない現像タンクの総称。ナイコール式、片溝式、両溝式等がある。 | |
糊付け用の糊 | ドライマウントティッシュか3M社のPMAが良い。 | |
のりぼけ | 露光オーバーで全体のシャープさが悪い状態。 | |
ノンカーリングフィルム | フィルム現像後のカーリングを防ぐための裏引層を有するフィルム。 | |
ノンキャッピング | シャッターの先幕と後幕のスリットが固定されたままの状態で露光を与える方式。 | |
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ヴァン・ダイク・ブラウン・プリント | シュウ酸第二鉄アンモニウムと酒石酸と硝酸銀を使用した乳剤で3つの溶液から作り繊維や紙、木材などに塗布し焼きつける。 | |
ハイアングル (high angle) | カメラを高い位置に置いて上から被写体を見降ろして撮影する方法。下すぼまりの像になる。 | |
ハイエストライト | 写真の画像で最も明るく写っている部分。 | |
ハイキー ハイキートーン |
被写体が白が基調。対語:ローキー | |
背景 | 被写体の後ろ側(遠方)にある光景。対語は前景。 | |
背景を暗く撮影 | ①ポジフィルムではラチチュードが狭いので背景が多少暗いと、より暗く写ってしまう。、②ストロボを当てると背景が遠いとストロボの光が届かないので背景が暗く写る。 | |
背景をぼかす | 「ぼかす」参照。 | |
背景光 | 「バックグラウンドライト」参照。 | |
ハイコントラスト (high contrast) | 中間の諧調をなくして黒と白の調子で硬調な表現。 | |
倍数系列 | 半分ずつ又は2倍ずつになっている数値。シャッター速度と絞りの数値はある一定の露出を得るために倍数系列を利用している。 例;シャッター速度1,1/2,1/4,1/15,1/30,1/60,1/125,1/250等、絞りF8,シャッター速度1/30 の露出はF5.6,シャッター速度1/60 と同じ露出を与えることになる。 |
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ハイスピードシンクロ | カメラのシャッターに合わせてストロボが発光するが、一般にフォーカルプレーンシャッターの場合は1/60秒である、そこでこれ以上早いシャッター速度でのシンクロ撮影をハイスkピードシンクロと呼ぶ。 | |
ハイスピードプログラム | 高速シャッタースピードになりやすい | |
配置(現像パッド等機材) | 現像作業するときの配置により作業方向は決まるので向かって左側から右側に並べる。 | |
ハイテナール | エヌエヌシーの一般印画紙用現像剤 | |
ハイドロキノン Hydroquinone |
緩性現像液(現像が進むと共に現像係数が減少)、ハイライト部に反応。別名:Quinol(Qと略)やヒドロキノンと呼ぶことまある。現像液の主成分として利用されている。 (参考:急性現像液:メトール) |
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ハイパーパン(hyper panchromatic) | 「スーパーパン」参照。 | |
ハイポ計 (hypo meter) | 定着液の疲労度を調べるための浮き式の比重計。市販のビンに入った新しい定着液でも多少疲労した値を示すので、だいたいの目安として使うと良い。 |
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ハイポ駆除 | 定着液の主成分の変色の原因になるハイポを過硼酸ソーダ0.5%液等に浸して取り除くこと。 | |
ハイホ残留検査 | ハイポが水洗後のフィルムや印画紙に残っているかどうかを調べるための検査。印画紙等の表面に残留検査液を一滴落とし着色された液がそのままであれば水洗は完了。 | |
ハイホ残留検査液 | 水溶液(水1リットル+過マンガン酸カリ0.5g+苛性カリ1g)他。 | |
ハイポ除去液 | 「水洗促進剤」参照。 | |
ハイポ明礬調色( alum-hypo toning、ハイポミョウバンチョウショク) | セピア色に調色できる。 | |
背面光線 | 「ラインライト」参照。 | |
バイモルフシャッター(bimorph shutter) | 振動を電気信号に変える素子バイモルフを使ったシャッター。電圧をかけると一定方向に湾曲する性質を利用して作動レバーで拡大しシャッターー羽根を開く。 | |
ハイライト | 「ハイライト部」参照。 | |
ハイライトが飛ぶ(白く) | ハイライト部が明るすぎると飛んでしまって写真にハイライト部の質感が出なくなること。 | |
ハイライトコントロール | 真っ白な被写体を写すと露出計は18%灰色の反射率を基準に測定するので真っ白に写らない(灰色に写る)ので露出を調整(プラス補正)して真っ白にすることなどをハイライトコントロールと言う。 | |
ハイライト描写 | 特に白かったり光っているハイライトが飛んでしまうと写真としての質感が失われるのでハイライト部が飛ばないような描写が必要となる。 | |
ハイライト部 | 光が直接当たり光っている部分や真っ白の明るい部分。 | |
倍率(像の) | 像の長さに対する被写体の長さのこと(被写体の長さを像の長さで割ったもの)。 | |
パイロ | 「ピロガロール」参照。 | |
バウンス(光) | 光を反射させ、軟らかい光として被写体にあてる。この反射させることをバウンスと言い、傘や天井などが使われる。 | |
バウンスドライト (bounced light) | 一度他の反射体に当てた光を反射させて使う照明。 | |
バカチョンカメラ (ばかちょん) |
「コンパクトカメラ」参照。「ばかちょん」は蔑視語なのでこの言葉は使われなくなってきた。 | |
バキューム機構 | カメラ内のフィルムを平らに保つために使われる真空吸引装置。 | |
バキューム式イーゼル | 「吸着式イーゼル」参照。 | |
バキューム式ネガキャリア | 「吸着式ネガキャリア」参照。 | |
白色 | まっしろな色。オーバーマットの色としてはオフホワイトか白色が無難。 | |
白色光 | 太陽光のように色のついてない光。 | |
白熱電球(白熱灯) | 3000K。タングステンタイプフィルターを使えば普通の色になる。 | |
バーサマット(versamat) | コダック社のフィルム自動現像システム。 | |
ハーシェル効果 | ハロゲン銀感光物に光を当てて潜像を作った後に,もう一度その上に長波長光を当てると,いったん生成された潜像が破壊されて画像は現像によって現れないという現象を発見した。後にこのハーシェル効果を利用してレギュラーの感光乳剤でパンクロマチックと同じ色調効果をあげる方法や,ソラリゼーションによって直接陽画を作る方法が考案された。 | |
曝光 | 「露出」参照。 | |
白昼現像タンク (dayload tank) | 暗室以外の陽のあたる屋外でも現像タンクにフィルムを装填できるように考慮された現像タンク。現像タンク自体にフィルムのパトローネ収納部がありフィルムのリーダー部をセットして蓋をして巻きこむ。 | |
発色現像液 | ネガカラーの現像処理に使われるコダックのC-41の現像処理はまず発色現像し,次に漂白・定着する。 | |
バストショット(bust shot,profile) | 人物写真で胸(腰も含む場合もある)から上を写したもの。履歴書や免許証、パスポート等に使われる。 | |
バーズアイ | 空から鳥がみているような状態での撮影。「ハイアングル」参照。 | |
パースペクティブ(perspective) | 「遠近感」参照。 | |
パーセプトール | モノクロフィルム用極微粒子で優れた調子を再現する現像粉末(イルフォード)。 | |
パーセント液 | 写真用の処方では、溶液中の薬品中の重量(g)を溶液の量(cc)に対してパーセントで表したもの。10%溶液とは溶液100cc中に10gの薬品を含んでいること。 | |
パターソン | 外国の現像液等の製造販売会社。 | |
パターン(pattern) | 模様 | |
パターン化 | 「パターン的」参照。 | |
パターン効果 | 「パターン的」参照。 | |
パターン的 | 画面内がある一定の連続的又は幾何学的な連続模様になっている場合等にパターン的の言葉を使う。 | |
波長 | 「光の波長」参照。 | |
波長傾斜幅 | フィルターの分光透過曲線(横軸;光の波長、縦軸;フィルターの透過率)で透過率72%と5%の間の波長の幅(mμ)。 | |
白金調色(platinum toning) | プラチナを使った調色方法で青味のある黒色に仕上がる。現像された印画紙の永久保存の為の調色方法の一つ。 | |
バックグラウンド | 「背景」参照。 | |
バックグラウンドライト (background light) | 背景を照らすライト。被写体の真後ろを照らし被写体を浮上らせるのにも使える。 | |
バックスィング | スィング作用をフィルム側で行う方法。 | |
パックスゴールデンビュー | ライカのミニュチュア模擬カメラ(1957)。日本製。 | |
パックフィルム | シート状のフィルムが数枚一組のパック詰めになっているフィルム。 | |
バックフォーカス | レンズ背面からフィルム面までの距離。 | |
バックライト (back light) | 「逆光」又は「逆光照明 」参照。 | |
バックライトコントロール | 「逆光補正」参照。 | |
パッケージ | 「フィルムパッケージ」参照。 | |
発光器 | 「フラッシュガン」参照。 | |
パッシブ方式 | 三角測量方式をベースにした光学的なAFの距離測定方式。 | |
発色現像法 color developing |
発色現像法により染料色と中間色に仕上がる。 | |
発色現像法で現像するモノクロフィルム | カラーネガフィルムの技術を用いたモノクロフィルムでイルフォードXP2/400フィルムがある。 | |
ハッセルブラッド ハッセルブラード Hasselblad |
スェーデンのカメラメーカーハッセルブラッド社のカメラ、6x6判。レンズはカールツァイス社製を採用。 | |
バッテリー | 「電池」参照。 | |
バッテリーチェッカー(battery checker) | カメラ等に使われている電池が規定の電圧があるかどうかを調べるための装置。 | |
バット (vat) | 「トレイ」参照。 | |
パトローネ | フィルム(135タイプ)を保護し,光から遮光する円筒状のケースで金属でできている。フィルムの外側にパトローネがありその外側にフィルムパッケージ又は袋に包まれて販売される。 | |
花火の写し方 | カメラのシャッターをバルブ(開放状態)にして,レンズの前を手で隠し,きれいな花火の時に数回あけ多重で写すと豪華な花火に写る。場合によって異なるが約1分程度あける。 | |
ハニカムシャッター ハニカムシャッター幕 (honycomb shutter) |
軽量化と高速化を実現するためユニットシャッターの金属羽根を蜂の巣状のチタン幕にしたフォーカルプレーンシャッター。 | |
ハニカムパターン測光 | 「多分割測光」参照。 | |
ハニメックス VEF | セディック(株)のクローズアップ内蔵の110判カメラ(1976)。 | |
パニング (panning) | カメラを左右に回しながら撮影すること。流し撮り(追い写し)やつなぎ写真で左右にカメラを振ることも含まれる。 | |
パネル張り | 作品の展示方法で木製の枠板に写真を張りつける方法。 | |
パノフィック | パノラマカメラ(1963)。日本製。 | |
パノラックス 35-ZIA | 135フィルム使用のミラー回転式のパノラマカメラ(1958)。日本特殊光機製、約360°の撮影可能。 | |
パノラマカメラ | 撮影画角が広いカメラ。広いものでは180°まで写る。フィルム面はレンズに対して凹面になっていてレンズは回転し後方のスリットを通してフィルムの一方から他方へ光が移動しながら撮影できる。 | |
パノラマサイズ | 印画紙へプリントするときに指定できる超広角画面用の大きさ。 | |
パノラマ写真 (panoramic photography) |
超広角視野を撮影する写真。標準レンズを使う場合は三脚に固定したカメラを水平に回転させながら画面を数10%づつ重ね合わせながら撮影する。 | |
パノラマフレーム | パノラマ撮影時には,このフレームの内側が撮影範囲となる。 | |
パノラミック(panoramic photography) | パオラマのような写真撮影。パノラマカメラを使うか、三脚上に載せたカメラを水平に左右へ動かして撮影し重ね合わせる方法などがある。 | |
パノン | 120フィルム使用のパノラマカメラ(1947)。赤津氏開発、日本製。 | |
パピトール | 富士写真の純黒調のPQタイプの印画紙用現像液。 | |
パピトールC | パピトール現像液の内冷黒調のもの。 | |
ハーフND(ND4,ND8) | ハーフNDフィルターの濃度でND4,ND8がある。「ND4フィルター,ND8フィルター」参照。 | |
ハーフNDフィルター | 長方形又は円形のフィルターの半分だけがNDフィルターになっている。半分が明るすぎる被写体の撮影でこのフィルターを使うと全画面の明るさのバランスがとれた状態になる。特に空が明るく地上が暗い状態などに使うと効果的。 | |
ハーフNDフィルター使用方法 | ND部と透明な部分の境界が写真に写ると濃淡の差がきついので、撮影時にフィルターを上下するか、フィルターをレンズから離す。 | |
ハーフサイズカメラ | フィルムの大きさが35mmサイズ(24x36mm)のカメラの半分(ハーフ)の公称18x24mm画面で撮影するカメラ。 | |
ハーフシャドウライティング | サイド光を主光源にした採光法。 | |
ハーフトーン (half tone) | 中間調とも言う。白と黒の中間の色、写真ではこの中間の色があることが大切。 | |
パーフォレーション perforation |
フィルムを送るためフィルムの片側又は両側に開けた孔。35mm,16mm,8mm,127フィルム等に利用されている。 | |
ハーフ判(half-frame 35mm format) | 35mmのロールフィルムを使い、通常の2倍の撮影枚数で写せるように半分の画面サイズを公称18x24mmとしたもの。映画のフィルムサイスと同じ所からシネ判とも呼ばれる。 | |
ハーフミラー half mirror |
鏡に当たった全部の光を反射するのではなく、光の何割かは透過させる鏡。距離計やファインダー、TTL測光のTTL・AF方式にも利用されている。 | |
パープルフリンジ | 輝度差(明るさの度合いの差)の高い被写体を撮影した時等で、高輝度部分の周りに紫の縁取りが出来る現象。 | |
パーマセル | 写真用に使うテープ。接着用の糊がべたつかず他のものを汚さない。一般に暗室などの光漏れを防いだりもできる。市販で黒色と白色がある。 | |
パーマ マチック 618 Perma Matic 618 |
タロン社の輸出専用126フィルム(画面サイズ 28×28mm)使用のレンズシャッター式カメラ(1968)。 | |
パーマネントコレクション (permanent collection) |
一般に美術館等が永久保存すること。永久保存に耐えられるように焼き付けられた印画紙の表面を金調色等してあることが多い。 | |
バヨネットマウント(bayonet mount) | カメラからレンズを着脱する方式の一種。レンズ側の爪がカメラ側の溝内で一定の角度回転しロックする方法。ねじ式のものに比べ着脱時間が短い。 | |
バヨネットリング方式 | 「スピゴットマウント」参照。 | |
バライタ印画紙 | 「バライタ紙」参照。 | |
バライタ紙 Baryta |
写真焼付け用の印画紙。材料が紙であるので現像(1分半から3分間)・停止・定着等に時間がかかる。諧調の良い焼付ができる。ファイバー又はファイバーベースとも言う。印画紙は表面から保護ゼラチン層、画像銀、バライタ層、原紙の順で4層から構成されている。 | |
バライタ紙の水洗 | バライタ紙はチオ硫酸塩,チオ硫酸銀錯塩等が紙の繊維中に含まれ水洗され難い。20℃の水で1~2時間必要,時間を省略するためには定着後簡単に水洗し表面の塩類を除去した後に亜硫酸ナトリウム約2%,又はさらに重亜硫酸ナトリウムを添加しPHを調整した水洗促進剤のQW(フジの商標)等に5分間絶えず揺り動かしながら浸し,チオ硫酸塩やチオ硫酸銀錯塩を追い出し水洗されやすくした後10~20分(30分間を推奨する人もいる)水洗すると良い。写真の”味”にこだわるならバライタ紙が良い。 | |
バライタ層 | バライタ紙の中の一つの層。印画紙表面の光沢度の調整や乳剤が原紙に染み込むのを防ぐため、ゼラチン中に硫酸バリウムの結晶粒子を混ぜた液を塗布した層。 | |
パラジウム・プリント法 | シュウ酸第二鉄アンモニウムを乳剤に使用する処理方法の一つ。仕上がりはプラチナプリントに比べ多少温黒調に見えるが見分けるのは難しい。 | |
パラジオキシベンゼン | 「ハイドロキノン」参照。 | |
腹ばいホールディング | 低い被写体を被写体と同じように低い位置から撮影するときには腹ばいになりカメラを構える。 | |
パラフェニレンジアミン (paraphenylendiamine) | 略号はPPD。モノクロフィルムの高鮮鋭度現像液の一部に使用。 | |
パラミン | 灰白色又は淡紫色の粉末。融点136℃。現像用薬品の一部に使用。 | |
パララックス | 「視差」参照。 | |
パララックスフォーカシング | 焦点合わせ方法の一種。ピントガラスの中央に小さい十字線を付け、この上から透明なセメント(カナダ・バルサム等)で薄いガラス板を貼りつけたスポットを通して像がはっきり見えるようにしたもの。 | |
バランスト・アルカリ | 現像液のホウ砂の代用品(コダックのフィルム現像液の既製のD-76にはホウ砂の代わりにバランスト・アルカリが使われている)。 | |
パララックス自動補正 | レンジファインダカメラなどでピント合わせと連動してフィンダー内のブライトフレームが移動する。 | |
バリアブルCBスタイル | BERGER社のモノクロ写真用印画紙,バライタ紙。FB,多諧調,特厚手,色調:温黒調,画質:グロッシー,ベース色:アイボリー。 | |
バリグレードWP | フジフィルムの写真用印画紙,RC,AM,多諧調。 | |
バリクロス | クロスの角度を変幻自在に変えて演出できるフィルター(ケンコー)。 | |
バリコントラスト・ペーパー | 「多階調印画紙」参照。 | |
ハリソンフィルター | レンズの前に取り付けて使うソフトフィルター。 やわらかなボケのD3、霧のようなボケ F2などがある。 | |
バリフォーカスレンズ | レンズの一部を光軸に添って移動し焦点距離を変えるもので、その都度焦点を会わせ直す必要がある。ズームレンズに似ている。 | |
バリミラージュ | 前枠を回転させることで多重効果が変化しミラージュとは異なる表現を創り出すフィルター(ケンコー)。ZS-エリーゼ,ZS-プリエール,ZS-ストリーム,ZS-ハーフストリーム,ZS-ハーフXクロス,ZS-サイクロン,ZS-ラジアル,ZS-オーロラなどがある。 | |
パール 2号 | 小西本店(コニカの前身)120フィルム使用の蛇腹式カメラ(1923)。画面サイズ6x9cm,ブローニー判。 | |
パールI | コニカの120フィルム使用カメラ(1949)。6×4.5cm判スプリングカメラ。レンズはヘキサー75mmF4.5、シャッターはデュラックス(T、B、1-1/100秒)。 非連動距離計付き。 | |
パールIRS | コニカの120フィルム使用カメラ(1950)。6×4.5cm判スプリングカメラ。 シャッターがコニラピッドS(B、1-1/500秒)。コダック式Fシンクロ接点。 | |
パールII | コニカの120フィルム使用カメラ(1951)。6×4.5cm判スプリングカメラ。レンズはヘキサー75mmF4.5と同時にヘキサー75mmF3.5も並売。連動距離計。後期型でFシンクロ接点がドイツ式に変更。 | |
パールIIB | コニカの120フィルム使用カメラ(1951)。連動距離計。レンズはヘキサー75mmF3.5。シャッターはデュラックスS(B、1-1/400秒)。 | |
パールIII | コニカの120フィルム使用カメラ(1955)。自動巻き留め式。シャッターはコニラピッドS。 | |
パールIIIL | コニカの120フィルム使用カメラ(1957)。シャッターはセイコーシャMXL。 | |
パールIIIMFX | コニカの120フィルム使用カメラ。 セルフコッキング機構。シャッターはセイコーシャMFX(B、1-1/500秒)。シンクロ接点はドイツ式M、F、X切替。 | |
パールIIIMX | コニカの120フィルム使用カメラ。 シャッターはセイコーシャMX(B、1-1/500秒)。シンクロ接点はドイツ式M、F、X切替。 | |
パールIV | コニカの120フィルム使用カメラ(1958)。アルミダイキャストボディーと採光式ブライトフレームファインダー。 |
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パール手提暗箱3号 | 六櫻社(後のコニカ)時代のカメラ(1909)。乾板または118フィルム使用、手札判。 | |
バルブ | ①シャッター開ける状態,②発光電球を呼ぶこともある。Bと略す。 | |
バルブ(シャッターが開いた状態) | カメラで撮影するとき花火等の撮影では長時間露光するときはシャッターを開けたままにする。このときバルブにしておくとシャッターを一度押すとシャッターが開いたままになり,次にシャッターを押すとシャッターが閉じる。 | |
バルブ(人工光源の発光電球) | 人工光源の照明具の管球。 | |
バルブシンクロ | 「スローシンクロ」参照。 | |
ハレ切り | レンズに入る邪魔な光(ハレーション)をカットする板又はその機能。 | |
ハレーション | 逆光撮影で太陽や強い光が直接フィルムに当たると光が感光乳剤層を通り抜けフィルムベースで反射して再び乳剤に感光してその周囲が白くなり,画像の鮮鋭度を低下させる。 | |
ハレーション防止層 | フィルム面に薬液を塗布しハレーションを防止している。フィルム現像の際現像前の水浴でこの層は流れるので,水浴した後このハレーション防止層が流れ落ち水の色が変化する。 | |
パーレッテ | 蛇腹式カメラ(1928)。日本製。 | |
パーレット(Pearlette) | コニカの前身の六桜社の127フィルム使用カメラ(1925)。4×6.5cm判。当初は単玉色消レンズにウォコーシャッターを輸入、1932年にレンズがヘキサー75mmF6.3または旭光学合資会社がOEM製造した単玉色消し75mmF8、シャッターが六櫻社ペガサス(Pegasus )シャッターと全自社製となった。 | |
パレットトナー | 調色材料として販売されている,黄色等がある。 | |
ハロゲン化銀 | 光を感じる物質。光に当たったハロゲン化銀が反応して潜像を形成する。モノクロフィルムの場合は現像することでハロゲン化銀を黒化銀とし画像を形成する。カラーフィルムの場合はハロゲン化銀を媒体として発色現像でカプラー(発色の素)と現像主薬が反応して色素を形成する。 | |
ハロゲンライト | タングステンライトの一種。電球内にハロゲン物質であるヨウ素や臭素などが入っている。小型,色温度安定性良,寿命長い。スポットライト,ストロボのモデリングランプ,引伸機,スライドプロジェクター等に利用されている。 | |
パワーズーム | ズーミングを電動式で行う方法。 | |
パン | 「パニング」参照。 | |
半押し | シャッターボタンを押すとき最後まで押し切らないで半分まで押すこと。AEロック,AFロックなどがある。 | |
半逆光 | 逆光だが半分逆光の状態であるので画像も一部明るくなる状態。 | |
バンクライト | 照明方法の一種。柔らかな光を作るためにバンク(一緒の箱)で反射させる方法。 | |
パンクロ | 「パンクロマチック印画紙」、「パンクロマチックフィルム」参照。 | |
パンクロ印画紙、パンクロマチック印画紙 | カラーネガから白黒用の印画を作るために作られた印画紙。感色度は紫外線から、紫、青、緑、黄、橙、赤まで可視領域の全てに及ぶので印画紙としては難しい。 | |
パンクロマチックフィルム | 一般のモノクロフィルムで、可視光線のすべて(紫外線から、紫、青、緑、黄、橙、赤まで可視領域の全て)を記録するタイプ。 | |
半光沢 (semi-glossy) | 光沢と無光沢の間の表面光沢の印画紙。 | |
反射(レンズの) | レンズに光が入射する際にレンズと空気の屈折率の違いから約5%の光が反射する。この反射を少なくして光がよく入りやすくするためにレンズ表面にコーティングが施される。 | |
反射傘 | 雨傘のような形状で内部に反射材を設け柔らかな光が得られる。 | |
反射型写真電球 | 電球のガラス球の一部が回転放物面のアルミニウム反射鏡になっており約80度の照明光を出すような写真用電球。 | |
反射鏡(レフレックスレンズ) | 反射鏡を利用したレンズ ①レンズの長さが約1/5、 ②重心がカメラに近い、 ③軽い、 ④レンズの厚さが薄い |
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反射光 (reflected light) | 光源の光が他の物体に当たり反射してきた光。対語;直射光。 | |
反射光式露出計 | 被写体から反射してきた光を計るもの。一般のカメラに内蔵されている露出計。被写体の反射率が異なるため正確に測光できない場合がある。反射光式露出計は標準反射率(18%灰色)を基準に測定している。「露出補正」参照 | |
反射板 | 「レフ板」参照。 | |
反射望遠レンズ | 「反射鏡(レフレックスレンズ)」参照。 |
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反射率18% | 「18%灰色}参照。 | |
半切(ハンセツ)、半切判 | 印画紙サイズ。35.6x43.2cm(14x17インチ)。 | |
パンタグラフ | 電気を電車に供給するために電車の天井と電線の間にあるパンタグラフと同様な4本の細長い板をリンクさせた構造のものが写真用の引伸機でも使われておりランプハウスを支柱に平行に上下させる働きをする。 | |
バンタム判(Bantam size) | コダック828フィルムを使い8枚(28x40mm)撮影できるサイズ。 | |
バンタム判カメラ (Bantam size camera) |
バンタム判フィルムを使用するカメラ。 | |
反転現像 (reversing development) | 陽画像にするための現像方法。第一現像で作られたネガ画像の黒い部分を漂白液で脱銀処理し第二露光を与えることで未露光のハロゲン化銀を感光して陽画像を作る方法。 |
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ハンドストラップ | 「ストラップ」参照。 | |
半透明鏡 | 「ハーフミラー」参照。 | |
パンドール | 富士写真フィルムのモノクロフィルム増感微粒子現像剤。 | |
万能現像液 | 万能現像液 | |
パンフィックスS | 硬膜剤を含まない迅速濃縮定着液(エヌエヌシー販売)。硬膜剤を含まないために水洗時間が短い。 | |
パンフォーカス(pan-focus) | 全面にピントが合っている写真。できるだけ広角レンズを使い絞りを絞る。 | |
パン棒 | 雲台に乗せたカメラの向きを微調整する器具(棒)。 | |
ピーカン | 天気がかんかん照りのこと。 | |
光拡散ボックスと拡散板 | カラー用の引伸機でランプハウス内の光を拡散してネガに当てるための器具。 | |
光で撮る | 「光を撮る」のではなく,光で撮る」ことが大切 | |
光の三原色 | 赤緑青であり,三原色を混ぜ合わせると白くなる。赤,緑,青は色の三原色シアン,マゼンタ,イエローと補色関係にある。 | |
光の波長 | 電波(0.1mmから1000km),赤外線(100μ~7600Å),可視光線(7600~3900Å),紫外線(3900~1000Å),X線(600~0.05Å),γ線(0.01Å),青光(400~500nm)、緑光(500~600nm),赤光(600~700nm) | |
光の質 | 硬い、軟らかい | |
光の質を軟らかくする方法 | ディフューズ(トレッシングペーパー等で)、バウンス(天井等への反射) | |
光の方向 | 被写体に当る光の方向、 ①順光(フロントライト,正面光),②サイド光(サイドライト),③トップ光(トップライト),④斜光(プレーンライト),⑤逆光(バックライト,背光,リア光),⑥フットライト |
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光の役割(ライティング) | 人物撮影:鼻の影が強くでるので弱めるようにレフ板を当てる。トップライトで髪を艶々させる(鼻の頭のテカリを防ぐ)。 | |
引き算 | 「写真は引き算」参照。 | |
引伸ばし (enlarging) | フィルム原画を引伸機を使用して拡大して印画紙に焼き付けること。 | |
引伸印画 | 引伸機で拡大焼付された写真。縮小された写真のことを言う場合もまれにある。 | |
引伸機 enlarger |
写真用機材でフィルムに写っている映像を印画紙に焼付ける道具。台板,支柱,光源部(ランプハウス)光源の光を均一に集光するためのコンデンサー部,ネガを保持する部分(ネガキャリアを含む),ピント合わせ機構,引伸ばしレンズ,色調コントロール用フィルター取付部(フィルターを含む)等から成る。集光式,集散光式,散光式等がある。投影方法により垂直投影型と水平投影型(大伸ばし用の),ネガサイズにより汎用機と専用機等に分類できる。引伸機はLPL,フジフィルム,ラッキー,ベセラー(アメリカ),フォコマート等のメーカーがある。一時「ライカで撮ったらフォコマートでプリントする」とこだわる人もいた。引伸機の重要なこと、ピント合わせと照明ムラ、ネガフィルムと台板の平行(斜めにならない)であること。カラープリントの場合はモノクロに比べ粒子が大きいので散光式が使われるがモノクロでは集散光式が使われる。集光式,集散光式ともコンデンサーレンズを使っているのでコンデンサー式とも呼ぶ場合がある。使用のレンズに合わせランプハウスの光源の上下を調整する。 | |
引伸機のレンズの絞り | 「絞り(レンズ)」参照。 | |
引伸ばし倍率 | フィルムを何倍に引伸ばす(焼付)かを表すもの。レンズで見た画角とプリントした後の目で見る画角が合っていると不自然感が少なくなる。例えば、25cmの明視距離で見る場合は25cmを50mm焦点距離で割った5倍の引伸ばし倍率が不自然感がより少ない。掲示するときなど大きく引伸ばして、2mの距離から見る場合は2000÷50=40 なので40倍まで引き伸ばしても不自然感はない。 |
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引伸し用レンズ | 引伸ばすフィルムサイズで使用レンズが異なる。35mmフィルム:50mmレンズ, 6x6,6x9フィルム:90mmレンズ。引伸機用のレンズケーカーとしてはフジフィルム(レンズはフジノン),ニコン(ニッコール),コンゴー,ローデンシュトーク,シュナイダー,ライカ,エルマー,ホコター等。35mmレンズではF2.8クラスが安定した性能を持つと言われる。使用するときは開放値よりも2絞り絞ると開放値よりも画質が良くなる。 | |
引伸タイマー enlarging timer |
印画紙に光を当て露光するときに露光時間を設定する時計。アナログ式のものでは0.1秒,1秒,1分毎の設定ができるダイヤルが付いている。足踏み式のスイッチを持つものもある。 | |
引伸メーター (enlarging meter) | 印画紙の引伸ばし時に露光時間を設定する暗室時計。 | |
引伸用焦点調節器 | 「フォーカススコープ」参照。 | |
引伸用露光計 | 「引伸メーター」参照。 | |
非球面レンズ aspherical lens |
写真用レンズは球面レンズを組合せ各種の収差を少なくしているが球面に伴って生じるハロがでたり、超広角では歪曲収差が出やすいので球面ではないレンズが設計されている。この球面ではないレンズを非球面レンズと呼ぶ。 | |
非銀塩写真 (non-silver photography) |
ハロゲン化銀を使わずに画像を記録する方式の写真。 | |
引く | 被写体から離れて撮る事。人物の撮影を例に挙げると、胸から上を撮影する場合に「引きで撮影」といえば腰から上を撮影するウエストアップや全身を撮影すること。 | |
ピクセル | 「画素」と同じ意味。 | |
ピクチュアポスト | イギリスの写真誌、1938年創刊。 | |
ピクチュアモード | AFと測光,露出モードを自動的に定めてくれるモード。 | |
ピクトグラフ(pic-to-graph) | 液晶パネルに表示された図形やシンボル記号。 | |
ピクナールS | PQ現像剤の一般印画紙用濃縮液(エヌエヌシー)。 | |
ピグメント印画法 | 顔料と重クロム酸カリウムを乳剤に使用する印画法。 | |
非硬膜タイプ定着剤 | 定着剤に硬膜剤が入っていないとフィルム表面には傷がつきやすいが水洗時間が短くてすむ。 | |
被写界深度(depth of field) | ピントが合ったように見える距離(奥行き)のことで、被写体の1点にピントを合わせたとき、その前後にみかけ上ピントが合っているように見える範囲のこと。絞りを絞れば被写界深度は大きくなる。カメラに近い(手前)部分の被写界深度は浅く、遠い部分は深くなる。被写界深度はレンズの焦点距離が長いほど浅く、焦点距離が短いほど浅い。同じ焦点距離では絞りが開放になるほど浅く、絞るほど深くなる。被写界深度=後ろの被写界深度限界ー手前の被写界深度限界 で表わされる。 | |
被写界深度(35mmカメラと中判カメラの比較) | 画角,絞り,距離が同じ場合は中判カメラの方が被写界深度は浅くなる(焦点距離が長いので)。 | |
被写界深度(等倍撮影) | 接写の当倍撮影、被写界深度は絞り込んでも余り変わらないので数段絞り込んで撮影する程度。 | |
被写界深度、手前(1/3)より奥(2/3)の方が広いのは何故 | 手前側の被写界深度限界及び後ろの被写界深度参照 | |
被写界深度と焦点距離の関係 | レンズの焦点距離が2倍に長くなると2段絞るのと同じ被写界深度になる。 | |
被写界深度無限大 | 被写界深度の範囲が国により異なり無限大で合う範囲は日本では2.5m~無限大まで,ドイツでは1.8m~無限大までを表す。 | |
被写体 | 写される全てのもの(人,風景,もの等) | |
被写体側の主点 | 「主点」参照。 | |
被写体輝度域 | 被写体の最も明るい部分と最も暗い部分との輝度の比。 | |
被写体コントラスト | 被写体の濃度のことで被写体の濃淡により,当たる光の状況により被写体の濃度(コントラスト)が異なる。 | |
被写体色の忠実さ | 分光感度の再現性と輝度による。 | |
被写体深度 | 「被写界深度」参照。 | |
被写体ブレ | 風などにより被写体がブレる場合で,画像の中に作品としてブレによる動感を表現する場合もある。 | |
ピース | 連続した6コマのネガを1ピースと呼ぶ。 | |
ビスカワイド | パノラマ撮影用16mmカメラ(1961)。日本製。 | |
ビスコーススポンジ | ビスコースレイヨンで作られたこともある。「スポンジ」参照。 | |
非対象型レンズ | 貼り合わせた2組のレンズが絞りの前後で対象になっていないレンズ。プロターレンズなど。 | |
ビタミンC | 現像剤に入っている場合があるハイドロキノンが環境に良くないとの考えもあり,ハイドロキノンの代わりにアクストロン酸ナトリウムを使用する現像液が増えてきた。このアクストロン酸ナトリウムはビタミンCと同じである。 | |
引っ掻き傷 | 「スクラッチ」参照。 | |
ピッカリコニカ | ストロボ内蔵式コンパクトカメラ,1974(コニカ)。 | |
非点収差 astigmatism |
点の被写体がレンズの光軸から離れたところにある場合に生ずるもので、光軸上にない点の被写体が2か所で焦点を結ぶもの。 | |
ビトウィン・ザ・レンズシャッター (between-the-lens shutter) |
レンズの構造内にシャッター羽根を組み込んだもの。「レンズシャッター」参照。 | |
一コマ撮影(ヒトコマサツエイ) | 一回の撮影ごとにフィルムを巻きあげて1枚づつ撮影すること。 関連用語;連写(連続撮影) | |
1絞り(ヒトシボリ) | F1.4,2,2.8,4,5.6,8,11,16,22のように1絞りづつ変化すると光の量は1/2づつ変化する。 | |
ヒドロキノン | 「ハイドロキノン」参照。 | |
人の撮影 | 人を撮影するときのフレーミングは ①首を切らない、 ②乳の中央で切らない、 ③手首(腕と手の間)で切らない、 ④ひざから足の間で切らない | |
ビノカ | オペラグラスとカメラの合体したカメラ(1950)。日本製。 | |
日の丸構図 | 写真の中央に被写体(顔などの)を写す構図。一般的には日の丸構図はよくないと言われている。 | |
ビハインド・ザ・レンズシャッター (behind-the-rens shutter) |
レンズ群の直後(フィルム面側)にレンズシャッターの羽根を置く方式のレンズシャッター。 | |
ビハインドシャッター | 「ビハインド・ザ・レンズシャッター」参照。 | |
ビフォアシャッター (before-the-lens shutter) |
レンズの前側に配置したシャッター羽根機構。代表的なものにソルトンシャッターがある。 | |
ビューカメラ | レンズからの映像を蛇腹内を通過させ直接スクリーンで見るもので映像は左右・上下逆像に写る。前部のレンズ部と後部のフィルム部とも各種のアオリが利き,延長レール上を移動できる。構造はレンズ,前枠,後枠,レンズボード,カメラバック,蛇腹,支柱,フレーム延長レール(モノレール),ピントグラス,フォーカシングフード等からなり分解が可能である。撮影に当たってはカブリ(布製の光を遮るもの)を使用してッファインダーを見たりルーペを使って見る。4x5カメラ以上の大型カメラ(昔はスーパーカンボの6x9cmも販売されたが),ジナー,トヨビュー,スーパーカンボ等の商品がある。 | |
ビューファインダー式カメラ | 撮影範囲はブライトフレームで決まる。 | |
ピューリッツァ賞 | 世界で権威あるアメリカのジャーナリズム関係の賞(ジョセフ・ピューリッツァの遺言により彼の財産で作られた)。1942年から報道写真部門が加わった。日本人では長尾靖(浅沼刺殺映像1960)、澤田教一(1966年「安全への逃避」)、酒井淑夫(1968年「より良きころの夢」)受賞 | |
評価測光 | 「多分割測光」参照。 | |
氷酢酸(ヒョウサクサン) | 酢酸のことで96%以上、16℃以下で氷結することから氷酢酸とも呼ばれる。 | |
標準感度(ISO) | ISOではD-76コダック処方液に近いものを処方しフィルム感度をきめている。 | |
標準光源の色温度 | ヘフナー灯(1880K)、アセチレン灯(2360K) | |
標準光源の条件 | ①光の強さの容易な再現性、 ②長時間性能が不変、 ③外気条件の変化を受けない、 ④実用可能(コスト面も含め) | |
標準ズーム | 焦点距離50mm前後のズームレンズ。例35(28)~85(105)mm。 | |
標準ズームレンズ | 「標準ズーム」参照。 | |
標準ネガ | 現像が露出やコントラストに過不足なく良い状態のネガフィルム。諧調度は約0.5位が平均になるように仕上げると良いと言われている。 | |
標準反射板 | 反射率の基準となるもので18%灰色が塗布された紙(グレーカードとも言う)。何故50%ではなく18%が標準になったのか:フィルムの現像結果を調べるときに使っている反射率が18%程度だと乳剤の再現性の測定に良い結果が得られるが50%では黒すぎて(?)再現性がで難いという問題があり,その再現性の良い範囲の反射率を測定したら18%であったというようなことらしい。 | |
標準レンズ | 遠近感(画角ではない)が人間の眼とほぼ同じに見えるレンズ。 35mmフィルム(24x36):50mm、120mm(ブローニー、57x57):80mm、4x5(100x125mm):150~180mm |
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標準露出(standard exposure) | カメラの露出計できまる露出。目的にあった表現で作品にしたい適正露出とは異なる。 | |
標準露出と適正露出 | オート露出はほとんどの場合、カメラまかせでよいが、風景にはさまざまな色彩があり、それら多彩な色彩の濃度によって反射率が違う。従って、被写体本来の色をフィルムに再現するには、反射率の違いを考慮して露出補正しなければならない。例えば画面の中で濃く暗い色が大部分の場合はマイナス補正、逆に白っぽい明るい色が多い場合はプラス補正すれば本来の色に近い色に写すことができる。こういったオート露出の基礎は大事なことだが、風景写真では見た目と同じ色をだすことだけが目的ではないということ。 見た目と違う色の中に写真的な美しい色彩がある場合もある。従って、ここでは露出補正なしでカメラが決めた露出をノーマル露出、見た目に近い色彩のことを標準露出と言っている。適正露出というのは撮影者自身がよいと思う色彩に仕上がったこと。つまり適正露出にはマイナス3EV補正したものやプラス4EV補正した写真もあるということ。 | |
漂白 | カラーフィルムでは色素を含む油性溶媒の粒子で構成されており漂白により脱銀され色素が残り色がつく。 | |
標本写真 | 医学用等に可視光線やX線等で撮影され記録性の優れた写真。 | |
表面保護材 | 写真表面を保護するための薄い膜。ホットメルトタイプと圧着タイプがある。 | |
ピラゾン | 富士フィルムの商品名。「フェニドン」参照。 | |
ビラール効果 (Villard effect) | 「クライデン効果」参照。 | |
微粒子 | 現像したフィルムの画像を形成する銀粒子の状態が微細であるもの。反対は粗粒子。 | |
微粒子現像 | マイクロドールX(コダック),コニカドールファイン(コニカ),ミクロファイン(フジ)等があり液温24℃。 | |
微粒子フィルム | 「低感度フィルム」参照。 | |
微粒面 (fine -grain surface) | 表面に細かな凹凸のある印画紙。光沢印画紙でないものが多い。 | |
ピールアパートタイプ | インスタント写真の一種。撮影後,光のあたった感光面と支持体の間に処理液が浸透し,指定時間の後2つを剥離させて画層が完成するタイプ。 | |
ビルトイン(built in) | 機構部にあるものを内蔵すること。露出計をカメラに内蔵したり、レンズにシャッターを内蔵等したりしている。 | |
ピロカテコール (pyrocatechol) | 「カテコール」参照。 | |
ピロガロール (pyrogallol) | 有機化合物。現像液(高コントラスト現像主薬)の薬品の一部に使用。 | |
ピンセット (tongs) | 写真の現像等で印画紙をつかむため等に使用する薄い2本の細長い板。 | |
ビンテージプリント (vintage print) | 撮影者が撮影当時に自分でプリントしたもの。他のプリントに比較して最も価値が高い。 | |
ピント focus,pint |
オランダ語から来たものであるが、英語ではフォーカス. ①広角レンズはオートフォーカスの方がマニュアルよりピントが会いやすい。マニュアルでは暗いとピントが合い難い。③広角レンズならノーファインダーでも |
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ピントあわせ | 「フォーカス」参照。 | |
ピントあわせ(引伸機) | 印画紙の銀粒子の像がはっきり表れることを10倍ルーペでプリントを確認する。 | |
ピントがあまい | 手ブレでカメラが振れてしまいピントが目標の物体にあってない状態。 | |
ピントグラス(ピントガラス) | 大型カメラの焦点を合わせるためのガラス板。 | |
ピントの合う範囲(前後での違い) | 手前の被写界深度と後ろの被写界深度の間の範囲。 |
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ピントの合焦、絞ると広い範囲ピントが合う(焦点が合う)ように見えるのは何故 | 絞ると焦点のずれによるボケの円が小さいため | |
ピント板 | カメラのピントが合う部分にある板。一眼レフでは交換が可能。スクリーンとも言う。 | |
ピントフード(focasing hood) | ピントを合わせるときに余分な光が入ると見難いので、余分な光が入らないようにするためのカバー。 | |
ピントリング | レンズの「フォーカス」を合わせるための器具。 | |
ピントルーペ | 「フォーカシングルーペ」参照。 | |
ピンナップ写真 (pin-up photo) | ヌード写真の内、特に性的イメージを強調した写真。 | |
ピンボケ | 被写体に焦点が合っていない写真(ピントのずれた写真) | |
ピンホールカメラ | レンズを使わずに針穴から入る光を利用したピンホール写真を撮影するためのカメラ。 | |
ピンホール現象の発見 | ①中国2500年前、②アリステレス2300年前に発見,③ガリレオが500年前ピンホールカメラで絵を描いた,④200年前ウェッジウッドは焼物へ転写した。 | |
ピンホール写真 | レンズを使わないでレンズの代わりに針で開けた穴を利用して撮影する写真撮影方法。孔は直径0.3mm(直径0.1~1.0mm)程度が良く,孔の素材の厚さは0.1mm程度(髪の毛の太さよりも多少厚い厚さ)で良い。光が拡散しないようにピンホールを開けた板は黒色塗装するのが良い。 | |
ピンホール写真の絞り | 絞り値(f)=(焦点距離mm)/(ピンホール直径mm) 焦点距離:ピンホール板から映像が写る印画紙のある場所(暗箱の側面等)までの距離 |
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ピンホールレンズ | 針孔写真として利用。 ①像の歪曲なし(映像の周辺近くで直線が弧になる現象が無く,広角撮影でも正しい遠近感が得られる)。②放射線でも映像ができる。③焦点の軟らかさ優しさがある。④最適な孔径があり,小さすぎると回折が生じる。 |
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ピンホール孔径 (Load Rayleighの式) |
r=0.95√(f’・λ) r;ピンホール半径、f’;蛇腹の伸び、λ;波長(Å) |
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ファイバー | 印画紙の一種。「バライタ紙」参照。 | |
ファイバースコープ | 「ガストロカメラ」参照。 | |
ファイバーベース | 印画紙の一種。「バライタ紙」参照。 | |
ファインアート3号 | BERGER社のモノクロ写真印画紙,バライタ紙。FB,純黒調100%コットン紙,極厚手,セミマット。 | |
ファインダー | カメラで撮影するときに被写体を見る窓。 | |
ファインダー視度調整レバー | 「視度調節機構」参照。 | |
ファインダースクリーン | 「フォーカッシングスクリーン」参照。 | |
ファインプリント FINE PRINT |
諧調の整った良いプリント。機械焼きでなく手作りのプリント。黒白写真では展示効果と長期保存性を考慮しFBペーパーの厚手光沢紙にプリントし自然乾燥する方法がある。FINE PRINTの世界では使用する印画紙サイズは一般に画像より一回り大き目のものを使用する。 | |
ファインプリントVC | KENTMERE社のモノクロ写真用印画紙,バライタ紙。FB,多諧調,ウォームトーン,厚手,色調:温黒調,ベース:クリーム,画質:セミマット。 | |
「ファインプリントテクニック」 FINE PRINT TECHNIQUE |
高品質のモノクロプリントのすべて,写真工業社発行。石井鉄太,松田義弘,原正人,阪川武志,鈴木孝史,原直久,高橋側英,石川寛夫,新井宏子,山崎信共著。 | |
ファーストフレックス35 | 35ミリ判レンズシャッター式一眼レフカメラ(1954)。常磐精機製。 | |
ファッション写真 | 「モード写真」参照。 | |
ファーマー氏減力 | 露出オーバーや濃いネガフィルムを救う方法の一つ。濃度を均等に減力する処理液とコントラストを少なくする処理液がある。 | |
ファミリーフォト | 「家庭写真」参照。 | |
ファンクションキー | 「ファンクションボタン」参照。 | |
ファンクション設定表示 | 「ファンクションボタン」参照。 | |
ファンクションボタン | 機能選択の道具でストロボ撮影での赤目現象の緩和,確認音のonn/off,多重撮影,AEB機能の設定等ができるボタン。 | |
フィルインライト(fill-in light) | 「サブライト」参照。 | |
フィルター | 1.写真撮影用フィルター 写真表現を強調したり、変えるため等に使用する。被写体と補色関係の色のフィルターを使うと被写体は黒く写る。逆に同系色のフィルターを使うと白く写る。 ①フィルターの種類:常用(レンズ保護),偏光,減光(ND),色温度変換,色補正,整色,特殊 ②使用法:レンズの前に取付(まれに背後につけることもある)。 2.印画紙焼付用フィルター ①コントラストを強めるために使う。 ②フィルター番号は0-5まであり、大きいほどコントラストが高くなる。 ③3.5番のフィルターまでは現像時間は変わらない。 |
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フィルター(構造分類) | ①液層フィルター、②色ガラスフィルター、③ゼラチンフィルター | |
フィルター(構造分類2) | ①ガラスフィルター,②シートフィルター,③プレートフィルター(ソリッドフィルター) | |
フィルター(メーカーと機種) | ||
フィルター(目的分類) | ①調節フィルター、②コントラストフィルター、③撮り分けフィルター、④単色光フィルター、⑤その他(紫外線フィルター、中庸灰色フィルター、測光用フィルター) | |
フィルター径 | フィルターの直径(ねじ山)をmm単位で表したもの。使用するレンズのフィルター径と合っていなければ取付かない、レンズのフィルター径よりも大きいフィルターの場合はアダプターリングを使って取付けることができる。 | |
フィルター係数 (filter factor) | フィルターをかけた場合の露出とかけない場合の露出との比。フィルターで光が吸収されるため、フィルターをかけると露出を調整する必要がある。 | |
フィルターテクニック | 光の透過、抑制、遮断、色彩等を変えるフィルターを利用し自分の好みに会った画像にする方法・手段。 | |
フィルター倍数 | 「フィルター係数」参照。 | |
フィルターによる色の補正 (プリントに見える偏った色の補正) |
イエロー過度(Yのフィルターを増す),マゼンタ過度(Mのフィルターを増す),レッド過度(YMのフィルターを増す),ブルー過度(Yのフィルターを減らす),グリーン過度(Mのフィルターを減らす),シアン過度(YMのフィルターを減らす) | |
フィルターポケット | 「カラーポケット」参照。 | |
フィルターホルダー | 引伸機のライトボックスの下のフィルターを取付ける枠、フィルター交換ができるように取り外しできる。 | |
フィールドカメラ field camera |
主に屋外撮影用に作られた大型カメラ。ビューカメラほどアオリは利かないが多少のアオリが利く。「リンホフ」、「トプコンホースマン」等の機種がある。 | |
フィルム | 写真を露光し写しこむための薄い膜状のもので表裏面にゼラチン(防腐剤チモールを使用)で保護されている。 ①ハロゲン銀が100平方センチ当たり約0.1g ②感光膜中のハロゲン銀粒子数は1平方センチ当たり約10の10乗個 ③粒子直径は約1μ |
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フィルムカートリッジ | 撮影前後のフィルムを外装するケース。 | |
フィルムカウンター | 撮影したフィルム枚数の表示装置。 | |
フィルムカウント | 撮影フィルム枚数表示。撮影枚数を表示する方法と残り枚数(逆算方式:後何枚撮影できるか)を表示する方法がある。 | |
フィルム確認窓 | カメラの中にフィルムが入っているかどうかカメラの外から確認できる窓。 | |
フィルム乾燥 | フィルム現像(現像・停止・定着・水洗・ドライウェル)後乾燥させる。ドライウェルに30秒以上漬けたらフィルムを上からクリップで留めて吊るし上から下に向かってドライウェルで湿った(片手で絞る程度)スポンジを軽く1回スクイズする。フィルム乾燥では,特にほこりをきらうのでエアコンは停止し,換気扇も停止しておくこと。バタバタ歩いたり,窓を開けて埃が入ったりしないように心がけ埃がたたないようにすること。埃を一番嫌う。自然乾燥では約3時間で乾燥する。決して口で吹かない(服と唾が飛んで落ちなくなる)。 | |
フィルム乾燥器 (film drier) | ヒーターから温風を送って現像済みのフィルムを乾燥させる装置。 | |
フィルム感度設定 | フィルムを使うかは,全体的に高品質なネガを得るためにEI400,粒状性重視の場合はEI200,最高の粒状性が欲しい場合はEI50を設定する。 | |
フィルム傷,ゴミ | フィルム現像後の乾燥中にホコリやゴミが付着するのでほこりのたたない所で乾燥する。モノクロとカラーの違い。モノクロ現像は引伸機もコンデンサーレンズを使った方法でコンデンサーで平行光線をつくりシャープな焼付けとなるのでゴミやホコリが目に付きやすい。カラーでは拡散板で光を散乱させているので、拡散された光で色(粒子)を馴染ませているので細かい部分のネガの傷やホコリは目立たなくなる。 | |
フィルムクリップ (film clip) | 現像後のフィルムの乾燥するときにフィルムをロープ等にかけるためのクリップ,フィルムが巻きつかないようにフィルムの下側にも取付ける。 | |
フィルムクリーナー | フィルムに付けてフィルムをきれいにするためのもの(液体)。 | |
フィルムケース | 現像後のフィルムを保管するためのもの。ビニール製やセロファン紙などでできている。 | |
フィルム現像 | 「フィルム現像方法」参照。 | |
フィルム現像液処方 | 前日に10分間沸騰した湯を冷ましたもので液を作り一晩寝かせた後に現像液として使用する。 | |
フィルム現像温度(モノクロ) | モノクロ現像温度は18℃~22℃(推奨20±0。5℃)。コダックD-76フィルム現像液では 前日に、水道水を10分間沸騰した後、50℃まで冷まし、液を調合し、一晩寝かせ翌日に使うこと。24℃がシャドウ部が良くでるとの説もある。 | |
フィルム現像時間と濃度 | 現像時間が増すと濃度が増す(コントラストが増す) 曇った日の撮影などはフラットになりがちなのでフィルム現像のとき現像時間を増すとコントラストが上がり抜けの良い仕上がりになる。 |
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フィルム現像方法 | フィルム(400TX)種類と撮影時の露出で異なるが, 現像(コダックD-76原液で約7分、,20℃±0.5℃)→停止(1.5%酢酸,約30秒)→定着(約5~10分、スーパーフジフィックス-L)→予備水洗(1~2分)→水洗促進液(QW,2分)→本水洗(10分、水を流しながら)→水滴防止液(ドライウェル,1分以上)→乾燥(フィルムを吊るしドライウェルの染みたスポンジを手で絞り、余り液を除いて上から下へ1回スクイズするようにして乾燥器又は自然乾燥。埃やチリが舞わないように静かにしながら行う。埃がフィルムに付着するのを防ぐため、乾燥が完全に終わるまで(自然乾燥で5時間以上)部屋の窓や扉の開閉は行わない) 現像液補充;フィルム1本毎に現像液を30cc捨てて、補充液D-76Rを30cc追加する。定着液補充;フィルム1本毎に定着液30cc捨てて、未使用の定着液を30cc追加する。 撮影に露出を充分(ISO400のフィルムはISO200又はISO320に設定)かけて現像時間は短めにする方が良い(余り濃いネガのフィルムを作らないこと)。現像を始める前には石鹸で手をよく洗い完全に手を拭いてから暗室作業をする。特に脂肪分のついた手でフィルムにさわらないこと。 |
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フィルム現像方法 (二浴現像,モノクロフィルム) |
一浴で現像3分後,二浴で3分現像する。停止・定着以降は一般の現像方法と同じ。一浴:①と②を作成後に混合する(①モノール7.5gを52℃,1リットルの水に溶解,②亜硫酸ナトリウム100gを52℃,1リットルの水に溶解。二浴:ホウ砂36gを50℃,1リットルの水に溶解)。 | |
フィルムごみの掃除 | フィルムにゴミが付着している場合は,強力なブロアーで吹き飛ばす。決して口で息を吹きかけない(唾がフィルムにつくとその跡がとれない)。また乾燥後についた水分が乾いた跡はとれない(しみになる)。静電気のゴミも考えると作業衣は木綿が良い。 | |
フィルムサイズ | フィルムの大きさを表すもの。35mm判(135と略),ブローニー判(120),4x5インチ判,8x10インチ判,ミノックス判等。 | |
フィルム状態表示 | カメラに装填されたフィルムが正常にセットされたかどうかを示す表示。異常がある場合は点滅等で警告する。 | |
フィルム水洗器 (film washer) | フィルムを定着後リール毎容器に入れて蛇口から水道の水で水洗する器具。 | |
フィルム先端指標マーク | カメラへフィルムを装填する時に合わせる位置合わせマーク。 | |
フィルム装填 | フィルムをカメラに入れ(取付け)蓋を閉めカメラを使用状態にすること。 | |
フィルム取出し具 | 「フィルムピッカー」参照。 | |
フィルムネバーダイ→FILM
NEVER DIE参照。 |
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フィルムの大きさ(35mm) | JIS規格では135フィルム 幅35mmで撮影画面は横36mm、縦24mm。 |
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フィルムの形態 | ロールフィルム,シートフィルム,パックフィルム等 | |
フィルムの撮影枚数 | 135(35mm)フィルムは12,24,36枚。 | |
フィルムの種類 | カラーネガフィルム,カラーリバーサルフィルム,モノクロネガフィルム,モノクロリバーサルフィルム。リバーサルフィルムはスライドフィルム又はポジフィルムとも呼ぶ。又リバーサルフィルムには色温度の違いによりデーライトタイプとタングステンタイプのフィルムがある。特殊なものとして赤外線フィルム,X線フィルム等もある。 | |
フィルムの低温での破断 | ー10℃以下にするとフィルムがパリパリと割れてしまう場合があるので低温にはしないこと。 | |
フィルムの保管 | ・撮影後は早く現像すること(撮影したときできる潜像が退行(劣化)していく)。 ・撮影前のフィルム保管:冷蔵庫(野菜室)で保管期間は約2年まで。冷凍庫では約5年まで。(但し、使用数時間前には冷蔵庫から出して外気の温度にしておくこと)。 |
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フィルムにすじが入る | カメラの中の毛束に石の粉等が入るとフィルムを傷つけ、すじが入る。 | |
フィルムパック | シートフィルムを重ね(12枚)て特殊な枠に入れた包装物。 | |
フィルムバック(film back) | カメラのボディの背面に取付ける型の着脱可能なフィルムケース。 | |
フィルムパッケージ | パトローネに収まっているフィルムを保護する箱(ケース),一般に紙製。フィルム名,メーカー名,フィルム感度(ISO),撮影枚数,有効期限,フィルムタイプ(リバーサル,ネガ,モノクロ等),フィルムサイズ,乳剤番号,露出の目安(シャッタースピードと絞りの目安),製造番号,光源表示(デーライトタイプ,タングステンタイプ)等がケースの内外に記入されている。露出の目安はあくまでも撮影時の露出をこれで撮るようにとの標準ではなく,まずこれを目安にするという意味合いのもの。 | |
フィルムピッカー | 巻き戻されたフィルム(135タイプ)の先端をパトローネから取出す道具。「ベロだし」とも言われる。 | |
フィルムホルダー | 大型カメラ用のフィルムはホルダーに入れて撮影する。 | |
フィルム巻上げ | 手動式、電動式があり。電動式の場合は撮影毎にカメラが自動的に巻き上げていくので手で巻上げる必要がなく、次の撮影がすぐできる。 | |
フィルム巻戻し | 手動式と電動式がある。手動式の場合は手で巻戻す。電動式の場合は撮影が終了するとカメラが自動的に巻戻すものと、手で巻戻すものとがある。 | |
フィルム枚数 | 一般には、35mmフィルムで①24枚撮り、②36枚 ブローニフィルム |
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フィルム巻戻し | 35mmカメラにも撮影後自動でフィルム巻き上がる方式のカメラや巻戻しのボタンを押すことで巻戻るもの,手でレバーを半回転させて巻戻すカメラがある。中型・大型カメラでは巻き戻さないものもある。 | |
フィルム巻戻し完了表示 | 撮影後カメラの中のフィルムが完全にまき戻されていることを知らせる表示。異常時は数秒間の点滅等で知らせる。 | |
フィルムメーカー | コダック、フジ、コニカ、アグファ | |
フィルムワイパー (film wiper) | フィルム現像時に使用するワイパー。水滴除去用スポンジの方が簡単で便利。フィルムに傷つけないためにはどちらとも水滴除去剤または水にゴミや埃が絶対に入らないこと。 | |
風景写真 (scenic photography) | 一般にはシャープに写すのが絶対条件。本格的に行うには大判、中判カメラを使う。カメラ振れを防ぐ。ピンボケを防ぐ。露出を正確に(故意に変化させる場合もあるが)。レンズはきれいに(汚いと明るい所の光が暗いところに影響しコントラストがなくなる)。フードを必ず使う。目に写る広い範囲をながめ(景色,風向,光),ある場面の情景,有様を写す,何を写したいのか主題をはっきりさせる。 | |
風景と風景写真 | 被写体は①枠がない,②立体(奥行き)がある,③動き(時間)がある,④五感(視覚,聴覚,嗅覚,味覚,触覚)がある。 写真は①画面で枠がある,②立体がない,③動きがない。④視覚以外の四感がない。 但し,上記写真でないもの(質感,感情まで含め)をあるかのように表現することで良い写真になる。 |
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封筒(写真包み材) | ブックマットに使われるマットの一種類。弱アルカリ性(PH8.0±0.5)で吸湿性がある、酸性の室内環境から作品を保護する。 | |
フェニトール | コニカの商品名。「フェニドン」参照。 | |
フェニドン Phenidone |
正式名は1-フェニル-3-ピラゾリドン。フィルム現像液PQの主薬,無色の結晶。増感作用がある。フェニドンはイルフォード社の商品名 | |
フェリシアン化カリウム | 「赤血塩」のこと。サイアノタイププロセス印画法で使う薬品。 | |
フェラーニア→FERRANIA(一部参照)。 |
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フェロかけ (ferrotyping) | 一連の現像・停止・定着処理後の水洗済みの印画紙(バライタ光沢紙)をフェロタイプ板(金属板にクロームメッキをした後鏡面仕上げしたもの)上に乗せゴムローラーでスクイーズし熱で乾燥すること。 | |
フェロタイプ ferrotype |
「ティンタイプ」参照。 | |
フェロタイプ乾燥 | 「フェロかけ」参照。 | |
フェロタイプ板 (ferrotype plate) | フェロタイプ乾燥機で使うステンレス製又はクロームメッキの真鍮板でできた艶出し乾燥板。 | |
フェロむら (uneven ferrotyping) | フェロかけが良くできないでフェロのかかっていない無光沢のある部分がある状態。 |
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フォーカシィング | ピントをあわせる動作。 | |
フォーカシングスクリーン | 被写体を映し出しているスクリーン全体。 | |
フォーカシングルーペ | 引伸機でフィルムの画像をイーゼル上面(上面に更に印画紙の厚さの紙を置く必要はない)でピントを合わせるための道具。予め目視でだいたいのピント合わせ後にルーペを使うと早くピントが合い易い。ルーペを使ってピントを合わせるときは引伸機のレンズは開放にしておく,引伸機のピント微調整ダイヤルを手で回して画像が合うと小さな粒粒が見えてくる。 | |
フォーカス focus |
焦点のこと。焦点をあわせるときにも使われる。ピントとも言う。 | |
フォーカス(ブランド名)→FOQUS参照。 | - | |
フォーカスエイド focus aid |
カメラのが焦点合っていることを表示する機能。 ひとつは昔の二重像みたいに視点を二つに ずらしてその差を使う位相差AF、もうひとつはビデオカメラのようにコントラストが高いところを探し出すコントラストAFです。 | |
フォーカスエリア | 被写体にピントを合わせるためのファインダー内の一部(マークや印で表示されている部分で距離を計測)。 | |
フォーカススコープ (focus scope) | 引伸機でピントを印画紙面(印画紙はまだ載せないが)にあわせるためのレンズを備えた道具。作業前に予め自分の目でフォーカススコープ内の線がよく見える状態に固定し、引伸ばし時にフィルム像のよく合った位置に引伸機のレンズを上下しピントを合わせる。フォーカススコープの面に粒状組織が見えるときがピントの合ったときである。 | |
フォーカスフレーム | AF一眼レフでピントを合わせるための一部分の範囲のこと。一般にはファインダーの中央部にあるが新しいカメラではその位置を左右上下に移動してピントを合わせることができる。横に3箇所(中央と左右)あるものは一番手前で合焦したところでピント位置がきまる。 | |
フォーカスモードレバー | ピント合せをAFにするか手動にするかきめるためのレバー。 | |
フォーカスレバー(forcusing lever) | 大型カメラでシャッターの絞りを決めた後、シャッターを開いて画像を明るくし焦点合わせたら又シャッターを閉じるレバー。 | |
フォーカスロック | 撮影したい主被写体にピントを合わせ構図をきめるためカメラを移動すると移動した先でピントが合ってしますので主被写体にピントを合わせたらAFを固定しなければならない。この固定することフォーカスロックと呼ぶ。 | |
フォーカルアタッチメントレンズ | カメラの前に付けて焦点距離を変える焦点距離が無限大のアタッチメントレンズ。 | |
フォーカルプレーンシャッター (focal-plane shutter) |
カメラに内蔵されたシャッターで薄い膜が移動することで露光時間を調節する。シャッター幕は当初水平に移動したがシャッター速度を早くするため,今は上下に移動する。幕のスリット幅と上下の幕の移動速度を変えることなどで1/12000秒までの短いシャッター速度が可能となった。 | |
フォギー(A),(B) | 透明なガラスに光が拡散するように特殊処理し霧の中での撮影のような効果を出したフィルター(ケンコー)。(A)よりも(B)の方が強い効果が出る。 | |
フォコター | 写真の引伸機用のレンズ。 | |
フォコマート | 写真用バライタ印画紙。ライカで撮ったらフォコマートで印刷すると言われるようにライカと相性が良い。 | |
フォコマートIC | フォコマートの写真用引伸機。 | |
フォトアイ | カメラで撮影するときにフィルムやレンズでの効果を予測した表現。 | |
フォトキナ (Photokina) | ドイツのケルンで開かれるカメラ機材等の映像見本市(1950年より2年毎開催)。 | |
フォトグラフ (photograph) | ①phos(光)+grapho(描く)、ラテン語の合成語 ②日本では聖徳太子の時代に「写真」肖像画の意味で真を写すと言う言葉あり。 |
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フォトグラファー | 写真家。昔はカメラマンと呼んだが女性のカメラマンも多くなりフォトグラファーが使われるようになってきた。 | |
フォトグラビア photogravure |
1879年にチェコのカール・グリッチェによって発明された腐食銅版の写真印刷方法。銅板上にアスファルト粉をふりかけバーニングにより点を銅板上に作る。この上にゼラチンと重クロム酸カリウムを加えた乳剤を塗布し感光性を持たせポジフィルムを密着プリント し画像を形成させ湯で現像処理し、塩化第二鉄溶液に漬け腐食して銅板の凹版を作る。この版をもとにしてインキングしプレス機で転写する方法。 | |
フォトグラビアノグラフィー | 「フォトグラビア」参照。 | |
フォトグラム (photogram) | カメラを使わずに写真を作るもので印画紙の上に撮りたいものを載せ光を与えて透過光等による光と影の投影像で表現する。シャドグラフとも呼ばれていた。 | |
フォトコラージュ(photo -collage) | 多数の写真を切抜き自由に並べて合わせて作る表現方法。 | |
フォトジェニック(photogenic) | 写真写りのよい表情などで撮影された様子 | |
フォトセラピー | 自閉症やうつ症の人に写真を撮影してもらいできた写真について語り合い病気を改善する等の処方。 | |
フォトフラッド | 写真用電球。 | |
フォトマスター検定 公式ガイドブック |
写真とカメラの実用知識検定のための参考図書、毎年発行(フォトマスター事務局)(財)国際文化カレッジ。 | |
フォトモンタージュ(photo montage) | 「モンタージュ」参照。 | |
「フォトラマ」 | フジインスタントカメラF50Sの愛称,1981。 | |
フォトリフレクターランプ | 照明用写真電球。ランプ内面に反射鏡を備えている。光速の広がり方によってスポット型とフラッド型がある。ガラスの色によってデーライトタイプ,ブルーランプ,クリアランプがあり光源の色に合わせて撮影できる。 | |
フォト・ルポルタージュ | 日常の出来事を客観的に描写し、現象と事実を組み写真で構成した。伊奈信男が「報道写真」と訳した。 | |
フォトリフレクターランプ | 照明用写真電球。ランプ内面に反射鏡を備えている。光速の広がり方によってスポット型とフラッド型がある。ガラスの色によってデーライトタイプ,ブルーランプ,クリアランプがあり光源の色に合わせて撮影できる。 | |
フォト・ルポルタージュ | 日常の出来事を客観的に描写し、現象と事実を組み写真で構成した。伊奈信男が「報道写真」と訳した。 | |
フォマ→FOMA(一部参照)。 | - | |
フォマトーン MGクラシック131 | Foma社のモノクロ写真用印画紙,バライタ紙。FB,多諧調,厚手。 | |
フォール (fall) | レンズ又はフィルム部を平行のまま下に移動させて写すあおりの技法。 | |
フォールディングカメラ folding camera |
乾板やパックフィルム、ロールフィルム使用の蛇腹式前蓋開閉式のカメラ。 | |
フォルテスピードNTD | フォルテ社の濃縮現像液,純黒調。 | |
フォルテスピードWTD | フォルテ社の濃縮現像液,温黒調。 | |
フォルテパン 100 | フォルテの中庸感度ISO100のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フォルテパン 200 | フォルテの高感度ISO200のモノクロネガフィルム。 | |
フォルテパン 400 | フォルテの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
フォローライト | 「順光」参照。 | |
俯瞰(ふかん) | 「ハイアングル」参照。 |
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深タンク(フカタンク) | フィルムを長く引き出した状態そのまま(又は半分に折り曲げ)で現像処理できる底の深いタンク。 | |
不規則モザイク式 | ルミエールが開発したモザイク式カラーフィルムの初期の方法。 | |
複写 (copying,duplicating) | 撮影された画像と同じものを作ること。 | |
輻射 (radiation) | 物体から放出される電磁波の総称。放射とも言う。 | |
富士QW | モノクロ写真用印画紙の水洗促進材。 | |
フジDL-200 | 富士写真フィルムの35mm判,オートフォーカス式レンズシャッターカメラ。 | |
フジ NEOPAN100 ACROS | 富士写真フィルムの感度ISO100のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フジ NEOPAN400 PRESTO | 富士写真フィルムの感度ISO400のモノクロネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フジ NEOPAN1600 SuperPRESTO | 富士写真フィルムの感度ISO1600のモノクロネガフィルム。 | |
フジ NEOPAN SS | 富士写真フィルムの感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
フジインスタントカメラ F-10 | 富士写真フィルムのインスタント写真用カメラ、愛称;フォトラマ(1981)。外国のポラロイド、コダックがあり、日本では初。 | |
フジカGW690プロフェッショナル | 富士写真フィルムの6x9判距離計連動・レンズシャッター式フィルムカメラ(1978)。 | |
フジカST801 | 富士写真フィルムの35mm判,フォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ(1973)。 | |
フジカラーFP-100B45スーパー | 富士写真フィルムの感度ISO100のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ89x118mm。 | |
フジカラー FP-100Bスーパー | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライト・タングステン兼用のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
フジカラーFP-100C | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのインスタントカラーフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
フジカラーFP-100C45 | 富士写真フィルムの感度ISO100のインスタントカラーフィルム。画面サイズ89x118mm。 | |
フジカラーFP-400Bスーパー | 富士写真フィルムの感度ISO400のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
フジカラーFP-500Bスーパースピーディ | 富士写真フィルムの感度ISO500のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ89x118mm。 | |
フジカラーFP-3000B45スーパースピーディ | 富士写真フィルムの感度ISO3200のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ89x118mm。 | |
フジカラー FP-3000Bスーパースピーディー | 富士写真フィルムの感度ISO3200のインスタントモノクロフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
フジカラーPRO160NC | 富士写真フィルムの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラーPRO160NH | 富士写真フィルムの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。肌色再現性。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラーPRO160NS | 富士写真フィルムの感度ISO160のデーライトタイプのカラーネガフィルム。肌色再現性。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラーPRO400 | 富士写真フィルムの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フジカラーPRO800 | 富士写真フィルムの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラー Professional160NL |
富士写真フィルムの感度ISO160のタングステンタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラー REALA ACE |
富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フジカラーSUPERIA Venus100 | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。色の再現性。 | |
フジカラーSUPERIA Venus400 | 富士写真フィルムの感度ISO400のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
フジカラーSUPERIA Venus800 | 富士写真フィルムの感度ISO800のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
フジカラーインタックスフィルム | 富士写真フィルムの感度ISO800の自己現像フィルム。画面サイズ62x99mm。 | |
フジカラーインタックスミニフィルム | 富士写真フィルムの感度ISO800の自己現像フィルム。画面サイズ62x46mm。 | |
フジカラースーパーG100 | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーネガフィルム。ブローニーフィルム用。 | |
フジカラースーパーHR100「写ルンです」 | 富士写真フィルムのレンズ付フィルム(1986)、110フィルム、13x17mm。 | |
フジカラーナチュラ1600 | 富士写真フィルムの感度ISO1600のデーライトタイプのカラーネガフィルム。 | |
フジカラーネクシア400 | 富士写真フィルムの感度ISO400のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
フジカラーネクシアズームマスター800 | 富士写真フィルムの感度ISO800のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーネガフィルム。 | |
フジカラーフォトラマACE | 富士写真フィルムの感度ISO800の自動排出カラーフィルム。画面サイズ69x91mm。 | |
フジカラーフォトラマFI-800GT | 富士写真フィルムの感度ISO800の自動排出カラーフィルム。画面サイズ69x91mm。 | |
フジクローム64TタイプⅡ(RTPⅡ) | 富士写真フィルムの感度ISO64のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
フジクローム100ix | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのAPSサイズ、カラーリバーサルフィルム。 | |
フジクロームASTIA100F Professional(RAPF) | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。肌色再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクロームCDUタイプ2 | 富士写真フィルムの露光指数(EI)10のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。複製用。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクロームPROVIA100F Professional(RDPⅢ) | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクローム PROVIA 400F Professional(RHPⅢ) | 富士写真フィルムの感度ISO400のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクロームSenciaⅢ100(RAⅢ) | ||
フジクローム T64プロフェッショナル(RTP) | 富士写真フィルムの感度ISO64のタングステンタイプのカラーリバーサルフィルム。ブローニーフィルム用やシートも。 | |
フジクロームTREBI100C | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
フジクロームTREBI400 | 富士写真フィルムの感度ISO400のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
フジクロームVeivia100FProfessional(RVPF) | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色調は再現性。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクロームVeivia100Professional(RVP100) | 富士写真フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色調はイメージカラー。ブローニーフィルム用も。 | |
フジクロームVeiviaProfessional(RVP) | 富士写真フィルムの感度ISO50のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 | |
フジクロームディジタルアウトプットフィルム | 富士写真フィルムの露光指数(EI)100のカラーリバーサルフィルム。フィルムレコーダー出力用。 | |
富士写真フィルム | フィルム等写真機材の製造販売メーカー。 | |
フジタ66 | フジタ光学の6x6判レンズ交換式カメラ(1966)。 | |
フジドールE | 富士フィルムのフィルム現像液。PQでもMQでもない新しいタイプの現像剤でフェニドンを主薬にイソアスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)がフェニドンの働きを活性化する。環境に優しい現像剤。 | |
フジフィックス | 富士フィルムの酸性硬膜定着剤。 | |
フジフィックススーパーL | 富士フィルムの酸性硬膜定着液。 | |
富士フィルム カルディア ミニ ティアラ Fujifilm CARDIA MINI TIARA |
富士フィルムの135フィルム使用のコンパクトカメラ(1994)。 | |
富士フィルム NEOPAN ACROS 100Ⅱ | 富士写真フィルムのISO100感度のモノクロ35mmネガフィルム。 | |
富士フィルム FUJICOLOR 100 | 富士写真フィルムのISO100感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
富士フィルム PRO 400H | 富士写真フィルムのISO400感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
富士フィルム SUPERIA PREMIUM 400 | 富士写真フィルムのISO400感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
富士フィルム SUPERIA Venus 800 | 富士写真フィルムのISO800感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
富士フィルム SUPERIA X-TRA 400 | 富士写真フィルムのISO400感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
フジミニコピーフィルムHRⅡ | 富士写真フィルムの露光指数40のモノクロネガマイクロフィルム。複写用。 | |
フジ・ミュージアムVG | フジの多諧調モノクロ写真用印画紙(バライタ紙)。 | |
フジロールE | 富士フィルムの現像液,EがつくとビタミンC。 | |
不鮮明な画像 | ポートフォーリオ写真のアルバムやファイル,バインダー等で集めたもの。 | |
舞台写真 (stage photography) | 観客に見せるための演劇や演奏等の舞台上の人物などを撮影する写真。 | |
二絞り(フタシボリ) | 引伸機のレンズの絞りは開放から2絞り絞った方が画像が良い。開放がF2.8のレンズの場合F5.6で使用する。 | |
ブックマット | 写真の展示または保存の一方法。長期保存に便利。台紙の上に写真を載せ写真が見えるように枠内を孔を開けた紙を写真の上に載せ、写真を挟み込む方法。マットの材料は長期保存に耐える無酸性紙である綿の繊維で作られたミュージアムボードがよく使われている。糊付けの糊には,ドライマウントティッシュか3M社のPMAが推奨される。 | |
フットスイッチ、フートスイッチ |
引伸機等の光源を点滅するための足踏み式スイッチ。 |
|
フットライト (foot light) | 下から当る光(幽霊のように)。上からも光を当てればポートレイト撮影でも利用される。 | |
フットワーク | 写真撮影で大切なこと。 ①アングル,②ポジション,③ディスタンス |
|
物理現像 physical development |
現像核として働く潜像上に銀を還元蓄積する。銀を予め現像液中に加えられた可溶性銀より供給するもの。 | |
物理熟成 | フィルム現像過程でゼラチン溶液の中でハロゲン化銀結晶を生成する時にアンモニア等の働きで小さな微粒子を溶かして大きな粒子に成長させる工程。 | |
筆 | スポッティング用に使用するもので毛を束ね先が細い。使用するときはスポッティング液を少しつけ薄い色の部分から順に筆の先端を写真画面に垂直に降ろす。筆を横に滑らせないことが大切。 | |
フード | 余計な光がレンズに入るのを防ぐもの。撮影するときはレンズにつけっぱなしでも良い。 | |
不透明性インク | 密着(コンタクトプリント)するときにネガフィルムを透明なフィルムケースから取り出さないで密着し,そのときデータをフィルムケースに記入する際に使うと便利なインク。 | |
負のレンズ | 補助レンズとして使う凹レンズ。 | |
部分測光 | 被写体の一部の露出を測定したいときに使う測光方式。被写体の主要となる部分の測光ができるのでメリハリのある写真が撮れる。 | |
ヴュ | フランスの写真誌、1936創刊。 | |
ブライトフレーム | ファインダー内にある。 | |
ブラウベル・マキナ | 6x7レンジファインダーカメラ。ドイグループ製。 | |
ブラウン・プリント法 Brown print process |
シュウ酸第二鉄アンモニウムと硝酸銀を使用した乳剤で2つの溶液から作り紙に塗布して乾燥する、密着プリント露光した後室温処理後水現像する。 | |
フラウンホーファー線 フラウンホーフェル線 Frunhofer's line |
太陽光の連続スペクトル中にある多くの暗線。主なものにA,B,C,D,d,e,E,F,g,G,h,H,K線がある。それぞれの波長に応じ光としての色と吸収された元素がある。 | |
プラクチカマウント | 「スクリュウマウント」参照。 | |
プラスX125 PLUS-X 125 |
コダックのモノクロフィルム。最初のプラスXフィルムは1938年発売、プラスXパンは1941年発売(どちらも映画用)。 | |
プラス補正 | 露出計が測定した値に、撮影者が任意に露出をふやすこと。白い被写体に強い光があたっている場合、露出計通りでは灰色に写りやすいのでプラス補正して白く写すなどに使う。 |
|
プラチナ印画紙 | 白金を使用した印画紙。「プラチナプリント」参照。プラチナが高価なためパラジウムを使用する方法も使われたが現在は市販されていない模様。近代の「プラチナプリント」はほとんどがプラチナ・パラジウムプリントである。 | |
プラチナプリント法 platinum print process |
銀塩写真の一技術。ハロゲン化銀の代わりにプラチナを用いるもので、白金塩と蓚酸第二鉄を含んだ乳剤を使い、紫外線を多く含む光源で露光し、現像・洗浄を行い白金で形成された画像だけを残す方法。黒の締りが良く,諧調の幅が広く,耐久性が優れている。1873年イギリスのウィリアム・ウィリスが発表。引伸し用に使えず,プラチナが高価であり廃れた。1873年イギリス人ウイリス(William Willis)が発表した技法。 | |
プラチノタイプ (platinotype) | 「プラチナプリント法」参照。 | |
ブラック・アンド・ホワイトフィルム | 「モノクロフィルム」参照。 | |
ブラック仕上げ | カメラの外装を黒色に仕上げること。 | |
フラッシング (flashing) | 引伸ばし機で印画紙に露光を与えて現像後、ネガフィルムを引伸機から外し、直接引伸機のランプの照明を印画紙上に部分的当てる方法(焼き込み作業と同様の効果)。 | |
フラッシュ | 光源として被写体を明るく照らす人工光源。スピードライト、ストロボとも言う。カメラに内臓されている場合もあるがガイドナンバーが小さく補助的なものであり、必要に応じて外付けのフラッシュを使う。フラッシュの光の強さはガイドナンバー(ガイドNo.)で表される。昔はフラッシュにもストロボ以外のマグネシュウム等で発光するものがあったが現在は殆どストロボに切り替わってきている。 | |
フラッシュガン(flashgun) | 閃光電球を発光させるための道具。電源部、閃光電球の取付部、発光用のスイッチ、発光テスト部、シンクロコード等で構成。 | |
フラッシュキューブ(flashcube) | 4回連続可能な立方体のフラッシュバルブ(米国シルバニア社開発)。 | |
フラッシュバー(flashbar) | ポラロイドSX-70カメラ用に両側で10個配置されている米国GE製のAG型フラッシュ。 | |
フラッシュバック(組写真) | イメージを中心に考える。写真の相関関係が難しいものを並べて1つのイメージを描ける。 | |
フラッシュバルブ flashbulb |
一回の撮影毎に管球を交換するタイプの人工光源。モノクロ用はクリアバルブ,カラー用はブルーバルブがある。ガラス管内に発光量に応じたアルミニューム又は少量のマグネシウム等の酸化すやすく200~400μ程の多角形の金属線又は箔を入れ、更にジルコニウム点火剤を塗布した0.3~1オウム程のタングステンフィラメント等で構成されている。 | |
フラッシュマチック (flashmatic) | フラッシュ撮影時にカメラ側のガイドナンバーを指定して置いたときにレンズの距離合わせに連動して自動的に適正絞りになる機構。 | |
フラッシュメーター | 「露出計」参照。 | |
フラット | 明暗差が少なく黒がきりっと締まらない状態。 | |
フラットな写真 | 明暗差が少なく黒がきりっと締まらない画像の写真。 | |
フラットニング(flatning prints ) | 焼付け、乾燥の終わった写真を平らにする作業。特にバライタ紙では現像後乾燥した写真がゆがんでいるので平らにすること。ドライマウントプレス機で平らにする,なければブロッティングペーパーに挟み更にガラス等の平らな板に挟んで上に本や新聞紙を沢山載せて重石しておくと数日で平らになる。 | |
フラッドランプ(floodlight lamp) | 撮影時の照明に用いる光束の広いフォトリフレクターランプ。 | |
プランクの式 | 波長λの黒体の出す放射エネルギーを表す式。. |
|
プリズム | 光をスペクトルに分ける器具。太陽光などをプリズムを通すと虹の7色に分けることができる。 | |
ブリッジカメラ bridge camera |
3倍程度のズームレンズをもつ一眼レフ並みの大きさのコンパクトカメラ。一眼レフカメラとコンパクトカメラの両方の機能をもつ中間的なもの。 | |
プリ発光 | 内蔵ストロボがレンズの光軸に近いために起こる赤目現象を防ぐために、シャッターを押すとストロボが光る前に小さく発光する予備発光の事。予備発光により瞳孔を小さくするために、瞳孔を大きく開かないので網膜の毛細管が赤く写ることを防いでいる。 | |
プリモフレックスVa | 東京光学機械のレンズシャッター式二眼レフカメラ(1955)、120フィルム、60x60mm。 | |
フリリング(frilling) | 乳剤と支持体の接着が良くないとき等でフィルムや印画紙の膜面が縁からはがれる状態。 | |
フリンジ効果 | フィルム現像時に高濃度と低濃度の境界では高濃度の酸化物と臭化物が低濃度側に拡散して、境界で低濃度側がわずか現像不足になる現象。 | |
プリンター (contact printer) | 「コンタクトプリンター」参照。 | |
フリントガラス(flint glass) | ガラスの組成に酸化鉛が入った屈折率が少ないガラス。アッベ数が50以下のものか50-55で屈折率が1.6以下のもの。 | |
プリント(print) | 写真としてみる状態にする,つまり印画紙に現像する又は印刷機で印刷する機能。又は現像されたものあるいは印刷されたもの。 | |
プリント製作方法 | ネガポジ法とポジポジ法がある。 | |
プリントソラリゼーション | 印画紙に焼付け時のソラリゼーション。「ソラリゼーション」参照。 | |
プリントの色調 | 純黒調,温黒調,冷黒調,黒褐色,赤褐色等。 | |
プリントの保管 | 「写真の保管」参照。 | |
プリント露光 | 印画紙に焼付ける時の引伸機のレンズの絞りと光を印画紙に当てている時間のことで,カメラで撮影するときの露光ではない。 | |
ブルーエンハンサーフィルター | 青を強調するためのフィルター。水や空の色等をより一層青色に近づける。 | |
ブルーコンデンサー | 防熱を兼ねた主にモノクロ用の引伸機のコンデンサーレンズ。 | |
フルサイズ | 35ミリ判フィルムで24x36ミリ画面の大きさ。 | |
フルサイズカメラ full-frame 35mm camera |
35mm判のカメラ。関連用語;ハーフサイズカメラ。 | |
フルショット(full-length portrait) | 人物撮影に使われることが多く、被写体の全体を画面いっぱいに写すこと。 | |
ブルー調色 | 漂白しないで色を銀につける鉄調色。 | |
ブルーっぽい | モノクロフィルムをカラープリントすると青みがかることがあり,その状態を言う。 | |
ブルーバルブ(blue bulb) | デーライトタイプのカラーフィルム用の人工光源、,色温度は5000~6000K(5600~5800Kのものも)。 | |
プルーフ(proof) | 密着焼き。焼き付けられた画像はフィルムの大きさと同じ。 | |
ブレ(blur) | カメラが揺れてブレになる場合(手ブレ又はカメラブレ)と被写体が揺れてブレになる場合(被写体ブレ)がある。ブレるとシャープに写らない。 | |
フレア mechanical flare, optical flare |
機械的フレアと光学的フレアがある。 | |
プレイン・プリント法 plain print process |
硝酸銀乳剤が光を受けて潜像を作り、このプリントを単塩の現像液で還元現像することで画像とし、チオ硫酸ナトリウムの単ハイポの定着液で定着する。 |
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プレスカメラ press camera |
新聞社のカメラマンなどが使った蛇腹式で折りたためる連動距離計付きの中型カメラ。使用フィルムは6x9cmまたは4x5インチ。 | |
プレスバン | レンズシャッター式透視クラップカメラ。35mmフィルムと120フィルム兼用。鈴木光学(1953)。 | |
プレスレバー | 「フォーカスレバー」参照。 | |
プレゼンテーション | 展示(個展,グループ展,自宅の壁等)ではパネル貼りや額装がある。RCペーパーではパネル貼りが難しいので額装する。額装は観るものの意識を内側に向けるが断ち落としのパネル貼りははイメージの拡がりがある。台紙に写真をのりづけ( )し,更にマットをかぶせ,ガラスを入れずに展示するのが一般的である。ガラスを入れると反射して見難くなる。 | |
フレックスカメラ | F.M.P.ソサエティーのレンズシャッター式ボックス型カメラ(1913)。画面サイズ25mm円形。ティンタイプ乾板感光材。 | |
プレッシャープレート | カメラ内部のフィルムを押さえる板。この具合が悪いとネガにスクラッチが入る原因となる。 | |
フレッシュライン L | 中外写真のコピーフィルム用標準現像剤。 | |
フレッド・アーチャー | 1939年ごろアンセル・アダムスとともにモノクロ写真のゾーンシステムをとりまとめた人。 | |
フレデリック・スコット・アーチャー Frederick Scott Archer |
イギリス人。1851年にコロディオン・湿板法(コロディオン・プロセス)を発明した。露光時間が5〜15秒と短く、1枚のネガから何枚でもプリントできたことからダゲレオタイプ にとって代わったが、撮影直前にガラス板を濡らし、乾く前に現像する必要があった。 | |
ブレード | プレートフィルター | |
ブレとボケの違い | ブレはある方向への動き(方向性がある)でボケはピントが合っていないふぁとした感じの写真。 | |
プレ発光 | 「プリ発光」参照。 | |
プレビューボタン |
ファインダーから覗いたときレンズが開放の方が明るく見えピント合わせも容易なのでカメラはレンズ開放のものが見えるようになっている。実際は絞っている状態が撮影されるので、その絞った状態はプレビューボタンを押すことで確認できる。 | |
プレファイン | モノクロの超微粒子現像剤(エヌエヌシー社)。コダックD-23タイプの現像剤。 | |
プレフォーカス | 「AF補助光」参照。 | |
フレーミング (framing) | ①「カメラのファインダーでフレーミングしてはならない、肉眼で見てフレーミングする練習をすること」、。②フレームの中に最小限のものを入れる(写真は引き算)。③進化しつつある所,先端部を切らないこと(例:枝,めしべ,鼻,塔等)。④広角側でできるだけ寄って撮影する練習をする。 | |
フレーム | 写真展示方法の一種。以前は木製のフレームが良く使われていたが、アルミ製やフレームで展示する場合が増えた。 | |
プレーン発光 | 「FP発光」参照。プレーン発光はミノルタでの呼称。 | |
プレ-ンライト (plain light) | 前斜光線,「斜光」参照。 | |
ブロアー | 袋部に空気を吸い込ませ,その空気を袋部から噴出させることによってレンズやフィルム等の掃除をする道具。強い風を直接フィルムに当てると部分的に凹んでしまうことがあるので注意が必要,約45°の角度で斜めから風を当てるのが良い。また、カメラの膜面に当てると膜面が破損することもあるのでカメラ内には強い風は当てないようにする。 | |
ブロアーブラシ | ブロアーの前にブラシ(刷毛)がついたもの。フィルム、レンズなどの掃除用具。 | |
プロクサーレンズ(proxar rens) | 被写体を拡大して撮影するためレンズの前に付ける補助レンズ。 | |
プログラムAE | 「プログラムモード」参照。 | |
プログラムAEモード | 「プログラムモード」参照。 | |
プログラムシフト(program shift) | プログラムAE撮影時にプログラムされている絞りとシャッター速度の値が撮影目的に合わないときに露出はそのままで絞りとシャッター速度の組合せを変える機能。 | |
プログラムシャッター (programmed shutter) |
「プログラムモード」参照。 | |
プログラムセットボタン (program reset button) |
カメラに設定した機能を一度に復元する機能のボタン。 | |
プログラムフラッシュ(program flash) | ストロボでプログラムAEによるストロボ撮影ができるもの。 | |
プログラムモード | 撮影モードの一つで絞りからシャッター速度まで,全部カメラまかせの撮影。カメラが全部をきめてくれる。プログラムAEモード,プログラムシャッター等とも言う。 | |
プログラム(P)モードのシャッター速度 | 1/60、1/125、1/250、1/500、1/800,1/1000秒 | |
プログラムリセットボタン (program reset button) |
「プログラムセットボタン」と同意味。 | |
プロセスフィルム | 顕微鏡写真、複写等に使われる超硬調フィルム。オルソ、パンクロの2種類あり。 | |
プロターレンズ | 球面収差、色収差を補正すると同時に像の湾曲も補正した貼り合わせた2組の異なる焦点距離のレンズを絞りの前後に置いた非対象型のアナスチグマートレンズ。 | |
ブロッティングペーパー | 水洗後のバライタ印画紙表面の水分をとるための写真用吸取紙。 | |
プロテクター プロテクトタイプフィルター |
レンズを保護するためのフィルター。一般にはUVフィルター等で併用することもある。 | |
プロテクティブトーニング | 画像保護調色のことで、変退色の原因の一つである有害なガスからプリントを守るためのアーカイバル処理方法。金調色やセピア調色等がある。 | |
プロトールウォーム | 温黒調の印画紙現像剤(富士フィルム)。肖像写真用に使われた。 | |
プロトールスタンダード | 人像用印画紙現像剤(富士フィルム)。 | |
ブロニカD | 吉野善三郎の6x6判フォーカルプレーンシャッターのレンズ交換式カメラ(1959)。 | |
ブローニーカメラ | ブローニーフィルムを使用するカメラ。 | |
ブローニーフィルム | 幅6cmのフィルム。長さの違いから120,220の2種類のフィルムが市販されている。120はフィルム全部が遮光紙に巻かれているが,220は最初の部分と最後の部分だけ遮光紙が巻かれており,その間はフィルムだけが巻かれている。 | |
プロネア600i(PRONEA 600i) | ニコンのAPS一眼レフカメラ(1996)。基本機構はニコンF70利用。モード切替ダイヤル採用。ペンタプリズム。 | |
プロネアS(PRONEA S) | ニコンのAPS一眼レフカメラ(1998)。機能を簡略化。女性ターゲット「ウーマン・ニコン」、小型軽量化、ボディ重量325g。 |
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プロビア100F PROVIA 100F |
富士フィルムの感度ISO100のカラーリバーサルフィルム。色再現はナチュラルカラー。 |
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ブロビア100プロ | カラーリバーサルフィルム。フジフィルム。 | |
プロビア400X (PROVIA 400X) | 富士フィルムの感度ISO400のカラーリバーサルフィルム。色再現はイメージカラー。 | |
プロフィール (profile) | 横顔の人物写真。 | |
プロフェッショナル100 | コダックのデーライトタイプの感度ISO100のカラーネガフィルム。 | |
プロフェッショナル BW400CN | コダックのカラーネガフィルムの現像処理(C-41処理)で現像できる感度ISO400のモノクロフィルム。 | |
プロフェッショナル T-MAX100 | コダックの中庸感度ISO100のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナル T-MAX400 | コダックの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナル T-MAX P3200 | コダックの超高感度ISO3200のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナルエクタクローム E100G | コダックの感度ISO100のカラーリバーサルフィルム。 | |
プロフェッショナルエクタクローム E100VS | コダックの感度ISO100のカラーリバーサルフィルム。ダイナミックで鮮烈な色彩。 | |
プロフェッショナルエクタクローム E200 | コダックの感度ISO200のカラーリバーサルフィルム。動きのある被写体に。 | |
プロフェッショナル トライ-X320 | コダックの高感度ISO320のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナルテクニカルパンフィルム | コダックのの複写用フィルム。 | |
プロフェッショナル トライ-X400 | コダックの高感度ISO400のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナルハイスピードインフラレッドフィルム | コダックの赤外フィルム。 | |
プロフェッショナル プラスX125 | コダックの中庸感度ISO125のモノクロネガフィルム。 | |
プロフェッショナルポートラ160 | コダックのデーライトタイプの感度ISO160のカラーネガフィルム。ポートレイト用等。 | |
プロフェッショナルポートラ160NC | コダックのデーライトタイプの感度ISO160のカラーネガフィルム。ポートレイト用等幅広い露光ラチチュードを持つ。 | |
プロフェッショナルポートラ160VC | コダックのデーライトタイプの感度ISO160のカラーネガフィルム。ポートレイト用等,鮮やかな色再現。 | |
プロフェッショナルポートラ400 | コダックのデーライトタイプの感度ISO400のカラーネガフィルム。 | |
プロフェッショナルポートラ800 | コダックのデーライトタイプの感度ISO800のカラーネガフィルム。光量が限られた場所での撮影に適す。 | |
ブロマイド、ブロマイド紙 | 臭化銀乳剤を塗布した印画紙。英国ケントメア社の厚手,光沢,3号紙(例:S日大教授愛用)。 | |
ブロムオイル法 bromoil procsee |
コロタイプ印刷からヒントを得て考案された方法、紙の上にゼラチン乳剤を塗布し、出来上がった版の上に油性インキでインキングしてプリント画像を作る方法。 | |
ブロムカリ | 「臭化カリ」参照。 | |
ブロモイル法 | 「ブロムオイル法」参照。 | |
フロントスィング | スィング作用をレンズ側で行う方法。 | |
フロントライト (front light) | 「順光」参照。 | |
雰囲気 | 写真で表現するための意図する感情や様子。 | |
分解能 | 見分けることのできる2点間の最小距離。 | |
分割測光 | 被写体の各部分を分割して光量を測り露出を決める方法。 | |
分光感度 | 目が明るく感じる程度を波長が360nm~830nmの光にたいして求めたもの。 |
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分光感度曲線 | 分光感度特性を表す曲線。 | |
分光感度特性 | 色再現性の評価に使う用語。 | |
分光器 | プリズムとレンズで構成され光をスペクトルに分ける装置。 | |
分光視感効果度 | 「分光感度」参照。 | |
分光的色再現 | 被写体と同じ分光分布をもつ色再現。 | |
粉剤の溶解温度 | 一般には40℃~50℃の水に溶くことが多い。室温で溶解するコダックのX-TOLもある。 | |
分散 | 白色光がレンズやプリズムによって光の波長の違いに寄り屈折率が違ってくる現象。 | |
分散能 | 分散する度合い。アッベ数の逆数。 | |
噴水(まっすぐ上にあがった)の飛沫の撮影 | 形の良い飛沫に撮影するにはシャッター速度がF5.6で1/500秒で試してみること。 | |
噴流式現像タンク | ベルトに巻きこんだフィルムを柔らかい容器の内部に入れ容器側面を押すことに寄り容器がへこみ内部の液の流れを作り撹拌効果を持たせた現像タンク。 | |
平均測光 | 画面に写る範囲全体の明るさを平均的に測光する露出測定方式。 | |
平行濃度 | 焼き付けた印画紙の濃度を表す時に垂直に当たった光だけの濃度。 | |
平調 | 「フラットな写真」参照。 | |
平面光線 | 「ベタ光」参照。 | |
ヘキサー,35mm | コニカヘキサー、大口径レンズ搭載の高性能コンパクトカメラ。 | |
ヘキサーRF | コニカのライカ判レンズ交換式レンジファインダーカメラ。 | |
ヘキサーRF2001リミテッドエディションモデル | コニカのライカ判レンズ交換式レンジファインダーカメラ。Mヘキサノン50mmF1.2とセット販売。 | |
ヘキサメタリン酸ナトリウム (Sodium Hexametaphosphate) |
化学式;(NaPO3)n。白い粉末又はフレーク状。水洗促進剤ハイポ除去液に利用 | |
ベス単 (Vest Pocket Kodak Camera) |
コダックのベスト判単玉カメラ(1912)。 | |
ベスト判 Vest size |
127フィルムの画面サイズ4x6.5cm(8枚撮り)。 | |
ベスト判カメラ | ベスト判フィルム使用のカメラ。 | |
ベストフィルム | ベスト判カメラ用のフィルム。 | |
ベース (base) | フィルムの素となる材料。 | |
ベース面 | フィルムや印画紙の感光剤を塗布する前の元の用紙。乳剤を塗布する面の反対側の面。 | |
ベースレスフラッシュバルブ (baseless flashbulb) |
フラッシュ発光するAG型バルブの一種。 | |
ベタ光 (flat light) | フラットな照明の俗称。立体感の乏しい写真になる。 | |
ベタ焼き | 「コンタクトプリント」参照。 | |
ベッサR | 一眼レフベースの35mmレンジファインダー式カメラ(1999)。 | |
ベッドダウン(drop bed) | プレスカメラ等の蛇腹式のカメラで前部が下へ下がるレンズを支える床板。 | |
ベッファール型レンズ | 露出時間を短くしたポートレート用にハンガリーのベッファールがホクトレンデル社のために設計したレンズ。レンズ構成は前後2組で、前玉は2枚のレンズを貼り合わせた被写体側から凸、凹面、後玉は貼り合わせない2枚のレンズで絞り側から凸凹、凸面構成。 | |
ベッバールの条件 | レンズ設計で像面の湾曲を少なくするための条件。n'f'+nf=0 ここに、nn'とff'は2枚のレンズ(凸と凹)のガラスの屈折率と焦点距離。 | |
ペトリ | カメラメーカー、栗林写真機製作所(ペトリ)。ペトリとは「ペトロに」という意味(=与格)。 キリスト 教徒であった社長の命名ら しい。栗林写真機製作所は皆川商店のセミファーストを作って いたメーカー。6x4.5や35mmフィルムカメラを作製していたが1977年に倒産した。 |
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ペーパーセーフ | 暗室内で印画紙をしまって置くための暗い場所(ケース)。 | |
ペーパードライヤー | 焼き付けた印画紙の乾燥を行う装置。加熱した回転する2個のドラムの前から挟むように印画紙を差し込んで乾燥した印画紙が背後に出てくる。RCペーパー用に最適。バライタ紙は水滴をワイパーのスクイズで除去した後は自然乾燥(又は加熱圧迫乾燥)する。 | |
ベビーパール(Baby Pearl) | コニカの127フィルム使用カメラ(1934)。3×4cm判スプリングカメラ。レンズはオプター50mmF6.3またはF4.5、またはヘキサー50mmF4.5。シャッターはロックス(B、1/25-100秒)。戦後型はボディーレリーズ。 | |
ヘリオグラビュール | 「フォトグラビア」参照。 | |
ヘリオグラフィ heliography |
ダゲレオタイプが発明される以前の1822年にニエプス(Niepce)がアスファルトの感光性を利用した太陽光で描く技法を発明。石板の上にアスファルトをラベンダ油とベンジンで溶かしたものを感光材料として塗布し、太陽光で露光するとアスファルトが感光して硬化し不溶性になり、これを溶液で処理し光に感光した部分が画像として残る。 | |
ヘリコイド | 「ピントリング」参照。 | |
ベルゲール→BERGGER参照。 |
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ベルゲール社 BERGGER |
フランスの印画紙メーカー。 | |
ベルタイマー | スプリング駆動式で動く暗室時計。 | |
ベルト | フィルムを現像する時に現像タンクの中へフィルムを入れるときに、フィルムを巻きつける補助具。「現像タンク」参照。 | |
ベルト式現像タンク | 中枠に両側にひだのある透明なベルトと一緒にフィルムを巻きこむ方式のフィルム現像タンク。 | |
ベルビア50 Velvia 50 |
富士フィルムの感度ISO50のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。 色再現はイメージカラー。 | |
ベルビア100 Velvia 100 |
富士フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色再現はイメージカラー。 |
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ベルビア100F Velvia 100F |
富士フィルムの感度ISO100のデーライトタイプのカラーリバーサルフィルム。色再現はリアルカラー。 | |
ベルビアの緑 | 自然色ではないがより鮮やかに発色させることで一般の人の理想色といえる。 | |
「ベルリナー・イルストリールテ・ツァイトゥング」 | ドイツの写真グラフ誌、1920年代発行。 | |
ベローズ | ビューカメラのレンズとフィルムパックの間を暗い空間で結ぶ伸縮自在でピントの調節に使う筒状のもの。革製や布製のものなどある。 | |
ベロだし(器) | 「フィルムピッカー」参照 | |
ベロックス斑点 | 湿気を帯び、圧力がかかった印画紙の現像時に白く刷毛でこすったような模様の出る現象。 | |
ベロニカス ネガ修正染料 GRAYENE | アストン社の修正染料でこの GRAYENE はモノクロフィルムの修正(retouching)にも使用できる。 | |
偏光 | 光はあらゆる角度に振動しているが,光が滑らかな表面で反射すると光の振動方向は一定方向に偏った波動に変わる,この一定方向にしか振動しない光を偏光と呼ぶ。 | |
偏光板 | プラスチックシート状の偏光膜を有する板。50x50cmのものが市販されている。 | |
偏光フィルター
(Polarized Light Filter) (Polarization filter) |
2枚のガラスの間に偏光膜を挟んだもので2枚の向きを回転させて光の振動を一定方向のみに限定し有害な反射光をカットするフィルター。 | |
偏光フィルター使用例 | ①葉のテカリを防ぐ(反射を防ぐ)。②ショウウインドウの中をきれいに写す。③空の青色を濃くきれいに写す。④雲をより強くはっきりと写す。⑤遠くの景色(山など)をはっきりと写す。 | |
偏光フィルターの経年変化 | ポリビニールアルコール素材にヨードを含んだ染料を使用して作られている偏光膜が紫外線などの光により経年変化するので,偏光効果が少なくなったら新しいものと交換する。 | |
偏光フィルターの構造 | 普通の偏光フィルター(直接偏光)はガラスとガラスの間に偏光膜が挟んであり,円偏光フィルターはガラスとガラスの間に偏光膜と1/4位相板が挟んである。 | |
偏光フィルターの寿命 | 「偏光フィルターの経年変化」参照。 | |
偏光フィルターの露出 | 偏光フィルターでは露出測定値よりも+0.5EVする。 | |
偏光膜 | 偏光フィルターの膜。ポリビニールアルコール製のシートを一定方向に引伸ばし,ヨードを含んだ染料で染色して作る。すじ状に引伸ばされたシートにヨード分子が入り込み非常に細かいスリットを形成している(ケンコー)。 | |
ペンサイズ | 「ハーフ判」参照。 | |
ペンサイズカメラ | 「ハーフサイズカメラ」参照。 | |
ペンジュラム (pendulum) | 振り子のことで、写真では点光源など振り子運動の光跡を長時間露出で撮影すること。 | |
変色(stains) | 焼き付けられた画像等が時間の経過で元の色が黄褐色や茶褐色に変化すること。 | |
ベンゾトリアゾール (Benzotriazole) | 現像薬品として使用。かぶり防止剤。 | |
ペンタックス | 「アサヒペンタックス」参照。 | |
ペンタックス67 | 旭光学の一眼レフカメラ(1989)。6x7cm画面。名称変更のみ。 | |
ペンタックス67Ⅱ | 旭光学の一眼レフカメラ(1998)。6x7cm画面。 | |
ペンタックス645 | 旭光学の中判(セミ判)一眼レフカメラ(1984)。6x4.5cm画面。 | |
ペンタックス645N | 旭光学の中判(セミ判)一眼レフカメラ(1997)。中判で世界初のレンズ交換式AF採用。6x4.5cm画面。 | |
ペンタックスAシリーズ | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1983)。マルチモード採用。 | |
ペンタックスLX | 旭光学の35mm一眼レフカメラ(1980) | |
ペンタックスME-F | 世界初のTTLオートフォーカス、フォーカルプレン式一眼レフカメラ(1981)。 | |
ペンタックスMZシリーズ | Zシリーズを進化させた旭光学の一眼レフカメラ(1995)。 | |
ペンタックスPシリーズ | 旭光学のマニュアル一眼レフカメラ(1985)。 | |
ペンタックスSFX | 旭光学のフラッシュ内蔵オートフォーカス一眼レフカメラ(1987)。 | |
ペンタックスZシリーズ | 旭光学のパワーズームオートフォーカス一眼レフカメラ(1991)。 | |
ペンタックスエスピオミニ | 旭光学の32mm F3.5の単焦点レンズ搭載のコンパクトカメラ(1994)。 | |
ペンタックスオート110 | ペンタックスオート110 | |
ペンタックス・ズーム70 | 旭光学の世界初のズームコンパクトカメラ(1986)。 | |
ペンタ部 | 「ペンタプリズム」参照。 | |
ペンタプリズム | カメラの一部で、レンズを通過した光をこのプリズム内で反射させて正像でファインダーで見えるようにしたもの。レンズがガラスでは重くなるのでこのレンズの代わりにミラーを使うものもある。 | |
ペンタフレックス | 常盤精機㈱ 製の35mm判、ペンタミラー式レンズシャッターカメラ1955()。 | |
ベンチレーター | 「換気扇」参照。 | |
ボイスレリーズモード (voice release mode) |
人間の声の音圧に寄ってカメラのシャッターを切る機能。 | |
ボイトラー氏高鮮鋭現像液 | モノクロフィルム高鮮鋭現像液。メトール単独。A液(10分間沸騰後50℃に冷ました水750mlにメトール10g、無水亜硫酸ナトリウム50g、それぞれの順に完全に撹拌し水を加えて1000mlにする)、B液(10分間沸騰後50℃に冷ました水750mlにメトール10gに無水炭酸ナトリウム50gそ完全に撹拌し水を加えて1000mlにする)。使用直前にA液1部、B液1部、水10部を加えて、20℃で使用する。1回使用後廃棄。 | |
望遠効果(telephoto effects) | 遠近感が省略され、カメラで見ると前後の景色がくっついて見える(圧縮効果)現象。 | |
望遠撮影(telephoto shot) | 望遠レンズや他の器具(テレコンバージョンレンズ等)を使って遠距離の画像を拡大して写す撮影方法。 | |
望遠ズーム | 標準レンズよりも焦点距離の長いズームレンズ。例135(105)~300(400)mm程度。 | |
望遠ズームレンズ | 「望遠ズーム」参照。 | |
望遠接写 (close-up by telephoto lens) |
望遠レンズに接写リングやリアコンバーターを取付け、望遠レンズの焦点距離よりも近距離で撮影する方法。 | |
望遠レンズ | 標準レンズより狭い角度を撮影するレンズ。一般に画角は40°以下、焦点距離が300mmまでのレンズ。80mm,100mm,135mm,180mm,200mm,300mm等の焦点距離のレンズ。特徴:①遠くのものが近くに写る(圧縮効果)。 | |
包括角 | 画面の大きさに関係なくレンズが実際に鮮鋭にカバーする角度。 | |
方眼マット式スクリーン | 一眼レフカメラのピント板は交換できるようになっていて、四角い升目の模様が入っているスクリーンを指す。 | |
ホウ酸 (boric acid) | 無色の結晶。水溶液は弱酸性を示し、現像液や定着液などに使用される。 | |
ホウ酸ソーダ | 「ホウ酸ナトリウム」参照。 | |
ホウ酸ナトリウム | 白色粉末の現像促進剤、弱アルカリ性を示し、微粒子現像液の促進剤として利用されている。 |
|
ホウ砂 (borax) | 「ホウ酸ナトリウム」参照。 | |
防湿庫 | 最適保管湿度条件でカメラやレンズを保管するケース。 | |
放射線写真法 | 「オートラジオグラフィ」参照。 | |
芒硝(ボウショウ) | 「硫酸ナトリウム」参照。 | |
報道写真 (reportage photography) | 新聞や月刊誌などへの発表を目的に撮影する写真。 | |
棒焼き(contact print strip) | 現像した35mmフィルムは長いので保管しやすいため6画像1本で切断する。その棒状の1本を印画紙にべた焼きすること。 | |
飽和度 | 色の鮮やかさを表し、彩度、純度とも言う。 |
|
保温器 (heater) | 印画紙の現像(停止や定着を含む)処理するとき、処理液の温度を調節するためのサーモスタット付きヒーター内蔵の箱型の器具。 | |
ぼかす(背景) | 明るい(絞りの数値が小さい)レンズで絞りを大きく開けて撮影し,主な被写体と背景の距離を遠くするようにするときれいにぼかすことができる。 | |
保管 | カメラ・レンズは「カメラの保管」、フィルムは「フィルムの保管」,印画紙や写真の保管は「写真の保管」参照 | |
北斎の波 | 葛飾北斎の冨士の版画の並の形は1/3000秒のシャッター速度で撮影すると同じ形状の波形が写せる。 | |
ボケ | 「ボケ味」参照。 | |
ボケ味 | ボケ味は機械的には評価でき難い,一種の収差と思ってよい。前ボケ:絞り開放で前ボケが美しくでる。前ボケを有効に使うと技術が進歩する。ボケ表現:不可解,不安,何かを暗示。「ブレとボケの違い」参照 | |
保恒剤 preservative |
現像主薬の酸化を防止し,液の保存性をよくする働きがある。亜硫酸ソーダ(亜硫酸ナトリウム)が使われる。 | |
ポジ | 「陽画」参照。 | |
ポジ複写 | スライドで写して見たいがネガしかない場合等でスライド(ポジ)を起こすこと。 | |
ポジショナル・マウンティング・アドヘーシブ | ロール状になった粘着シートでヘラ等で圧力をかけて接着するマウンティング方法。 | |
ポジション | 写真を撮影するときの位置、円周360°。屋外ではライティングと心得るべき。自分が動いて背景が変わる(被写体を良い角度から見る)。 | |
ポジティヴ | 明暗が逆な原画をネガティヴをもう一度逆に戻したポジティヴ(陽画)とタルボットの友人であるジョンハーシェルが1841年に名づけた。このタルボットの発明で1枚のネガティヴから何枚でもポジティヴができるわけでこの発明が写真術の基礎となった。 | |
ポジフィルム posisitive film |
「リバーサルフィルム」参照。 | |
ポジフィルムの仕上げ | ①マウント仕上げ、②スリーブ仕上げ | |
ポジフィルムのプリント(焼付け) | フィルムを透過光で見ているのでプリント(印画紙へ焼付)するとフィルムで見たときよりも多少暗い画像になる。 | |
ポジ・ポジ | カラープリントの一種で、ポジフィルム(スライドフィルム)を現像しポジのプリントとして仕上がるもの。 | |
補充液 | フィルム現像に使う現像液が使用中に疲労していくのを食い止めるために補充するためのもの。コダック社のものではD-19R,20R,25R,50R,76R等がある。 | |
補色 | 反対色のこと。反対色を混合すると光では白色、色では黒(無彩色)になる。R赤とCシアン,Y黄色とB青,G緑とMマゼンタが補色関係にある。 | |
補助光 補助光線 |
「サブライト」参照。 | |
補助レンズ | カメラのレンズに組合わせて焦点距離を変えたり像の大きさや画角を変えるための働きをするレンズ。補助レンズを付けることで暗くなり露出を増さなければならなかったり、収差が増したりするなどの影響もある。カメラの前に装着して使う補助レンズとしてメニスカスレンズが使われろことも多い。 | |
ポスチューマスプリント | 撮影者以外の人の手によって焼付けられたプリント。「エステートプリント」と同じ。 | |
ポーズ (pose) | 人物撮影時の姿勢。 | |
補正(フィルターでの) | 「フィルターによる色の補正」参照。 | |
補正係数 | 被写体が白や黒などの場合や光の反射等で露出計の値そのままでは必要とする露出が得られない場合にカメラの絞りやシャッター速度に補正を加える量。 | |
補正ダイヤル | 露出補正するための機構(ダイヤル)。一般に0.3EV又は0.5EV毎に補正出来るカメラがある。 | |
ポーセレンプリント(Porcelain Print) | 画像をタイルに転写する工程(カーボン・トランスファー・プリント)とタイルを焼成する工程 (電気炉で長時間かけて温度を上げた後冷却)からなる写真の焼付方法により転写された画像が三次元の立体レリーフ構造となる焼付方法。 | |
ポーセレンプリントの焼成方法 | 転写されたタイルを電気炉に入れ長時間かけて温度を上げ顔料に含まれるガラス成分が溶け始め画像がタイルと一体化し、次に冷却によってガラス質に閉じ込められ安定する。 | |
保存環境 | 酸性雰囲気の場所を避ける,低温(20℃以下)・低湿(30~50%)の場所に保存する。湿度が60%以上ある場所では気温が低くてもカビがはえることがある。直射日光や蛍光灯等が常時当たらない環境に保管する,特に紫外線に当たらないようにする。特に酸性雰囲気の場所は避け,中性又は弱アルカリ性の場所に保管する。 | |
ボーダー効果 | フィルム現像時に高濃度と低濃度の境界では低濃度側から新鮮な主薬が高濃度に拡散し、境界に沿ってわずか濃度が増す現象。 | |
ボーダーライン | 「ボーダー効果」参照。 | |
ボックス型 ボックスカメラ box camera |
カメラの形状が箱のような形のもので二眼レフカメラのことを指す。 | |
ホットシュー(hot shoe) | 「アクセサリーシュー」参照。 | |
ホットシューアダプター(hotshoe adapter) | カメラとストロボをつなぐホットシューの接続部と電気コード部。 | |
ポップアップ | カメラの上部に付いていて通常は隠れているストロボを使用するためにポンと持ち上げること。 | |
ボディ(camera body) | カメラのボディ。外光を遮断しレンズからの光を利用(結像)させるための暗箱の部分。 | |
ボディシャッター | 「ボディレリーズ」参照。 | |
ボディシャッターレリーズボタン | 「ボディレリーズ」参照。 | |
ボディレリーズ | カメラのボディ本体に付いているシャッターを切る機構。昔のカメラでは別の場所にシャッターが付いていたものもあった。 | |
ポートフォーリオ | 複数の写真をひとまとめにした作品集。ブック式とケース式のポートフォーリオがある。 | |
ポートメイト(A)(B) | カラー用のフィルター。小じわやしみなどの緑色光による像を適度にぼかし美しい肌を作る(ケンコー)。 | |
ポートラ400BW | コダックのモノクロフィルム,この製品の後継としてBW400CNが発売された。 | |
ポートレート (portrait) | 人物写真。肖像写真の一種だが肖像写真に比べ人物の姿勢に柔軟性がある。①モノクロフィルムでCCフィルター(赤色)を使うと唇はかなり明るく、肌は白く飛ぶ。 | |
ポートレートエンハンサー | 明るく美しい健康的な肌を演出するフィルター(ケンコー)。 | |
ポートレート・アタッチメント | カメラレンズに組合せて焦点距離を変えたり、像の大きさや画角を変える補助レンズの一種。焦点距離が短くなる正のレンズを使う補助レンズ。 | |
ポートレート用レンズ | ハンガリーの数学者ベッファールが1840年にホクトレンデル社のために設計したベッファール型レンズ。 | |
ポラカラー | ポラロイドのカラーポジ現像。 | |
ポラリゼーションフィルター | 「PLフィルター」参照。 | |
ポラロイド社 (Polaroid Corp.) | インスタント写真のフィルムとカメラを開発(1948)したアメリカの会社。 | |
ポラロイド600マットフィニッシュ | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム、マット地。画面サイズ79x77mm。 | |
ポラロイド1200 | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム。画面サイズ73x91mm。 | |
ポラロイドSX-70 | ポラロイドの感度ISO150の自己現像フィルム。画面サイズ79x78mm。 | |
ポラロイドT51HC | ポラロイドの感度ポジISO640/400、ネガISO80/50のポジ・ネガ兼用モノクロシートフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT52 | ポラロイドの感度ISO400のモノクロシートフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT53 | ポラロイドの感度ISO100のコーティング不要なモノクロシートフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT54 | ポラロイドの感度ISO100のコーティング不要なモノクロシートフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT55 | ポラロイドの感度ISO50のモノクロシートフィルム、ポジ・ネガインスタントフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT57 | ポラロイドの感度ISO3000のコーティング不要なモノクロシートインスタントフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT59 | ポラロイドの感度ISO80のカラーシートインスタントフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT72 | ポラロイドの感度ISO400のコーティング不要なインスタントフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT79 | ポラロイドの感度ISO100のコーティング不要なカラーシートインスタントフィルム。画面サイズ89x114mm。 | |
ポラロイドT84 | ポラロイドの感度ISO100のモノクロインスタントフィルム。画面サイズ69x72mm。 | |
ポラロイドT85 | ポラロイドの感度ISO80のモノクロネガがとれるインスタントフィルム。ポジにはコーティングが必要。画面サイズ69x72mm。 | |
ポラロイドT87 | ポラロイドの感度ISO3000のモノクロパックフィルム。画面サイズ69x72mm。 | |
ポラロイドT88 | ポラロイドの感度ISO80の一般カラー用インスタントフィルム。画面サイズ69x72mm。 | |
ポラロイドT89 | ポラロイドの感度ISO100のカラー用インスタントフィルム。色再現性。画面サイズ69x72mm。 | |
ポラロイドT600 | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム。画面サイズ79x77mm。 | |
ポラロイドT611 | ポラロイドの感度ISO200のコーティング不要なCRT画像記録用モノクロインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT663 | ポラロイドの感度ISO800のコーティング不要なCRT画像記録用モノクロインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT664 | ポラロイドの感度ISO100のコーティング不要なモノクロインスタントフィルム、パックフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT665 | ポラロイドの感度ISO80のモノクロポジ/ネガインスタントフィルム。画面サイズ70x95mm。 | |
ポラロイドT667 | ポラロイドの感度ISO3000のモノクロインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT669 | ポラロイドの感度ISO80のインスタントカラーフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT672 | ポラロイドの感度ISO400のコーティング不要なCRT画像記録用モノクロインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT690 | ポラロイドの感度ISO100のインスタントカラーフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドT778 | ポラロイドの感度ISO150の自己現像フィルム。画面サイズ79x78mm。 | |
ポラロイドT779 | ポラロイドの感度ISO150の自己現像フィルム。画面サイズ79x77mm。 | |
ポラロイドT803 | ポラロイドの感度ISO800のインスタントシートパンクロマチックフィルム。画面サイズ190x240mm。 | |
ポラロイドT804 | ポラロイドの感度ISO100のコーティング不要なインスタントシートモノクロフィルム。画面サイズ190x240mm。 | |
ポラロイドT809 | ポラロイドの感度ISO80のインスタントシートカラーフィルム。画面サイズ190x240mm。 | |
ポラロイドカメラ | アメリカのポラロイド社が開発した写真技術で,撮影した画像がその場で印画紙に現像されて陽画像として現れる当時画期的な技術。他社も真似てポラロイドカメラとして発売していたが,後日「「ポラロイド」名の使用が他社はできなくなった。 | |
ポラロイドジョイカム500 | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム。画面サイズ73x55mm。 | |
ポラロイドスタジオ125i | ポラロイドの感度ISO125のインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポラロイドスペクトラ | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム。画面サイズ73x91mm。 | |
ポラロイドスライドフィルム | インスタントカメラであるポラロイドのカラースライドフィルム。 | |
ポラロイドフィルム polaroid film | インスタントカメラであるポラロイドカメラ用の感材であるフィルム。 | |
ポラロイドポケットフィルム | ポラロイドの感度ISO600の自己現像フィルム。画面サイズ24x36mm。 | |
ポラロイドポラパン3200B | ポラロイドの感度ISO3200のコーティング不要なモノクロインスタントフィルム。画面サイズ73x95mm。 | |
ポリグレードPG-V.4 | FORTE社のモノクロ写真用印画紙。FB,多諧調,コールドトーン,厚手,色調:純黒調,画質:グロッシー。 | |
ポリコントラスト・ペーパー | 「多階調印画紙」参照。 | |
ホリゾント (backdrop) | スタジオライティング等で使用する背景。床面と背面の境界(水平線:ホリゾントの意味)が分かりにくいように(水平緯線が写らないように)被写体の背景のシートを曲率を持たせて被写体の下又は床面まで一枚のシートを垂らしたもの。布や紙等で作られている。 | |
ホリゾントライト | 「バックグラウンドライト」参照。 | |
ポリマックスT現像液 | デクトールに近似のコダック社のモノクロ現像液。 | |
補力 intensification |
写真原板の画像の濃度を高める能力。現像不足、露光不足などでネガ画像の淡いもの、コントラスト不足の原板に用いる。銀粒子の少ない露光不足からは余り効果なし。クロム補力法、水銀補力法、キノンチオサルフェイト補力法、染料補力法などがある。 | |
ホルガ→HOLGA参照。 |
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ポールキャット(polecat) | 上下に伸縮可能で必要な長さで固定して使えるアルミ製のパイプ。スタジオ内で柱等として利用。 | |
ホルダー | 写真のフィルムが入っているケース。 | |
ボルティー | 35mmフィルム(裏紙付き)使用のレンズシャッター式スプリングカメラ(画面サイズ24x24mm,1947年,千代田商会) | |
ホールディング | カメラ等の持ち方。 | |
ボルタ判(Bolta size) | 35mm幅の裏紙付無孔フィルムを使い撮影画面24x24mmのもの。 | |
ポルノグラフィー (pornography) | 性を主体とした好色性の強い写真。 | |
ポルノ写真 | 「ポルノグラフィー」参照。 | |
ホルマリン (formic acid) | 無色・刺激臭のホルムアルデヒドの水溶液。現像の硬膜剤として使用される。 | |
ホールライン | 被写体の輪郭がハイライトな線状になるような照明。 | |
ホログラフィー (Holography) | 単一な波長の光と直接光を干渉させ感光材料に記録(ホログラム)し、再度単一波長の光を当てて像を再現する方法。 | |
ホログラム (hologram) | 単一な波長の光を光路の長さを変えて照射すると光の干渉を生じる性質があり、物体に単一な波長の光を当て、その反射光と直接光を干渉させ感光材料に記録したもの。 |
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ホワイトバランス | 光源の種類によって色が変わって写るので光源に合わせて変えることをホワイトバランスをとるという。 | |
本プリント | 試し焼きした後に自分の考えに合致した最終的な作品としてのプリント(印画紙現像)。 | |
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マイクロカメラ (Micro camera) | 超小型カメラ。裏紙付き16mm幅のフィルムを使い14x14mm判の写真を撮影ができる。 | |
マイクロ写真 (microfilming) | 文献などを複写し大量の資料をコンパクトに保管する目的で微粒子フィルムを用いて撮影する写真。 | |
マイクロズーム | ニコンのレンズ機種でマクロ用の設計であるがズーム機能を持たせたレンズ。 | |
マイクロドール-X | コダックのモノクロ用のメトール・食塩超微粒子現像液。 | |
マイクロフィルム | 図面や文書類を縮小コピーするためのフィルム。解像力は粒状が極めて細かい微粒子フィルムで1mm当たり55本であるがマイクロフィルムでは1mm当たり230本であり縮小コピーに適している。 | |
マイクロフェイン | イルフォードのモノクロ用の増感現像液。 | |
マイクロフォトメーター | 「ミクロフォトメーター」参照。 | |
マイクロプリズム | 微小なプリズムを敷き詰めたものでピントが外れると像がぼける仕組み。ピント合わせのマイクロマットスクリーンの中央に配置されている。 |
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マイクロマットスクリーン | 中央部がマイクロプリズム、周辺部がマット、どちらでもピントがあわせられる。 | |
マイクロレンズ | ニコンの呼び名、他社のマクロレンズと同じ。「マクロレンズ」参照 | |
マイトーン | 中外写真用薬品の現像粉剤。 | |
マイナス補正 | カメラが適正値と読み取った値より絞りを絞り光の量を少なくする補正方法。黒いものは反射率が少ないのでマイナス補正しないと黒く写らないで灰色に写ってしまう。 | |
マイナール | 中外写真薬品の超微粒子現像剤。 | |
「毎日グラフ」 | 1948年創刊、写真グラフ誌、毎日新聞社。 | |
マイフィックス | 中外写真薬品の酸性硬膜定着剤。 | |
マウンティング | 「マウント仕上げ」参照。 | |
マウント | レンズのマウントは「マウントアダプター」参照。リバーサルフィルムのマウントはフィルムを映写機であるプロジェクターで観察するときに保持具に取り付けられるように保護する板(紙又はプラスチック)。 | |
マウントアダプター | カメラとレンズの間をつなぐ器具で,カメラに他社のレンズを取付ける時に使う道具。一般(そのカメラ用のレンズ以外)にこのアダプターがないと他社のレンズが付けられない。 | |
マウント仕上げ | 現像したフィルムを1コマづつ枠(マウント)に収めるもの。自分でマウントするときはマウントの大きさの大きい方を上、小さい方を下にしてフィルムは正立像の状態で大きなマウントに載せ下から小さいマウントを取り付ける。 | |
前板(lensboard,マエイタ) | カメラの先端のレンズを取り付ける板。ビューカメラやプレスカメラなど、レンズと一体でレンズの取付・取り外しに使われる。 | |
前側主点 | 「主点」参照。 | |
前の空間が狭い | 人物の背後の空間が大きく、前の空間が狭い場合は寂しさが表現できる。 | |
前ピン | ピントを合わせたいところにピントがあっていないで,それよりも前でピントがあっている状態。 | |
前ボケ | 一般に前ボケで感じの良い写真は、前ボケを小さめに、前ボケは目立つ色(真っ白、真っ黒、真っ赤など)を避ける。 | |
前浴 | フィルム現像時現像液に入れる前に水でフィルム面をなじませる工程。水を注入し約60秒間攪拌する。攪拌後の水の色が多少黄橙色がかるがこれはフィルムのハレーション防止層が水に溶け出すためである。 | |
前露出(マエロシュツ) (pre-exposure) |
1画面に多重露出を行うときの最初の露出。画面内に極端な明暗差があるときに両方を活かしたい場合に使う。 | |
マガジン | フィルム収納ケースの一種。フィルムを巻きとるための器具。100mの長尺フィルムを装填できるものもある。 | |
巻上げ | 「フィルム巻上げ」参照。 | |
巻き上げレバー | 撮影した後に次のフィルムの撮影準備するためのフィルムを巻く機構。最近のカメラでは自動で次のフィルムに巻きあがる。 | |
巻きぐせ(現像したフィルムの) | 「カーリング」参照。 | |
マキナ | 「ブラウベル マキナ」参照。 | |
巻戻し | 「フィルム巻戻し」参照。 | |
巻戻しノブ | 撮影後のフィルムを牧戻すためのつまみ。最近のカメラでは、フィルムが自動的に牧戻ったり、ノブではなく窪みの物などある。 | |
幕速(curtain travel verocity) | フォーカルプレーンシャッターのシャッター幕が画面を走行する速さ。約15msec。 | |
「マグナム」 | 1947年ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ・ブレッソン、デビッド・シーモア等が設立した写真通信社。 | |
マグネット式電子シャッター | 電磁石の電流を切ってスプリングの力で幕を閉じさせる方式のシャッター。 | |
マクロ機能 | ズームレンズについている接写機能。マクロレンズ程ではないがある程度の接写撮影が可能。 | |
マクロ撮影(macro photography) | 小さいものを等倍(又は半分)まで大きく撮影する方法。マクロレンズ(マイクロレンズ)や中間リング、ベローズ等も使われる。 | |
マクロレンズ | 接写用のレンズで近距離に焦点を合わせるように設計されている。マイクロレンズとも言う。遠距離での撮影もできる。被写界深度が浅い。花の撮影には一般に焦点距離100mm前後のものを使用する場合が多いが、小さなもの(梅の花など)を画面いっぱいに写すには50mm程度のレンズが良い。マクロレンズ以外の一般のレンズは無限遠を基準にレンズ設計されているので焦点距離の10倍以下の近い所(近接撮影)での撮影は画質が劣る。 | |
マジキューブ(Magicube) | 電源を必要としない閃光電球の一種。機械的ショックで点火剤が発光し閃光する。 米国コダック社とシルバニア社の共同開発。 | |
マジックライン式距離計 | 「距離計(引伸機の)」参照。 | |
マシン | イタリアではカメラ(マキナ)のこと。日本ではミシン、アメリカでは車のことと言われている。 | |
マスコ | ステンレス製のフィルム現像タンク。 | |
マチエール(matiere) | 被写体の質感を表す用語。フランス語の絵筆からきた言葉。 | |
マッキーライン Mackie line | ネガフィルム現像時に高濃度部と低濃度部の境界でハイライト部やハーフトーン部などで濃度の変化する状態(エッジ効果、エバーハード効果)がありこの現象をとり上げた人の名前を冠した境界線。 | |
真っ黒いものの撮影 | 「黒いものの撮影」参照 | |
マーシャル スポットダイ Marshall's Photo Retouch Colors |
画像内に浸透するタイプのスポッティング液。銀一フォトショップ(東京都中央区銀座1-6-11℡03-3562-4211)で販売。Basic Black,Basic Grey,Basic Blue等がある。 | |
真っ白いものの撮影 | 「白いものの撮影」参照 | |
マッティング | 写真の保護や展示の方法。オーバーマットやブックマットの方法がある。 | |
マット | 「マット紙」又は「ブックマット」参照 | |
マットカッター | オーバーマット装丁に使うマット紙の切断用の道具。45°の傾斜した窓の切抜きができるように刃物が傾斜して取付けられておりマット紙の厚さに応じて刃の出す量が変えられるようになっている。プロ用のしっかりしたもの以外にもハンディタイプのものも市販されている。 | |
マット紙 | 写真の額装に使うオーバーマット用の用紙で写真の劣化を防ぐために中性紙を使うようになっている。モノクロ写真ではマット紙は白色が無難で次に黒色,オフホワイトの順。 | |
マット仕上げ | マット紙を使って額装する方法。「ブックマット」参照。 | |
マットパネル (mat panel) | 木製パネルにオーバーマットをドッキングする展示額の方法。写真にフチが付くので高級感が得られる。 | |
マトリックスフィルム | 染料の転染法でカラー写真をつくるときに使うレリーフ像を作るためのフィルム。 | |
マニュアル | 手動のこと。自分で考えて決めることで露出の場合は露出(シャッター速度と絞り)を撮影者自身が考えて設定する方法。 | |
マニュアルエクスポージャy | 速攻したデータをもとに人間が自分の手で絞りとシャッター速度を組み合わせること。 | |
マニュアルカメラ | AF機能を搭載していないカメラ。またはAE機能、フィルム感度の自動認識機能、フィルム自動巻き上げ機能などもないカメラ。 | |
マニュアル撮影モード | 「マニュアル」参照。 | |
マニュアル発光 | ストロボの発光量を人間が決めて発光させること。大型ストロボはマニュアル発光で照射距離で絞り値等露出を調節する。 | |
マニュアルフォーカス | 人間が自分の手で画像がはっきり映るように焦点(フォーカス)をあわせること。関連語:オートフォーカス | |
マニュアルモード | 「マニュアル」参照。 | |
マニュアルモード露出モード | 「マニュアル」参照。 | |
マミヤ | マミヤ光機製作所の制作カメラの通称 | |
マミヤ35 | マミヤの35mm判、距離計連動式レンズシャッターカメラ(1948) | |
マミヤシックス | マミヤの蛇腹式ブローニーフィルムを使うカメラ(1950)。ピント合わせをレンズでなくフィルムを移動する機構に寄った。 | |
マミヤシックスオートマット Mamiya Six Automat |
マミヤ光機製作所の6x6判スプリングカメラ | |
マミヤピストルカメラ | マミヤ光機製作所のハーフサイズカメラ(1954)。 | |
マミヤフレックス オートマット A | マミヤ光機製作所のレンズシャッター式二眼レフカメラ(1949)、120フィルム、60x60mm。 | |
マミヤフレックス プロフェッショナル | マミヤのブローニーフィルムを使うレンズ交換式二眼レフカメラ(1956)。 | |
豆カメラ | 「超小型カメラ」参照。 | |
マルチグレードペーパーデベロッパー | イルフォードの濃縮液体現像剤。標準使用液としての使用以外にも画像濃度のコントロールや希釈しても使える。 | |
マルチコーティング | 屈折率の影響を受けずレンズを透過する光の波長を平均化し透過光も増大させるためのコーティングで層を重ねることでより効果を大きくしている。 | |
マルチコントラスト・ペーパー | 「多階調印画紙」参照。 | |
マルチストロボ(stroboscopic light) | 発光間隔を変化させて発光できるストロボ。一眼レフ用で1~50回/秒。 | |
マルチパターン測光 | 「多分割測光」参照。 | |
マルチプルイメージ(multiple image) | 多数の写真、複合写真などの意味で早い動きのものの分解写真としてストロボを連続発光させるなどして使われる。 | |
マルチプログラム | 絞り値とシャッター速度の変化の状態を図式化したプログラムラインが焦点距離の影響なども加え複数のものから最適条件を選べるプログラム。 |
|
マルチモード | 絞り優先、シャッター速度優先、プログラムAE、各種測光方式等数種類の状態(型)に切り替えられる方式。 |
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マルバーシックス | 桑田商会のレンズシャッター式スプリングカメラ(1936)。120フィルム(画面サイズ;45x60,60x60mm)。 | |
「満州グラフ」 | 満鉄広報課発行の写真雑誌。 | |
マンセル色立体 | あらゆる色の位置付けを決めたもの。 | |
ミクロファイン | 富士フィルムの超微粒子現像液。メトール単液の亜硫酸ナトリウムを多く含みさらに食塩を加えたもの。 | |
ミクロフォトメーター (microphotometer) | 微小物体または微小部分の光に対する透過率または反射率を測定する装置。顕微分光装置など。 | |
水切り液 | 「水滴防止液」参照。 | |
水現像(water bath development) | 印画紙の現像処理中に途中で現像液から印画紙を取り出し水洗いし現像の進行を遅くする処理方法。プリント時の露光オーバーを防ぐことができる。 | |
水と空気の屈折率 | 空気に対して1.33倍であり、空気50mmレンズは水70mmレンズとなる。 | |
水の流れの撮影 | シャッター速度は、①スローシャッター(やさしい流れに表現):1/2~1/4秒。完全に流れを絹のように滑らかにするには約3秒。②高速シャッター(波しぶきを表現):1/1000秒以下 | |
密着 | 「コンタクトプリント」参照。 | |
密着印画 | 「コンタクトプリント」参照。 | |
密着プリント | 「コンタクトプリント」参照。 | |
密着焼き | 「コンタクトプリント」参照。 | |
密着焼付 | 「コンタクトプリント」参照。 | |
密着焼付器 | 「コンタクトプリンター」参照。 | |
密着用印画紙(contact paper) | 密着用に使う印画紙、感度が低いガスライト紙を使うことが多い。引伸用にはブロマイド紙、クロロブロマイド紙が一般的に使われる。 | |
三菱製紙 | GEKKO印画紙,現像剤や定着剤等の製造販売。 | |
ミディアムショット(medium shot) | 近すぎたり遠くのものの撮影ではなく、中間距離での撮影。 | |
ミディアムポジション | 被写体に当てる光の位置がレベルポジションからトップポジションまでの間。被写体に当てる光の位置が45°を基準に上がハイミディアム,下がローミディアム等と言う。 | |
緑色フィルター | 短い波長の吸収効果と赤色光も吸収するモノクロ写真用フィルター。PO1、G等があり被写体の赤色が強すぎる場合、それを抑えるためにも使われる。 |
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緑色強調フィルター | 「グリーンエンハンサー」参照。 | |
緑感性乳剤層 | カラーネガフィルムは色光に感じた部分が現像されると被写体とは明暗が逆の画像が再現され、マゼンタ色に感じる乳剤層。 | |
ミニコピーフィルムHRⅡ | 富士写真フィルムの複写用フィルム。 | |
ミニチュアカメラ miniture camera |
小型カメラ。昔はカメラが大きかったので35mmのカメラをミニチュアと呼ぶこともあったが、35mmカメラカが主流となり、35mm以下のカメラを指すようになった。 | |
ミニドライヤー | フィルム乾燥機で小型のもの。キング等で販売。 | |
ミニマムアイデア→MINIMUM IDEA参照。 | ー | |
ミニヨンⅡ MinionⅡ |
東京光学機械のレンズシャッター式スプリングカメラ(1938?)、127フィルム、40x50mm。 | |
ミノックス | 16mmフィルム(9.5mm幅)を使う小型カメラ。 | |
ミノックス判(Minox size) | ミノックスカメラ用の8x11mmの画面サイズ。 | |
ミノックスミノパン25 | ミノックスの感度ISO25のモノクロネガフィルム。8x11mm。 | |
ミノックスミノパン100 | ミノックスの感度ISO100のモノクロネガフィルム。8x11mm。 | |
ミノックスミノパン400 | ミノックスの感度ISO400のモノクロネガフィルム。8x11mm。 | |
ミノルタ | カメラ製作会社。1928年「日独写真機商店」として創業。カメラを中心に光学技術を高め1968年社名を「ミノルタ㈱」に変更。2003.8.5旧コニカ㈱と経営統合し「コニカミノルタホールディングス㈱」発足。更に2006年には写真部門がソニーに吸収合併された。 | |
ミノルタ16QT | ミノルタの16mmフィルム使用の12x17mm判極小型カメラ(1972)。 | |
ミノルタ35 | ミノルタの35mmレンジファインダー式カメラ(1947)。24x32mmフィルム。 | |
ミノルタ35ⅡB | ミノルタの35mmレンジファインダー式カメラ(1958)。24x36mmフィルム。レバー巻上げ機構装備。 | |
ミノルタα707 | ミノルタの一眼レフカメラ。 | |
ミノルタα7000 | AF駆動をボディ側にもつ一眼レフ発売(1984)。オートフォーカス時代の幕開けとなった。 | |
ミノルタα9000 | AF駆動をボディ側にもつ一眼レフでミノルタカメラの銀塩式カメラでの最高級品。 | |
ミノルタCLE | ミノルタの35mmカメラ(1980)。24x36mmフィルム。 | |
ミノルタSR-1 | 千代田光学精工の35mm一眼レフカメラ(1959)。24x36mmフィルム。 | |
ミノルタSR-2 MINOLTA SR-2 |
千代田光学精工の35mm一眼レフカメラ(1956)。24x36mmフィルム。SR;SINGLE LENS REFLEXの意味。 | |
ミノルタSR-7 | cdsを露出計に使った一眼レフカメラ。1962発売。 | |
ミノルタXD | 絞り優先,シャッター速度優先AE自動露出機構付一眼レフカメラ発売,1977。24x36mmフィルム。 | |
ミノルタX-700 | ミノルタの35mmマニュアルフォーカス一眼レフカメラ(1981)。 | |
ミノルタTC1 | ロッコール28mmmf3.5のレンズのコンパクトカメラ。 | |
ミノルタオートコード | ミノルタの二眼レフカメラ(1955)。 | |
ミノルタオートプレス | ミノルタのカメラ(1935)。 | |
ミノルタスカイ | ミノルタの35mm一眼レフカメラ(1957)。 | |
ミノルタディスク7 | ミノルタのディスクフィルム使用カメラ(1983)。 | |
ミノルタハイマチック7 HI-MATIC 7 |
ミノルタのレンジファインダー式カメラ(1963)。24x32mmフィルム。 | |
ミノルタハイマチックF HI-MATIC F |
ミノルタのプログラムEE,距離計連動、レンジファインダー式カメラ(1972)。24x32mmフィルム。 | |
ミノルタフレックス1型 | 千代田光学精工の国産初の二眼レフカメラ開発(1937)。 |
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ミノルタフレックスオートマット | 千代田光学精工(株)の120フィルム使用6x6判二眼レフカメラ(1941)。セルフコッキング式。 | |
ミュージアムボード (museum board) | ブックマットに使われるマットの一種類。綿の繊維で作られ弱アルカリ性(PH8.0±0.5)で吸湿性がある、酸性の室内環境から作品を保護する。 | |
ミョウバン | 定着液中に入っているミョウバンは膜を固める働きがあり、液のネバネバ感はこのミョウバンによる。カリミョウバン、カリウムアルミニウムミョウバンとも言われる。 | |
ミラー | 「クイックリターンミラー」参照。 | |
ミラーアップ | 一眼レフカメラでピント合わせに、ミラーを下げておきミラーで反射した画像をファインダーで確認できるようになっている。 シャッターを押すとミラーが上がり被写体からの光がフィルムに届く。このときシャッターを上げると多少ショックがかかるので、これを防ぐためピントを合わせた後、 シャッターを切る前にミラーを持ち上げておく動作。初期の目的は後玉の飛び出した超広角レンズを使うためのものであった。 | |
ミラージュ | 多重効果がつくりだす幻想的な映像を表現するためのフィルター(ケンコー)。レンズを一部カットし3面,5面,6面等がある。 | |
ミラーショック (mirror shock) | 一眼レフカメラのシャッターを押したときのミラーアップ時の衝撃。 | |
ミラックス | 35mmレンジファインダー式カメラ(1950)。日本製。 | |
ミラーレンズ | レンズの内部に鏡を使い超望遠レンズ(500mm、1000mmm等)でも軽量である。光によりドーナツ状の模様が出る。 | |
ミランダA | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ。 | |
ミランダB | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ。 | |
ミランダC | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ。 | |
ミランダD | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ(1950)。 | |
ミランダdxー3 | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ(1975)。ペンタプリズム固定式、絞り優先オート機構。 | |
ミランダS | ミランダ(旧オリオンカメラ)の35mm一眼レフカメラ(1959)。 | |
ミランダT | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ。 | |
ミランダTⅡ | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ(1957)。 | |
ミランダセンソレックス | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ(1974)。 | |
ミランダセンソレックスEE | ミランダ(旧オリオンカメラ)のカメラ(1976)。 | |
ミレッド | 色温度T(単位はK)の逆数の100万倍。フィルター選択の計算式にはミレッドの単位の方が合理的と云われている。 例;色温度5000Kは200ミレッド(ミレッド=1,000,000/T) |
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ミルクプリント | 「カゼインプリント」参照。 | |
無限遠 | ∞(無限大)のマークより遠い場所。そのレンズの∞位置から遠方はピントが合っているように見える位置。 | |
無限遠ボタン(infinity button) | カメラの焦点を無限遠にセットするための機構。コンパクトAFカメラなどに利用されている。 | |
無光沢紙 | 光沢の無い印画紙。マット紙は一般的に無光沢である。 | |
無孔フィルム(ムコウフィルム) unperforated film |
フィルムのコマ送り用の孔が片側・両側にあいてないフィルム。フィルムの送りはスプールの巻きとりの力による。 | |
無酸 | 写真保管で糊が酸化して色が変化しないように考慮された「糊」。 | |
無酸紙 | 酸性ではない用紙、風化が少ないので手作り写真にも最適。 | |
無水 (anhydride) | 水分を含まない薬剤。無水物は湿気を帯び固まりやすいので保管に注意すること。 | |
無水亜硫酸ナトリウム | 水洗促進剤の主薬品。現像液や定着液にも含まれる材料。単ハイポ定着液としても使われる。白色結晶又は粉末。 | |
無水アルコール | フィルム上の指紋を取り除くときに使われる。 | |
六切(ムツギリ) | 印画紙サイズ。20.3x25.4mm(8x10インチ)。 | |
六切判(ムツギリバン) | 「六切」参照。 | |
ムービングコイルコイル式電子シャッター (moving-coil electronic shutter) |
シャッター幕が閉じようとする力をレバー等で押さえておき、ムービングコイルを動作させレバーを蹴飛ばして幕を閉じさせる機構。 |
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明暗差 明暗比 (brightness range) |
被写体の最も明るい部分と暗い部分の明暗の比率。明暗の比が大きい場合はコントラストが高いと云う。 | |
明暗法 | 立体感をより表現するための照明方法。 | |
明視距離 | 人間が一番疲労が少なく見える距離の平均値。25cm程度。 | |
名刺判写真 | 肖像写真を撮影するために数個のレンズを取り付けて一枚のネガフィルムに複数の写真を撮影する撮影方法。52x87mmのプリントが62x103mmの厚紙にラミネートされている。 | |
明退色 | 明るいところにカラーフィルムやカラープリントを置いておくと色が薄くなっていく現象。光のうち特に紫外線の影響で色が薄くなっていく。 | |
明度 | 明るさの度合い。明度の高い色を明色、低い色を暗色と云う。 | |
メインカメラ | 撮影の時に主に使うカメラ。関連語;サブカメラ。 | |
メインライト | 被写体の最も見せたい部分を照らす主要な光。 | |
メジャーカップ | 「メスシリンダー」参照。 | |
メスカップ | 「メスシリンダー」参照。 | |
メスシリンダー (measuring cup) | 細長い筒状の容器で液体の容量を水位により計測する目盛りが筒状の周囲に刻まれている。ガラス又はプラスチック製のものが使われる。ガラス性は壊れやすいが薬品に強い,プラスチック製は薬品に弱く酢酸等により透明性が失われ雲ってしまい液位(水位)が見えなくなる。 | |
目線 (メセン) | 撮影するときの目の高さを表す。子供の目線、猫の目線で写すとは、カメラ目線が子供の高さや猫の高さまで下げて撮影すること。 | |
メタホウ酸ソーダ | 「メタホウ酸ナトリウム」参照。 | |
メタホウ酸ナトリウム (sodium metaborate) |
無色六方晶系のプリズム状結晶。フィルムのアルカリ性定着液や防腐剤などに利用。 | |
メチノール | オリエンタルの商品名。「メトール」参照。 | |
メディアフォト | 広告宣伝、報道用等の目的の写真。 | |
メトール Metol |
無色針状の急性現像主薬(現像が進むと共に現像係数が増大)、シャドーに反応。モノメチルパラアミノフェノールサルフェート、硫酸N-メチル・Pーアミノフェノール、Nーメチル・P-アミノフェノール硫酸塩等と言う。アグファの商品名。 |
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メートルグラス | 「メスシリンダー」参照。 | |
メトール・食塩微粒子現像液 | 「ミクロファイン」参照。 | |
メトールミン | 中外の商品名。 「メトール」参照。 | |
メニスカスレンズ | 写真用レンズの中で一番簡単なレンズで、被写体側が凹、フィルム側が凸のレンズ。球面収差を除くため明るさを犠牲にして絞っているのでF11程度の明るさのレンズ。 | |
目に優しい色 | 「550Nmの波長」参照。 | |
目による色の違い | 色の違いは光の振動数(波長)の違いのよって起こるものである。光の速さc、波長λ、振動数nとすると、c=λn で表される。光源からの光は通過する物体の屈折率に寄って波長が変わるがその振動数は変わらない。 人間の目の感覚で3つの受光器を考えると、赤、緑、青に感じる受光器によって感じる度合いで色として感じていると考えられている。 | |
眼の解像力 | ①網膜上で2つの点を2点として見分けられる間隔は波長550mμの光の時に約0.002mmである。角度に直すと眼の焦点距離を17mmとすると1分ぐらいである。1mmの間に引いた線を見分ける本数は網膜上で約500本(参考;1mm/0.002mm)。 |
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目の高さ | 「目線」参照。 | |
メモカメラ | 日常に携帯して記録用などの目的で使うカメラの総称。メモを機名にしたものに、アグファメモ、アンスコメモ、ミノルタメモ等がある。 | |
メモリーロック | オートのカメラで測光,測距した後にフレーミングを変えても前の測定値を維持する機構。 | |
メモリーロックボタン | 「メモリーロック」参照。 | |
メラノタイプ | 「チンタイプ」参照。 | |
メリハリ | 濃度差のあるコントラストが大きいこと。「メリハリのあす写真」等と呼ぶ。 | |
メルカプトベンゾチアゾール | 「有機カブリ防止剤」参照。 | |
メルコン | カメラ(1955)。日本製。ライカ模擬。 | |
メルコン2 | カメラ(xxxx)。日本製。コンタックス模擬。 | |
面光源 | 蛍光灯、反射させた光。軟らかい感じ。「点光源」参考。 | |
綿棒 | カメラやレンズの細かい部分を拭く道具。 | |
モアレ | 干渉縞。 | |
木製パネル | 写真の展示法の一つ。木枠に写真を貼り付ける方法。写真が木材の色がつきやすく,保管にもかさばる。表面に写真が出ているので写真に傷がつきやすい。 | |
木製フレーム | 木(桜、楢、チーク等)製のフレーム一般には写真の前面に透明ガラス(アクリル等のプラスチックもある)を使用する。 | |
目測式カメラ |
目測で距離を測りその値をカメラの距離目盛りに合わすことでレンズのピントを合わせることができるカメラ。 | |
モザイク式 モザイクスクリーン法 |
微粒の3色フィルターが分布したスクリーンをパンクロの材料に重ねて撮影するカラー再現法。規則モザイク式と不規則モザイク式がある。 | |
モジュラーフード | 数枚重ねて使用できるように設計されたレンズへフィルターを取付けるための道具。 | |
モダニズム写真 | 写真の機能に従い写真にしかできない視線で作る写真作品。①ストレートフォトグラフィー、②前衛的な作品、の異なる2方法がある。 | |
モダンプリント | 撮影から年月を経て撮影者がプリントし直した写真。 | |
モチーフ (motif) | 動機のこと。動機となる素材のことをも呼ぶ。. | |
モデリングランプ(modelling lamp) | 大型ストロボの発光部(キセノン電球等)。 予め弱い連続的な照明をしてライティング効果を調べる。 |
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モード | 「撮影モード」参照。 | |
モード写真 (mode photography) | 流行の着物や飾りを宣伝や報道目的などで撮影する写真。 | |
モード選択ボタン | 各種の撮影モード(風景や夜景などの撮影モード,絞り優先等の撮影モード)を選択するためのボタン(スイッチ)。 | |
モードダイヤル | 「モード選択ボタン」参照。 | |
元封(モトフウ) | 35mmフィルムが36枚撮り等、パトローネ入りのフィルムがポリエステルケースに入れられ化粧箱に納められている状態。 | |
物置暗室 | 正規の暗室を作るのにはお金もかかるので物置を光の入らないように斜光して暗室として使用するもの。 | |
モノクロ | モノクロームの略。白から黒までの濃度差のみで色彩のないこと。 | |
モノクロを学ぶ利点 | 光の強弱で状態が変わるので見る目を学ぶのにも良い。 | |
モノクロ現像 | フィルム作り(モノクロフィルムの現像)と印画紙への焼付(印画紙現像)。 | |
モノクロネガフィルム | 陰画像(白色は反対色の黒色に)がフィルムに現像されるモノクロフィルム。 | |
モノクロフィルム | 白から黒までの濃度差のみで色彩のない写真撮影用のフィルム。 | |
モノクロフィルムの現像 | 「現像作業(モノクロフィルム)」参照。 | |
モノクロプリント | モノクロ印画紙の焼付け。印画紙に焼付けられたモノクロ写真又は焼付けること。 | |
モノクロプリントしている会社 | 2006年代でも未だモノクロプリントしている会社又は人として写真弘社,フォトグラファーズラボラトリー(赤坂リキマンション),フェニックス。 | |
モノクロポジフィルム | 陽画像(白色は白色に)がフィルムに現像されるモノクロフィルム。 | |
モノクローム | 「モノクロフィルム」参照。 | |
モノシートタイプ | インスタント写真の一種。処理液がフィルム内部にあり,撮影後,徐々に画像が形成される(見えてくる)タイプ。 | |
モノトーン | 単色の調子の画像のこと。写真では一般に黒(から白まで)の単色を指す場合が多いが単色であれば色があってもモノトーンとも言う。 | |
モノバトール | コニカの商品名。「メトール」参照。 | |
モノメチルパラアミノフェノールサルフェート | 「メトール」参照。 | |
モノール | 富士フィルムの商品名。「メトール」参照。 | |
モノレール(monorail) | カメラボディとレンズ前板を蛇腹でつないだビューカメラ等でピント合わせのためにレンズの付いた前板をスライドさせて前後させるための1本のレール。 | |
モンタージュ (montage) | 複数の写真の断片を組み合わせて一つの新しい写真を作ること。 | |
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焼きが不足 | 現像などで黒がでないこと。 | |
焼き込み(burning-in) | 印画紙のプリントで画像の一部に光を当てて露光する操作。焼き込みによりその部分は黒くなる。 | |
焼付け(printing) | 一般に銀塩フィルムの画像を印画紙に焼き付けること。プリントとも言う。 | |
焼き度(printing grade) | 現像する時の印画紙への露光時間の度合い。 | |
焼き増し | 同じ写真を何枚も作る(現像)こと。 | |
焼きむら(uneven printing) | 引伸機の調整不良等で光線が均一でないことが原因で起こる露光むら。フィルムに現像された画像とは異なる濃度の部分が局所的に出来ること。 |
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焼く | 「焼付け」参照。 | |
躍動感を表現 | 低速シャッターで被写体にブレを作り動きを出す。 | |
薬品貯蔵タンク 薬品貯蔵ビン |
「貯蔵タンク」参照。 | |
夜景の撮影 | シャッター速度はF8~F11で約10秒。CPLフィルターは不要。 | |
ヤシカ | (株)ヤシカ、長野県のカメラメーカー(1949-1983)。 | |
ヤシカ44 | ヤシカの4x4判二眼レフカメラ(1956)。 | |
ヤシカ 400 | ヤシカのISO400感度のネガカラー35mmフィルム。 | |
ヤシカYF | ヤシカの35mmカメラ(1959)。 | |
ヤシカY16 | ヤシカの16mmフィルム使用の10x14mm判極小カメラ(1959)。 | |
ヤシカエレクトロ35 | ヤシカの35mmカメラ(1966?)。 | |
ヤシカハーフ17EEラピッド | ヤシカのハーフ判(18x24mm)カメラ(1965)。 | |
八切(ヤツギリ) | 印画紙サイズ。16.5x21.6cm(6.5x8.5インチ)。 | |
八切判(ヤツギリバン) | 「八切」参照。 | |
山崎光学研究所 | CONGOブレンドで大判写真撮影用のレンズ販売。 | |
やや軟調 soft |
グラデーションの値が軟調と中間調の間の値。 | |
柔らかい(光) | 明暗の差がない曇り状態のような影がはっきりでないコントラストのない状態を柔らかいと言う。 | |
有機カブリ防止剤 (organic anti fog) | カブリを防ぐための炭素を含む有機薬剤。現像液に微量添加して使用する。 | |
夕景の撮影 | 「夜景の撮影」参照。 | |
有効Fナンバー | 撮影距離が小さい時(接写)には、一般のFナンバーでは誤が生じるので、その誤差を考慮し画像倍率を計算に入れたFナンバー。有効差Fナンバー=FナンバーX(1+倍率) | |
有効画素数 | 縦の画素数X横の画素数=有効画素数。 | |
有効口径 | レンズの光が通る最大の口径、入射瞳とも言う。レンズ前面の光速の直径である。絞りの直径とは一致しない。 | |
有孔フィルム(ユウコウフィルム) perforated film |
フィルムの両側又は片側にフィルム送り用の孔のあいているフィルム。 | |
有効露光域 | きれいなプリントを得るためにはネガの濃度域と印画紙の有効露光域を一致させると理論的にきれいなプリントができる。多諧調の印画紙は有効露光域を変化できる。 | |
有効露出時間(シャッターの) | 実際にある露出を与えるために必要な露出時間。有効露出時間=全露出時間x効率横軸に時間をとり、縦軸に光の量をとる。光の当たる量(A:開き始めの位置、B:t1に達した位置、C:閉まり始めの位置、D:完全に閉まった位置)はA,B,C,Dで囲まれた台形の面積となり、この面積に相当する分だけシャッターが開いている時間。 |
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歪みの直し方 | 高いビルを下の方から写すと極端にてっぺんが細く写ったり、長い塀を写すと極端に遠くが背の低い塀に写ったりする。この補正はフィルム面とレンズの光軸がカメラは同軸にできているので起きる現象。これを防ぐにはレンズやカメラの向きを光軸からずらす方法があり、ビューカメラではある程度自由に移動できる。一眼レフのカメラ用レンズでも一部ずらせるものも販売されている。 | |
油性溶媒 | イルフォードXP2スーパーは色素画像モノクロネガフィルムで色素を含む油性溶媒で構成されておりフィルム中に銀は含まれない。 | |
雪景色 | 明るいときはカメラの露出計(反射光式)で測定し約+1.0~+2.0にする。暗いときは補正はほとんどいらない。オレンジフィルター等は使用しないでよい。紫外線カット用のUVフィルター,L39,L41は使った方が良い。なお,ユキの質感を出したい場合できれば大型のフィルムが良い。 | |
ユニバーサルネガキャリア | ネガの大きさに合わせて窓の大きさを変えることのできるネガキャリア。 | |
ユニバーサルリング | フィルターネジのないレンズでフィルターを使うときにフィルターをレンズ鏡胴外側に取付けフィルターを取付ける為の道具。 | |
陽画 (positive image) | 明暗の諧調が実体と同じ画像。実体が白い部分は白い色で表現される。 | |
溶解 | 順序や温度を守りある薬品を撹拌しながら他の薬品を完全に溶けあうまでかき混ぜること。 |
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溶解物理現象 | ネガフィルム用現像液で亜硫酸ナトリウムが多いと溶解物理現象が起こり鮮鋭度が低下する。 | |
ヨウ化カリウム (Potassium Iodide) | カリウムと沃素からなる無機化合物。無色の固体。化学式はKI。現像液の一部に使用。 | |
沃素ランプ(iodine lamp,ヨウソランプ) | 沃素とアルゴンガスを石英管内に封入し寿命が長く光量や色温度の安定したランプ。 | |
溶媒(現像液等の) | 水(重金属塩、酸素等を含まないものがよい)。 | |
抑制剤 | カブリ防止剤。光を受けていない乳剤中のハロゲン化銀が黒化するのを防止するのが抑制剤である。臭化カリウム,ベンゾトリアゾールがよく使われる。 | |
横浜美術館 | 1989年美術館内に常設写真展示場開設。 | |
汚れをとる方法(現像処理など) | 現像液に触れる容器などの器具は銀で汚染されて黒くなり水で洗うだけでは汚れが取れないので汚染除去液で洗った後水洗いする。 | |
四切(ヨツギリ) | 印画紙サイズ。25.4x30.5mm(10x12インチ) | |
四切判 | 「四切」参照。 | |
予備水洗 | フィルム現像や印画紙現像の際に定着後定着液をほぼ除去するための動作。フィルム現像印画紙現像とも、定着後水洗促進液(QW)に漬けるまえに1分程度水を流してQWの劣化を防ぐと同時にQWの効果を高めるために行う。 | |
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ライカ判 | 18x24の映画用フィルムのフォーマットを2倍にしたもので,ライカが使用したことから付けられた呼び名で135タイプサイズ(35mmの幅で撮影範囲が24mmx36mm)のフィルムを使用するカメラ。 | |
ライカ全紙 | 長い方が全紙サイズの印画紙と同じ長さで,短い方が全紙サイズより短い長さの印画紙サイズ(35mmサイズと同じ2:3の縦横比率)。 | |
ライカマウント(Leica mount) | カメラにレンズを取り付ける一種の方法。ネジピッチ1/26インチ、フランジバック28.8mmのネジ式マウント。 | |
ライカ用2浴法処理現像液 | 第一液;10分間沸騰後20℃に冷ました水750mlに、メトール5g、無水亜硫酸ナトリウム100g、それぞれ順に完全に撹拌後水を加えて1000mgとする。 第二液;10分間沸騰後20℃に冷ました水750mlに、無水亜硫酸ナトリウム6g、無水炭酸ナトリウム15g、それぞれ順に完全に撹拌後水を加えて1000mgとする。 現像時間は第一液は2ー4.5分、第二液は3分。 |
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ライズ (rise) | アオリ機構の一種。レンズ面が上に上げることをライズと呼ぶ。ビル等見た目で上すぼまりになる被写体をレンズをライズすることで上すぼまりのない上から下まで平行な(同じ幅の)建物として写すことができる。 | |
ライジングフロント rising front |
背の高いビルを前から撮影する時道路にいる人間は下から見上げるようになるために1階より屋上に近いところが段々狭く写ってしまうので、 あおりの出来るカメラテで焦点面の軸中心からレンズを少し上げて撮影し画像の歪みを矯正する方法。 | |
ライティング(lighting) | 被写体に対する効果的な光の当て方。朝から夜迄一日中太陽の様子を見ていろ;竹内敏信 ライティング技術 ①光の質(直射光が強い,ディフューズ等),②光の色(アイランプ,ストロボ,蛍光灯,デーライト),③光の役割(方向) スタジオ撮影でのライティングを特に「スタジオライティング」と呼ぶ。 |
|
ライトスタンド(light stand) | 写真撮影用照明のスタンド(脚,ポール)。 | |
ライトテーブル | リバーサルフィルムを観察するための照明台(器具)。ライトテーブルの上にフィルムを載せライトテーブルを光らせてルーペでフィルムを観察する。 | |
ライトバランスフィルター | 色温度を調節するフィルターでLBフィルターとも呼ぶ。色温度を下げるアンバー系のフィルターとしてLBAフィルター、色温度を上げるフィルターとしてブルー系のLBBフィルターがある。例えばタングステン光でライトバランスフィルターを使うとデーライトフィルムの色温度で撮影ができる。 | |
ライトバリュー | 露出量を表示する値。L=zxFxF z;シャッター速度が1/125秒の場合は125とする。F;絞り番号。「LV値」参照。 | |
ライトポジション(光を当てる位置) | 光の位置を示すための言葉。センターポジション,サイドポジション,オフセンターポジション,クロスポジション,サイド・リアポジション,リムポジション,リムポジション,リアポジション,トップポジション,ミディアムポジション,レベルポジション,アンダーポジション等がある。 | |
ライトソース | 引伸機のライトボックスやその他の電球など印画紙焼付時の照明器具。 | |
ライトボックス | 引伸機の引伸ばし用電球の入っている部分 | |
ライフ | アメリカの写真グラフ誌、タイムス社が1936年創刊。1972年廃刊。 | |
ライントーンプロセス(line-tone process) | 普通の濃淡の豊な画像とは異なりハイコントラストで輪郭を強調した画像表現。 | |
ラインライト | 半逆光等で撮影すると被写体の形状に沿って明るい光が線状に入ること。 | |
裸眼 | めがね等をつけずに、眼そのままで見る事。 | |
ラグペーパー rag paper |
「無酸紙」参照。手作り写真用紙に最適。 | |
ラジアン | 角度を表す単位。円の360°は2πラジアンに相当する(1ラジアン≒57.296°)。 | |
ラジオコントロール | 電波を利用したリモートコントロール。 | |
ラッシュ | カラーネガフィルム1本分又は6コマをスライド用のカラーフィルムにプリントしたもの。 | |
ラ・ソシエテ・ヘリオグラフィック | 1851設立のフランスの写真協会。 | |
ラチチュード (latitude) | 写真撮影に適した露出の許容範囲。ラチチュード=全露出量/被写体コントラスト で表し、ネガで10?EV、ポジで5?EV程度であるが、この値はなんとか写る範囲であり、きれいに写る範囲としては ネガ:F8でー2段、+3段、ポジ:-2、+1 ? | |
ラチチュードの差が大きい被写体 | ネガフィルムのラチチュードは大きいのでポジよりもネガを使った方が良い。 | |
ラチチュード露出寛容度のちがい(ネガとポジ) | 撮影後の印画紙現像での調整。 | |
ラックピニオン(rack-and-pinion) | 平板の歯車のラックに沿って動く小さな丸い外形の歯車(外周に歯型が切ってある)の組み合わせ。蛇腹式のカメラ等でレンズの前後移動に使われる。 | |
ラピッドカメラ Rapid camera |
ドイツのアグファゲバルト社が発表したフィルム簡易装填型のカメラ。 | |
ラピッドセレニウム調色 | セレニウム調色の一種。 | |
ラピッドフィクサー | 迅速酸性硬膜定着液。「迅速硬膜定着液」参照。 | |
ラボ | ラボラトリーの略。一般に現像所のことを言う。 | |
ラミネート | 表面保護材。 | |
ラメラ | 16mm小型探偵カメラ(1959)。日本製。トランジスタラジオにカメラ埋め込み。 | |
ランドカメラ | 「ポラロイドカメラ」参照。 | |
ランニング液(running solution) | 現像時の処理液の劣化疲労を考え補充液を加えながら現像する処理液。 | |
ランプゲージ(lamp gauge) | スポットライト等の前面に取り付けられたディフューザをセットする部分。 |
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ランプハウス | 印画使用引伸機の露光のための光源のある場所。 | |
リアコンバーター | カメラのボディとレンズの間に入れて焦点距離を長くするための補助レンズ。 | |
リアポジション | 真後ろの位置から被写体に当てる光。 | |
リコー | 理研光学㈱の略称。 | |
リコーGR1 | リコーの35mmコンパクトカメラ(1996)。28mmレンズ付き。 | |
リコーオートショット | リコーの35mmカメラ(1964)。セレン光電池による自動露出機構とゼンマイによる自動巻上げ機構を持つレンズ35mmF2.8の理研光学製のカメラ。 |
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リコーオートハーフ | リコーの35mmmハーフサイズカメラ(1962)。 | |
リコーテレカ240 | リコーのカメラ(1960)。 | |
リコーフレックス | リコーの二眼レフカメラ(1950)。 | |
リコレット | 35mmレンジファインダー式カメラ(1950)。 | |
リコーワイド2.4 | リコーの35mmカメラ(1960)。ワイドレンズ35mm付き。 | |
リサイクルタイム(recycling time) | ストロボが発行した後、次に発光が可能になるまでの時間。 | |
リスフィルム lith film | シートの印刷製版用フィルム。 | |
リスプリント Lith Printing Lith Developer |
露光オーバーの印画紙を薄い濃度の現像液で長い時間かけて現像焼付したもの。黄みを帯びた画像に仕上がる。 | |
理想色 | 撮影者が良いと考えている色。例えばベルビアの緑発色は一般人における理想の色であり,真実に近い色ではないがその鮮やかさに喜ばれる。 | |
リーダーの濃度 | フィルムのリーダーの濃度が2.0が適正といえる。 | |
リーダーペーパー | ブローニーフィルムの先端の紙 | |
リチウム電池 | 急激に電池が弱くなるので注意。 | |
立体写真 (stereoscopic photography) |
同じ被写体をふたつの位置から撮影し、別々に片眼でその写真を見て立体的にみえるようにしたもの。 |
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立体プリント (3D print) | 3眼のカメラで写した3つのネガを印画紙の上に貼った凸状の画面にプリントし立体的に見えるプリント方法。 | |
リトラクタブルストロボ (retractable strobo) |
使用時には持ち上がり、未使用時には引きこますことができるペンタプリズムの上部に取り付けられたカメラのストロボ。ペンタックスカメラに初めて採用された。 | |
リニアフォーカスフィルター | レンズの向きを逆にしてマウント側でないフィルター側をカメラに取付ける方法。これで ? になる。 | |
リネン紙 | 「ラグペーパー」参照。 | |
リバーサルカラーの現像処理 | 外式と内式がある。外式はコダックのみ。内式は当初変色すると言われたが改良され現在は外式と遜色なし。 | |
リバーサルカラーのラチチュード | ±0.5EV | |
リバーサルフィルム | フィルムにしたとき被写体と同じ色(反転しないで)が写るフィルム(陽画)。「スライド」,「ポジ」とも言う。 | |
リバーサルフィルムのプリント | 「ポジフィルムのプリント」参照。 | |
リバーサルプリント | 「ポジフィルムのプリント」参照。 | |
リバースアダプター | レンズの前後を逆さまに取付けるための道具。 | |
リバース技法 | カメラにレンズを前後逆に取り付けることで更にせっしゃができる方法。 | |
リバースリング | レンズを逆に取付ける道具。 | |
リフレクターランプ | 「フォトリフレクターランプ」参照。 | |
リモコン撮影 | 「リモートコントロール撮影」参照。 | |
リモートコード | シャッターを遠隔で押すためのコード(1m等)で先端をカメラに取り付ける。カメラ振れを防げる。 | |
リモートコントロール撮影 (remote-control shot) |
カメラから離れた場所から遠隔制御で撮影すること。 | |
リモートスイッチ | 離れた位置からシャッター等を操作(押す)することのできるスイッチ。線があるものと無線のものがある。 | |
リムポジション | 光を斜め後方から被写体に当てる位置。 | |
硫化セピア調色 | 「硫化調色」参照。 | |
硫化ソーダ | 「硫化ナトリウム」参照。 | |
硫化調色 sulphide toning |
セピア色に調色できる。セピア調色とも言う。 | |
硫化ナトリウム (sodium sulfide) | 化学式はNa2S。アルカリ性で腐卵臭、吸湿性あり。コダックST-1残留銀試験液等に利用。 | |
硫酸 (sulfuric acid) | 水溶液は無色で強酸性を示す液体。酸化剤として漂白液として利用。 | |
硫酸N-メチル・Pーアミノフェノール | 「メトール」参照。 | |
硫酸ソーダ | 「硫酸ナトリウム」参照。 | |
硫酸銅 (copper sulphate) | 青色結晶。銅調色に利用。 | |
硫酸ナトリウム (sodium sulphate) | 無色の結晶。硬膜剤に利用。 | |
硫酸ニッケルアンモニウム (Nickelous ammonium) |
モノクロフィルムの高鮮鋭度現像液の薬剤の一部として使用。 | |
粒子 | 銀塩写真を拡大すると細かい点から構成されている。この一つ一つの点が粒子で、その大きさは不揃いである(デジタル写真の画像ではほぼ一定)。 | |
粒状性(Granularity) | できた写真の感覚的なものである。現像では現像液内の亜硫酸塩が粒状性を良くする。 | |
粒状度を増す(モノクロ) | ガンマを増す、焼付けにより増す、露出をかけると増す、現像液を希釈すると増す。 | |
両溝式現像タンク (double-groove developing tank) |
中枠の上下に渦巻き状の溝がけられ上下の溝でフィルムを安定して保持できるフィルム現像用タンク。 | |
旅行写真 | 一般的に旅の思い出や記録を目的に撮影するための写真。コンテストや芸術性を目的としたものと異なる。 | |
リール (reel) | フィルム現像をするときフィルムを巻きつける円筒の金物。リールにフィルムを差し込む時、フィルムの先端を直角にハサミで切ることがこつ。巻き終えたら最後はパトローネ部付近でフィルムをハサミで切断する。最後に現像タンクに挿入して、蓋をする、蓋が現像時に撹拌する時外れないようにtンクと蓋を軽くパーマセルテープ等で貼りつけておくとよい。「現像タンク」参照。 | |
リングストロボ | ストロボの発光部をリング状にしたものでレンズの外周にかぶせ影のない撮影をする。 | |
リングフラッシュ(ring flash) | 「リングストロボ」参照。 | |
リングボケ | 反射鏡レンズで起きるドーナッツ状のボケ。光の方へレンズを向けると発生しやすい。 | |
リングライト | 接写写真用ストロボでレンズの前に付けて周囲全体から被写体に光が当るので柔らかな光源となる。 | |
臨場感を表現 | 画面の外に飛び出すように広角レンズでディフォルメーションを利用するなど。 | |
臨床写真 | 医学写真の一種で臨床の目的で可視光線やX線等で撮影された写真。 | |
輪帯 | 「ゾーン」参照。 | |
ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール Louis Jacque Mande Daguerre |
1789フランス,パリ誕生-1851。まだ現像と言う概念がなく光を当ててそのまま画像を出そうというところにポイントがおかれたが1837年には定着までのプロセスを完成させた。ダゲールが現代写真術の発明者であるといわれるのはエーダー博士の「ダゲールがカメラのなかで沃化銀板上に短時間露光を与え,それを現像することを発明した」との言葉もある。 | |
ルック | アメリカの写真誌。1937年創刊。 | |
ルネ・マグリッド | 写真家。 日常の時間をずらす写真を撮影。タバコのパイプ1つの写真の中に「これはパイプではない」との 文言を載せた。(写真なので本当のパイプではないので) |
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ルーペ | 主に写真(フィルム)を拡大して見る道具。倍率は5~7倍程度で口径の大きいものが写真全体が観察できるので便利。部分的に詳細を拡大するときは更に高倍率のものを使用する。 | |
ルポルタージュ型組写真 | 作者の作為を加えないでありのままを写す。報道写真の組写真はルポルタージュ型が多い。 | |
ルポルタージュフォト (reportage photography) |
広くは報道写真の意味、出来事を複数枚の写真で構成し全体像をわかりやすくする表現方法による写真。 | |
ルミノグラム | 物理的な曲線のペンヂュラムと異なり人が手で光を動かしたものなどの光跡写真。 | |
冷黒調(cold black tone) | 印画紙の色合いで黒にやや青みがかかった色調。 | |
レオタックス | 35mmカメラ(1940)、フォーカルプレーンシャッター式透視。日本製。昭和光学精機。ライカ模擬。 | |
レオタックスF | 35mmカメラ(1954)。日本製。ライカ模擬。 | |
レオタックスG | 35mmカメラ(1959)。日本製。ライカ模擬。35、50、100mmのパララックス矯正式ブライトフレーム装備。 | |
レコーディングフィルム recording film | 粒状性や解像力を犠牲にしてISO1000程度に感度を高めた超高感度フィルム。 | |
レコードカメラ Record Camera |
小西六本店のレンズシャッター式ボックスカメラ(1926)、裏紙付35mmフィルム、22x32mm。 | |
レタッチ(retouch) | 現像したフィルムや焼き付けた印画紙の一部を修正すること。フィルムには修正用の特殊鉛筆、印画紙用にはスポッティング液を刷毛でスポッティング。 | |
レタッチングカラー | カラープリントの修正用のインク。RGMOYCB(ブルー,ブラック,ニュートラルブラック)の9種類の色を混ぜ合わせて使用する。 | |
レジンコート紙 | 印画紙に水が染み込まないように特殊な樹脂で表面を加工した印画紙(RCペーパー)。フジフィルムではウォータープルーフ(WP)と呼ぶ。 | |
レチキュレーション | 「ちりめんじわ」参照。 | |
レチナ | ドイツ・コダック社のスプリングタイプの小型カメラ(1934)。 | |
レッドエンハンサーフィルター | 赤を強調するためのフィルター。紅葉や夕焼け等をより一層赤色に近づける。(ケンコー:No.0.5,No.1,No.2 番号が増すほど濃くなる) | |
レディランプ | 自動調光ストロボ(一眼レフ)の充電確認用 | |
レトロフォーカスタイプ retrofocus type |
カメラ内部でミラーが作動する一眼レフには一般の広角レンズはバックフォーカスが短いため使えない。そのため、レンズの前面に凹レンズ系をおき、バックフォーカスを長くしたレンズ。 | |
レフ板 | 逆光で撮影する場合などで被写体が影になるので光を反射させて被写体を明るくするための反射板。銀紙や金色の紙や板に反射しやすい銀色の塗料等塗ったものなどがある。 | |
レフレックスカメラ | レンズからの被写体像を45°に傾斜させたミラーに反射させて上方のピントグラスでピント合わせをするカメラ。 | |
レフレックスレンズ | 「ミラーレンズ」参照。 | |
レベル(level meter) | 「水準器」参照。 | |
レベルポジション | 被写体に当てる光の高さ位置がカメラの高さと同じ位置。 | |
レボルビングバック(revolving back) | 大型カメラ等でカメラのボディを縦横変えるのが難しい場合、フィルムやピントを合わせる板だけを回転させる機構。カメラでは横画像でもレボルビングバックを回転させ縦画像の撮影ができる。 | |
レリーズ | カメラのシャッターを押すための道具。ケーブルがついているものはシャッターボタンから離れたところでもシャッターを押すことができる。レンズの語源はラテン語のLinse(豆)に発していると言われている,豆のような形をしているからかどうか。レンズは紀元前1000年の昔に崩壊したと言われているニネヴェ市の廃墟から発見されている。 | |
レリーフフォト | 一部が浮き上がったような感じの画像表現。同じ画像のネガフィルムとポジフィルムを多少ずらして焼きつけることで影のようなものができ浮き上がった感じになる。 | |
連作写真 (series photography) | あるテーマについて連続的に撮影し表現する写真や連続して定期刊行紙に掲載する写真。 | |
レンジファインダーカメラ | 距離計付カメラ。レンズの焦点距離が長いと合焦しにくい。近距離では視差が生じる。 | |
連写 | シャッターボタンを押して入るだけ連続して撮影できること。モーター駆動のフィルム巻き上げ機構をもつカメラにある機能。動いている物を連続して撮りたい場合に使う。 | |
レンズ | 被写体をフィルム面に結像させる働きをもつ光学機器。レンズ移動でピントの調節ができる。絞りを組み込んで明るさを調節できる。写真用レンズには①撮影用、②引伸し用のレンズがある。レンズの焦点距離で分類し、(超広角)、広角、標準、(近望遠)、望遠、(超望遠)などがある。 | |
レンズ画角 | 対角線の画角でレンズの画角を表わす。レンズが画面に写し出す被写体の範囲。大型カメラから小型カメラでは焦点距離は異なるが標準レンズの画角はおよそ50°である。 | |
レンズ画角と焦点距離 (35mmカメラの例) |
画角(対角線)と焦点距離の一例;28mmレンズ(75°)、50mmレンズ(46°)、100mmレンズ(24°)、200mmレンズ(12°) | |
レンズクロス | レンズについた汚れを落としたりふき取るための布(ミクロの繊維等でできている)。 | |
レンズ効果 | レンズの選択は遠近感で選ぶ。狭い部屋:広角で写せば奥行きが出る。広角:遠近感が強まる。望遠:遠近感は弱いが背景を引付け圧縮効果が出る。、空気感。 | |
レンズ交換式カメラ | カメラのレンズを交換できるタイプのカメラ。レンズマウントが合わないとレンズはカメラに取り付けられない。コンパクトカメラにはレンズ交換ができないものが多い。 | |
レンズ口径 | レンズの有効直径。「絞りとレンズ口径、焦点距離の関係」 | |
レンズコーティング | 光学ガラスを通過する光の波長を平均化したり、ガラス表面の反射を抑えて透過光量を増すためにレンズの表面に施される薄い膜。 | |
レンズ座板 | 「座板」参照。 | |
レンズシャッター(leaf shutter) | レンズの内部にシャッター機構を持っているもの。シャッター羽根が機械的に開閉する。シャッター速度は一般に1/500秒まで。 | |
レンズシャッターの効率 | 効率=(有効ロl出時間/全露出時間)x100% レンズのシャッターの開き始めてから完全に開くまでの時間が関係する。 | |
レンズ着脱ボタン | カメラからレンズを取外せるようにするためのボタン。 | |
レンズ付カメラ | 「使い捨てカメラ」が差別語となり「レンズ付カメラ」と呼び方が変更になった。 | |
レンズ取外しボタン | 「レンズ着脱ボタン」参照。 | |
レンズの明るさ | レンズ口径以外にもレンズの光の吸収及び反射にも影響される。 | |
レンズの明るさの不均一 | ①レンズの映像は周辺に比べて光軸近くが明るい、光軸に平行な光と斜めの入射光によるレンズの口径差による。②レンズが小口径、斜高束だと光の透過口径は小さくなる。③斜高束は焦点を結ぶ距離が大きくなる。④斜高束は感光面に直角に投射せず、反射が大きくなる。⑤口径に対して鏡胴が長いと射光束が鏡胴で遮えぎられる。 | |
レンズのカビ | レンズを高温多湿の場所に置くとカビが生えやすい。カビがレンズ内部に生えるとレンズ性能が極端に悪くなる。カメラ専用の保管庫に保管するのがよい。 | |
レンズの簡単な試験 | オプチカルベンチなどの装置で行うが一般の写真家はその装置は持っていないので簡単な試験方法としては、円や直線を描いたボードを用意し①カメラにレンズを取り付けた状態で絞りをいろいろ変えて撮影し正しく写るか、②ズームレンズの場合は焦点距離を変えて撮影して正しく写っているか調べる。 | |
レンズの公式 | 1/P+1/Q=1/f ここに、P;被写体からレンズ中心までの距離、Q;レンズ中心からフィルムまでの距離、f;焦点距離 なお、組合せた厚いレンズではP,Qの基準点が変わる。 |
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レンズの視覚効果 | 肉眼のほぼ標準の視覚である約50°に対する標準レンズとは異な、焦点距離の違いにより異なった視覚が得られること。 | |
レンズの制作 | 光学ガラスでレンズを作るときは、必要な大きさに切断後金剛砂(又はカーボランダム)で荒削りとして大体の形に仕上げる、更に砂かけとして細かい砂ですり、精磨としてベンガラ等で磨く、研磨された面をニュートンリングを使って数mμの程度まで検査し、両面の研磨が終わったら周囲を砥石でこすり芯とりする。これに真空蒸着で反射防止膜を付けコーティングする、その後鏡筒に組込む。製品として出来上がったものは必要な検査(焦点距離、偏心、収差、明るさ、フレア、ケラレ等)後出荷される。 | |
レンズのフィルター径 | レンズに取付けられるフィルターの直径(ネジ山)をmm単位で表示する。「フィルター径」参考。 | |
レンズフード(レンズフッド゙) | 「フード」参照 | |
レンズボード(lensboard) | 「前板」参照。 | |
レンズマウント(lens mount) | カメラとレンズを接続するためのボディ側の器具。昔は何回転もしてネジで回して取付けるスクリューマウントもあったが半回転以下のバヨネット式が主流になった。 | |
レントゲン写真 | 「X線写真」参照。 | |
レンブラントVG2 | 富士写真のモノクロバライタ印画紙。フィルターを使わないで2号。00~05のフィルターが使える。多諧調紙。 | |
レンブラントVG3 | 富士写真のモノクロバライタ印画紙。フィルターを使わないで3号。00~05のフィルターが使える。多諧調紙。 | |
レンブラントライト | 後方からの斜光線で立体感を出すのに効果的。 | |
レンズボード | レンズを取付ける台。大型のカメラではレンズにレンズボードが取付けられ,レンズボードをカメラに取付ける。 | |
連続撮影 | 「連写」参照。 | |
連続スペクトル | ある波長範囲にわたって連続的に分布したスペクトル。光源としては太陽光やタングステン電球などの光。 | |
ローアングル (low angle) | 下から上を覗き込んで撮影する。上すぼまりになる。下から人の顔を撮影すると鼻が高く見え、力強さ、堂々、尊敬の表現になる。対象語:ハイアングル | |
ローキー ローキートーン |
被写体の基調が黒(暗い)。対語:ハイキー | |
ロクロク判カメラ | 「6x6判スプリングカメラ」、「6x6判一眼レフカメラ」参照。 | |
ロケーション・ハンティング | 予め撮影場所の状態を観察すること。 | |
ロケ・ハン | ロケーション・ハンティングの略。 | |
露光 exposure |
「露出」参照。 | |
露光オーバー | フィルム又は印画紙に必要以上に光を当てること又は当てられたもの。 | |
露光域 | 印画紙の露光できる幅 | |
露光過度 | 「露光オーバー」参照。 | |
露光間ズーミング | 望遠側にズーミングすると被写体が手前に迫ってくるように写り,広角側にズーミングすると中央に向かって遠ざかるように写る。 | |
露光指数(EI) exposure index |
露出を算出したり露出計をセットする基準になる指数。JISやASA感度の露出指数が使われていたが1981年からISO感度に切り替わった。 | |
露光する | 「露出」参照。 | |
露光と露出の相違 | 露光と露出を同じ意味に使う考えもあり,別な意味に使う場合もある。「露光」は一般的に光(放射線を含む)を作用させることに使用し、「露出」はF8で1/125秒で「露出」すると言うようにカメラでexposureする場合に「露出」という語を用いる。英語では区別をしていない。 | |
露光倍数 | 「補正係数」参照。 | |
露光ラチチュード | 「露光域」参照。 | |
ローコントラスト(low contrast) | 画像の明暗比がすくない状態。主に撮影表現上で利用することが多い。写しだされた画像に対して使う場合と被写体に対しても使う場合がある。 | |
ロー・コントラストNo.1 | 画面のコントラストを適度に弱めるフィルター(ケンコー)。 | |
ロジナール | アウトグファ・ゲバルトの高解像力高濃縮現像液。モノクロフィルム用高鮮鋭現像液。シャープさを出すためのフィルム現像液に使われる。 | |
露出 | 光をフィルムに当てること。「露光」「露光する」「露出する」とも言う。露出とはフィルム面の単位面積当たりに1秒間に当たる光のエネルギーと光が当たっている時間の積のことである。フィルムに当る光の加減を調節(絞りとシャッター速度)できる。光に晒すところから露出の名がでた。露出値を表示する記号にはASA,ISO,DINなどがあったがISOに統一(DINも併記)されてきている。ISO100のフィルムで5mで撮影した,ISO400では同じ露出では10mで撮影できるのと同等。露出の語源は不明だが「肌を露出する(光にさらす,透けて見える)」ことから,肌を露出し光に当たるのでカメラでシャッターを押すことで光が当たり丁度衣服を剥いで肌に光が当たることと同じことからその名前がついたものと思われる。 | |
露出アンダー | 「アンダー露出」参照。 | |
露出オーバー | 「露光オーバー」参照。 | |
露出過度 | 「露光オーバー」参照。 | |
露出間ズーム (zooming during exposure) |
遅いシャッター速度を使い露出中にすばやくズーミングすること。 | |
露出寛容度 | 「ラチチュード」参照。 | |
露出計 | 光の状況(強さ)を正確に測定するための計測器。メーターとも言う。より正確に測定するためには光源の明るさを測ること。 | |
露出計数 | 「露出倍数」参照。 | |
露出計の型式 | 入射光式と反射光式がある。 | |
露出計メーカー | コニカミノルタ、ゴッシェン | |
露出指数 | 「露光指数」参照。 |
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露出する | 「露光」参照。 | |
露出時間 | 光源の明るさ、色相、被写体のコントラスト、レンズの明るさ、感光材の全感度及び感色度等に左右されると言われる。B.Schiltze-Numburugは次のように表した。露出時間=Cx(被写体コントラスト)/(照度) | |
露出測定 | 被写体の明るさを測定するために露出計を使用する。一眼レフカメラではレンズを通した光を測定(反射光式露出計)しているので、レンズにフィルターを使用しても正しい露出値が測定できる(但し、反射光式露出計であるので被写体反射率を考慮する必要がある)。 | |
露出値 (exposure value,EV) | レンズを通過する光量の能力を示す値。絞りとシャッター速度の組合せできまる。 | |
露出の目安 | ①フィルムの箱に太陽光は絞り8で1/100等の記入がしてあり人間の眼の感覚で決めていた。②順光(太陽)で絞り11(f11)のときにシャッター速度は1/ISO感度(例、ISO100フィルムなら1/100秒、ISO400フィルムなら1/400秒) | |
露出倍数 (exposure factor) | 中間リングやベローズ等を使用して、レンズを伸ばしてつかうとフィルムに到達する光量は低下する、そのため絞りを開いたり、シャッター速度を遅くしたりするときに使う比率(係数)。露出倍数={[(中間リングの厚さ)/(レンズの焦点距離)]+1}の2乗 | |
露出表示 | 露出値や露出値表示±2EV等でバー表示等で示す。 | |
露出不足(underexposure) | 露光する時間が足りないこと又はその結果出来上がったもの。 | |
露出補正(exposure compensation) | ①自然光の補正のこと。ストロボ光の補正は調光補正。 ②撮影時の露出補正:反射光式露出計を使用した場合又は撮影者の意図に合わないときに露出を変えたい場合等測定した露出に対して上下に露出値を振って撮影すること。 ③反射光式露出計では標準反射率(18%灰色)のものを基準に測光しているので、白いものは反射率が大きく、黒いものは反射率が少ないので補正が必要である。例:明るい雪景色(+2EV)、黒い衣服(-1EV)等。 ④補正量の最小単位、市販カメラは1/2又は1/3EV |
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露出補正ボタン | カメラがきめた露出値を自由に変更できるボタン(道具)。 | |
ロータリーシャッター(rotary shutter) | フォーカルプレーンシャッターの変形で切り欠きのある円板状の板を回転させたシャッター(オロンパスペンFで適用)。 | |
ロータリーチューブ処理 | フィルム現像処理方法の一種。 | |
ロート (funnel) | 薬液をビン等に注ぐときに薬液がこぼれないようにするための円錐状の器具。 | |
ロボットカメラ (Robot camera) | ドイツのロボット写真電気会社のスプリングモーター式35mmカメラ。 | |
ロモグラフィー→Lomography 参照。 | ー | |
ローライ→ROLLEI (一部参照) | ー | |
ローライ社 (Rollei Werke & Heidecke KG) |
ドイツのカメラメーカー(1921年創立)。二眼レフの元祖。 | |
ロラーブラインドシャッター (roller brind shutter) |
「ソルトンシャッター」参照。 | |
ロールフィルム | フィルムを巻取り式にすることで持ち運びを容易にした。イーストマン・コダック社の発明。ロールフィルムには135タイプ(35mm)のものとブローニーフィルム(6cm)がある。 | |
ロールライト | 大橋光機製作所製のレンズシャッター式二眼レフカメラ(1937)。120フィルム、画面サイズ;45x60mm。 | |
ロングショット (long shot) | 風景を撮影する手法で雰囲気、状況を描写するためカメラを遠く離すか、広角レンズを使う方法。 | |
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歪曲収差 | 画像が歪んで写る(直線が曲がって写る)収差。像の鮮明さには関係ないので写真としてはぼけていない。ズームレンズは広角側でたる型(マイナス)、陣笠形ともいう。望遠側で糸巻き型(プラス)の歪曲収差が出る。非対象形レンズに生じやすい。絞り込んでも改善されない。 | |
ワイ写真 | 「ポルノグラフィー」参照。 | |
ワイド | 広い範囲の意味。 | |
ワイドアダプター(wide-angle adapter) | ストロボの照射角を広げるための発光面に取り付けた拡散板。 |
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ワイド感 | 広い範囲まで画面に入っているように見せること。 | |
ワイド四切(ワイドヨツ) | 印画紙サイズ。幅は四切で長さのみ35mmフィルム(135タイプ)の2:3の比にあわせたもの。25.4mmx36.8mm(10x4.5インチ)。 | |
ワイドラックス | パノラマ式35mmカメラ(1959)。日本製。 | |
ワイドラックス1500 | 120フィルム使用のパノラマ式カメラ(1985)。日本製。 | |
ワイパー | 印画紙の乾燥前の水切り用に印画紙面上を滑らせて余分な水を除くために使用する。 | |
ワイヤレスコントローラー | シャッターを遠隔する器具。 | |
ワイヤレスシンクロ | 一眼レフ用ストロボでシンクロコードを使わずスレーブによる複数ストロボの同時発光。 | |
ワイヤレス増灯装置(slave unit) | 光に反応する半導体を受光素子としたストロボ用の増灯装置。 | |
ワーキングディスタンス (working distance) |
被写体とレンズ先端までの距離。
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ワークショップ (work shop) | 自主的に検討・議論を行う等の写真研究の場。 | |
ワークディスタンス | 「ワーキングディスタンス」参照。 | |
ワゴーフレックス WAGOFLEX |
ワルツ商会の120フィルム(画面サイズ60x60mm)を使用する二眼レフカメラ(1952)。 | |
和服写真 | 左前のエリは「死に装束」と言われ、嫌われている。 | |
湾曲(結像面の) | 単レンズでは平行光の焦点を連ねた面である結像面が平面ではなくずれて球面になる。 | |
湾曲収差の補正 | 非点収差を補正して、同時に像面を平面化(屈折率の異なるレンズの組合せ等)する。 | |
ワンショットカメラ one-shot color camera |
3色のフィルターで分解した光を3枚の白黒フィルムを使って映像化する印刷会社等で使用するカラー製版用カメラ。 | |
ワンダートリック | シャッターを押すとねずみが飛び出す仕掛けのカメラ(1950?)。 | |
ワンテン | 16mm幅のロールフィルム。撮影画面は13x17mm。 |